【地獄楽】ジュファ(菊花)は天仙の一人!プロフィールや桃花との関係も
『地獄楽』の天仙の一人のジュファについて考察しています。ジュファのプロフィールや双子の妹の桃花、そして蓮との関係、能力や強さ、最後はどうなったかについても解説します。更にアニメ『地獄楽』でジュファを演じた声優、ジュファに対する世間での評判も紹介しています。
目次
【地獄楽】ジュファ(菊花)は天仙の一人
『地獄楽』のジュファ(菊花)は「神仙郷(しんせんきょう)という島におり、天仙という仙人の一人です。タオ(氣)の属性は「火」です。ジュファは双子の妹のタオファ(桃花)といつも一緒にいます。天仙は自分の意思で性別を変えることができますが、ジュファ(菊花)はほとんど男性として過ごしていることが多いです。ジュファ(菊花)とタオファ(桃花)は房中宮を仕切っており、またジュファ(菊花)には心に秘めた目的があります。
菊花(ジュファ)のプロフィール
- 名前:菊花(ジュファ)
- 所属:天仙
- 特徴:男女どちらの姿になることもできる
- 声優:諏訪部順一、甲斐田裕子
地獄楽の概要
『地獄楽』は、江戸時代末期を描いた賀来ゆうじによる漫画作品です。『少年ジャンプ+』にて、2018年から2021年まで連載されました。『地獄楽』は賀来にとって2作目の連載作品であり、大人気となりました。連載が終了するタイミングでアニメ化も発表され、2023年4月からアニメ放送が開始されました。また舞台化もされており、『地獄楽』はますます注目されています。
地獄楽のあらすじ
『地獄楽』の主人公は、最強と言われた忍の画眉丸(がびまる)です。画眉丸は里を抜けたために囚われ、死罪人となってしまいました。しかし極楽浄土と言われる島から「不老不死の仙薬」を持ってくれば釈放する条件を出されます。画眉丸は愛する妻ともう一度会うために、仙薬を探しに行くことにします。しかしその島はとても危険な島です。画眉丸は無事に仙薬を持って帰ることができるのでしょうか。
【地獄楽】ジュファ(菊花)と桃花の関係や最後
『地獄楽』のジュファ(菊花)とタオファ(桃花)は、いつも一緒にいます。ここからは二人の関係について考察していきます。また二人はどうやって生まれてきたのか、ジュファ(菊花)の目的についてや二人の最後はどうなったのかについても解説します。
ジュファ(菊花)とタオファ(桃花)の関係
『地獄楽』のジュファ(菊花)とタオファ(桃花)の関係は、双子の兄と妹で天仙の一人です。天仙とは秦の始皇帝に仕えた徐福 (シューフゥ/じょふく)が、不老不死の研究をするために人と花の氣を合わせて生み出した人工生命体で、二人はいつも一緒にいます。天仙はタオ(氣)を高めるためにそれぞれが得意な修行を行うのですが、ジュファとタオファが得意なのは房中術(ぼうちゅうじゅつ)です。
ジュファ(菊花)と桃花は蓮によって生み出された?
『地獄楽』の蓮(リエン)は、ジュファ(菊花)とタオファ(桃花)と深い関係があります。蓮は天仙の中で最強であり、他の天仙とは格が違います。そして徐福が生み出した最初の天仙であり、ジュファ(菊花)とタオファ(桃花)は蓮によって生み出されています。双子として生まれたジュファ(菊花)とタオファ(桃花)は、お互いに支え合いながら修行をする日々を送っていました。
ジュファ(菊花)の真の目的
『地獄楽』のジュファ(菊花)の目的は不老不死を目指すことです。しかし真の目的は違います。真の目的はとてもシンプルで、タオファ(桃花)の笑顔を守ることです。また修行をしても不老不死になれないことに気付いてしまい、メンタルを保つために「自分達以外がおかしい」と思うことで精神を保っていました。そして優しかった性格も気性が荒く攻撃的になっています。
ジュファ(菊花)と桃花の最後は死亡した?
『地獄楽』のジュファ(菊花)とタオファ(桃花)は、亜左弔兵衛(あざちょうべい) 、桐馬(とうま)、民谷巖鉄斎(たみやがんてつさい)、山田浅ェ門付知と戦います。一度は追い詰めますが、4人が協力して戦ったことにより敗れて死亡しました。しかし死亡する瞬間、タオファ(桃花)が笑顔だったことでジュファ(菊花)は目的を果たし、安心して死ぬことができました。二人は死ぬ瞬間もお互いを思いやっていたのです。
【地獄楽】ジュファ(菊花)と桃花の強さや名前の意味
『地獄楽』のジュファ(菊花)とタオファ(桃花)は亜左弔兵衛達と戦い、彼らは苦戦し追い詰められました。ではジュファ(菊花)とタオファ(桃花)はどんな能力があり、どれほどの強さなのでしょうか。またジュファ(菊花)とタオファ(桃花)の名前の意味や、モデルとなった仏も紹介しています。
ジュファ(菊花)の強さや能力
天仙の一人であるジュファ(菊花)は、どれほどの強さなのでしょうか。ジュファ(菊花)はタオによる攻撃で敵の武器を破壊するなど、攻撃力は高いことが分かります。また驚異的な回復力もあり、倒すのは困難です。またタオファ(桃花)と合体して巨大な化け物にもなることができ、ジュファ(菊花)側にダメージを負ってもタオファ(桃花)側が戦い、その間にジュファ(菊花)は回復することができます。これは他の天仙にはない特徴です。しかも同時に丹田を攻撃しないと倒せません。
タオファ(桃花)の強さや能力
タオファ(桃花)は体の筋肉を、部分的に強くして攻撃します。また氣を飛ばすので、氣が見えない者にとっては非常に戦いにくい相手でしょう。能力は人間や木人(樹化した元人間)などの氣を吸い取って丹(仙薬)へと変える外丹花を、人間や木人に寄生させて丹を作り出すことができます。タオファ(桃花)は仙薬を求めて訪れた人間を捕らえて、丹を作っていました。
ジュファ(菊花)の名前の意味
『地獄楽』のジュファ(菊花)は、漢字の通り菊の氣(タオ)から生まれた天仙です。ジュファ(菊花)にはモデルとなった仏がおり、それは「阿閦如来(あしゅくにょらい)です。阿閦如来は「物事に動じず、迷いを乗り越え強い心を与える」仏です。病気が治ったり、減罪の功徳があると言われています。
タオファ(桃花)の名前の意味
『地獄楽』のタオファ(桃花)は、漢字の通り桃の氣から生まれた天仙です。タオファ(桃花)にもモデルがおり、それは「宝生如来(ほうしょうにょらい)」です。語源は「宝よりうまれたもの」で、すべてのものを平等に観る仏です。木人達を犠牲にしていることに心を痛めていたタオファ(桃花)は、本当は木人達も平等に扱い、大切にしたいと思っていたはずです。
【地獄楽】ジュファ(菊花)の声優
『地獄楽』のジュファ(菊花)とタオファ(桃花)の関係や、二人の人物像について考察してきましたが、ここからはジュファ(菊花)を演じた声優について解説していきます。天仙は7人いますが、アニメの『地獄楽』では何と7人とも全て二人の声優が演じています。そのことに演じた声優も驚いたそうです。そんなジュファ(菊花)を演じた声優を紹介します。
ジュファ(菊花)の声優①甲斐田裕子
『地獄楽』のジュファ(菊花)の声優一人目は、甲斐田裕子さんです。甲斐田さんは高校時代に友人に誘われ演劇部に入部し、芝居の面白さが分かって芝居の道に進みます。専門学校卒業後は賢プロダクションに合格し、勉強が足りないと思ったことから劇団シェイクスピアシアターに入団しています。甲斐田さんは『地獄楽』に出演することになり、原作を一気に読んだそうです。また「天仙は7人いるけど自分が演じるのは誰だろう」と思ったら全員だったと語っています。
甲斐田裕子のプロフィール
- 名前:甲斐田裕子(かいだゆうこ)
- 職業:声優
- 生年月日:1月14日
- 星座:やぎ座
- 血液型:O型
- 出身地:神奈川県
- 所属事務所:賢プロダクション
甲斐田裕子の主な出演作品
- 機動戦士ガンダムUC:マリーダ・クルス
- 銀魂:月詠
- 約束のネバーランド:イザベラ
- バイオハザード:クレア・レッドフィールド
- 東京マグニチュード8.0:日下部真理
- すべてがFになる THE PERFECT INSIDER:真賀田未来/真賀田四季
- SPY×FAMILY:シルヴィア・シャーウッド
ジュファ(菊花)の声優②諏訪部順一
『地獄楽』のジュファ(菊花)の声優二人目は、諏訪部順一さんです。諏訪部さんは、幼い頃から映画が好きだったそうです。大学卒業後は映画や音楽の商材を扱っていた会社に就職し、その後は俳協ボイスアクターズスタジオを経て東京俳優生活協同組合に所属しています。主にテレビ番組やCMのナレーションの仕事が多かったのですが、『テニスの王子様』跡部景吾役でブレイクしました。『地獄楽』の役どころについて「びっくりです」と語っています。
諏訪部順一のプロフィール
- 名前:諏訪部順一(すわべじゅんいち)
- 職業:声優
- 生年月日:3月29日
- 星座:おうし座
- 血液型:A型
- 出身地:東京都
- 所属事務所:東京俳優生活協同組合
諏訪部順一の主な出演作品
- テニスの王子様:跡部景吾
- 黒子のバスケ:青峰大輝
- BLEACH:グリムジョー・ジャガージャック
- Fate/stay night:アーチャー
- ユーリ!!! on ICE:ヴィクトル・ニキフォロフ
- うたの☆プリンスさまっ♪:神宮寺レン
- 文豪ストレイドッグス:織田作之助
- 呪術廻戦:両面宿儺
【地獄楽】ジュファ(菊花)に対する世間での評判や人気
『地獄楽』のジュファ(菊花)は、戦いに負けて死亡しました。ジュファ(菊花)はタオファ(桃花)の笑顔を守ることが目的だったので、最後はタオファ(桃花)が笑顔だったので、安心したことでしょう。ジュファ(菊花)についての意見をSNSから見てみると、「二人が好き」や幸せを望む声がとても多かったです。
『地獄楽』のジュファ(菊花)とタオファ(桃花)は双子で、二人はいつも一緒です。不老不死になれないことに気付いてしまい、精神的が崩壊する寸前でした。最後は戦いに敗れて死んでしまいますが、二人はようやく修行から解放されて、幸せになれたのかもしれません。
『地獄楽』のジュファ(菊花)は、タオファ(桃花)のことだけを考えていました。いくら修行をしても不老不死になることができないことに気付いていましたが、どうすることもできません。しかし自分達はおかしくないと思うこと、そして二人一緒だったから、何とか耐えることができたのでしょう。
『地獄楽』のタオファ(桃花)は、いつも笑っていました。ジュファ(菊花)はそんなタオファ(桃花)の笑顔を守ると決めていました。タオファ(桃花)が笑顔ならばどんなことでもするし、周りがどうなろうと関係ありません。死ぬ時も二人一緒で、しかもジュファ(菊花)はタオファ(桃花)の笑顔を守ることができたのでした。
【地獄楽】ジュファ(菊花)は天仙の一人だった
『地獄楽』のジュファ(菊花)は天仙の一人で、主人公の画眉丸とは敵対関係です。ジュファ(菊花)とタオファ(桃花)はいつも一緒で、不老不死になるために修行に励んでいました。しかしどんなに修行をしても不老不死になることはできないと気付き、精神が崩壊しそうになります。それを他の人がおかしいと思うことで、何とか精神を保つことができました。ジュファ(菊花)とタオファ(桃花)は戦いに敗れて死んでしまいます。しかし長い修行からようやく解放されて、タオファ(桃花)は笑顔で、ジュファ(菊花)も穏やかな顔で死ぬことができました。
この記事のライター
ささめ
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