【ハウルの動く城】マルクルの声優は神木隆之介!基本プロフィールを紹介
ハウルの動く城に登場するマルクルの声優である、人気俳優の神木隆之介について徹底解説していきます。基本プロフィールや出演作品、神木隆之介が他にキャスティングされた声優業も紹介。マルクルの謎めいた正体や名セリフもあわせて見ていきましょう。
目次
マルクルとは?
ハウルの動く城に登場するマルクルは、かわいらしい男の子です。主要キャラの一人で人気があり、ハウルとともに暮らしています。この記事では、マルクルの声優を誰が務めたか解説していきましょう。今では大人気の俳優が声優にキャスティングされたことで、一躍話題になりさらに人気となりました。
マルクルのプロフィール
マルクルは見た目は10歳くらいの少年で、ハウルの下に付いている魔法使いの弟子です。身長が低いため幼く見られがちですが、意外にもしっかりした性格の持ち主です。魔法を使用するときはフードを大きくかぶるり、老人の姿になります。
一緒に住んでいるカルシファーはマルクルの言うことは聞かない様子を見ると、立場は家の中で一番下のようです。ソフィーが来るまではしっかりとした食事はしていなかったようで、ソフィーの作ったご飯をかきこむように食べていました。
ハウルの動く城の概要
ハウルの動く城は人気のジブリ作品になり、監督は宮崎駿です。2004年11月20日に公開されたハウルの動く城は、ファンタジー小説作品である『魔法使いハウルと火の悪魔』を原作にしています。そのため、登場人物は元々の設定があるものでした。原作の作家であるダイアナ・ウィン・ジョーンズは、ハウルの動く城の感想に「素晴らしかった」とコメントしています。
ハウルの動く城のあらすじ
街では美女の心臓を奪うハウルという魔法使いが噂されており、主人公のソフィーはたまたまハウルに助けられます。ハウルと接触したソフィーは、荒地の魔女の呪いで老婆に変身させられてしまいます。その後、ソフィーは街を出ると、ハウルの動く城に出会い、城の中に入るのでした。そこは荒れ果てており、ソフィーは家政婦として働くことにします。隣国との戦争を受け、立ち向かうハウルと城の住人たちとの関係性が動き出します。
マルクルの声優は神木隆之介!経歴は?
ハウルの動く城に登場するかわいらしい少年のマルクルは、子どもらしさ溢れる声が魅力の声優も印象的でしょう。マルクルの声優にキャスティングされたのは、俳優として多くの作品に出演している神木隆之介です。ここからは、マルクルの声優として出演した神木隆之介について詳しく紹介していきましょう。
神木隆之介のプロフィール
ハウルの動く城でマルクルの声優として出演した神木隆之介は、埼玉県出身の1993年5月19日生まれ、血液型はB型です。母親が事務所に応募したところ採用され、子役として1995年にCMデビューを果たしました。俳優をメインに活動していますが、声優としても多くの作品に出演しています。
また、個人ではYouTubeでチャンネルを開設しており、『リュウチューブ』にてYouTuberとしても活動しています。趣味には写真撮影と話しており、はじめは鉄道を撮影するだけでしたが、そこからさまざまな写真を撮影するようになり、番組で撮影した写真が優秀賞を受賞したこともありました。2023年には、20代の実力派俳優ランキングで1位を受賞しています。
神木隆之介の経歴
神木隆之介は1995年にCMデビューを果たし、1999年には『グッドニュース』でドラマデビューをしています。2005年に出演した『妖怪大戦争』では主人公を演じきり、日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞して注目を集めました。『探偵学園Q』で初めてドラマにて初主演となった神木隆之介は、その後さまざまなドラマや映画に出演します。
声優業では、ハウルの動く城だけではなく多くのジブリ作品にも声優として登場しています。初めてのジブリ出演作品は『千と千尋の神隠し』になり、坊役で登場しました。その後、『ハウルの動く城』、『借りぐらしのアリエッティ』と続きます。事務所はデビューから16年所属していた「アミューズ」から、2021年に「Co-LaVo」へ移籍しています。
神木隆之介の主な出演作品
神木隆之介の出演した作品を見ていきましょう。まずテレビドラマでは、『学校のカイダン』や『探偵学園Q』、『らんまん』があります。その他には、『心の糸』や『Dr.コトー診療所』があります。
映画では、『妖怪大戦争』や『桐島、部活やめるってよ』、『神さまの言うとおり』です。その他にも、『3月のライオン』や『ホリック xxxHOLiC』があげられるでしょう。声優として出演した作品には『サマーウォーズ』や『君の名は。』があり、『メアリと魔女の花』や『100日間生きたワニ』も有名です。
マルクルの正体や部屋の掃除を拒んだ理由
ここまでマルクルの声優にキャスティングされた神木隆之介について紹介してきましたが、ここからはマルクルについて紹介していきます。マルクルの正体や作中での行動の謎を解いていきます。
マルクルの正体は魔法使いハウルの弟子?
マルクルの作中での登場シーンは、すでにハウルの動く城の中に住んでいます。そのため、初めて『ハウルの動く城』を見た人は、「マルクルはハウルの子どもなのか?」という疑問が浮かんだという人も少なくありません。物語が進んでいくとマルクルはハウルを「ハウルさん」と呼んでおり、魔法使いを学ぶ弟子であることが分かるでしょう。
では、なぜマルクルがハウルとともに住んでいるのか、気になる生い立ちも調査していきましょう。ハウルの動く城は、原作である『魔法使いハウルと火の悪魔』を元にしています。原作の中にもマルクルは登場しており、そこではハウルとの出会いが記述されていました。映画でのマルクルは10歳前後の少年でしたが、原作では15歳の青年として描かれています。
マルクルは両親が幼い頃に亡くなってしまい、住む場所も見つからずにホームレスになっていました。そのときに救いの手を差し伸べたのが、ハウルだったのです。そこから、ハウルの弟子として城で暮らすようになり、ソフィーと出会っていきます。
マルクルが部屋の掃除を拒んだ理由
ソフィーが城の掃除婦となり大掃除をしていると、マルクルがその様子を見て「2階はダメ!」と叫びます。そこまでして、なぜマルクルはソフィーが自分の部屋を掃除するのを拒んだのか、気になる人も多いでしょう。その理由は、大事なものを捨てられてしまったり、触られたくないと思ったからでしょう。ソフィーは拒んだマルクルに対して、「私なら大事なものはしまっておく」と伝えています。
その言葉を聞いて、慌てて自室に戻る様子を見ると、大事なものを急いでしまっていると考察できます。マルクルの大事なものとは、主にガラクタでありながら、自分の中では宝物と感じるものではないかと思われます。
マルクルが「女性の心臓を食べる」というハウルの噂を流した?
ソフィーの暮らす街では、ハウルに関する噂が流れていました。その噂とは、「ハウルは女性の心臓を食べる」といった内容です。実際には、ハウルは女性の心臓を食べることはしないため、誰かが噂を流したと考察できるでしょう。このような噂を流したのが、マルクルではないかといわれています。なぜ、マルクルはハウルにマイナスとなる噂を流したのか、疑問に思うでしょう。
噂を流した意図は、原作に描かれていました。原作では、ハウルがマルクルに「女性の心臓を食べる」という噂を流すように指示しています。魔法使いであるハウルは、一般の人に自分の力や邪心を植え付けるために、マルクルに噂を流すように伝えたのです。
マルクルのかわいい名言や名セリフ
かわいらしいマルクルは、見た目だけではなく放つセリフもかわいらしいと人気です。ここからは、神木隆之介が務めたマルクルの声で発せられるセリフで、かわいいと人気の名セリフを紹介していきましょう。
マルクルの名セリフ①「待たれよ」
しばし待たれよ
出典: ameblo.jp
マルクルの一つ目の名セリフは、マルクルが城をノックされたときに変身した後扉を開ける前に放つ「しばし待たれよ」です。ハウルの城は一般の客に仕事として魔法を使っています。まじないの薬を売っており、マルクルは魔法のマントで老人の姿に化けて対応するのが印象的でしょう。
老人の姿になるのは、魔法使いとしての威厳を出しているのではないかといわれています。しかし、見た目は小さな老人ですが、「しばし待たれよ」はかわいらしい少年の声のため、かわいいセリフとして評価されました。
マルクルの名セリフ②「うましかて」
うましかて
ソフィーが城に来て料理をしたとき、ハウルが全員そろったところで「では諸君いただこう。美味し糧を」と言います。マルクルはその言葉に続いて、「うましかて」と発しました。ソフィーは意味が分からないといった顔をして聞いていましたが、この言葉には意味がありました。「うましかて」は神様に感謝をする言葉になり、「いただきます」と同様の意味を持つといわれています。
マルクルの名セリフ③「僕たち家族…」
僕たち家族だよね
ハウルの動く城で注目すべきポイントでもある、マルクルとソフィーの関係性が垣間見えるのが「僕たち家族だよね」というセリフです。マルクルは最初こそソフィーに対してあまり良い顔をしていませんでしたが、優しくもあり厳しくもあるソフィーに対して次第に心を開いていきます。
そして、気付けばマルクルにはソフィーの存在が必要不可欠になっていたのです。そのとき、ソフィーの母が現れて、ソフィーを連れ戻そうとしました。ソフィーと離れてしまうかもしれないと思ったマルクルは、ソフィーに「僕たち家族だよね」と問いかけます。
マルクルの声優に対する世間での評判や人気
10歳のときにマルクルを演じた神木隆之介に対し、才能の塊であると言う声が多くあがっています。また、ハウルの動く城がジブリ作品で初めての声優業ではなく、『千と千尋の神隠し』ですでに声優として出演していたことから、驚く声が多くあがりました。
こちらのツイートでも、エンドロールを見て神木隆之介の名前に驚いたという声があがっています。ハウルの動く城は地上波で何度か放送されていることもあり、マルクルの声は誰がキャスティングされたのか気になって調べる人も多いようです。
マルクルの声は少年味の強い声をしており、かわいらしさがあります。そのため、大人になった神木隆之介が印象強い人は、あまりイメージができないという声もありました。
マルクルの声優は神木隆之介だった
ハウルの動く城に登場する主要キャラのマルクルの声優は、今や名前を知らない人はいないともいわれる俳優の神木隆之介でした。10歳頃の神木隆之介の声が聞ける作品でもあるため、ぜひマルクルの声に注目してみてください。
この記事のライター
N.R
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