【ハンターハンター】ツェリードニヒの能力や強さを考察!クラピカとの関係とは?
ハンターハンターにて未だ勝負の行く末が読めないカキン帝国の王位継承戦。そこにツェリードニヒが登場すると、特質系の念能力や念獣の強さを披露し読者を驚かせました。本記事ではツェリードニヒの能力や強さの理由を考察していく他、クラピカとの関係などもまとめていきます。
目次
ツェリードニヒとは?
まずはツェリードニヒが作中にてどのような立ち位置で描かれた存在なのかをプロフィールなどからまとめていきます。また、ツェリードニヒが登場し活躍するハンターハンターという作品についても概要とあらすじを見ていきます。
ツェリードニヒのプロフィール
ツェリードニヒはカキン帝国の第4王子です。年齢は容姿から推定しておよそ30~40代であり、兄弟の中では王位継承戦に積極的で持ち合わせてる能力から作中最強格ではと噂されています。表向きは穏やかな顔をしておきながら「腐ったゴミ共を一掃できる」と発言しており、内側には非常に野蛮な性格を隠しています。
ツェリードニヒとモレナの関係
カキン帝国にはマフィアの女組長であるモレナが存在しています。モレナはナスビー=ホイコーロの愛人の娘であり、ツェリードニヒたちとは異母兄弟に当たります。ですが2人は兄妹であると共に闇活動上での繋がりがあり、モレナはツェリードニヒのことをケツモチに持ち後ろ盾として彼を利用しています。
ハンターハンターの概要
ハンターハンターは冨樫義博によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。ジャンルはダークファンタジーであり、主人公ゴン=フリークスがハンターとなって仲間たちと絆を深めながら成長していく冒険活劇が描かれていると、作り込まれた世界観が多くの読者を魅了し2021年までに累計発行部数が7900万部を突破しました。
ハンターハンターのあらすじ
くじら島に住んでいた少年ゴン=フリークスはキツネグマに襲われそうになったところを青年カイトに助けられます。そのカイトからいなくなっていた父親ジンが熟練のハンターとして活躍している話を聞かされると、ゴンはいつか自分もハンターになって父と出会うことを夢見るようになりました。そうして故郷を出る日がやってきた時、ゴンの壮大で壮絶な冒険が始まるのでした。
ツェリードニヒの能力や強さ
ここからはツェリードニヒの能力や強さについてまとめていきます。ファンの間ではしばしばツェリードニヒの能力は最強ではと囁かれているそうです。そう言われるほどの強さの理由をここで明らかにしていきます。
ツェリードニヒは特質系の念能力者
6つある念能力の系統の内、ツェリードニヒの念能力は最も希少であると言われている特質系です。水見式の結果から念能力の系統が判明したわけですが、同じ特質系のネフェルピトーのものと比べて水見式に異様な変化が起きており、読者の間ではただの特質系ではないのではと話題になりました。
ツェリードニヒの念能力「刹那の10秒」
ツェリードニヒが実際に持っている念能力は『刹那の10秒』です。ハンターハンター単行本の387話にて、テータの指示に従い絶修行をしていたツェリードニヒは、目を閉じて集中力を高めるとノイズ音のようなものが聴こえて目の前に謎の映像が流れます。それが何かはすぐには分かりませんでしたが、次に目を開けた瞬間さっき見た映像と全く同じ光景が流れ始めたことで、その能力が未来を見る予知夢であると知りました。
ツェリードニヒの念能力の発動条件
ツェリードニヒの念能力は絶の発動後に視れるものだと判明しています。視れる予知夢は10秒間で、目を開けるとその予知夢を追体験することができますが、予知夢で視た10秒間は改変することが可能です。敵の動きを先読みしておき、その対策を10秒で行えることも可能というまさしく最強の念能力と言えるでしょう。
ツェリードニヒとクラピカの関係
ここからはツェリードニヒとクラピカの関係についてまとめていきます。暗黒大陸編から出てきたツェリードニヒですが、実は初期から登場しているクラピカと繋がりがありそうな描写があり、2人の関係性が仄めかされています。
クラピカのプロフィール
クラピカはゴンの仲間の1人であり、17歳ながらとても知性に溢れた頭脳明晰なキャラクターです。金髪で中性的な顔立ちをしていて、ファンの間ではしばしば性別がどちらか物議を催していました。幻影旅団によって滅ぼされたクルタ族の唯一の生き残りでもあり、同胞の仇を討つため、そして奪われた眼球を取り戻すためにハンターになっています。
ツェリードニヒは緋の目の最後の所有者だった
クラピカはクルタ族が持っていた眼球を取り戻すためにハンターになったと上述しましたが、その眼球は『緋の目』と呼ばれるものであり、それを現在所持しているのがツェリードニヒです。人体収集という奇妙な趣味をしていたツェリードニヒは、ミイラなどの収集に飽きると人の死体に目をつけ緋の目を手に入れたとされています。
ツェリードニヒはクラピカのターゲット?
ツェリードニヒとクラピカは作中でまだ一度も出会っていませんが、緋の目の存在によって因縁の敵という関係になっています。また、ツェリードニヒの守護霊獣にはクラピカの幼馴染であるパイロの存在も匂わされており、今後の物語の流れを左右するほど深い関わりがありそうです。
ツェリードニヒの守護霊獣・念獣
ここからはツェリードニヒの守護霊獣・念獣についてまとめていきます。ツェリードニヒの守護霊獣にはお腹の数字『666』や、パイロの存在などが隠されており、ファンの間でも数々の考察が語られています。
ツェリードニヒの守護霊獣とは?
ツェリードニヒの守護霊獣は女性の顔がついた四足の馬のような姿をしています。首がキリンのように長いのも特徴的で、持っている能力がツェリードニヒにウソをついた人間を異形の奴隷に変化させるという恐ろしい内容となっています。
ツェリード二ヒの守護霊獣の正体はパイロ?
ツェリードニヒの守護霊獣の口の中には若い女性の顔のようなものがあります。その顔は幼い子どものようにも見えるのですが、その見た目がクラピカの幼馴染のパイロの顔と似ていると話題になっています。
パイロのプロフィール
パイロは滅ぼされたクルタ族の犠牲者の1人でありクラピカの親友でした。温厚で物静かな性格をしていますが、芯は強く冷静沈着な本質を持っています。生きていた頃は猪突猛進で危なかったしかったクラピカのブレーキ役で、お互いに強く信頼し合っている仲でした。
パイロはクラピカの幼馴染だった?
ハンターハンターの外伝として出版された『0巻・クラピカ追憶編』ではパイロにフォーカスを当てて内容が描かれています。そこではクラピカとの馴れ初めなど、クラピカの相棒とも言えそうなほど仲が良かった様子を見ることができます。
口の中の顔はパイロに似ている?
ツェリードニヒの守護霊獣の口の中にはパイロらしき女性の顔が隠されています。ツェリードニヒは人体収集を趣味としていますが、彼の部屋にはクルタ族の遺品と思われるものが置かれていたり、子どもの顔のようなものが置いてあるのも描かれていますが、それらがパイロと関連性が高いだろうと推測されています。
ツェリードニヒの念獣の腹の666の数字の謎
守護霊獣とは別にいる念獣ですが、そのお腹には『666』という数字が刻まれています。新約聖書において666は悪魔の数字と評されており、666の刻印を右手もしくは額に入れていない人は物の売買ができないとされています。念獣が現状どのような能力を持っているかはっきりしていませんが、666という数字がある以上只者ではない可能性が高いでしょう。
ツェリードニヒは嘘をつく女が嫌い?
ここからはツェリードニヒは嘘がつく女が嫌いである理由についてまとめていきます。表では裏表のある女は可愛いと語っていながら、その裏では生きた女性をそのまま解体してしまうようなサイコパスな一面を持っており、特に女のことは毛嫌いしていることが分かっています。ここではその理由について3つの考察をまとめていきます。
考察①嘘をつく女が嫌いな理由は家族?
カキン帝国で行われている王位継承戦は、ホイコーロ国王と王妃の間に産まれた嫡子たちです。しかし、子どもたちの中ではホイコーロ国王と家族関係が劣悪なものである人もいます。もしもツェリードニヒもそうであれば、女が嫌いである理由もその家族関係の中に答えがある可能性が考えられます。
考察②ツェリードニヒだけウンマ王妃の子供として引き取られた?
ツェリードニヒはモレナと異母兄弟という関係に当たりますが、モレナとはどこか年齢が近しく性格の相性も合っています。このことから実はツェリードニヒとモレナは実の兄妹であり、ツェリードニヒだけウンマ王妃の子どもとして引き取られていたのではという考察があります。これが事実であれば、複雑な母親関係から自然と女嫌いになったと考えられそうです。
考察③ウンマがツェリードニヒに「実母」だと嘘をついていた?
ツェリードニヒの母親はウンマ王妃ですが、この2人は容姿があまり似ていなかったり関係性もあまり良くない様子でいることから、ウンマ王妃が実母だと嘘をついているのではないかと考えられています。実際にツェリードニヒは作中で嘘をつく女が一番嫌いだと喋っているので、ウンマ王妃とは何かしら因縁がありそうです。
ツェリードニヒの念能力に対する世間での評判や人気
これまでツェリードニヒの念能力や最強と呼ばれる理由、念獣の666への考察などをまとめてきました。そんな強い存在感を放っているツェリードニヒですが、彼の存在にファンの間ではどのような印象を持たれているのでしょうか?ここではツェリードニヒに対する世間での評判や人気とその理由についてまとめていきます。
ツェリードニヒに対して多くの人が念能力が強いと感じているようでした。未来予知をしたりそれを改変できるというものは、ジャンプ漫画全体で見ても最強の能力として扱われていることも多く、ハンターハンターでもとうとう最強能力がやって来たかと期待されているようです。
ツェリードニヒの念獣についても様々な意見、感想が寄せられていました。念獣に関する情報はまだ具体的なものが何1つ明かされておらず、666を含めた様々な考察がされていたり、見た目からして強そうという漠然とした雰囲気だけでその強さを感じたりと話題を呼んでいます。
先の展開を予想している人もおり、その中でも多く見られたのがツェリードニヒとクラピカが対決するだろうというものでした。パイロによって共通点を持った2人がいずれどこかで交わることは、ほぼ確定事項でしょう。どのような戦いを繰り広げてくれるのか多くのファンが楽しみにしています。
ツェリードニヒの念能力は最強だった
未だ本筋が見えてこない暗黒大陸編ですが、ツェリードニヒの念能力は間違いなく物語の根幹を握ってきそうなほど最強なものでした。予知夢によってすべてを見透かすツェリードニヒは今後どのような活躍を残していくのでしょうか。連載が再会される時が非常に待ち遠しいです。
この記事のライター
zeile
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