【ハウルの動く城】ハウルのイケメンな魅力まとめ!ヘタレな性格がギャップ?
ハウルの動く城に登場するハウルのイケメンな魅力を徹底紹介!魔法使いのハウルはイケメンでありながらヘタレな性格を持っているのかも調査。ハウルの作中での姿や役柄に合うと評価された声優、ハウルの名言についても解説していきましょう。
ハウルとは?
ハウルは『ハウルの動く城』に登場する人物で、イケメンなキャラとして人気を博しています。ジブリ作品の中でもイケメン度は高く、ランキングではつねに上位をキープしているキャラとしても有名です。この記事では、ハウルのイケメンな魅力について紹介していきましょう。
ハウルのプロフィール
ハウルは巨大な動く城の主になり、才能を持った魔法使いの一人です。ハウルの動く城の主人公であるソフィーに並んで、もう一人の主人公として活躍を見せる登場人物です。外見はイケメンそのものになり、街では「ハウルは美女の心臓を食べる」と噂されています。見た目とは裏腹な性格を持っており、原作ではハウルの家族も登場しますが、映画のハウルの動く城では登場していません。
ハウルという名前ですが、作中では「ジェンキンス」や「ペンドラゴン」という偽名も使用しています。性格は大胆ですが、意外にも繊細でヘタレな一面も持っており、そのような性格も魅力的と評価されています。
ハウルの動く城の概要
ハウルの動く城はジブリ作品の長編アニメーションになり、監督は宮崎駿が務めました。宮崎駿監督は原作のある作品として、『魔女の宅急便』以来の作品になり15年ぶりとなる他者原作の映画となりました。原作はダイアナ・ウィン・ジョーンズの『魔法使いハウルと火の悪魔』というファンタジー小説になり、ジョーンズは仕上がったハウルの動く城に感銘を受けていました。
ハウルの動く城のあらすじ
街で噂されているハウルは、魔法使いでなおかつ美女の心臓を食べるといわれていました。帽子屋で働いていたソフィーは、街に繰り出すと兵隊に絡まれてしまいます。そのとき助け舟を出したのが、魔法使いのハウルでした。その夜、ソフィーはハウルを追っていた荒地の魔女に、呪いをかけられて老婆の姿になります。呪いを解くため、ハウルが住む動く城に向かい掃除婦となるソフィーはどのような運命を辿るのでしょうか。
ハウルのイケメンでかっこいい魅力
ここからは、ハウルのイケメンな魅力について徹底紹介していきます。ハウルの人物像も垣間見えてくるため、ハウルの魅力を見つけてみてください。
イケメンな魅力①美形な容姿
ハウルのイケメンな魅力は、まず目に付くのが美少年と言われる容姿でしょう。初登場シーンでは金髪の長めな髪の毛を揺らして、ソフィーを助けているシーンがあります。初登場のシーンで、心を奪われたという人も少なくありませんでした。初めの登場シーンではソフィーをスマートかつ紳士に助け、その後は空中を飛んで両手を繋ぎながら街の上を過ぎ去ります。
背後から両手を繋いでソフィーの顔を覗き込む様子は、女性には「たまらない」という感想が多くあがりました。ハウルの幼少期時代も作中では見られますが、幼少期から美形な容姿を持っていたことが分かるでしょう。今のハウルよりも少し幼い顔つきですが、全体的にバランスの良い美少年です。ソフィーのミスでハウルの髪色が変わりますが、美形な顔立ちのおかげでどのような髪色でも映えています。
イケメンな魅力②ミステリアスな雰囲気
ハウルの魅力的なポイントは、どこか掴めない性格がミステリアスでイケメンなことです。ソフィーやマルクルたちが知らない間にどこかへ飛び去ってしまったり、身体を傷だらけにして帰ってくるなど、気になる存在になるのに時間はかからないでしょう。しかし、なぜ知らない間に城を出ているのかというと、カルシファーとの契約が関係していました。
ハウルはカルシファーに自分の心臓を渡すことで、カルシファーが現在生きている状態となりました。カルシファーに自分の心臓を渡したことで、心を奪われてしまったのです。そのため、自分の感情を出すことが少ないことから、ミステリアスな雰囲気を纏っているのでしょう。また、ハウルの部屋がミステリアスで魅力的という声もあがりました。魔法で彩られたハウルの部屋は、煌びやかで憧れを持つ人も多いでしょう。
イケメンな魅力③ヘタレでナイーブな性格
ハウルの魅力は、かっこいいだけではありません。ハウルは美形な容姿でミステリあるな雰囲気を持っていますが、実はヘタレでナイーブな性格の持ち主です。サリマンの元へ一人で行くことができないからと、ソフィーに行くようお願いするシーンはヘタレな性格が出ているでしょう。かっこいい姿が印象的なハウルですが、ヘタレな姿はどこか人間味を感じられると評価されています。
ヘタレな性格だけではなく、ナイーブな性格が出ているシーンは、ソフィーが誤ってシャンプーの位置を変えてしまったときでしょう。シャンプーに魔法がかかっていたため、順番通りに使用しないと金色の髪色が維持できませんでした。黒髪になってしまったことで、ハウルは生気を無くしてしまいます。
身体から液体が出るほど落ち込んでいる様子を見ると、ナイーブな性格の持ち主であることが分かるでしょう。ヘタレな性格であっても、イケメンな見た目でプラマイゼロになっていることは確かです。しかし、ヘタレすぎてしまうが故に、ソフィーとの関係が気になる人も多いようです。
イケメンな魅力④浮気性
ハウルは美形な容姿を武器に、多くの女性に声をかけて恋愛に持ち込みます。そのため、多くの女性と関係を持っていることから、浮気性であるといえるでしょう。数々の女性に声をかけているハウルですが、恋愛にはルールのような面も持っています。
それは、ハウルが声をかけた女性がハウルに対して恋に落ちたら、その恋愛は終了という点です。ハウルは、相手の女性が自分に落ちるまでの過程を好んでおり、相手が振り向いてしまうと興味が無くなってしまうようです。イケメンな容姿を持つハウルに落ちない女性は居ないため、次から次へと声をかけていくのでした。
イケメンな魅力⑤「女性の心臓を食べる」という噂
ハウルは街中で「美女の心臓を食べる」と噂されています。この噂を流したのは、ハウルに頼まれたマルクルでした。実際にハウルは女性の心臓を食べることはなく、ヘタレな性格も相まって強い力を見せつけたいが故に流した噂であるといわれています。
しかし、浮気性なハウルは女性の「心臓(ハート)」をいとも簡単に奪うことから、この噂はあながち嘘ではないともいわれているのです。ハウルは、カルシファーに奪われた心臓の代わりに、女性の心を奪って安定を得ているのでしょう。
イケメンな魅力⑥男飯が上手
ハウルのイケメンな魅力としてあげられるのが、豪快な男飯を披露したところでしょう。ソフィーが城に来てすぐ、料理をしようとしましたがカルシファーは協力してくれませんでした。そこへハウルが来て、雑にフライパンをカルシファーの上に乗せると、豪快にベーコンと目玉焼きを作り始めたのです。
ベーコンは分厚く、卵を片手で割る姿に男らしさが全開であると評価されています。また、ハウルが作った料理は、ジブリ飯の中でも人気を博しています。キッチンや部屋が汚い中で、美味しそうな料理を作るハウルがかっこいいという声が多くあがりました。
イケメンな魅力⑦ソフィーとの関係
ハウルの動く城の見どころともいえるのが、ハウルとソフィーの関係性の移り変わりでしょう。ハウルは弱虫でヘタレな性格の持ち主ですが、ソフィーと出会い変わっていきます。ヘタレな性格を持っていますが、周りには自分を大きく強く見せていたハウルでしたが、次第にソフィーにだけ弱いところを見せ始めるのです。
魔除けで自分を守って殻に閉じこもっていたハウルでしたが、ソフィーを守るためにそれらを捨てて立ち向かう決心をしました。守るべき人ができたとき、人がどのように変わっていくのかを知ることができるのが、ハウルの成長といえるでしょう。ヘタレな性格のハウルが、ソフィーのために変わっていく姿がイケメンと評価されました。
ハウルのイケメンな姿一覧
ハウルの動く城の作中では、さまざまなハウルの姿を見ることができます。ここからは、作中で登場するハウルの姿について紹介していきましょう。
ハウルのイケメンな姿①金髪姿
ハウルの姿の中でも一番の人気ともいえるのが、金髪の姿です。最初の登場シーンから物語の中盤くらいまで見られる姿になり、毛先を揺らしている姿はイケメンそのものでしょう。ハウルの綺麗な金髪は、まじないによって作られていたものになり、魔法使いのハウルは髪の毛の色を自由自在に変えられるものと思われていました。
ハウルのイケメンな姿②鳥になった姿
カルシファーに自分の心臓を渡したハウルは、契約として鳥の姿になることが可能です。顔だけはハウルのままになり、全体的に鳥の雰囲気をまといます。鳥の姿になると空を飛ぶことができますが、長い時間姿を変えていると元に戻れなくなるとカルシファーに注意されていました。作中では顔まで鳥の姿になってしまうシーンがありますが、全体が鳥になると無表情になり感情がない状態になるようです。
ハウルのイケメンな姿③黒髪姿
ハウルはまじないで髪の毛を金髪にしていましたが、ソフィーが掃除婦になったことで風呂掃除をしてしまいます。掃除でまじないを崩されてしまったことで、綺麗な金髪から元の髪色である黒髪に戻ってしまうのでした。美に執着していたハウルは、黒髪になってしまったことで闇の精霊を呼び出してしまい、ドロドロの液体に包まれてしまいます。しかし、ソフィーが投げかけた言葉で立ち直り、最後まで黒髪のままで過ごしていました。
ハウルのイケメンな姿④茶髪姿
ハウルの茶髪姿は一瞬しか物語に出てきません。ソフィーがまじないを崩してしまい、風呂から飛び出てきたハウルの髪色は、黒髪になる手前までオレンジ味のある茶髪でした。茶髪からすぐに黒髪になってしまうため、茶髪のハウルはレアでイケメンという声があがっています。
ハウルのイケメンな姿⑤軍服姿
ソフィーが魔法使いのサリマンに会いにいったとき、迎えにきたハウルは軍服を着用していました。なぜ軍服を着用していたのかというと、魔法使いサリマンに会うという理由もあったのでしょう。守るべき人ができたハウルは、弱虫でヘタレな姿はそこにはありませんでした。
ハウルのイケメンな姿⑥幼少期
ソフィーがタイムスリップの魔法で出会った少年は、ハウルの幼少期の姿でした。黒髪でどこか幼い顔つきをしていましたが、すでにハウルが持つ美形な容姿が垣間見えています。あどけない表情も印象的ですが、カルシファーと契約を果たしたことで感情が無になってしまいました。
ハウルのイケメンな名言
ハウルは見た目だけではなく、言動もイケメンといわれています。ここからは、ハウルが放つ名言を紹介していきましょう。
ハウルの名言①「やあ、ごめんごめん…」
やあごめんごめん。探したよ。
出典: hiro-trend.com
ソフィーが街中で兵隊に声をかけられて絡まれているとき、ハウルが助け船を出すように声をかけます。まるで、ソフィーと知り合いかのように、「探したよ」という声をかけるのでした。スマートにナンパから助け出しているハウルがかっこいいと評価されましたが、実はこのセリフは大きな伏線だったのです。ハウルの動く城の終盤に近付くにつれて、ハウルとソフィーの仲は深まっていきます。
そして、ソフィーはハウルが用意してくれた場所で、タイムスリップをして、幼少期のハウルに出会いました。タイムスリップは魔法でできたことになり、気が付けばその魔法も解け始めていました。そのとき、幼少期のハウルに向けて、ソフィーは「未来で待ってて」と叫びます。ハウルは幼少期に出会ったソフィーの姿を見つけたことで、本当に探していた上での「探したよ」というセリフだったのです。この伏線に気付いた人たちは、「感動した」といった感想を述べています。
ハウルの名言②「もう終わりだ…」
もう終わりだ。美しくなかったら生きていたって仕方がない。
出典: junashikari.com
ハウルは美に対して強い執着心を持っていました。美を保つための魔法をやまじないは欠かせなかったのですが、ソフィーが風呂掃除をしたことでシャンプーを使う順番が間違ってしまいます。見た目の美を失うと思ったハウルは「終わりだ」と呟き、絶望とともに闇の精霊を呼び出してしまいました。ハウルの身体からは緑色の邪気がドロドロと溢れ出し、身体全体を覆ってしまいます。カルシファーの近くで起きたため、カルシファーの灯も消えてしまうところでした。
ハウルの名言③「僕はもう充分逃げた…」
僕はもう充分逃げた。ようやく守らなければならないものができたんだ。君だ
ソフィーと出会い、ヘタレな性格だったハウルが人を守りたいと思い始めます。魔法使いのサリマンからの戦争の要請を断ったハウルは、サリマンに狙われ始めます。ソフィーはハウルに「戦わずに逃げましょう」と伝えますが、守るべきものができたハウルは、これまで逃げてきたことを伝えます。そして、守るべきものはソフィーであることを伝えます。優しい口調でソフィーに語り掛ける姿がかっこよく、イケメンと評価された名シーンといえるでしょう。
ハウルの声優
見た目や言動がかっこよくイケメンなハウルですが、セリフ一つ一つが評価されているのは声優にありました。ハウルの声優には、人気アイドルの木村拓哉がキャスティングされています。優しく語り掛ける口調や、魅力的なセリフが印象的な木村拓哉について詳しく紹介します。
木村拓哉のプロフィール
木村拓哉は1972年11月13日生まれの東京都出身、血液型はO型です。愛称は「キムタク」と呼ばれ、魔法使いハウルを思わせるイケメンぶりです。木村拓哉は人気アイドルグループSMAPの一員としてデビューしており、その後テレビドラマや映画に多く出演しています。私生活では歌手の工藤静香と結婚しており、3人の子宝にも恵まれています。SMAP解散後は、木村拓哉のみこれまでの事務所に残っている形となっています。
木村拓哉がハウル役の声優に起用された理由
ハウルの声優はオーディションなどではなく、プロデューサーの娘がハウルにぴったりな人がいると言って名前を挙げたのが木村拓哉でした。ぴったりな理由として、ハウルが持つ男のいい加減な部分を演じることができるという発言でした。その発言を聞いたプロデューサーは、木村拓哉の起用を決定しました。
いざ、収録が始まると、木村拓哉は台本を持たずに、全てのハウルが持つセリフを記憶して挑んだといいます。プロデューサーは過去にこのような人物に出会ったことがないと後に語っており、今後も同じような人物には出会えないだろうと言っています。
木村拓哉の主な出演作品
- テレビドラマ『ロングバケーション』
- テレビドラマ『HERO』
- テレビドラマ『空から降る一億の星』
- テレビドラマ『プライド』
- テレビドラマ『MR.BRAIN』
- テレビドラマ『教場』
ハウルに対する世間での評判や人気
ハウルに対する声で多いのは、やはり「かっこいい」という感想です。ハウルの外見はもちろんのこと、木村拓哉の声が合わさることで最高のイケメンが完成しています。
ハウルと並んでジブリ作品で人気のキャラが、『千と千尋の神隠し』に登場するハクです。ハウルが好きという人は、もれなくハクも好きという人が多いようです。ジブリでも上位を争う2人のイケメンを見比べてみるのもおすすめでしょう。
ハウルの名言でも紹介した、「なぜ?僕はもう充分逃げた。ようやく守らなければならないものができたんだ。キミだ。」のセリフは、多くの人が心打たれたと評価しています。心に残るセリフを発したハウルは、多くの女性の心を掴みました。
ハウルはイケメンな魔法使いだった
ハウルは魔法使いとして存在していますが、容姿端麗で発言もかっこいいイケメンな青年です。ソフィーと出会い守るべき人を見つけ、成長を遂げていく姿に心打たれることでしょう。かっこいい魔法使いハウルを、ぜひハウルの動く城で見てみてください。
この記事のライター
N.R
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