【鬼滅の刃】陸ノ型・ねじれ渦はどんな技?炭治郎の使う水の呼吸を徹底調査
『鬼滅の刃』の水の呼吸の型の一つである陸ノ型・ねじれ渦は作中の描写からインパクトのある技になっています。そんな『鬼滅の刃』の陸ノ型・ねじれ渦を含めて主人公の竃門炭治郎が使う水の呼吸やその他の使い手についてまとめていきます。
【鬼滅の刃】陸ノ型・ねじれ渦を紹介
『鬼滅の刃』で鬼殺隊が使う技となる呼吸や型には様々な種類があり、主人公の竈門炭治郎は水の呼吸と日の呼吸を使用しています。その中でも水の呼吸の技として印象深い陸ノ型・ねじれ渦について、まずは見ていきましょう。
陸ノ型・ねじれ渦の強さや特徴
水の呼吸の一つである陸ノ型・ねじれ渦は体を捻ってから戻す反動によって回転しながら相手を斬る技です。水中で発動すると威力が上がる技ですが、地上でも広範囲を巻き込みながら斬りつけられます。ねじれ渦を初めて使用したのは炭治郎が初めての任務で戦った沼鬼戦で、この時は相手が作り出した沼の空間で放っています。
応用型のねじれ渦・流流とは
ねじれ渦には同じく水の呼吸の一つである参ノ型・流流舞いと組み合わせた応用技として、ねじれ渦・流流があります。この技は攻撃と回避ができる流流舞いにねじれ渦の回転を合わせることで、攻撃と回避の両方の性能を高めて斬りつけられるようになっています。
漫画『鬼滅の刃』をおさらい
『鬼滅の刃』にはねじれ渦以外にも水の呼吸の技が多数登場しています。そんな水の呼吸の技一覧を見ていく前に、原作『鬼滅の刃』について概要やあらすじをおさらいしていきましょう。
『鬼滅の刃』の概要
『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴が原作の漫画で、2016年から2020年に『週刊少年ジャンプ』へ連載されていました。読み切り作品をベースに連載が始まった本作は「鬼滅」の愛称で初期から高い人気を得ており、2019年にアニメ化されたことで一般にも広がる作品になっていきます。
『鬼滅の刃』のあらすじ
家族を鬼によって殺された主人公の竈門炭治郎は唯一生き残り鬼になってしまった妹の禰󠄀豆子を元に戻すため、鬼を狩る組織の鬼殺隊へ入隊します。その過程で修行を積みながら炭治郎は成長していくと同時に、仲間や頼れる存在と出会いながら鬼の頂点たる鬼舞辻󠄀無惨達と戦っていきます。
水の呼吸の型の種類や必殺技一覧
ここではねじれ渦以外の水の呼吸について、他の型を一覧で技を紹介していきます。他の技も水の流れのように放つものが多くなっています。
水の呼吸壱ノ型「水面斬り」
水の呼吸の技一覧1つ目は壱ノ型・水面斬り(みなもぎり)です。腕を交差させて構えた後、水平に斬りつける技で、水の呼吸の中でも基本となる技になっています。
水の呼吸弐ノ型「水車」
水の呼吸の技一覧2つ目は弐ノ型・水車(みずぐるま)です。体全体を縦回転させて水車のような動きで相手を斬りつけます。広範囲への攻撃が可能であることから大型の敵に当てたり、回転しながら移動したりできる技です。また、派生技として回転を横にした横水車という応用技もあします。
水の呼吸参ノ型「流流舞い」
水の呼吸の技一覧3つ目は先にも紹介した参ノ型・流流舞い(りゅうりゅうまい)です。水が流れるように移動しながら相手を斬りつける技であり、回避もできることから複数の相手でも立ち回れます。
水の呼吸肆ノ型「打ち潮」
水の呼吸の技一覧4つ目は肆ノ型・打ち潮です。潮が打ち寄せるように相手への斬撃を繰り返す技であり、鬼の顎を斬り落とすために使いやすいことから『鬼滅の刃』の作中でも多用されています。
水の呼吸伍ノ型「干天の慈雨」
水の呼吸の技一覧5つ目は伍ノ型・干天の慈雨(かんてんのじう)です。攻撃速度は遅いですが、苦痛を与えずに相手を斬る技になっています。鬼が自ら首を差し出した時のみ使う慈悲の剣撃であり、『鬼滅の刃』の作中では母蜘蛛に対して炭治郎が使っています。
水の呼吸漆ノ型「雫波紋突き」
水の呼吸の技一覧6つ目は漆ノ型・雫波紋突き(しずくはもんづき)です。水の呼吸の中で唯一の突き技であり、水面に雫が落ちてできる波紋のような衝撃が広がります。鬼を仕留めるためには顎を落とす必要がありますが、突きの速度が速いことから相手をけん制できる技です。また、応用技として雫波紋突き・曲があり、こちらは弧を描くように突きを入れる技になっています。
水の呼吸捌ノ型「滝壺」
水の呼吸の技一覧7つ目は捌ノ型・滝壷(たきつぼ)です。跳躍しながら日輪刀を振り下ろすことで威力を高めて斬りつけられる技になっており、滝のように出る衝撃は周囲にも広がります。
水の呼吸玖ノ型「水流飛沫・乱」
水の呼吸の技一覧8つ目は玖ノ型・水流飛沫・乱(すいりゅうしぶき・らん)です。地面に付く時間や範囲を最小限に留めながら水飛沫が上がるように飛び跳ねることで、相手の懐へ近づける技になっています。
水の呼吸拾ノ型「生生流転」
水の呼吸の技一覧9つ目は拾ノ型・生生流転(せいせいるいてん)です。日輪刀を激しく回転させながら連撃していき、回転数が増える度に攻撃力も増していく技になっています。通常の水の呼吸では最後の型であり、最強の技です。
水の呼吸拾壱ノ型「凪」
水の呼吸の技一覧11つ目は拾壱ノ型・凪(なぎ)です。間合いに入る相手に対応する技であり、目に見えないほど早い斬撃は攻撃を防ぎつつ、斬りつけることで相手を無力化します。
冨岡義勇だけのオリジナル技
水の呼吸において基本となる型は拾ノ型までですが、拾壱ノ型・凪は水柱の冨岡義勇が水の呼吸を極めたことで編み出せたオリジナル技です。そのため、『鬼滅の刃』の作中では他のキャラも使えません。
水の呼吸の特徴や使い手一覧
ねじれ渦を使った炭治郎以外にも独自の型を編み出した冨岡義勇を始め水の呼吸の使い手は複数います。そんな水の呼吸の概要と使い手について見ていきましょう。
水の呼吸とは
水の呼吸とは、全集中の呼吸の一つであり、様々な流派がある呼吸の中でも五大流派に分類されています。その歴史は炎の呼吸と同等に古く、鬼殺隊が組織されて以降はいずれの時代も水柱が存在していました。
水の呼吸の特徴
水の呼吸は特徴として多くの技が基礎的な剣術を元にして作られていることから、鬼殺隊に入隊したばかりの隊士が使用しやすい型になっています。日輪刀が青色に染まった場合は適正が高くなり、使用時には水流や水飛沫といった衝撃が走ります。
水の呼吸の使い手一覧
水の呼吸は古い歴史と使いやすい型になっていますが、しっかりとした技として成立させるには技術や鍛錬が必要です。そんな水の呼吸を身に付けている炭治郎以外のキャラを紹介します。
鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)
鱗滝左近次は鬼殺隊の隊士を鍛錬させる育手(そだて)であり、かつての水柱だった人物です。『鬼滅の刃』の作中では義勇や炭治郎の師匠にあたり、過去の立場からも水の呼吸の使い手として相当な実力を持っていることが窺えます。
冨岡義勇(とみおかぎゆう)
冨岡義勇は『鬼滅の刃』の作中における時代で鬼殺隊の水柱を務める人物です。先の通り独自の型を編み出せるほど、水の呼吸の使い手としては凄腕で、その実力は始まりの剣士の域に達しているとも言われます。
錆兎(さびと)
錆兎は鱗滝の元で修行を受ける炭治郎の前に現れた人物で、実際は既に死亡していた鱗滝の弟子の一人です。義勇と同時期に鱗滝へ弟子入りしており、水の呼吸の使い手としては義勇を含めた当時の他の弟子達と比べて頭一つ抜き出ているものでした。しかし、最終選別で手鬼に殺されてしまいます。
真菰(まこも)
真菰は錆兎と共に炭治郎の前に現れた少女で、同じく既に死亡していた鱗滝の弟子の一人です。そのことから水の呼吸の修行を積んだ使い手でありますが、最終選別で手鬼に殺されてしまいます。
村田(むらた)
村田は鬼殺隊の隊士の一人で、水の呼吸の使い手です。しかし、呼吸法が未熟であるためか、青色になるはずの日輪刀は染まっておらず、水の呼吸の型を使用した際も水流や水飛沫などがほぼ見えなくなっています。
神崎アオイ(かんざきあおい)
神崎アオイは胡蝶しのぶの屋敷で隊士の治療や回復訓練を行っている少女です。そんな彼女は最終選別で戦っていた際は水の呼吸を使っていましたが、その後は戦場に出ておらず、『鬼滅の刃』の作中では技を披露していません。
ねじれ渦に対する世間での評判や人気
ここでは陸ノ型・ねじれ渦の世間での評判や人気についてまとめていきます。主人公が使う型として人気がある水の呼吸ですが、その中でねじれ渦はどのような感想があるのでしょうか。
『鬼滅の刃』のねじれ渦については技としてのかっこよさを挙げている人が多くいました。受けの型である水の呼吸の中だと、回転しながら水の渦が出るねじれ渦は比較的派手な技であり、炭治郎が要所で決め技として使っていることもあってかっこいい技として評価されているようです。
ねじれ渦について、炭治郎が使う技の中で一番好きな型であるという人もいました。水の呼吸には最強技の生生流転もありますが、派生型もあるねじれ渦の方が印象に残っていることからねじれ渦の方が好きという人が一定数います。
ねじれ渦はアニメでも使用されていますが、そのねじれ渦の描写については漫画派とアニメ派で好みが分かれているようです。漫画のねじれ渦は渦を巻いている1枚絵としての迫力があり、アニメのねじれ渦は色彩が付いたことで水の流れと共に描かれる美麗な技になっています。そのような好みについての意見が出るほど、ねじれ渦はインパクトのある技になっています。
ねじれ渦は作中でもインパクトの強い技だった
『鬼滅の刃』における水の呼吸の技である陸ノ型・ねじれ渦は回転しながら斬りつける技であり、衝撃の描かれ型や応用型があることでインパクトのある技になっています。そんなねじれ渦を始めとする水の呼吸の技に注目して『鬼滅の刃』の作品を読み返したり、見返したりしてみてください。
この記事のライター
十文字猛
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