【ハンターハンター】暗黒大陸編まとめ!主要キャラや謎を徹底考察
ハンターハンター最新章である「暗黒大陸編」。ハンターハンター至上最多の登場キャラクターと、緻密な設定、そして複雑に絡み合う伏線が面白いとファンの間で大きな話題を呼んでいます。「暗黒大陸編」の主要キャラや、未だに多い謎を徹底考察していきます。
目次
【ハンターハンター】暗黒大陸とは
暗黒大陸は、ハンターハンターの世界で言うと「外の世界」であり、現在解明されている大陸は暗黒大陸中央にある湖「メビウス」に存在していると言われています。
ハンターハンターの概要
ハンターハンターは週刊少年ジャンプにて連載中の人気漫画です。ハンターハンター作者・冨樫先生の休載が多い事で知られており、今回は2018年から約4年近く休載しており、過去最長となっています。しかし、2022年5月に冨樫先生のTwitterアカウントが爆誕し、原稿を毎日投稿している事から、連載再開間近なのではないかと世界中のファンから注目されています。
ハンターハンターのあらすじ
ハンターハンターは、主人公・ゴンがプロハンターの父親、ジンに会うために大自然に囲まれた故郷を出発し、信頼出来る仲間と出会い、数々の強敵や苦難を乗り越えて冒険するストーリーです。ハンターハンターは複雑な設定と伏線が多く、少年漫画にしてはグロテスクな表現もある等、その特異な世界観から数多くのファンを魅了しています。
【ハンターハンター】暗黒大陸編まとめ
最新章であるハンターハンター「暗黒大陸編」。これまでの経緯をまとめていきます。
暗黒大陸編のあらすじ
暗黒大陸編は、ハンターハンター第32巻から始まる新章です。文字通り「暗黒大陸」という謎に満ちた大陸を探索しに冒険へ出るというストーリーとなっています。暗黒大陸はかつてあのネテロすらも扉を開けて一歩も踏み入れず引き返したと言う程、大きく危険な生物や「厄災」と呼ばれる、人類が滅亡してしまう程の強大な力を持つ正体不明の生物が生息する大陸であり、辿り着く事も至難の業です。キメラアントや世界樹も、この暗黒大陸からやってきたと言われています。
暗黒大陸編の「五大厄災」とは
これまでも、人類は暗黒大陸を求めて冒険してきました。そのたびに暗黒大陸から「厄災」を持ち帰り、人類滅亡の危機を引き起こしたと言われています。しかし、暗黒大陸にある厄災達が守る宝は、人類にとって画期的で多大な恩恵を授かれると言われる程で「希望(リターン)」と呼ばれています。そのため、世界中の野心家達がこぞって暗黒大陸を目指して厄災の攻略を夢見てきました。
ガス生命体アイ
「欲望の共依存」と呼ばれるガス生命体アイ。「あい」という言葉を発することが判明しており、ゾルディック家のアルカに憑いているナニカが、このガス生命体アイである事が分かっています。実体はなく、文字通りガスにような黒いもやのような形態をしています。彼らの希望は「三原水」と呼ばれる希望で、あらゆる液体の元となりうる水であり、どんな液体も生成出来てしまうと言われています。
人飼いの獣パプ
快楽と命の等価交換をするとされる「人飼いの獣パプ」。命と引き換えに快楽を与える危険度A-2と言われる厄災です。メビウス湖北東にある山脈に生息しているとされており、調査に向かった1000人のうち7人しか戻らなかったと言われています。彼らの希望は水に沈める事で発電出来る「無尽石」と呼ばれる奇跡の鉱石です。
植物兵器ブリオン
古代遺跡を守っている存在で、「正体不明」の存在とされている厄災で、頭部は球体となっており、身体は人間の恰好をしています。危険度B+であり、危険度Bのキメラアントをやや上回っています。サヘルタ合衆国の特殊部隊を壊滅させており、帰還したのは2名のみでした。彼らの希望は万病に効くとされる香草であり、どんな病気も治してくれる力があるとされています。
不死の病ゾバエ病
不死の病「ゾバエ病」とは、文字通り死ぬことが出来ない病気にかかる厄災です。食事を与えていないにも関わらず、自給自足で50年以上生きているゾバエ患者がいる事が描写されており、自らの腕を食べているのか、血を吸っているのか定かではありませんが、なんともおぞましい姿で描かれています。ゾバエ病の希望はメタリオンと呼ばれる錬金植物で、詳しい説明はされていませんが、おそらく金属を生成する事が出来る植物だと言われています。
ドン=フリークスが物語の鍵?
ハンターハンターのドン=フリークスは、かつて暗黒大陸を冒険し、「新大陸紀行」と呼ばれる暗黒大陸冒険記の著者です。300年以上前にメビウス沿岸を冒険した記録「東版(上巻)」が発見されており、その内容は「五大厄災」等余りにも空想じみていた為、ドン=フリークスの妄想や小説の類だと思われてきました。しかし、ハンター協会はドン=フリークスの著書を元に何度も暗黒大陸への上陸を試みている事が判明します。
「西版(下巻)」の著書が発見されていない事から、ドン=フリークスは未だに暗黒大陸を冒険し、下巻の執筆中なのではないか?とジンが仮設を立てています。300年以上も前の人であるドン=フリークスが生きているとは普通考えにくいですが、暗黒大陸には万病を治す香草や、長寿になるニトロ米等が存在する為、可能性としては十分に考えられるでしょう。そして、「フリークス」という姓がハンターハンターの主人公であるゴンやジンと同じ事から、ドン=フリークスは2人と血縁関係があると予測されています。
カキン帝国の王位を巡る戦い
ハンターハンター六大陸のうちの一つ、新興国「カキン帝国」は、新国家として成立した際、近代5大陸と暗黒大陸の不可侵条約を破り暗黒大陸を目指した国家です。暗黒大陸を目指す船内で、「カキン帝国」14人の王子が王座を巡り、謀略と暴力を武器に、最後に生き残った一人が王になれるという熾烈なバトルロワイヤルが展開されています。
暗黒大陸編の主要キャラや謎を徹底考察
今までに無いほどの新規キャラクター数が登場するハンターハンター「暗黒大陸編」。主要キャラをピックアップして紹介していきます。
暗黒大陸探検隊
- 総大将 ビヨンド=ネテロ
- No.2 ジン=フリークス
- 参謀 パリストン=ヒル
- 隊長 ミュヘル
- 実働部隊 マッシュル
- 実働部隊 ゴレム
- 実働部隊 マリオネ
- 実働部隊 ウサメーン
- 実働部隊 ペコテロ
- 実働部隊 クルリ
ハンターハンター暗黒大陸探検隊の総大将は故アイザック=ネテロ会長の息子、ビヨンドです。彼はかつて、暗黒大陸に上陸し、錬金メタトリオンを入手したものの、「不死の病ゾバエ病」に襲われ植物も枯れてしまい、失敗に終わっています。父ネテロとの条件(父が死ぬまで暗黒大陸の上陸禁止)が解かれた50年後、ついにカキン帝国と手を組み暗黒大陸へ再挑戦となりました。
またハンター協会前副会長・パリストンは十二支んを脱退し、ビヨンドと共に暗黒大陸探検隊に参加しています。パリストンの目的ははっきりと明かされているわけではありませんが、彼の性格から自分が楽しめそうだから参加した説が濃厚です。自分が楽しければ他者の犠牲も厭わない、そんな冷酷な彼の性格をジンは熟知しています。 ジンも暗黒大陸へ上陸に参加していますが、今回の冒険に参加した理由は「ビヨンドに協力し、パリストンを抑制する為」と語っています。
ハンター協会
- 化学班 チードル=ヨークシャー、ゲル、レオリオ=パラディナイト
- 情報班 ミザイストム=ナナ、ピヨン、サッチョウ=コバヤカワ、クラピカ
- 防衛班 ボトバイ=ギガンテ、カンザイ、サイユウ
- 生物班 ギンタ、クルック
近代五大陸からの要請で、カキン帝国とビヨンドの監視という最重要極秘任務を請け負った十二支ん達。また、故アイザック=ネテロ会長からの指令は、ビヨンドよりも先に暗黒大陸探検を成功に導く事、そして「五大厄災」のいずれかを攻略し、「希望(リターン)」を持ち帰る事です。今回新たな十二支んとなったクラピカ、レオリオも加わり、船内で始まったカキン帝国の王子達が王座を目指す戦いに巻き込まれていきます。
カキン帝国関係者
- 国王 ナスビ=ホイコーロ
- 第1~7王子 ベンジャミン、カミーラ、チョウライ、ツェリードニヒ、ツベッパ、タイソン、ルズールス
- 第7~14王子 サレサレ、ハルケンブルグ、カチョウ、フウゲツ、モモゼ、マラヤーム、
- 警備兵 テータ、ヒュリコフ、バビマイナ、サカタ、マオール
新興国「カキン帝国」の王子は全部で14名いますが、注目すべきは第4王子のツェリードニヒでしょう。彼は残虐でサイコパスな性質を持ち合わせていますが、表では知的でスマートに振舞っています。人体収集やスナッフが趣味で、クルタ族の最後の「緋の目」を所持している事からクラピカに標的にされています。念能力の存在を知りませんでしたが、知ってからは類稀なる才能とスピードで念能力を開花させていきます。そのポテンシャルから、王座に一番近い男と言われています。
【ハンターハンター】暗黒大陸に対する世間での評判や人気
ここでハンターハンター暗黒大陸編の世間での評判を見てみましょう。
ハンターハンター、暗黒大陸編の半ばで連載休止となって早4年が経とうとしており、連載の遅筆さを嘆く声が見られます。
暗黒大陸編の難解さを呟きつつも、やはり面白さについて言及しています。
やはり内容が難しく、何度も読み返す人もいるようです。
【ハンターハンター】暗黒大陸編はまだまだ多くの謎が秘められている
まだまだ始まったばかりのハンターハンター「暗黒大陸編」。開始早々に作者の休載で、一刻も早い連載再開が待たれますが、話の内容はかなり複雑なので何度も読み返す必要があるかもしれません。ドン=フリークスとジン、ゴン2人の関係も気になる所です。今後のハンターハンターのストーリー展開と伏線回収が楽しみです。
この記事のライター
木戸里香
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