【ハンターハンター】シーラの正体や謎を徹底考察!目的やクルタ族との関係も調査
『ハンターハンター』に登場する謎多きキャラクター「シーラ」。『ハンターハンター』に登場するシーラとはどのような存在なのでしょうか。本記事ではシーラの正体や謎を徹底考察すると共に、シーラの目的やクルタ族との関係についても徹底調査しました。
目次
【ハンターハンター】シーラとは?
「シーラ」とは劇場限定コミック『ハンターハンター0巻クラピカ追憶編』に登場した女性です。謎に包まれたシーラについて『ハンターハンター』の概要やあらすじと併せて紹介します。
シーラのプロフィール
シーラのプロフィールに関しての詳細は明らかにされていません。シーラが初めて登場したのは劇場版『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター) 緋色の幻影』の特典として配布された『ハンターハンター0巻クラピカ追憶編』のみでプロハンターを目指していたことが分かっています。
ハンターハンターの概要
『ハンターハンター』は1998年から冨樫義博先生が手掛ける少年漫画です。週刊少年ジャンプで連載されていますが過去10回以上も休載しており、連載再開の情報が出るとすぐさまネットニュースになるなど話題を集めています。
ハンターハンターのあらすじ
主人公のゴン=フリークスは、父であるジンに会うためプロハンターを目指し旅に出ます。旅先で出会ったキルアやクラピカ、そしてレオリオと仲間になり、共に過酷なハンター試験を受け見事に合格します。喜びを分かち合ったのも束の間、そこから幾度とない試練がゴン達を待ち受けているのでした。
【ハンターハンター】シーラの正体を考察
ここからは『ハンターハンター0巻クラピカ追憶編』にだけ登場するシーラの正体について考察します。謎に包まれた女性プロハンターのシーラとは一体何者なのでしょうか。
シーラの正体は幻影旅団の元8番?
シーラの正体、それは幻影旅団の元8番ではないかと推測されています。シーラの怪しい言動から、クルタ族襲撃前の偵察に訪れたのではないかと言われているのです。それに加え、幻影旅団のメンバーは過去に4番と8番の2人が入れ替わっているとフェイタンが語っており、元4番は劇場版にのみ登場したキャラクターの「オモカゲ」で、元8番の名前は明らかにされていませんが、この元8番がシーラなのではと考えられているのです。
シーラの正体はパリストンの兄妹?
シーラの正体、それはパリストンの兄妹なのではないかと推測されています。その一番の理由は、パリストンと同じ目で雰囲気も似ているからです。そして、シーラがネズミのような出で立ちをしていることと、パリストンが「十二支ん」でネズミを担当していることから「ネズミ」という共通点でパリストンの兄妹だと考察されているのです。
シーラの正体はゴンの母親?
シーラの正体、それはゴンの母親ではないかと推測されています。ゴンの母親については未だに多くの謎があり、誰なのかも明かされていません。それに加え『ハンターハンター』の作者である冨樫義博先生がゴンの母親について「作中に既に出ている」とインタビューで語ったことから、ファンの間ではシーラはゴンの母親だと考えられているのです。
【ハンターハンター】シーラの謎や目的を考察
シーラの正体について考察してきましたが、ここからはシーラの謎や目的について考察します。多くの謎に包まれているシーラにはどういった目的があったのでしょうか。
シーラの目的
何らかの目的でルクソ地方にやってきたシーラ。その目的は作中では明らかにされませんでした。ルクソ地方には少数民族が暮らしており、そこでは辞書を使わなければ言葉も通じない所です。しかし、シーラの持っている本には付箋が沢山貼られていたことから、何かを調査するために世界各地を巡っているのではないかと推測されます。
シーラの年齢
シーラの年齢は明らかにされていません。作中でのシーラの雰囲気を見ると、10代後半から20代前半なのではないかと推測されます。しかし、シーラが念能力者だと仮定した場合、能力により見た目を若くすることも可能なため謎は深まるばかりです。
シーラの出身は流星街?
シーラの出身も年齢と同様明らかにされていませんが「流星街」の出身だと考察されています。『ハンターハンター0巻クラピカ追憶編』は幻影旅団の因縁から始まるストーリーです。このことから、この作中に登場するシーラは流星街の出身、又は流星街と深い関りがあるのではないかと推測されます。
シーラがくれたD(ディノ)・ハンターの本
シーラは「D(ディノ)・ハンター」という本を持っていました。「D(ディノ)・ハンター」とは、ハンターの主人公が織りなす冒険活劇本です。この本には沢山の付箋が貼られていました。シーラがプロハンターを目指すきっかけを作ってくれたのがこの「D(ディノ)・ハンター」です。自身を助けてくれたお礼にと「D(ディノ)・ハンター」をクラピカとパイロに譲ったシーラ。この本は暗黒大陸に関する内容が書かれているのではないかと考察されています。
シーラの足の怪我
クラピカとパイロがシーラと出会った時、既に足を怪我をして包帯を巻いていたシーラ。その後、治りかけると転んで怪我をすることを何度も繰り返していました。この怪我にも謎があると見られており、もしかするとシーラの念能力が関係しているのではないかと考えられています。
シーラの持ち物にはハートマークが多い?
シーラの持ち物についても謎があると言われています。水筒やリュック、ネズミを連想させる耳付きカチューシャにハートマークがデザインされているのです。このハートマークはシーラの趣味だと言われてしまえばそれまでかもしれませんが、シーラの念能力に関係している可能性があるのではないかと考えられています。
シーラの念能力は?
シーラに念能力があるのかも明らかにされていません。プロハンターを目指しているシーラが念能力を持っているということは考えにくいですが、もし幻影旅団やパリストンから指示を受けて行動しているとしたら、シーラが念能力者だという可能性も十分に有り得ると推測されます。
シーラの名前の由来や意味
ここで注目したいのがシーラの名前や由来についての謎です。『ハンターハンター』では名前の由来がストーリー展開に繋がることがあります。シーラを英語で表記すると「Sheila」です。これをハンガリー語で訳すると「盲目」となります。この「盲目」とクルタ族の「緋の目」には大きな関係があるのではないかと考えられているのです。
シーラの置手紙
シーラが残した置手紙にも謎があります。ある日、シーラは置手紙だけを残し忽然と姿を消しました。命の恩人でもある2人に直接別れを言うのは辛かったからだとパイロはクラピカに話します。しかし、明るく朗らかなシーラが置手紙だけ残すことに違和感を持ったファンもいたようです。つまり、シーラはクルタ族か他の何者かに拘束されたのではないかと考えられているのです。
シーラの服装の謎
シーラの服装の謎について考えてみましょう。シーラの持ち物にはハートマークが多いことは先述しましたが、それに加えて「ネズミ」と共通するようなデザインも施されています。リュックには怪しげに笑うネズミのようなイラストがあり、カチューシャはネズミの耳が付いています。このことからシーラは十二支んやパリストンと繋がりがあるのではないかと考えられているのです。
シーラの謎は暗黒大陸で明らかになる?
シーラにまつわる多くの謎は、暗黒大陸で明らかにされるのではないかと考えられています。それは、暗黒大陸編ではカキン帝国第4王子であるツェリードニヒというキャラクターが登場しますが、このツェリードニヒが所有している人体コレクションの中に大量の「緋の眼」、そしてパイロの頭部と思わしきものがあったのです。このことから、暗黒大陸編ではシーラが再登場するのではないかと囁かれています。
【ハンターハンター】シーラとクルタ族やクラピカとの関係
『ハンターハンター0巻クラピカ追憶編』でシーラとクラピカは出会いました。ここからはシーラとクルタ族やクラピカとの関係について考察します。
クルタ族とは?
先ずは「クルタ族」について紹介しましょう。クルタ族とはルクソ地方にある山奥で人知れず暮らしている少数民族です。掟によって外に出ることは禁じられていましたが、族長からの買い出しの命が出ることもあり、完全な自給自足生活ではなかったようです。
そんなクルタ族の眼は、普段は赤茶系の鳶色(とびいろ)ですが、激しい感情に駆られた時には赤く輝く特徴を持っていて、「緋の眼」と呼ばれています。その「緋の眼」を狙った何者かによってクルタ族は襲われ、生きたまま首をはねられて、更には眼球もくり抜かれるという虐殺に遭ってしまいました。この凄惨な事件の背景には、幻影旅団が関わっているのではと考察されていますが、詳細は謎のままです。
シーラはクルタ族の虐殺を発見した?
シーラはクルタ族の虐殺を発見したのではないかと考えられています。『ハンターハンター0巻クラピカ追憶編』の最後に、クルタ族の虐殺を発見したのは、森に迷い込んだ旅の女性だと記されていたのです。クルタ族が暮らす場所は誰にも知られてはいませんでした。だからこそ、発見したのはシーラしかいないと考えられているのです。
仮にクルタ族の虐殺を発見したのがシーラであれば、シーラはクルタ族を襲う前の偵察に来ていた賊の一人なのか、それとも一度去った後にまた迷い込んでしまったのか、又はクルタ族によって拘束され地下牢に閉じ込められていたのかといった様々な可能性が挙げられますが、真相は不明のままです。
シーラとクラピカの関係
シーラとクラピカは、怪我をしたシーラをクラピカとパイロが発見したことで親交を深めていきます。ほら穴に連れて行き食事を提供したクラピカ。辞書を使いながらのたどたどしい対話でありながらも、シーラは外の世界のことやハンターの仕事、そして自分もプロハンターを目指していることを話しました。このことから、シーラとクラピカの関係は良好だったと推測されます。
【ハンターハンター】シーラに対する世間での評判や人気
『ハンターハンター0巻クラピカ追憶編』に登場した謎多き女性「シーラ」。世間ではシーラについてどのように考えているのでしょうか。そんなシーラに対する世間での評判や人気について紹介します。
シーラは怪しすぎる人物だと考える声が多くありました。ストーリー内容から、シーラと流星街は関係しているのではないかと考察している人もいるようです。
シーラがパリストンと兄妹関係で尚且つ、ゴンの母親だったら素敵だと言う声も多くありました。ゴンの母親に関して明らかにされていないため、シーラがゴンの母親であれば、今後のストーリー展開も面白くなりそうと想像を膨らませているようです。
シーラの出身について様々な考察をしている中でも多かったのが「流星街出身」と言う声でした。プロフィールがほぼ分からない状況なシーラの言動や、クルタ族の虐殺に関するシーンから、出身は流星街なのではないかとファンは考えているようです。
【ハンターハンター】シーラの正体には謎が多かった
『ハンターハンター0巻クラピカ追憶編』に登場したシーラの正体は謎が多く、未だ明確な情報はほとんど明らかにされていません。シーラは何のために一人で行動していたのか、目的や出身、念能力の有無など分からないことばかりで謎が深まるばかりです。暗黒大陸編でシーラが再登場して、謎が明らかにされるのか、今後の『ハンターハンター』のストーリー展開に期待しましょう。
この記事のライター
rymamimo
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。