【ハンターハンター】モモゼの死亡理由とは?人物像やかわいい念獣も紹介
人気少年漫画『ハンターハンター』暗黒大陸編のカキン帝国王位継承戦にて登場するモモゼ王子について詳しく解説していきます。ここではモモゼが死亡した経緯や人物像、能力であるかわいい念獣、そして死亡理由もネタバレ含めてご紹介していきます。
モモゼとは?
モモゼ王子とは『ハンターハンター』暗黒大陸編、カキン帝国王位継承戦にて登場した王子の一人です。モモゼはカキン王国の第12王子であり、巻き髪が特徴的でよくあるお嬢様としてのキャラクターデザインをされております。また趣味も編み物であったり、モモゼ王子自身のおしとやかな言動、儚げな雰囲気から王位継承戦のキャラクターなのか?と思われるほど可愛らしいキャラクターです。
モモゼのプロフィール
- 本名:モモゼ=ホイコーロ
- 出身地:カキン帝国(第12王子)
- 念系統:不明
- 守護念獣系統:半強制型
- 身長:不明
- 誕生日:不明
モモゼはカキン帝国の第12王子で、かわいらしい念獣が能力である事以外ほとんどわかっていません。第一の犠牲者として死亡してしまったことで、詳細は不明になりましたが、モモゼ王子の言動や立ち居振る舞いは自分こそが王位に相応しいと考えており、かなり芯の通ったキャラクターです。
ハンターハンターの概要
『ハンターハンター』は1998年から週刊少年ジャンプで連載を開始し、休載を挟みながら現在まで続いている富樫義博先生による冒険譚です。現在は単行本36巻が最新刊となっておりますが、富樫義博先生がTwitterを始めたりと話題が尽きない作品となっております。休載が長くても作品の魅力は色あせず、逆に考察が深くなったりするなど、読者を長く楽しませてくれる大人気漫画です。
ハンターハンターのあらすじ
『ハンターハンター』は主人公のゴン=フリークスが父親のジンに会うために、父親と同じハンターとしての道を歩み、その中で出会った仲間達と絆を深めていく冒険譚となっております。現在は「暗黒大陸編」の王位継承戦の真っただ中で、カキン帝国の14人の王子達が王位をめぐって争っている状態です。
モモゼの死亡理由や犯人
カキン帝国では王の子は男女問わず「王子」と呼ばれており、モモゼ王子も14人いる王子の一人です。王子同士で王位継承戦が行われている状態ですが、モモゼ王子は第一の犠牲者となり死亡してしまいました。ここからはモモゼ王子はなぜ死亡してしまったのか、その経緯や過程に触れ、犯人に関しても詳しく解説していきます。
モモゼの死亡の経緯
モモゼ王子が死亡した経緯としては複数の要因が考えられます。死亡した大きな要因としてはカキン帝国の王位継承戦が筆頭にあげられるでしょう。モモゼが死亡した経緯を4つあげ、一つずつ解説していきます。
死亡の経緯①カキン帝国の王位継承戦
先程もあげた通り、モモゼ王子の死亡した要因として一番大きいのは、王位継承戦でしょう。これはカキン帝国の王位を14人の王子が争うというものです。この王位継承戦で最後まで死亡せず生き残った王子が、王位を継ぐというものですが、王子同士が直接戦う事は認められておりません。
そしてこの王位継承戦では、カキン帝国に伝わる儀式にて獲得した守護霊獣(念獣)のを使って、間接的に能力を使うことが許されます。また王子達は別の王妃の護衛達にも命を狙われることになり、位が下の王妃の子供ほど狙われやすくなり死亡率も高まります。この王位継承戦で第一の犠牲者となり死亡してしまったのがモモゼ王子です。
死亡の経緯②クラピカの偵察
クラピカはこの王位継承戦では、最も下位のオイト王妃の子であるワブル王子の護衛として参加しています。ワブル王子の護衛のうち7人は、他の王妃からの監視護衛でしたが、その護衛が5人死亡しました。さらには味方のサイールドが念獣に操られ、残りの護衛と味方ハンターを殺害してしまいます。
そこでクラピカはサイールドを取り押さえ、念能力を吸い取ります。その念能力が偵察向きである事が分かったクラピカは、自身の能力で吸収した能力をオイト王妃に譲渡し、他の王子の偵察をさせるのです。
死亡の経緯③モモゼの寝室を見たオイト王妃
クラピカに念能力を譲渡されたオイト王妃は、念能力で虫操って第13王子の部屋から調べ、その後第12王子の部屋に虫を向かわせました。その部屋はモモゼ王子の寝室で、換気口から内部の様子を伺うと、黒服の男がモモゼ王子に覆いかぶさってるのが見えます。そこでオイト王妃がとっさに叫び、モモゼ王子が殺されるから、とクラピカに告げます。
死亡の経緯④既に手遅れの状態だったモモゼ
クラピカはオイト王妃を落ち着かせ、念能力で確認したモモゼ王子の様子を確かめに行きます。しかしモモゼ王子はすでに死亡しており、黒い布で覆われ担架で運び出されていました。死因は窒息死で、モモゼ王子の護衛に疑いがかかります。モモゼ王子が死亡してしまった事に、オイト王妃は「止められた」と顔を覆い悲しんでしまいます。
モモゼの死亡後
モモゼ王子が死亡した後、なぜ念獣がモモゼ王子を守らなかったのか、他の護衛がクラピカに尋ねます。クラピカはモモゼの就寝時間がヒントになっており、いつもより早く就寝したモモゼ王子には、何か理由があったのではないかと推測します。クラピカ達を襲撃した2体の念獣の内、どちらかがモモゼ王子の念獣でオーラを大量に消費し、そこを襲撃されたことにより犯人はオーラに精通した人物である事が判明しました。
死亡後①倒れるクラピカ
モモゼ王子が死亡した結果、各王子と連携して強化をしていきたいクラピカですが、ワブル王子の護衛のビルと打ち合わせをしていた際に、激しい頭痛に襲われ倒れてしまいます。クラピカと同様にオイト王妃も倒れたため、王妃に使用した能力「絶対時間」(エンペラータイム)が負荷になっていたと判明したのです。
死亡後②キレるハンゾー
王位継承戦の当初はモモゼ王子の護衛をしていたハンゾーですが、マラヤーム王子を優先するセヴァンチ王妃の命により、モモゼ王子が死亡した際には近くにいなかったのです。モモゼ王子が死亡した事を聞いたハンゾーは、責任を感じ報いは必ず受けさせる、と強い意志を見せました。
モモゼを暗殺した犯人
モモゼ王子が死亡した後、強い憤りをハンゾーは暗殺した犯人を捜し始めます。モモゼ王子の念獣が消えている事を確認した上で、部屋に入らずに犯行に及んだことから、ハンゾーは犯人が分身を使える念能力者だと判断します。念能力の制限などにより、休憩していた護衛の2人のどちらかだと推測したのです。
ハンゾーは自身も分身を作って動く念能力を使用していたため、分身でモモゼ王子を殺害した容疑者が拘束されている部屋に向かいます。モモゼ王子が死亡した際に休憩していた護衛は、タフディーとマゴナムの二人です。ハンゾーは最初にタフディーの元に訪れ言葉巧みに殺害方法を聞き出します。そしてタフディーは幽体離脱をいう念能力を使ったと話すと、ハンゾーはただの2択さ、と言ってモモゼ王子のかたきを討ちました。
モモゼの人物像
ここからはモモゼ=ホイコーロとはどういった人物なのか、容姿や性格、護衛や家族との関係なども含めて詳しく解説していきます。
モモゼ=ホイコーロは第12王子
モモゼ王子はカキン帝国の第12王子、国王ナスビー=ホイコーロと第7王妃セヴァンチの第一子です。実の弟に第13王子マラヤーム=ホイコーロがいます。他の王子達より幼いですが、お嬢様然とした立ち居振る舞いには他の王子も注目していたほどです。
モモゼ=ホイコーロの容姿
モモゼ王子の容姿は他の王子達からも評判であり、縦ロールの髪型が特徴的な可愛らしい容姿をしています。お嬢様然とした立ち居振る舞いは堂々としており、その佇まいからは気品も感じられます。
モモゼ=ホイコーロの性格
モモゼ王子の性格は非常に穏やかで、民衆に手を振って応えるなど、他人を見下すような態度はありませんでした。静かに編み物に勤しむ大人しい性格で、護衛にも気配りが出来るなど他の王子達とは異なった性格です。モモゼは自分が王になるという事は信じているが、他者を無理やり排除するような考えは持ち合わせていません。
モモゼ=ホイコーロの護衛
モモゼ王子の護衛についていたのは、ハンター試験編でも登場したハンゾー、『ハンターハンター』でも人気のある忍者で、スキンヘッドが特徴的なハンターです。性格は明るく、人懐っこい部分はありますが、忍者らしく冷酷な一面も持っており、戦闘能力も非常に高い人物になります。
モモゼ=ホイコーロと母の関係
護衛や周囲に気を配れるモモゼ王子ですが、実の母セヴァンチ王妃からは嫌われているような描写がありました。それが如実に表れていたのが、モモゼ王子の護衛を9人もマラヤーム王子側に移動させています。単にモモゼ王子を王にするよりも、マラヤーム王子を王にしたいという気持ちが上だったのかもしれません。
モモゼのかわいい念獣
ここまではモモゼ王子に関して解説をしてきましたが、ここからはモモゼ王子の念能力でもある念獣に関して詳しく解説していきます。
モモゼの念獣のかわいい口癖
王位継承戦を戦う王子達には、それぞれ自身を守護するための念獣が各王子につくのです。モモゼについた念能力は寄生型の念獣で「おヒマ?」が口癖です。ヒマじゃないと答えてしまうと「おヒマが出来たら教えてね」と言い、ターゲットになったら最後、しつこくつきまとわれます。
モモゼの念獣の能力
ではモモゼの念獣の能力はどういったものなのか?寄生型の念獣らしく「おヒマ?」と尋ねてそれに「ヒマ」と答えた相手に取りつき、操る能力を持っています。操作をするといってもモモゼ王子にその自覚はありませんし、あくまでも念獣が勝手に人を操るといった能力です。
モモゼの念獣に操られたキャラ
モモゼ王子の念獣に取りつかれ操られるのは念能力者に限定され、さらにはターゲットを定めるとその対象にしか見えなくなるといった厄介な能力です。そしてそのターゲットになってしまったのは、第14王子の護衛だったサイールドです。ターゲットにされ、「ヒマ」と答えたサイールドは念獣の能力によって操られ、そばにいた護衛は3人ころしてしまいます。
モモゼの念獣のかわいいシーン
モモゼの念獣の能力について詳しく解説していきましたが、ここからは可愛らしくなったモモゼの念獣について少し触れていきます。
小さくなったシーン
モモゼ王子自身もかわいいと話題になりましたが、その念獣もかわいいと評判です。サイールドをターゲットにしてつきまとっていた時は小さなネズミの姿で、肩に乗れる程のサイズでした。ネズミの姿で大きな耳、つぶらな瞳、四角の口で「おヒマが出来たら教えて?ね?ね?」と尋ねる姿は、とても可愛いと評判です。
大きくなったシーン
モモゼ王子の念獣が大きくなっているシーンは数多くはありませんが、最初に登場した際のインパクトと、モモゼ王子の後ろで静かに座っている姿などが非常に可愛いと評判です。また最初に現れたシーンではクラピカも目撃しており、サイールドはこの時点でターゲットにされております。
クモ形になったシーン
こちらのクモ状態の念獣も登場シーンはほぼありませんが、サイールドをクラピカが取り押さえた際に、サイールドの耳から這い出てきております。この姿でも少しグロテスクではありますが、能力に反して意外と可愛いのが怖いところです。
モモゼに対する世間での評判や人気
こちらの絵のようにモモゼ王子ふくめ念獣もかわいらしく非常に人気で、ファンアートもセットで描かれることが多いです。第一の犠牲者となって死亡してしまったのは『ハンターハンター』ファンからすると非常に衝撃的な出来事でした。
モモゼ王子自身は『ハンターハンター』内でも非常に登場回数は少ないですが、お嬢様然とした立ち居振る舞いは、『ハンターハンター』ファンの中でも非常に人気があり、王としてモモゼが勝者になる事を見たかったという声もあります。
こちらのご意見では、モモゼ王子登場から『ハンターハンター』らしからぬ正統派お嬢様を気に入っていたファンの方も非常に多く、モモゼ王子が死亡してしまった後はもう見なくてもいいや、といった意見も多く見受けられます。
モモゼの死亡理由は複雑だった
いかがでしたでしょうか?モモゼ王子が死亡した経緯を解説していきましたが、複雑な事情が絡み合っており『ハンターハンター』らしい心理戦も含まれた内容になっております。モモゼ王子が死亡しても「カキン大樹の礎となる」とホイコーロ王が発言していることなど、続きが非常に気になります。
この記事のライター
ヒロ1129
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