【ハンターハンター】ネフェルピトーの性別を考察!能力や名前の由来も調査
『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』キメラアント編に登場する性別不明のボクっ子キャラクター「ネフェルピトー」。 そんな性別論争が巻き起こる「ネフェルピトー」が果たして男なのか女なのか、モンストでの性別まで含めて紹介してきましょう!
目次
ネフェルピトーとは?
みなさん『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』キメラアント編に登場する性別不明のボクっ子キャラクター「ネフェルピトー」をご存知ですか? そんな性別論争が巻き起こる「ネフェルピトー」が果たして男なのか女なのか、モンストでの性別まで含めて紹介してきましょう!
ネフェルピトーのプロフィール
「ネフェルピトー」は『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』キメラアント編に登場した「キメラ=アント」の護衛軍における中核的なキャラクターで猫のような耳や尾に球体人形のような容姿をしています。一人称は「ボク」で男女どちらともつかない中性的な容姿にかわいい見た目ですが強力な念能力も有しておりプロハンターをも圧倒する力を持っています。また『モンスターストライク(モンスト)』(XFLAG)でのコラボキャラクターに抜擢されるなどキメラアント編を代表するキャラクターのひとりとなっています。
ハンターハンターの概要
「ネフェルピトー」が登場したキメラアント編は漫画家の「冨樫義博」先生による漫画『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』(1998〜)のなかで登場しました。『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』は集英社系列の週刊誌『週刊少年ジャンプ』を代表する作品のひとつでもあり「ネフェルピトー」のように性別不明の魅力的なキャラクターが多数登場します。
ハンターハンターのあらすじ
キメラ=アントとの交戦が激化するなか、主人公の「ゴン・フリークス」は師匠ともなってくれていたプロハンター「カイト」をキメラ=アント「ネフェルピトー」の手によって殺されてしまい深い憎悪と悲しみを抱えたまま最終局面に向かうことになります。一方で「ネフェルピトー」もまたそれまでは持ち合わせていなかった「ある感情」が芽生えることで生きる意義を知ることになります。そんななかふたりは最悪の形で再会することになるのです…!
ネフェルピトーの性別を考察!名前の由来は?
この章ではいよいよ「ネフェルピトーは女か男か?」という『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』切っての謎をどんな説が上がっているのかを『モンスターストライク(モンスト)』や原作での扱いを紹介することで性別について考察していきましょう。
ネフェルピトーの性別は男性だと言われる理由
『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』の「ネフェルピトー」が男性だと考察されている理由はいくつか存在しますが今回はそのうち「ネフェルピトーの一人称」と「ネフェルピトーの名前の元ネタと思われる存在」から検証していきましょう!
男性だと言われる理由①一人称はボク
まず初めに「ネフェルピトーの一人称」ですがこれは一貫して「ボク」が採用されています。「ボク」という場合は多くのキャラクターにおいては男性キャラクターのなかでも少年キャラや中性的なキャラクターで採用されることが多いですが、一方で「ボク」が男性というのは文法上の不文律というわけでなくネフェルピトーがボクっ娘である可能性も捨てきれないのが現状です。
男性だと言われる理由②名前の由来
『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』キメラアント編に登場するキメラ=アントの名前には一部はある法則性があると言います。それは『カロリーヌとゆかいな8ひき』の登場キャラクターの名前とエジプト神話に登場する神々の名前がアナグラムのように組み合わさっているという説です。例えばネフェルピトーは「ひょうのピトー」と男神「ネフェルテム 」の名前から組まれていると考察されています。
ネフェルピトーの性別は女性だと言われる理由
一方で可憐な姿や所作から『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』キメラアント編の「ネフェルピトー」が女性だろうと考察するファンの方も多く存在しています。こちらも検証停止きましょう!
女性だと言われる理由①丸みを帯びた体型
「ネフェルピトー」が女性だとファンに認識され考察される最大の論拠はその球体関節人形に猫を混ぜたような丸みのあるフォルムです。キメラアント編で登場した当初は殺戮人形といった風合いの強かった「ネフェルピトー」は徐々に徐々に女性的な丸みを帯びていくことになりました。
女性だと言われる理由②心理描写
特にその女性的な面はキメラアント編での「護衛軍」と呼ばれる個体たち、すなわち「ネフェルピトー」たちの心理面の成長という形で先鋭化されていきました。特に「ネフェルピトー」はコムギを通して母性のようなものを獲得していくことになります。
女性だと言われる理由③28巻の表紙
また『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』第28巻の表紙がディエゴ・ベラスケスの「聖母マリアの戴冠式」のパロディになっていることも「ネフェルピトー」女性説を後押ししています。このディエゴ・ベラスケスの「聖母マリアの戴冠式」では中央に描かれる人物は「聖母マリア」となっており「ネフェルピトー」と重なっているのです。
女性だと言われる理由④蟻の性別
また、「ネフェルピトー」のそもそもの種族である「キメラ=アント」が蟻をモチーフにしていることから兵隊蟻の性別はメスであり「ネフェルピトー」の性別も女性であろうという考察も存在はしています。
ネフェルピトーの性別がモンストで明らかに?
キメラアント編を彩る「ネフェルピトー」はゲームコラボでも大人気のキャラクターです。『モンスターストライク(モンスト)』(XFLAG)でのハンターハンターコラボキャラクターとして登場した「ネフェルピトー」は性別によって発動可能なコンボスキルによれば「女性でも男性でもない」ということが判明しています。これは無難な対応であると同時にモンストファンやハンターハンターファンをドギマギさせる結果となりました。
ネフェルピトーの念能力や強さ
この章ではキメラアント編で性別不詳の人気キャラクター「ネフェルピトー」がどれくらい強いのかにフォーカスして『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』を読み解いてみましょう!
ネフェルピトーの念能力
「ネフェルピトー」の念能力は「特質系」と呼ばれるジャンルに分類され遠隔での自他の操作や治療を得意としていました。それに加えて本人の強靭な格闘能力や体力が合わさってかなりの実力者になっています。
玩具修理者(ドクターブライス)
「ネフェルピトー」の念能力のうち回復や洗脳に特化したものは「玩具修理者(ドクターブライス)」と呼ばれるもので、少女のゾンビのようなツギハギのされた人形状の存在が具現化して、その無数の鉗子がピトーの意図する対象を操ったり傷口に外科的修復を加えたりできます。『モンスターストライク(モンスト)』などでも使用されている代表的な能力でもあります。
黒子舞想(テレプシコーラ)
より攻撃性の高い念能力「黒子舞想(テレプシコーラ)」は猫とバレリーナを足したような黒い存在を具現化させてその存在に自身を操らせることで痛覚や体の破損を無視して強力な力を振るうことができます。
ネフェルピトーはネテロより強い?
そんな攻守揃い踏みの「ネフェルピトー」ですが、キメラ=アントの王に対しては実力面で劣ると考えられます。それは強化系の念能力者「アイザック=ネテロ」の念能力「百式観音」にピトーの「黒子舞想(テレプシコーラ)」が追いつかないという洞察と関係しています。なんと王はこの「百式観音」に互角の速度で捌き切っておりこの応対力の差からも2人の力関係は明らかと言えるでしょう。
ネフェルピトーの最後
そんな最強といかぬまでも強力なキメラ=アントだった「ネフェルピトー」はいったいどうして退場に追い込まれたのでしょうか?『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』キメラアント編のなかでも神シーンとして愛されるネフェルピトーの最後を追ってみましょう。
ネフェルピトーとカイトの戦闘
「ネフェルピトー」の登場当初の立ち位置は殺す意味も分かっていないような無邪気で無慈悲な悪役としての立ち位置でした。そんな「ネフェルピトー」が庭先の花を手折るように殺してしまったのが主人公の「ゴン•フリークス」にとって恩人でもあった「カイト」だったのです。
ネフェルピトーの性格の変化
そんな悲劇の上に「ネフェルピトー」の情緒は成長しそして生きる意味や自分の母性にも似た大義を見つけていきます。
ネフェルピトーはゴンに負けて死亡?
しかしながらカイトを殺したことでゴンの心には憎しみが宿り最後まで2人は分かり合うことが出来ずに双方が「全てを失ってでも」という強い覚悟の上で殺し合うことになってしまいました。
ネフェルピトーの声優
そんな悲しい最後を迎えファンから未だに性別を考察され続けている「ネフェルピトー」のアニメ『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』での声優は誰でしょうか?確認してみましょう!
ネフェルピトーの声優は「藤村歩」
性別不詳の人気キャラ「ネフェルピトー」のアニメ『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』や『モンスターストライク(モンスト)』などのゲームで声優を担当しているのは「藤村歩」さんです。
藤村歩のプロフィール
「藤村歩」さんは声優事務所「賢プロダクション」所属の声優さんでPlayStation2用のゲームソフト『幻想水滸伝IV』(2004)の「フレデリカ」役でデビュー以来アニメやゲーム、デジタルコミックなど幅広い分野で活躍されています。
藤村歩の主な出演作品
「藤村歩」さんの代表作としては『あさっての方向。』(2006)の「五百川からだ」役や、『ハヤテのごとく!』(2007〜2013)の「春風千桜」役、『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』(2010)の「ニーソックス」役、『キルラキル』の「満艦飾又郎」「鳳凰丸礼」役、『機動戦士ガンダムUC』(2010)「オードリー・バーン(ミネバ・ラオ・ザビ)」役などが挙げられます。
ネフェルピトーに対する世間での評判や人気
最後に『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』の「ネフェルピトー」についてSNSではどう思われているかのぞいてみましょう!
こちらの方はネフェルピトーを性別不詳だけどかわいくて強くて万能だと評価しています。
こちらの方は猫耳でボクっこでどっちの性別に転んでも完璧な役作りが素晴らしいとネフェルピトーと作者の冨樫先生を賞賛しています。
こちらの方はネフェルピトーと主人公のゴンの行き着く先とそれぞれの成長や覚悟に陰鬱さを感じこのシーンのゴンが嫌いと口にしています。そこまで惜しまれる敵役というのも凄まじい魅力だといえるでしょう。
ネフェルピトーの性別には謎が多かった
キメラアント編を飾る「ネフェルピトー」の性別に関する紹介はいかがでしたか?いろんな記事を読みながらまだまだ続く『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』の世界をじっくり眺めていきましょう!
この記事のライター
卯龍
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