【ハイキュー】及川徹の声優は浪川大輔!代表作や過去の出演作品を紹介
『ハイキュー!!』の及川徹は、キャラ投票でも上位にランクインするほどの人気キャラです。本記事では、アニメ版ハイキュー!!で及川徹を演じた、声優の浪川大輔さんについてまとめています。浪川大輔さんの経歴や、声優として出演した主な作品や演じたキャラを紹介します。
目次
及川徹とは?
及川徹のプロフィール
『ハイキュー!!』の及川徹は、青葉城西高校バレー部のキャプテンです。身長は184.3cmで、体重は72.2kgです。北川第一中学校出身で、烏野高校の影山飛雄はかつての後輩に当たります。及川徹はニコニコしていて人当たりがいいように見えますが、笑いながら嫌味を言ったりする性格の悪いキャラです。しかし、バレー部のメンバーからの信頼は厚く、一瞬にしてその場の空気を変えるカリスマ性も持っています。
ハイキューの概要
ハイキュー!!は、週刊少年ジャンプで連載されていたスポーツ漫画です。原作はすでに完結していますが、現在でも人気の高い作品です。コミックスは45巻まで発売されており、累計発行部数は5,000万部を突破しています。テレビアニメも人気があり、第4期にあたる『ハイキュー!! TO THE TOP』まで放送済みです。2022年8月には、その続きとなる劇場版『ハイキュー!! FINAL』の制作が決定したと発表がありました。
ハイキューのあらすじ
主人公の日向翔陽は、幼い頃にテレビで見た春高バレーの選手に心を奪われ、自分もバレーボールを始めます。中学時代は環境に恵まれず、3年でようやく最初で最後の試合に出場します。その試合で惨敗した日向は、相手校の影山飛雄に中学3年間を否定するような言葉をかけられます。影山にリベンジを果たすため烏野高校バレー部に入部した日向でしたが、当の影山もそこにいました。2人は反発しながらも最高のコンビとなり、ともに強豪校に立ち向かっていくのでした。
及川徹のアニメの声優は浪川大輔
浪川大輔のプロフィール
アニメ版のハイキュー!!では、及川徹を声優の浪川大輔さんが演じています。浪川大輔さんは1976年4月2日生まれのB型で、現在はステイラックの代表取締役を務めています。ただ、この誕生日は戸籍上のもので、本当の誕生日は3月29日だそうです。
浪川大輔の子役時代の経歴
及川徹の声優である浪川大輔さんは、子役時代から活躍しています。浪川大輔さんは1985年の小学2年生のとき、劇団こまどりに入団します。そして、同じ年に『白バイ野郎パンチ&ホビー』というアメリカドラマの吹き替えで、声優デビューを果たしました。その後『ET』のエリオット役でスティーヴン・スピルバーグ監督に認められ、吹き替えのオファーが増えてきたそうです。
小学校時代は完璧に仕事をこなしていたため、周りからは「天才子役」と呼ばれていました。しかし、中学時代になると、子役の仕事の都合で学校を休むことが嫌になっていきます。その頃から仕事をサボるようになり、その結果、声優としての仕事がほぼなくなりました。高校時代は子役の仕事はほとんどせず、ハンドボールに打ち込んでいたようです。
浪川大輔の大学生時代の経歴
浪川大輔さんは、大学で心理学を専攻します。しかし、その知識を活かせる職を見つけることは困難で、就職先に悩んでいました。そんなとき、映画『ロミオとジュリエット』のレオナルド・ディカプリオの吹き替えをすることになり、声優を改めて志すようになりました。その後、迷惑をかけた制作会社などに謝罪し、徐々に仕事が増えていきます。しかし、しばらくは声優の仕事だけでは生活できず、大学卒業後は7年間アパレル業界で働いていました。
浪川大輔の歌手活動
及川徹の声優である浪川大輔さんは、歌手としても活動しています。2010年にKiramuneレーベルで歌手デビューをし、2014年にはKiramune内で新ユニットのUncle Bombを結成しました。Uncle Bombとしては、2015年にデビューしています。また、いくつものアニメ作品の中で、キャラクターソングも歌っています。
及川徹の声優・浪川大輔の代表作や過去の担当キャラ
出演作品①BLEACH(ウルキオラ・シファー)
及川徹の声優である浪川大輔さんは、ハイキュー!!と同じジャンプ作品の『BLEACH』にも出演しています。BLEACHは死神の力を授かった主人公の高校生が、さまざまな争いに巻き込まれていく物語です。浪川大輔さんが演じたのは、ウルキオラ・シファーという十刃(エスパーダ)の1人です。ウルキオラ・シファーは残酷な性格をしていますが、織姫と接することで徐々に心が芽生えていきます。
そして、ウルキオラ・シファーは消えていく瞬間、ようやく本当の心に気づきます。浪川大輔さんはそれまでウルキオラ・シファーを冷たい声で演じていましたが、この最期の瞬間だけは優しく温かみのある声で演じています。この演技によって、ウルキオラ・シファーの最期がさらに切ないものとなりました。
出演作品②機動戦士ガンダムUC(リディ・マーセナス)
『機動戦士ガンダムUC』は2016年に放送されたアニメで、ガンダムシリーズの中では比較的新しい作品です。及川徹の声優である浪川大輔さんは、子役時代にもガンダムシリーズに出演しています。このときは主人公のアルフレッド・イズルハを担当していましたが、機動戦士ガンダムUCでは子役時代とはまた違った声を楽しむことができます。
この作品で浪川大輔さんが演じたのは、地球連邦軍のリディ・マーセナスです。リディ・マーセナスは機動戦士ガンダムUCのもうひとりの主人公で、正義感の強い頑固なキャラです。しかし、責任感の強さが自分を縛ることになり、徐々に狂気じみた言動を見せ始めます。まるで別人のように変わってしまうリディ・マーセナスですが、その変化を浪川大輔さんが上手に演じていました。
出演作品③HUNTER×HUNTER(ヒソカ=モロウ)
『HUNTER×HUNTER』もハイキュー!!と同じジャンプ作品で、現在でも人気が高い漫画です。声優の浪川大輔さんが演じたのは、HUNTER×HUNTERの中でもファンが多いヒソカ=モロウです。HUNTER×HUNTERのアニメには旧作と新作があり、浪川大輔さんは新作版でヒソカ=モロウを担当しています。旧作とはまた違ったイメージですが、得体の知れない怪しげな雰囲気を上手く醸し出しています。
出演作品④Fate/Zero(ウェイバー・ベルベット)
『Fate/Zero』は、『Fate/stay night』というノベルゲームのスピンオフ作品です。ウェイバー・ベルベットは19歳の見習い魔術師で、ハイキュー!!の及川徹とも年が近いキャラです。しかし、ウェイバー・ベルベットは成長し、その後「ロード・エルメロイⅡ世」と呼ばれるようになります。
ロード・エルメロイⅡ世の活躍は他のアニメで見られますが、成長した姿もそのまま浪川大輔さんが担当しています。浪川大輔さんは声を使い分け、少年時代のウェイバーと青年時代のウェイバーを違和感なく表現していました。
出演作品⑤アルスラーン戦記(ナルサス)
『アルスラーン戦記』は、田中芳樹さん原作の人気小説です。原作を元に荒川弘さんが漫画を描き、2015年にはアニメ化されました。アルスラーン戦記で浪川大輔さんが演じたのは、初期からアルスラーンと行動をともにしている軍師のナルサスです。ナルサスは冷静で知的なキャラで、浪川大輔さんも落ち着いた声で演技をしています。アルスラーン戦記はこれまでにも映画やOVAでアニメ化されていますが、そちらでは声優の塩沢兼人さんがナルサス役を担当していました。
出演作品⑥鬼滅の刃(鋼鐡塚)
ヒット作品となった『鬼滅の刃』にも、声優の浪川大輔さんは出演しています。鋼鐡塚は鬼殺隊の刀鍛冶で、いつもひょっとこのお面をかぶっています。お面の下はかなりのイケメンですが、面倒くさい性格をしているため37歳になっても独身のままです。子供のように癇癪を起こすことが多く、浪川大輔さんのコミカルな叫び声が笑いを誘います。
出演作品⑦ルパン三世(石川五ェ門)
『ルパン三世』は日本の国民的アニメですが、長期間放送しているため途中で声優が何回か交代しています。石川五エ門は今まで大塚周夫さんと井上真樹夫さんが演じてきましたが、浪川大輔さんは3代目の石川五エ門役を務めています。今までの石川五エ門の雰囲気を引き継ぎつつも、これまでにはない新たな魅力も感じられます。
及川徹の声優・浪川大輔の結婚や子供
浪川大輔は結婚していた
及川徹の声優である浪川大輔さんは、普段は自分のプライベートを発表することはありません。しかし、同じ声優である辻谷耕史さんのコラムに、浪川大輔さんが2001年に結婚したことをほのめかす記載がありました。そこから、浪川大輔さんが結婚したという事実が周囲に広がったようです。
浪川大輔に子供はいる?
子供に関しても、浪川大輔さん本人の口からは何も語られていません。しかし、声優の桐本琢也さんが自身のブロクで、浪川大輔さんが二児のパパであると書いていました。このブログ記事はすでに削除されていますが、浪川大輔さんに子供がいることは確実なようです。
浪川の離婚の噂はデマ?
浪川大輔さんに関する情報をネットで見ると、「1年で離婚した」という噂を目にすることがあります。しかし、2009年の時点で子供が2人いることは確かで、1年で離婚したという事実はどこにもありません。この噂の出どころはわかりませんが、誰かが意図的にデマを流したのだと推察できます。
及川徹の声優に対する世間での評判や人気
及川徹を演じた浪川大輔さんは、不朽の名作である『ローマの休日』の吹き替えで、ジョー・ブラッドレー(グレゴリー・ペック)の声を担当しました。これまでにも多くの声優が吹き替えをしてきましたが、浪川大輔さんは苦労しながらもオーラのあるジョーを見事に演じていました。ジョーと及川にはまるで共通点がありませんが、どちらの役にもピタリとハマっています。両方の演技を見た人からは、感嘆の声が上がっていました。
子役時代から活躍している浪川大輔さんは、これまで数多くのキャラを演じてきました。その中でも及川徹は人気があるキャラで、浪川大輔さんの代表的なキャラとして認識されているようです。浪川大輔さん演じる及川徹が、いかに魅力的なキャラであるかがわかります。
浪川大輔さんは声優として長く活動しているため、その名前も広く知られています。これまでにも人気アニメに多く出演しているだけあり、ファンも大勢います。そのため、ハイキュー!!のアニメで及川徹の声優が発表されたときには、喜びの声が多く上がっていました。逆に及川徹の声を聞いて、浪川大輔さんを好きになったという人もいました。
及川徹の声優は浪川大輔だった
ハイキュー!!の及川徹は、声優の浪川大輔さんが演じていました。浪川大輔さんは子役時代から活躍するベテラン声優で、及川徹の声も高い評価を受けていました。浪川大輔さんはハイキュー!!以外でも多くの作品に出演しているため、及川徹と他のキャラの声を比べてみても楽しいでしょう。
この記事のライター
NR4712
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