【ハンターハンター】ヒソカの死亡理由を紹介!その後復活して強くなった?
『ハンターハンター』で絶大な人気を誇るヒソカの死亡理由についてネタバレ解説します。本記事では、ヒソカの死亡に関わったとされる人物や、復活後のヒソカが暗黒大陸に向かうまでの足取りに迫り、アニメ『ハンターハンター』でヒソカ役を務めた声優情報もまとめました。
ヒソカとは?
『ハンターハンター』のキャラクターで人気を集めるヒソカ。ヒソカは謎が多い戦闘狂の奇術師でハンター287期生です。気紛れに人を殺傷する要注意人物ではありますが、決して無闇に戦闘を仕掛けるのではなく持ち前の天才的な頭脳で戦います。
ヒソカのプロフィール
『ハンターハンター』きっての戦闘狂奇術師であるヒソカのプロフィールは、6月6日生まれ、年齢は不詳、身長は190cm以上の高身長で血液型はB型です。フルネームは「ヒソカ=モロウ」。ピエロのような出で立ちですが、メイクを落とした素顔は美形で普段の姿とは全くの別人です。掴みどころのない性格で変態的な性癖のあるヒソカはサイコパスだと言われています。
ハンターハンターの概要
ヒソカの死亡について紹介する前に『ハンターハンター』についておさらいをしましょう。『ハンターハンター』は冨樫義博先生が手掛ける漫画作品です。週刊少年ジャンプにおいて1998年から連載されていますが、休載期間がとても長く連載開始以降毎年10回以上休載しています。連載再開の情報が出るとネットニュースになるほど話題になり、ファンの間でも連載再開について盛り上がるなど人気作品となっています。
ハンターハンターのあらすじ
『ハンターハンター』とは主人公・ゴンは、死んだと思っていた父親・ジンに会うため、父親と同じ職業のハンターとなるべくハンター試験会場へと向かう旅から物語は始まります。道中、同じ志を持つクラピカ、レオリオ、そしてキルアと出会い信頼を深めていきます。そしてゴンは、ハンター試験で出会った奇術師のヒソカと因縁を残すことになるのです。
ヒソカの死亡理由
『ハンターハンター』のファンから人気の高いヒソカ。そんなヒソカは死亡してしまいます。なぜヒソカは死亡してしまうのでしょうか。ここからはヒソカの死亡理由について詳しく紹介します。
ヒソカの死亡シーンは何話?
ヒソカの死亡シーンは原作コミック『ハンターハンター』34巻、暗黒大陸編で描かれています。34巻357話で絶望的とも言えるヒソカの死亡シーンの描写は、ヒソカの姿からは想像できない程に衝撃で読者にトラウマを植え付けるものになりました。ちなみに、アニメでは放送されていないシーンとなります。
ヒソカはクロロとの戦いで死亡
ヒソカの死亡理由、それは幻影旅団団長・クロロとの戦いにより死亡しました。ヒソカはクロロとの戦いによってどのような最期を迎えたのでしょうか。ヒソカの死亡した経緯について紹介します。
死亡の経緯①クロロとの戦いはヒソカが熱望していた
戦闘狂であるヒソカは強者であるクロロとの命懸けのタイマン勝負をずっと熱望していました。ヒソカは気に入った相手を付け回す変態で、クロロもその標的に遭い、ヒソカのしつこさに嫌気が差します。そんなクロロは以前、クラピカの念能力によって自身の念能力が使えなくなっていました。そこで、ヒソカに除念師を探してもらい、向かった先のグリーンランドで、無事にクラピカの念を消すことに成功します。
クロロへの除念をヒソカに頼んだその見返りとして、タイマン勝負を承諾したクロロ。その結果、天空闘技場でヒソカは念願だったクロロとの命懸けタイマン勝負をすることになったのです。
死亡の経緯②劣勢になるヒソカ
命懸けのタイマン勝負は序盤からクロロの猛攻により、ヒソカは圧倒されてしまいます。クロロの能力により劣勢を強いられるヒソカ。クロロはヒソカとは違い、必ず勝てる戦いしかしません。数多に繰り出されるクロロの能力にヒソカの解析も追い付かず、ダメージを負い続けてしまいます。
死亡の経緯③クロロが勝利しヒソカは死亡する
クロロは7つの念能力「盗賊の極意(スキルハンター)」「栞のテーマ(ダブルフェイス)」「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」「神の右手悪魔の左手(ギャラリーフェイク)」「番いの破壊者(サンアンドムーン)」「人間の証明(オーダースタンプ)」「転校生(コンバートハンズ」)を使い、ヒソカの片腕と片足を破壊し窮地に追い込みます。逃げ場を失ったヒソカは、クロロが用意した大人数の人間爆弾の大爆発によって死亡しクロロは勝者となりました。
ヒソカの死亡をクロロが確認しなかった理由
ヒソカに対して圧倒的な強さで勝ったクロロですが、ヒソカが死亡したことを自身はきちんと確認しませんでした。勝てる戦いしかしない主義だからなのでしょうか。クロロがヒソカの死亡を確認しなかった理由3つについて紹介します。
確認しなかった理由①仲間への信頼
ヒソカの死亡を確認しなかった理由1つ目は「仲間への信頼」です。幻影旅団団長のクロロは、仲間をとても信頼しています。幻影旅団の仲間がヒソカの死亡を確認することができれば、自身が確認する必要はないと考えていたのではないかと推測されます。
確認しなかった理由②油断があった
ヒソカの死亡を確認しなかった理由2つ目は、油断があったからです。クロロはヒソカとのタイマン勝負に勝利するために念入りな準備をしてきました。そしてヒソカを倒した時、確かに心臓は止まっていたのです。「死後に強まる念」についてクロロは知っていたものの、ヒソカが使うとは予想していなかったと推測されます。
確認しなかった理由③時間的余裕がない
ヒソカの死亡を確認しなかった理由3つ目は、時間的余裕がなかったことです。クロロが用意した大量の人間爆弾による爆発のせいで、天空闘技場は大騒ぎになっていました。このまま天空闘技場にいるとクロロに危険が及ぶ可能性があるため、急いで立ち去らなければならなかったのではと推測されています。
ヒソカの死亡に関わった人物
これまでヒソカが死亡した経緯などについて紹介してきましたが、ヒソカの死亡に関わった人物について紹介します。
クロロ
ヒソカの死亡に関わった人物は幻影旅団団長のクロロです。クロロはヒソカが命懸けのタイマン勝負を熱望していた相手であり、そのタイマン勝負を実現させ圧倒的強さでヒソカを死亡させた張本人です。しかし、タイマン勝負とは名ばかりでその裏では仲間を使って殺害したのではと考えられています。
コルトピとシャルナーク
ヒソカの死亡に関わった人物は幻影旅団団員No.12のコルトピとNo.6のシャルナークです。コルトピとシャルナークは自身の能力を使いヒソカ殺害に加担していた可能性があります。これが事実ならば、タイマン勝負をしたかったヒソカにとって憎むべき相手と推測されます。
マチ
ヒソカの死亡に関わった人物は幻影旅団団員No.3のマチです。マチもコルトピとシャルナークと共に天空闘技場にいた人物です。マチも自身の能力でヒソカ殺害に加担していた可能性は大いにあります。
ヒソカは死亡したその後復活して強くなった?
クロロとの勝負で死亡したヒソカですが、見事な復活を果たします。ヒソカはどのようにして復活することができたのでしょうか。ヒソカが復活した理由と経緯、復活後の強さについて調べてみました。
ヒソカが復活した理由
死んだはずのヒソカが復活したのには、大きく分けて3つの理由があります。その理由とは一体どのようなものなのでしょうか。その3つの理由について紹介します。
理由①死後の念
ヒソカが復活した理由1つ目は「死後の念」です。「死後の念」とは、死ねば消えるものではなく、死んだことによって強まる念のことを言います。強い恨みや未練を残したまま死ぬとその想いが憎しみの対象へ向かうのです。その「死後の念」をヒソカは利用しますが、これはヒソカにとって大きな賭けでもありました。
理由②心臓マッサージ
ヒソカが復活した理由2つめは、心臓マッサージです。クロロの猛攻に成す術がないと悟ったヒソカは死の間際に自身の念である「伸縮自在の愛(バンジーガム)」に自分が死んだ後、心臓と肺を収縮させるように念じました。その結果、ヒソカの死後に発動した念がヒソカの心臓をマッサージして見事復活するのです。
理由③薄っぺらな嘘
ヒソカが復活した理由3つ目は「薄っぺらな嘘」です。「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」とは、ヒソカの能力で「伸縮自在の愛(バンジーガム)」で破壊された手足を復元し「薄っぺらな噓(ドッキリテクスチャー)」で生前と同じ見た目へと戻します。ヒソカにとって一か八かの賭けが功を奏しました。
ヒソカは復活してさらに強くなった?
「死後の念」を上手く利用し、見事な復活を遂げたヒソカ。見た目は生前と変わらず元に戻すことができましたが、強さについてはどうなのでしょうか。ヒソカは死して尚、凄まじい執念によって復活したことを考えると、死んで蘇る前よりもさらに強くなっているのではないかと推測されます。
『ハンターハンター』の「死後の念」とは、正しくは「死後さらに強まる念」と表記されています。それを踏まえると「死後さらに強まる念」を発動させたヒソカは、復活後自身の能力が以前にも増して強力になっているか、もしくは新たな能力を身に着けている可能性があります。
ヒソカや幻影旅団の今後はどうなる?
死から復活したヒソカとクロロ率いる幻影旅団は今後関りがあるのでしょうか。ここからは、ヒソカと幻影旅団の今後について紹介します。
幻影旅団は全員死亡する?
ヒソカが死後復活したのには理由があります。それは幻影旅団全員の抹殺です。ヒソカが復活した場にいた幻影旅団団員のマチに幻影旅団を皆殺しにすると宣言しました。その後、直ぐに有言実行に移したヒソカは幻影旅団のコルトピとシャルナークを殺害するのです。今後、ヒソカが残りの幻影旅団を殺害していくのか様々な考察がされています。
実は、幻影旅団が全員死亡してしまうのではと囁かれている理由には『ハンターハンター』の作者・冨樫義博の過去のインタビューにあります。「クラピカや幻影旅団はどうなるのか」と言う読者からの質問に対し、「全員死にます」と答えていました。そのことから、いずれ幻影旅団は全滅してしまうのではと考えられています。
ヒソカがマチを殺さなかった理由
ヒソカ復活の場に居合わせた幻影旅団団員のマチ。ヒソカは幻影旅団全員の抹殺を宣言しておきながら、マチを拘束するだけで殺害するまでに至りませんでした。コルトピとシャルナークは即座に殺害したのにもかかわらず、マチが殺害されなかった理由として、マチを「メッセンジャー」として利用するためではないかと言われています。他には、ヒソカはマチを気に入っていたからという考察もされていますが、真相は明らかにされていません。
幻影旅団は暗黒大陸へ
ヒソカ復活後、窃盗集団でもある幻影旅団はカキン王族が所有するお宝目的の為に暗黒大陸へ向かう船・ブラックホエール号へ乗り込みます。この時既にコルトピとシャルナークの死を知っていたクロロ達は、ヒソカの殺害を誓うのでした。
ヒソカは暗黒大陸へ向かう船の中に潜入
クロロは、暗黒大陸へと向かう船に、ヒソカが幻影旅団を追って潜入していると断言していました。ヒソカ殺害のため、隈なく船内を探し回る幻影旅団でしたが、ヒソカを見つけ出すことは出来ません。暗黒大陸に到着するまでにヒソカを見つけ出すのが先か、ヒソカが船内で幻影旅団の誰かを殺害するのが先か今後の展開に注目です。
ヒソカの声優
気紛れで戦闘狂のヒソカの声優を務めたのは誰なのでしょうか。実はヒソカの声優を担当したのは2人います。それではその2人について紹介します。
ヒソカの1999年フジテレビ版の声優は高橋広樹
1999年フジテレビ版で放送された、アニメ『ハンターハンター』のヒソカの声優を務めたのは「高橋広樹」さんです。漫画でのヒソカのセリフの語尾にはトランプのマークが付いているのですが、高橋さんのヒソカはそのトランプマークが付いているように話し、ヒソカそのものとして演じ切っています。
高橋広樹のプロフィール
高橋広樹さんは、1974年9月7日生まれで東京都出身、声優や俳優、歌手としても活躍しています。子供の頃はプロレスラーになることを夢見ていましたが、格闘技やスポーツに携わる中で怪我をしていたことで夢を断念します。そんな中、高校卒業後の進路に悩んでいた高橋さんはCHK声優センター(声優・タレント養成所)に入り、後に東京アナウンス学院放送声優科へ進学、様々な事務所やフリー期間を経て現在はマック・ミックに所属しています。
高橋広樹の主な出演作品
海外映画の吹き替えや音楽ユニットも務めている、高橋広樹さんの主な出演作品は、『テニスの王子様』の菊丸英二、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の城之内克也、『金色のガッシュベル』パルコ・フォルゴレ、『抱かれたい男1位に脅されています。』の西條高人、『魔法使いの約束』のミスラなど、数多くの作品で活躍しています。
ヒソカの2011年日本テレビ版の声優は浪川大輔
2011年日本テレビ版アニメ『ハンターハンター』のヒソカの声優を務めたのは「浪川大輔」さんです。浪川さんの演じるヒソカは、戦闘狂な面を見事に演じています。
浪川大輔のプロフィール
浪川大輔さんは1976年4月2日生まれの東京都出身、声優や俳優、歌手として活躍しています。小学2年生の頃、母親の友人の紹介で劇団こまどりに所属し、その後『E.T』の主人公エリオット役の吹き替えで一躍有名になります。一時期捻くれた性格になり声優の仕事をさぼりがちになったことで信頼を失いますが、心を入れ替え怠慢な態度を取っていたことを自身を起用していた制作会社に謝罪し、許しを貰った会社から少しずつ声優の仕事が来るようになった経緯を持っています。
浪川大輔の主な出演作品
現在は人気声優となった浪川大輔さんの主な出演作品は、『BLEACH』のウルキオラ・シファー、『君に届け』の風早翔太、『ハイキュー!!』の及川徹、『Fate/Zero』のウェイバー・ベルベット、『ルパン三世』の石川五ェ門など数多くの人気作品に出演しています。
ヒソカに対する世間での評判や人気
『ハンターハンター』の変態キャラとしても話題となっているヒソカ。そんなヒソカに対する世間での評判や人気はどのようなものなのでしょうか。Twitterでの声をいくつか紹介します。
ヒソカの死亡について衝撃を受けている声がありました。ヒソカについて検索した時、「死亡」というワードが出てきた事で、焦ってしまうファンの様子がうかがえます。
『ハンターハンター』の作品が好き過ぎるが故に、ヒソカの死亡を連載で読んだ時の絶望感を抱く声も多くありました。連載で読んでいた『ハンターハンター』のファンにとってはヒソカ死亡の描写はとても辛かったことがうかがえます。
ヒソカの死亡・復活について考察している声も多くありました。死んで数分以上経過しているのに、心臓マッサージで復活する事が有り得るのだろうかと疑問に思いながらも、冨樫先生ならば色々考えて描いているのだろうと推測している人もいるようです。
ヒソカは死亡した後復活した
『ハンターハンター』の人気キャラクター、ヒソカはクロロと命懸けのタイマン勝負で死亡するも「死後の念」を利用して見事復活しました。ヒソカは暗黒大陸で幻影旅団を抹殺するのでしょうか。暗黒大陸編でのクロロとの再戦にも期待しつつ、今後の『ハンターハンター』連載再開を待ちましょう。
この記事のライター
rymamimo
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