【ハンターハンター】ヒソカが実は弱い?戦歴や能力から徹底考察
アニメ「ハンターハンター」には多くのキャラクターが登場します。中でもヒソカというキャラクターが実は弱いのでは?と話題に。ヒソカの戦歴や能力などから本当に弱いのかを徹底考察してみました!ヒソカの戦い方や性格などもまとめていくと共に、アニメの声優などを紹介します!
目次
ヒソカとは?
ヒソカとはハンターハンターに登場するキャラクターです。かなり序盤の頃から登場しており、狂ったような戦い方やしゃべり方が非常に印象強いキャラクターなので、知っている方も多いのではないでしょうか?そんなヒソカのプロフィールや目的が気になるところです。
ヒソカのプロフィール
本名は「ヒソカ=モロウ」といい、年齢はわかっていません。頬に星と雫のマークがあるのが特徴で、ピエロのような見た目をしています。トランプを用いて戦闘するシーンがとても印象的です。ヒソカは強い者と戦うことが大好きで、常に戦ってみたい相手を狙っています。
ヒソカは「無限四刀流」の元試験官だった?
ヒソカは、「無限四刀流」の使い手でもなく、試験官でもありません。ヒソカがハンター試験に参加した際、試験官である無限四刀流の使い手と戦闘し、初めて見る技で攻撃を食らってしまいました。あまりにもあっさり負傷するので、ヒソカは実は弱いのでは?感じさせますがその後、簡単に刀を受け止め、倒してしまいます。
ヒソカの目的
ゴンやキルアを見て成長すれば強くなると見込み、倒さずに生かしておきます。より強い相手と戦いたいヒソカは、手練れの能力者が集まっている「幻影旅団」というチームの団長であるクロロと戦いたいと思い入団しました。常に「強い人と戦いたい」と考えているヒソカは、狙いを定め戦う機会を狙っています。
ハンターハンターの概要
週刊少年ジャンプにて1998年から連載している漫画です。現在は休載中で、再開の予定は不明ではありますがそれでもファンが増え続けています。単行本は36巻まで発行されており、アニメも1999年と2011年の2度作成され、それぞれ違った声優を起用して放送されました。
ハンターハンターのあらすじ
くじら島に住む主人公、ゴン=フリークスは生まれてすぐにいなくなってしまった父親、ジン=フリークスを探しています。ある日、ゴンが猛獣に襲われているところをカイトというハンターに助けられ、ジンがハンターをしていることを知ります。ゴンはジンに会いたいと自分もハンターになることを決め、冒険に行き、多くの敵や仲間たちに出会います。
ヒソカは実は弱い?過去の戦歴などから考察
ヒソカは、アニメの初期から登場するキャラクターの1人として活躍してきました。出演シーンや戦闘シーンは数多く見かけ、狂気的な戦い方をしています。戦闘センスはとても魅力的ではあるものの、実際は弱いのでは?という部分をヒソカの戦闘から考察していきます。
ヒソカは弱い?過去の戦歴・戦闘シーンから考察
これまでのヒソカの戦歴や戦闘シーンを見ると、手傷を負ってしまったり、かなりダメージを受けている部分があります。そんなヒソカは弱いのではないか?と感じた方も多いのではないでしょうか?ヒソカの戦歴や戦闘シーンを1つずつ振り返ってみたいと思います。
ヒソカの強さ①カストロ戦
天空闘技場編でヒソカが200階クラスにいるときに戦った相手の1人がカストロです。カストロの念能力を見破るまでに攻撃を食らい、ヒソカは片腕が切断されてしまいます。そこでやっとヒソカのやる気にスイッチが入ります。あえてもう片方の腕もわざと切断させますが、カストロに失望した後、カストロの念能力の欠点を見抜き、ヒソカの念能力のトラップによって死亡しました。
カストロ戦では自らの腕を切断されても余裕そうな言動を見せ、手負いの状態でも勝つことができました。この戦闘ではヒソカの弱い部分は見当たりませんが、狂気的な部分が目立つ試合でした。
ヒソカの強さ②天空闘技場でのゴン戦
天空闘技場編ではヒソカとゴンの戦闘もありました。スタートからゴンとヒソカの攻防戦でしたが、ヒソカの方が圧倒しており開始時から一歩も動いていませんでした。ゴンはヒソカを倒すことを目標としていたので、最大限の実力で挑みますが、ヒソカには及ばずTKOで幕を閉じました。ゴンの成長っぷりを見て今後に期待したヒソカは殺すことなく終わりました。この戦いではヒソカが弱いというより、ゴンの実力がまだまだ未熟でした。
ヒソカの強さ③GI編のドッチボール
グリードアイランド編に入り、ここでは戦闘というよりもドッヂボールでのヒソカの活躍が印象的です。ヒソカの念能力を駆使して相手の数を減らしていこうとします。しかし相手のレイザーが放つボールの威力はすさまじいもので、なかなかボール取ることができません。レイザーが放ったチャンスボールをキャッチしようとするも、指が2本折れてしまいました。
その後もレイザーはバレーのスパイクでボールを飛ばし、ヒソカ、ゴン、キルアの3人で受け止めたり、ゴンの意思を汲み取って最後はヒソカが両手を負傷しながらもレイザーをアウトへ導きました。ヒソカとレイザーの念能力の相性の悪さ、パワーや防御力の差からヒソカの方が弱いかもしれませんが、自身の念能力の特徴を熟知した使い方などを含めレイザーと同格の戦闘力であることに違いはありません。
ヒソカの強さ④ゴトー戦
ゴトーはゾルディック家に使える執事です。念能力を使用することができ、高速でコインを飛ばすことができます。選挙編ではゴトーとヒソカの戦闘シーンがあります。ヒソカの念能力は障害物があればあるほど活かすことができます。ゴトーとの戦いでも障害物を上手く利用し、最後はゴトーの首を切って倒しました。
ゴトーが弱いわけでは決してありませんが、ヒソカの方が戦術も場所も有利でした。ゴトー自身もヒソカとの実力の差に気付いており、できるだけ長く時間を稼ぐつもりで戦っていました。
ヒソカの強さ⑤クロロ戦
ヒソカはクロロと戦うために、旅団に入団し、やっと戦うことができます。クロロの能力はとても優秀で他人の能力を盗むことができます。この戦闘は非常に頭脳とお互いの能力の使い道を読みあった高度なものでした。クロロは様々な人の念能力を、戦いながら上手く切り替えて使っていきます。ヒソカはクロロの念能力を考察しながらの戦闘でした。
ヒソカは結局、クロロの作り出した大量の人間爆弾によって死亡しています。ヒソカの実力が弱いわけでも、ヒソカの能力が弱いわけでもありませんが、今回の戦闘はクロロに圧倒的に有利な状況でした。ただ、ヒソカの能力は攻撃面では弱い面があるので、今回のクロロの能力との相性も悪かったことも敗因の1つです。
ヒソカは弱い?強さを他キャラと比較
ヒソカがこれまでに戦ってきた相手は弱い相手ばかりではありませんでしたが、ハンターハンターにはヒソカの方が弱いのではないか?と思わせるような強キャラが他にもいます。もし、他のキャラと比較したらヒソカは弱いのでしょうか?
ヒソカの強さをメルエムと比較
キメラアント編で登場した最強の生物、メルエムをヒソカは倒せるのか?という疑問は多く存在します。ヒソカの能力は相手にダメージを与えるような攻撃は弱いため、メルエムにダメージを与えるには念能力以外でなければなりません。すべてのキャラクターの中でも圧倒的な実力と莫大な防御力を誇るメルエムにヒソカが勝利するのは難しいと考えられます。
ヒソカの強さをプフと比較
プフはメルエムに仕える護衛軍の1人です。護衛軍の中ではさほど戦闘力は高くないものの、決して弱いわけではありません。ただヒソカ同様戦略を練って戦うタイプなので、もし戦闘になるのであれば肉弾戦ではなく、念能力を駆使した戦闘になるでしょう。プフはメルエムのようにパワーでも防御力でも圧倒的に強いわけではないので、ヒソカの身体能力と念能力なら勝てるかもしれません。
ヒソカの強さをウボォーギンと比較
ウヴォーギンとは、過去に幻影旅団のメンバーの1人だった人物で、クラピカによって倒されてしまいました。クラピカとの戦いでは圧倒的なパワーと破壊力を見せつけました。過去の戦闘シーンでは複数人相手にたった1人で肉弾戦を勝ち抜きました。ヒソカとは非常に相性の悪い相手の1人です。ヒソカのパワーも弱いわけではありませんが、1度でも攻撃を食らえばヒソカでもひとたまりもありません。
ヒソカの強さをジンと比較
ジンは非常に名高い念能力者で、実力も申し分ないほど強いキャラクターです。まずヒソカが気に入るに違いないほどの能力を持っています。しかし、ジンの能力はわかっておらず、過去にオーラを使った手遊びを自慢していた程度でしか能力はわかりません。ヒソカもオーラのコントロールは下手ではありませんが、ジンに適うほどではないと考えられます。もし戦ったとしても念能力と実力の差をヒソカが埋めるのは難しいのではないでしょうか。
ヒソカの強さをイルミと比較
ゾルディック家の長男で、キルアの兄のイルミはかなりの実力です。イルミとヒソカは一緒にハンター試験受けたこともあり以前から面識のある関係でした。過去にイルミを怒らせたときには、その殺気にヒソカはイルミの強さを再確認しました。イルミの能力は操作系で、念能力自体に攻撃力はなく、弱いわけではありませんが使い方次第では非常に厄介な能力です。ただ、1対1の場合ではヒソカの方が有利に攻撃できる分強いといえます。
ヒソカは実は弱い?念能力から考察
ヒソカの念能力自体には攻撃力はなく、自身の攻撃するためのアシストに念能力を使っています。ヒソカの念能力は実は弱いのでは?と思うファンも多くいます。ではヒソカの念能力はどのような能力なのでしょうか。
ヒソカは変化系能力者
念能力には複数の系統が存在します。ヒソカはその中の「変化系」の能力者です。変化系の能力者は物体や生物に念能力を使用して変化をさせることができます。ヒソカは念能力で物体を変化させることが得意で、戦闘中もよくその能力で相手を惑わす戦い方をしています。
ヒソカの伸縮自在の愛(バンジーガム)
伸縮自在の愛は、ヒソカの念能力で、自身のオーラをガムとゴムのどちらの性質にもすることが可能です。ガムのようにくっつけたり、ゴムのように伸び縮みさせることが可能です。この伸縮自在の愛を絶(オーラを消すこと)で隠すこともできるため、非常に優秀な能力です。独特な能力で、攻撃力は弱いですが工夫次第では脅威的になるので、ヒソカにピッタリの能力です。
ヒソカの薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)
薄っぺらな嘘は、ヒソカのもう一つの念能力です。自分のオーラにイメージしたものを写し、どんな質感も再現することが可能です。紙のような薄いもののみにしか写せず、触れられるとすぐにバレてしまう程度のものです。ヒソカ曰く、完璧ではないからこそ騙しがいのある能力だといいます。
ヒソカは実は弱い?発言や伏線から考察
ヒソカが弱いのか?という部分は相手の念能力との相性と場面次第であることが分かりました。障害物などない場所では圧倒的に不利になってしまったりなど状況で変わってきます。では、他のキャラクター視点のヒソカはどのように映っているのでしょうか?
考察①キルアの発言
キルアが初めて旅団メンバーのノブナガとマチを見た時、ゴンにわかりやすくヒソカが2人座っていると例えました。この時点でのキルアやゴンはヒソカよりも圧倒的に弱く、ヒソカを強い人と見込んで例えています。キルアは旅団メンバー内の順列はわかっていないものの、ヒソカを含めノブナガとマチも自分よりも格上であることを理解しています。
考察②旅団腕相撲ランキング
旅団メンバー内で行われた腕相撲ランキングの順位に驚いた方は多いのではないのでしょうか?1位のウヴォーギンは納得ですがヒソカが3位にランクインしています。この順位は漫画ハンターハンターでちらっと書かれていただけなので、どのような経緯で試合したのかは定かではありませんが、ヒソカがそれなりのパワーがあることが分かります。
考察③ハンター選挙でのヒソカの品定め
会長選挙編に登場したヒソカは、様々なハンターを品定めします。強そうな人物に点数をつけ、戦ってみたいと思う相手を探していました。結果的に選挙に参加していた中でヒソカの点数が高かったのは95点のイルミでした。この点数の基準は具体的にはわかりませんが、ヒソカが自分と戦うに値するかどうかの点数で、高ければ高いほど戦いたいと考える相手でしょう。
考察④マチを拘束した
ヒソカがマチを拘束するシーンがありました。伸縮自在の愛によっての拘束でしたが、かなり不意打ちの技でした。マチはヒソカと少しの間だけ行動を共にしていたこともあり、旅団の中でも親密な関係でした。そのせいか、ヒソカに対し油断した結果、拘束されてしまいました。伸縮自在の愛を使っての通常の戦闘で拘束することは厳しいようです。
考察⑤シャルナークを殺害した
シャルナークはコルトピと一緒にヒソカに襲撃をされました。シャルナークは最初にやられたコルトピと、死んだと思っていたヒソカの姿を見て動揺し、その隙をつかれてヒソカにやられてしまいました。あまりにもあっけなく倒されてしまったので、悲しむファンも多くいました。シャルナークが強いか弱いかというよりかはヒソカの不意打ちがかなり効いたという一面です。
ヒソカの声優
アニメとしてはフジテレビ版と日本テレビ版の2度作成され、公開されました。過去に放送されたフジテレビ版と新しい日本テレビ版ではすべての声優が異なっているのも魅力的です。フジテレビ版と日本テレビ版でヒソカを担当した声優は一体誰なのでしょうか?
ヒソカの1999年フジテレビ版の声優は高橋広樹
1999年にフジテレビで公開されたハンターハンターのヒソカの声優は高橋広樹さんが担当しました。怪しげなキャラクターのヒソカにピッタリな声で、アニメが公開された当時もヒソカのファンは多く存在しました。
高橋広樹のプロフィール
高橋広樹さんはマック・ミックという事務所に所属している声優です。出身は東京都で生年月日は1974年9月7日です。幅広い声のキャラクターを担当を行うバイプレーヤー声優です。俳優や歌手としての活動だけではなく、舞台での活動もしています。
高橋広樹の主な出演作品
高橋広樹さんの主な出演作品は、遊戯王デュエルモンスターズ/城之内克也役、テニスの王子様/菊丸英二役、金色のガッシュベル!!/パルコ・フォルゴレ役、あんさんぶるスターズ!/齋宮宗役などの人気アニメを担当していました。実は、新ハンターハンターにも出演しており、パリストン役で登場しました。
ヒソカの2011年日本テレビ版の声優は浪川大輔
2011年に日本テレビ版で公開されたハンターハンターのヒソカの声優は浪川大輔さんが担当しました。高橋広樹さんとは違ったヒソカ独特の怪しげな雰囲気と色気を感じさせる声に、ヒソカのファンがますます増えました。
浪川大輔のプロフィール
浪川大輔さんはステイラックという事務所に所属しており、代表取締役でもあります。生年月日は1976年4月2日で、東京都出身です。子役の日本語吹き替えがデビュー作品で、現在はアニメや映画の吹き替えだけではなく、ナレーションの仕事もこなしています。
浪川大輔の主な出演作品
浪川大輔さんの主な出演作品は、GANTZ/玄野計役、ツバサ・クロニクル/ファイ・D・フローライト役、BLACKLAGOON/ロック役、BLEACH/ウルキオラ・シファー役、ハイキュー!!/及川徹役、ブラッククローバー/ジャック・ザリッパー役、キルシュ・ヴァーミリオン役を担当しました。最近ではルパン三世の3代目石川五右衛門役を担当していることで有名になりました。
ヒソカに対する世間での評判や人気
ヒソカという怪げで、誰にも従わず、自らの欲望に忠実に生きるキャラです。敵なのか味方なのかも不明なキャラクターにハンターハンターを見た方の中でもファンが多く存在します。ヒソカに対する世間の評判はどのようなものでしょうか?
ヒソカとカストロの戦闘で、カストロの能力についてヒソカに痛い部分を指摘され惨敗してしまったシーンについてです。カストロの能力は実用的で非常に優秀なのに、ヒソカに負けてしまったことで、「能力の無駄遣いであっけなくやられたキャラ」になってしまいました。
ドッヂボール戦にて、レイザーの念獣の投げたボールであるはずなのにヒソカに負傷を負わせたシーンです。ただでさえ念獣を何体も出してオーラを使用しているのにもかかわらず強力な威力のボールを投げるレイザーの強さと、それでも伸縮自在の愛を用いて止めるヒソカの実力がよくわかる場面でした。
自分が一番強いと信じてやまないヒソカが戦い相手を選別しているシーンです。ヒソカは自分自身を100点としての評価であるのか、単純に相手の能力的な点数なのかは不明ですが、弱い相手にはそれなりの低い点数をつけていることから、ヒソカ自身と比べたときの点数でしょう。
ヒソカは実は弱いキャラだった
これまでの戦歴や過去の他のキャラクターの発言などから、ヒソカは弱いのか?と思われていたが、さまざなな強キャラたちをあっさりと倒してしまうシーンや、強いとされているキャラクターの点数を低く見積もっていることからヒソカは決して弱いわけではありません。しかし、腕が切り落ちたり、指がボロボロになったりと無茶な戦い方をしているので、弱いのか?と思う方も少なくないです。
この記事のライター
獠99
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