【ハンターハンター】レイナ(シドレ)の故郷に帰るシーンが泣ける!過去や正体も考察
ハンターハンターにてキメラアント編で登場したレイナでしたが彼女の過去や正体について明かされていくと感動的なストーリーだとファンの間で話題になりました。本記事ではハンターハンターに出てくるレイナの概要や密接な関係にあるブロヴーダなどについてまとめていきます。
目次
【ハンターハンター】レイナ(シドレ)とは?
レイナの正体や過去についてまとめていく前に、まずはレイナという人物がハンターハンターでどのように描かれた存在だったのか、プロフィールなどからまとめいきます。また、レイナが登場するハンターハンターという作品についても併せて見ていきます。
レイナ(シドレ)のプロフィール
レイナは蟻の巣型をした少女でありレオル隊の師団長補佐ヒナのお付として雑務を行う兵士でした。初登場時はシドレという名前で登場しており本名であるレイナは過去編にて明かされています。蟻の姿であっても人間の言葉を理解できましたが自分から喋ることはほとんどありませんでした。
レイナが登場するキメラアント編とは?
キメラアント編は新種の生物キメラアントと、人類であるハンターの壮絶な戦いを描いた物語となっています。人間狩りを行い自分たちの世界を作り上げようとしたキメラアントたち。それを止めるためにゴンたちハンターがぶつかっていくこのキメラアント編では、ハンターハンターの中でもかなり過激な描写が連続しており、作者も主人公たちを殺すつもりで描いていたと明言しています。
ハンターハンターの概要
ハンターハンターは冨樫義博によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。1998年から連載が開始され現在も続いている長寿作品であり、ジャンプ漫画の中では異質なリアルなダークホラーとして人気を集めています。少年漫画の割には設定も複雑でありますが、その分世界観が凝っているところが最大の魅力と言えます。
ハンターハンターのあらすじ
くじら島に住んでいた少年ゴン=フリークスはある日カイトによってキツネグマから命を助けられ、そこでハンターという職業と父親が熟練のハンターとして生きていることを知ります。父の存在を知り、なおかつハンターという職業に憧れを抱いたゴンは自分もいつか立派なハンターになることを夢見て、ハンター試験に挑むことを決意するのでした。
【ハンターハンター】レイナ(シドレ)の故郷に帰るシーンが泣ける
ここからはハンターハンターにおけるレイナ(シドレ)の故郷に帰るシーンが泣けると評判になっていることについてまとめていきます。なお、ここからはハンターハンターのキメラアント編の結末にまつわるネタバレを含んで記述していくため、閲覧の際はご注意ください。
ネタバレ①化け物扱いされるブロヴーダとレイナ
ハンターとキメラアントの戦いに決着がつくと、生き残ったレイナは人間だった頃の記憶を取り戻し特に仲が良かったブロヴーダと共に故郷である流星街へ帰ろうとします。街では化け物の見た目であるレイナを受け入れてくれる人はおらず、悲痛な態度をとられてもブロヴーダは怯えるレイナを慰めて会話が出来る人を求め続けていきました。
ネタバレ②母親だけはレイナだと気づく
街を進んでいく2人はようやくレイナの自宅へとたどり着きます。不安に思いながらもレイナが家に顔を見せると、家にいた母親はすぐにレイナの名前を呼びすぐに正体に気づきました。母親は蟻になって変わり果てたレイナにすぐに抱き着き母親として傍にいられなかったことを謝りました。
ネタバレ③ブロヴーダの涙
レイナの正体が知れ渡ると彼女は村の人たちに認められ「おかえり」と声をかけられ迎えられるようになりました。そうして一段落ついた様子を眺めていたブロヴーダは自分だけそこから立ち去ろうとしましたが、それをレイナが止めようと「ありがとう。一緒にごはん食べよう」と声をかけました。その一言にブロヴーダは失っていた感情を思い出すとつい涙を流したのでした。
【ハンターハンター】レイナ(シドレ)の過去や正体・念能力
ここからはハンターハンターにおけるレイナ(シドレ)の過去や正体・念能力についてまとめていきます。レイナは蟻の少女として登場していますが、その裏には壮絶な過去や正体が隠されています。その内容について解説していく他、カイトやコルトとの関係についても紹介していきます。
レイナ(シドレ)の過去と正体
レイナは元々母親と1人の兄クルトと一緒に暮らしているしがない村人でした。ある日クルトと共に果物を採りに山に向かいましたがそこでキメラアントの兵隊蟻と遭遇してしまい、女王蟻に捕食されてしまいました。その後女王蟻によって摂食交配が行われると人間の知能を持ったキメラアントが次々と誕生していき、その中からシドレが生まれたのです。
レイナ(シドレ)の名前の由来
ハンターハンターでは登場人物の名前が由来となる言葉の並び変えや言葉遊びで出来ているパターンが多いですが、レイナに関しては具体的な由来が判明していません。また、シドレに関する関係性も見つかっておらず詳細は不明となっています。
レイナ(シドレ)の念能力
シドレは戦闘兵ではなく雑務兵だったこともあり、念能力を所持していませんでした。キメラアントが念能力に目覚めるためには修行して自力で習得するか、相手の念や攻撃に接触して感化される必要があります。兵隊長のラモットなどは実際に自力で念を習得していましたが、シドレがそこまでの戦闘能力を持っていないことから、実は習得していたということはないと推測されます。
レイナ(シドレ)とカイトの関係
ピトーとの戦いに敗れ死亡してしまったカイト。師団長コルトは女王蟻の腹から子どもを取り上げるとその子にレイナと名前を与え育てようとしました。ところがその子は「あたちはカイトです」と言うとレイナという名前を否定しました。カイトの転生説については未だ謎が多くレイナとの関係も定かになっていません。
レイナ(シドレ)とコルトの関係
キメラアントでありながら人間を襲わないことを誓っていたコルトは人間だった頃の記憶はあまりありませんが、唯一レイナを守れなかったことを悔いていました。その未練からか女王蟻から拾い上げた子どもにレイナと名前を名付けていたりしていましたが、実はコルトの正体はレイナの兄であるクルトでした。結局2人はお互いが兄妹だったことを知らず別々の道を進んでいく結果となりました。
【ハンターハンター】レイナ(シドレ)と関係が深いブロヴーダ
ここからはハンターハンターにおけるレイナ(シドレ)と関係が深いブロヴーダについてまとめていきます。ブロヴーダはレイナと行動を共にしていたことが多く、レイナを語る上で欠かせない存在となっています。
ブロヴーダの人物像
ブロヴーダはキメラアントであり全身がロブスターのような見た目をしています。とても怒りやすく短気な性格をしていますが、その言動はとても自分の感情に素直なもので少し愛らしさを感じられるとファンたちに好印象を残しています。
ブロヴーダの念能力
ブロヴーダの念能力は放出系能力で、両手のハサミから散弾銃のように念を発射し攻撃をします。この弾の威力はかなり高く、軍用の強固な扉も破壊するシーンが描かれていました。放出系念能力は短気で大雑把な人が保有しやすいと言われておりブロヴーダの性格と当てはまっています。
ブロヴーダの活躍
東ゴルドー王国に仕えていた時には宮殿に侵入してきたキメラアント討伐隊のハンターたちと戦うことになりつつも、人間側に寝返ったイカルゴが睡眠弾を放ったことにより直接戦うことなく物語から離脱していきました。その後、レイナと故郷へ帰ることを決めると怯えるレイナに自分がいると声をかけ安心させていました。
【ハンターハンター】レイナ(シドレ)の声優
ここからはアニメ版ハンターハンターにてレイナ(シドレ)の声を担当した声優についてまとめていきます。蟻の少女で寡黙ぎみなレイナを演じた声優はどんな人だったのでしょう。具体的な詳細をプロフィールなどから解説していきます。
レイナ(シドレ)の声優は「村川梨衣」
レイナの声を演じていた声優は村川梨衣(むらかわりえ)さんです。卓越した演技力を持ち『俳協の最終兵器』という異名をつけられるほどの実力派声優ですが、とてもハイテンションで陽気すぎる性格をしていることでも有名でファンからの人気もあります。
村川梨衣のプロフィール
1990年6月1日の東京都生まれ。血液型はB型で身長は152cm、所属事務所はステイラックです。声優になろうとしたきっかけはハンターハンターのクラピカ役を演じた甲斐田ゆきさんだと明言しており、それ以来から将来は絶対に声優になると決意を確固たるものにしていました。そうして2011年に声優デビューを果たすとその才能が発揮され数々の主演を担当するようになりました。
村川梨衣の主な出演作品
代表作は『ビビッドレッド・オペレーション』の二葉あおいや『えとたま』のにゃ~たんなどが挙げられます。その他にも『Re:ゼロから始める異世界生活』のラムや『FAIRYTAIL』のココ、『古見さんは、コミュ症です。』の長名なじみなどを演じています。
【ハンターハンター】レイナ(シドレ)に対する世間での評判や人気
これまでレイナに関する過去や正体、感動する物語の内容などをまとめてきました。そんなレイナの存在に対してハンターハンターを読んでいたファンはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここではレイナ(シドレ)に対する世間での評判や人気についてネット上に見られる感想などから紹介していきます。
レイナへの印象を調べたところ、レイナが故郷に帰るシーンで感動したと感想を呟いている人が圧倒的に多かったです。ハンターハンターの中でもそのシーンが特にお気に入りである人が多いようで、レイナに関する検索では『感動』という単語が常にセットであるくらい人気があるようでした。
声優経由からレイナのことを知った人でも母親と再会するシーンは思わず涙してしまうようです。ハンターハンターの具体的な内容を知らなくとも、レイナと母親、そしてブロヴーダによる温かみ溢れる帰郷シーンはまさしく名場面と言えそうです。
【ハンターハンター】レイナ(シドレ)の帰郷は泣ける話だった
凄惨な運命に出会いキメラアントとして生きていたレイナ。その彼女がブロヴーダと共に帰郷する場面は多くのファンが2人のことを心配していた瞬間であり、その中で母親だけはレイナの正体に気づいたことに感動を覚えていました。これからもレイナの帰郷は屈指の名シーンとして語られていくことでしょう。
この記事のライター
zeile
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