【ハンターハンター】プーハットの死亡理由を解説!能力や声優も紹介
プーハットは「ハンターハンター」グリードアイランド編にて登場するキャラクターです。彼の衝撃的な最後は、読者の間で話題となりました。この記事では、プーハットの能力や強さ、死亡した理由、さらに「ハンターハンター」アニメ版での声優について解説します。
目次
【ハンターハンター】プーハットとは?
まずはプーハットというキャラクターに関して、プロフィールや作中の登場シーンを紹介します。また、ハンターハンターのあらすじ、作品概要も簡単におさらいします。
プーハットのプロフィール
- 名前:プーハット
- 性別:男性
- 年齢:不明
- 念能力:不明
- 初登場:125話(コミックス13巻)
プーハットはハンターハンターのグリードアイランド編に登場したキャラクターです。スーツを着た短髪の男性で大きな下あごが特徴的です。念能力を使用できる人物であることは間違いありませんが、その能力や強さなどは明らかにされていません。
プーハットの初登場はグリードアイランド
プーハットはハンターハンター125話で初登場します。ゴンは父親のジンに会うため、その手掛かりとなる幻のゲーム「グリードアイランド」を手に入れるべく、キルアと行動していました。しかし、グリードアイランドは大富豪バッテラが私財を投じて複数所持していました。バッテラはそのゲームの秘密を解き明かすために念能力を使えるプレイヤーを探しており、ゴンとキルアはプレイヤーの選考会に参加します。その選考会にて審査方法を思案するキルアに声をかけた人物がプーハットでした。
プーハットのモデル
プーハットのモデルに関しては、ファンの間ではお笑いコンビ「シャンプーハット」のてつじさんではないか、と言われています。プーハットという名前がシャンプーハットの一部になっており、少し顔立ちがてつじさんと似ていることから、モデルとされたのではないか、という理由ですが真偽は明言されていません。ただ、作者の冨樫義博氏は過去にも自身の作品で、お笑い芸人などタレントをモデルにしたと思われるキャラクターを登場させており、その可能性は高いと考えられています。
ハンターハンターの概要
「ハンターハンター」は1998年に「週刊少年ジャンプ」で連載が開始された作品です。作者は「幽☆遊☆白書」や「レベルE」の冨樫義博氏です。コミックス累計発行部数は8,400万部を超える大ヒット作品ですが休載期間が長く、連載開始から20年以上経つ現在も、連載再開が大きく話題となる作品です。アニメは放送局を変え2度制作されています。今後の連載は、冨樫義博氏の体調を考慮して週刊連載ではない掲載形態になると、2022年に週刊少年ジャンプ編集部より発表されています。
ハンターハンターのあらすじ
主人公のゴンは、ハンターとして世界中を飛び回る父親のジンに会うため、そして自身もハンターとなるため旅に出ます。超難関のハンター試験にてキルア、クラピカ、レオリオなどの仲間とも出会い、苦難の末ついにハンターライセンスを獲得します。ゴンはハンター活動の上で重要な特殊能力、念能力を得てさらなる世界の未知を求めて旅を続けます。
【ハンターハンター】プーハットの死亡理由や名言
続いてプーハットの死亡理由やハンターハンター作中の名言を、それぞれプーハットの登場シーンごとに詳しく紹介します。内容のネタバレを含むため、記事の閲覧に関しては十分ご注意ください。
プーハットの死亡理由
プーハットの死亡理由はゲンスルー(ボマー)による殺害です。ゲンスルーの「一握りの火薬(リトルフラワー)」は触れたものを爆発させる強力な能力で、プーハットはゲンスルーに首を掴まれ、爆発によって頭部を落とされるという非常に残酷な方法で死亡しました。
プーハットの名言
続いてプーハットがハンターハンター作中で放った名言を二つ、それぞれ原作での発言シーンとともに紹介します。
プーハットの名言①「あいつらダメだな…」
あいつらダメだな…てんで話にならない
出典: comic-kingdom.jp
まずはプーハット初登場シーンでの名言です。グリードアイランドのプレイヤーを決める選考会にて、キルアの後ろから声をかけたセリフです。「あいつら」とは審査を受けるために列を作る人や、状況を探る人たちのことです。合格者は32名ですがそれはあくまで上限で、早い者勝ちのように決めることはなく、慌てる必要はないというプーハットの判断です。それに気づかず慌てて列に並んだり、周囲をウロウロしたりしている志願者は合格しないだろうというプーハットの洞察力を現した名言です。
プーハットの名言②「待て…」
待て!!オレを殺したら
出典: comic-kingdom.jp
二つ目の名言はプーハットがゲンスルーとの交渉に失敗した際のセリフです。ゲンスルーはプーハットたちを騙し、彼らの体に爆弾を仕掛けていたことを告げ、命と引き換えにカードを要求します。グリードアイランドのプレイヤーは、死亡するとその人の指輪が消失し、それによりカードもなくなるため、プーハットはゲンスルーに殺されることはないだろうと交渉を持ち掛けますが、ゲーム外で死亡した場合はそのルールが適用されないことを知っていたゲンスルーに、あえなく殺されてしまいます。
【ハンターハンター】プーハットの能力
続いて、プーハットの持つ能力やそのキャラクター自身の強さについて、ハンターハンター作中におけるセリフや他のキャラクターの反応などの描写をもとに、具体的に解説していきます。
プーハットの念能力は不明
プーハットの念能力は、作中ではどのような能力であるか明らかにされていません。グリードアイランド内での活動も、ゲンスルーたちとの会話などのシーンはあっても戦闘描写はなく、強化系や放出系といった系統すら判明していません。グリードアイランドはゲーム参加自体に念能力が必要であるため、プーハットが何らかの能力を有していることは間違いありませんが、その能力や強さが日の目を見ることはありませんでした。
プーハットの能力や強さ
先述の通り、プーハットは死亡するまで念能力は明らかにされていません。したがって、プーハットが念能力以外に持つ能力や強さについて、作中での発言や活躍をもとに考察します。
能力や強さ①人望
プーハットの能力、強さとして、まず周囲の「人望」があったのではないかと推測されます。プーハットは初対面のキルアやゴンに話しかけるなど、非常に気さくな性格です。またニッケスやアベンガネなど「ハメ組」のメンバーが、裏切ったゲンスルーへの爆弾解除の交渉を試みる際に、古参の人物ではなくプーハットを送り出したことからも、メンバーの信頼を得ていたと推測されます。
能力や強さ②洞察力
プーハットの能力、強さとして特筆すべきは「洞察力」です。グリードアイランドのプレイヤーの選考会にて、キルアとゴンに解説した通り、焦って列に並んだ志願者は不合格でしたが、逆に早々と席を立った者と、冷静に後から動いた者は合格になっており、その洞察の鋭さがうかがえます。プーハットが状況を素早く判断し、解析する能力にたけていることを現すシーンです。
能力や強さ③交渉力
最後にプーハットの能力、強さの項目として挙げるのが「交渉力」です。自身がボマーであると告げ、ハメ組に対して脅迫してきたゲンスルーに対して、プーハットは一人交渉に挑みます。最終的には殺されてしまいますが、戦闘では到底かなわないことがわかっているゲンスルーに対して、一人で交渉に挑んでいたことから、プーハットは交渉には相当の自信を持っていたと推測されます。
【ハンターハンター】プーハットの声優
ここからはハンターハンターアニメ版でのプーハットの担当声優とそのプロフィール、他のアニメなどの出演作品について紹介します。
プーハットの声優①宮野隆矢
プーハットのアニメ版(第1作)での声優は宮野隆矢さんです。まずは宮野隆矢さんのプロフィールと他の出演作品について紹介します。
宮野隆矢のプロフィール
- 名前:宮野隆矢(みやのたかや)
- 生年月日:1971年10月18日
- 所属:トルバドール音楽事務所
- 出身地:千葉県
- 趣味:料理、絵画
ハンターハンターのアニメ(第1作)でプーハットの声を務めた宮野隆矢さんは、トルバドール音楽事務所に所属する男性声優です。落ち着いたトーンで、アニメだけでなく人気番組やコマーシャルのナレーションも多く務めています。
宮野隆矢の主な出演作品
宮野隆矢さんの出演作品は、「名犬ラッシー(ウィリー)」、「スイスイ!フィジー!(グチグチさん/ほっそりさん)」などです。アニメ以外では「OH!MY!ニッポンジン」などテレビ番組のナレーションなどで活躍しています。
プーハットの声優②二又一成
続いてハンターハンターのアニメ(第2作)にてプーハットを演じた声優は二又一成さんです。ここからは二又一成さんのプロフィールとそのほかハンターハンター以外で出演した作品について紹介します。
二又一成のプロフィール
- 名前:二又一成(ふたまたいっせい)
- 生年月日:1955年3月15日
- 所属:東京俳優生活協同組合(俳協)
- 出身地:青森県
- 趣味:ゴルフ、野球
ハンターハンターのアニメ第2作でプーハットを演じた二又一成さんは、東京俳優生活協同組合(俳協)所属の男性声優で、1970年代後半から現代まで、多くの人気アニメに出演しています。
二又一成の主な出演作品
二又一成さんの主な出演作品は「めぞん一刻(五代裕作)」、「ハイスクール奇面組(出瀬潔)」、「サザエさん(三郎)」、「機動警察パトレイバー(進士幹泰)」などです。そのほか「マトリックス」シリーズ、「プライベート・ライアン」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズなど海外映画作品の吹き替えにも多数出演しています。
【ハンターハンター】プーハットに対する世間での評判や人気
プーハットに対する印象として、死亡時の残酷さを挙げるハンターハンターファンの意見が多くみられます。ゲンスルーに能力よって首を落とされ、見せしめのように殺されたシーンが衝撃的との声が上がっています。
ゲンスルーと直接交渉を行ったプーハットに対する言及も、ハンターハンターファンの間で見られます。念能力など、戦闘面での強さが未知数であったプーハットが一目置かれているのは、その交渉力や洞察力の高さが理由です。
プーハットは、グリードアイランドのプレイヤー選考会の際に、キルアとゴンに対して志願者の動向を解説したシーンも、ハンターハンターファンの記憶に残っています。実際に素早く審査を受けた者と、ゆっくり冷静に動いた者が合格しており、プーハットの洞察力は信憑性を帯びています。
【ハンターハンター】プーハットは首を爆破され死亡したキャラ
ハンターハンターのグリードアイランド編に登場したプーハットは、グリードアイランドのプレイヤーとして活躍しました。しかし、ボマーとして暗躍していたゲンスルーとの交渉に失敗し、首を爆破され死亡してしまいます。念能力など戦闘面での活躍はありませんでしたが、交渉力や洞察力にたけた実力者です。
この記事のライター
PP西村
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