【ハンターハンター】パリストンは最強の操作系能力者？強さや能力・声優を紹介

会長選挙編では巧みな話術で人々を魅了してきたパリストンですが、まずはハンターハンターの中で彼がどのような立ち回りをしている人物なのか見ていきましょう。

パリストンはハンター協会の元副会長で、十二支んのメンバーでもありました。現在はどちらも辞めており、ビヨンド隊に参加しています。パリストンは掴み所がなくウザい言動をするため、ハンター協会の他の幹部たちからはかなり嫌われているようです。

ハンターハンターは富樫義弘氏による漫画で、週刊少年ジャンプで不定期連載されている作品です。当初は他の漫画同様に定期連載されていましたが、次第に休載回数や期間が増え、2019年からは3年ほど休載しています。そのためファンの間では「ハンターハンターといえば休載」と言われるくらい当たり前の事となっています。

ハンターハンターは、ハンターである自分の父親を見つけるため主人公の少年ゴンがハンター試験に挑む所から始まります。ハンター試験場で主要キャラクターのルキア、クラピカ、レオリオと出会い、そこから様々な出来事に巻き込まれていく事となるのでした。

会長選挙編から登場したパリストンは、謎に包まれている部分も多々あります。そんな中でも、登場シーンから分かる情報を集めてみました。

まだハンターハンターの作中ではパリストンの念能力について登場していないため、何系の能力なのかも分かっていません。しかし、巷では「操作系の能力をもっているのでは？」と考察されています。

そう考えられている理由としてはまず、5000体のキメラアントを所持しているという事。王がいなくなったキメラアントは自由に動けるのにパリストンの指示を聞いているので、念能力が関係しているのではないかと考えられています。また、ヒソカが考案したオーラ系性格診断で、操作系の特徴である「理屈屋、マイペース」という部分がパリストンにも当てはまることから、操作系能力者である可能性が高そうです。

念能力と同様に戦闘シーンなども描かれていないので、パリストンの強さがどれ程なのかは分かっていません。しかし、ハンター協会の副会長や十二支んのメンバーであった事から、頭脳が切れるだけでなく相当な実力も兼ね備えているのではないでしょうか。

偉大な功績を修めたハンターには「星」が与えられるのですが、パリストンはその中の最上級にあたるトリプル（三つ星）ハンターの称号が与えられています。トリプルハンターは世界に10人しかいないと言われているので、そんな称号を持っているパリストンはかなり優秀な人物だと言えるでしょう。

ここからは、アニメ版ハンターハンターでパリストンの声を務めたキャストについてご紹介していきます。

アニメの中でパリストンの声優を務めたのは、数多くの作品に出演しているベテラン声優の高橋広樹さんです。

高橋さんは1994年から活動されていて、声優以外にも歌手・俳優として活躍されています。また高橋さんはハンターハンター旧アニメ版でヒソカの声を演じ、スタッフやキャストを一新した新アニメ版でもパリストン役に起用された所から、ハンターハンターとは縁の深い声優と言えるでしょう。

高橋さんの主な出演作品は下記の通りです。紹介した他にも数多くの作品で幅広い役を演じており、実力の高い声優であることが分かります。

ここからは、選挙編での登場シーンから見えてくるパリストンの魅力について迫っていきます。果たして、ファンからはどんな所が魅力的に思われているのでしょうか。

ハンターハンターの中には野心家のキャラクターが多数登場していますが、パリストンもその１人と言えます。会長選挙では飽くなき野心と周りを振り回すような策略を巡らせて戦っていたのですが、その際に周りから「怪者（けもの）」と呼ばれていました。ズル賢さと野心家な性格が、見た目とは裏腹である事に魅力を感じるのかもしれません。

ジンはパリストンに対して複雑な因縁がある、と言っているシーンがあります。 また、パリストンもジンがかまってくれるのを待っていたと言っているシーンがあることから、2人の間には何かしらの因縁関係であると分かっています。しかしパリストンがジンの言葉を信じて行動に移すシーンもあったため、多少の信頼関係もあるのかもしれません。

このように因縁もあり、信頼関係もあり、どこかお互い似ている部分を感じている2人のやりとりが、ファンの中でパリストンを魅力的に思う要素の1つとなっているのでしょう。

パリストンは前会長ネテロに指名されて、ハンター協会の副会長になっています。指名された理由は、ネテロが最も苦手とするタイプをそばに置いた方が面白いからという事でした。パリストンはネテロを会長の座から降ろそうと色々画策しますが、会長ともっと戯れたいと言っていたシーンを見ると、2人の関係は会長と副会長というだけでなく良き遊び相手だったとも言えるでしょう。

会長選挙でレオリオと戦いましたが、ゴンが目を覚ましたことによってレオリオが辞退したため、パリストンが13代目のハンター協会会長となりました。しかし実の所パリストンは選挙に勝って会長になりたかった訳ではなく、ゲームとして楽しみたいだけだったため、就任してすぐ辞任してしまったのです。その後はパリストンが副会長に指名したチードルが次期会長に就任しています。

パリストンは、ネテロが認めた実力者達で作られた「十二支ん」のメンバーの1人でした。メンバーはそれぞれ十二支になぞらえたコードネームがあり、パリストンは子（ねずみ）の名を与えられていました。十二支んメンバーは会長派がほとんどだったので、独自の派閥を持っていたパリストンは他のメンバーから嫌われていたようです。パリストンは会長選挙で会長を辞任した後、チードルが会長になったハンター協会に面白みを感じなくなったという理由で十二支んも脱退しています。

パリストンに対する世間の評判などを紹介していきます。

パリストンをメインとしたストーリー展開を期待している声もいくつか見られ、ハンターハンターの中でも人気のあるキャラクターなのが分かります。

常に爽やかな笑顔ながら、何を考えているのか分からなかったり野心家な所から「胡散臭い」「狂っている」などとも思われています。

もしパリストンが身近な人物だったらどの様な感じになるのか、登場シーンを参考にしながら想像してみましょう。

パリストンが上司だったら、どの様なタイプの上司になるのでしょう？イエスマンではなく野心を持っているという所から、大企業で会社の方針に沿って働くというよりはベンチャー企業でバリバリ働くタイプのように思えます。そしてハンター副会長をやっていて弁が立つ事から、部下の扱いも上手なのではないでしょうか。

女性の場合、自分の弟がこんなイケメンだったらさぞ自慢できそうですが、言動がウザいので十二支んメンバーの様に家族からも疎まれる可能性がありそうです。しかし、家族が何か困った時などには色んな策略を立てて解決へと導いてくれるかもしれません。

もし彼氏だったら、常にマイペースで彼女を振り回すような関係になりそうです。遅刻した時や浮気などがバレた時でも、お得意のしゃべりで彼女を丸め込んでしまうのではないでしょうか。付き合ったら、なかなか苦労する彼氏になりそうです。

そこまで登場シーンがなく謎に包まれた部分の多いため、口が達者なだけで戦闘は弱いのでは？と噂されることもあるパリストン。しかしネテロが認めた三ツ星ハンターであり、十二支んメンバーであり、ハンター協会副会長でもあったことから、なかなかの強さを兼ね備えたキャラクターであることは間違いありません。

他にも5000体のキメラアントを所持して自由に操れたり、理屈屋でマイペースな性格がオーラ系性格診断の操作系能力者の特徴に当てはまることから、パリストンの念能力は操作系である可能性が高いです。今後のハンターハンターでパリストンの念能力や強さが明らかになるのか、展開に目が離せません。