【デスノート】「計画通り」は夜神月の有名なセリフ!意味や登場シーンも
『デスノート』に出てきた「計画通り」は夜神月の有名なセリフの一つです。世界一の名探偵エルを出し抜いた時に月から出たセリフで、ファンに強烈なインパクトを与えました。本記事では『デスノート』で夜神月が発した「計画通り」のセリフの意味や登場シーンを紹介します。
目次
【デスノート】夜神月とは?
夜神月は『デスノート』の主人公で、容姿端麗な青年です。作中では、名前を記載されると死亡する死神の「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を築こうとしていました。ここでは、夜神月のプロフィールや『デスノート』のあらすじをおさらいします。
夜神月のプロフィール
- 名前:夜神月(やがみらいと)
- 誕生日:1986年2月28日(アニメでは1989年生まれ)
- 好きなもの:正義
- 嫌いなもの:悪
整った容姿が特徴の夜神月は、頭脳明晰で優れた身体能力を持つハイスペックな人物です。プライドが非常に高く、普段は紳士的で冷静沈着な性格ですが、物事が上手くいかなかったり、他人から低い評価を受けたりすると逆上します。作中では、死神のリュークが落とした「デスノート」を使って犯罪者のいない世界を創ろうと行動を起こし、世界一の名探偵エルや警察達と激しい頭脳戦を繰り広げました。
デスノートの概要
『デスノート』は原作、大場つぐみ先生と作画、小畑健先生による大人気サスペンス漫画です。週刊少年ジャンプにて2003年から2006年まで連載され、2015年には全世界の累計発行部数が3,000万部を記録しました。名前を書いた人間を死亡させることができる死神のノート「デスノート」を使い、犯罪者のいない世界を築こうとする夜神月が、世界一の名探偵エルや警察達と頭脳戦を繰り広げる様子を描いた物語です。2006年には『デスノート』のアニメが放送されました。
デスノートのあらすじ
秀才な高校生、夜神月は学校の敷地内で真っ黒なノートを拾います。そのノートは死神リュークの落とし物で、名前を書いた人間を死亡させることができる「デスノート」でした。月は理想の世界を創るため、デスノートを使って次々と犯罪者を裁いていきます。月が行った裁きはインターネット上で拡散され、やがて彼は「キラ」と呼ばれるようになりました。事態を重く見たICPO(国際刑事警察機構)は、事件解決に向けて世界一の名探偵エルに調査を依頼します。
【デスノート】「計画通り」は夜神月の有名なセリフ
「計画通り」は夜神月の有名なセリフであり、ファンからも「インパクトが強い」といわれています。では、このセリフにはどういった意味があるのでしょうか。ここからは、「計画通り」のセリフの意味や登場した経緯などを解説します。
「計画通り」のセリフは何話で登場した?
夜神月の「計画通り」というセリフは、漫画『デスノート』7巻53話に登場しました。第三のキラの正体が巨大企業「ヨツバ」の会社員、火口卿介であることを突き止めた月やエル達は、彼の身柄を確保します。火口から殺害方法を聞き出した月とエルはノートに触れ、死神の姿を確認しました。死神を見て静かに驚くエルに対し、月は絶叫した後、凶悪な笑みを浮かべます。ここで、月から「計画通り」というセリフが出てきました。
「計画通り」のセリフの意味や登場した経緯
夜神月の有名なセリフである「計画通り」とは、事が上手く運んだという意味です。月がこのセリフに至った経緯は、第三のキラを捕まえる数か月前まで話が遡ります。第二のキラである弥海砂が捕まり、追い詰められた月は自身に向けられた疑惑を晴らすため、ある計画を実行します。その計画とは「デスノートの所有権を一時的に放棄し、ノートに関する記憶を全て消した上で、自身をエルの監視下に置く」という内容でした。
更に月は、エルや警察の目を逸らすために第三のキラを仕立て上げ、記憶を失くした自分がキラの捜査メンバーに加わって、ノートを自然な形で取り戻そうと考えていました。デスノートの所有権を放棄して記憶を失った月は、エルと協力して第三のキラである火口卿介の身柄を確保し、ノートの奪還に成功します。ノートに触れた瞬間、全ての記憶が戻り、自身の考えた計画が上手くいったと確信した月は「計画通り」というセリフと共に不敵な笑みを浮かべました。
「計画通り」のセリフのインパクトが強かった理由
夜神月の「計画通り」というセリフは、ファンに強烈な印象を残しました。このセリフのインパクトが強かった理由として、「計画通り」と発した時の月の表情が、少年漫画の主人公とは思えないほどの悪人面だったことが挙げられます。また、記憶を失った月がノートを取り戻すまでの間、正義感の溢れる行動を取っていたことも、「計画通り」のセリフのインパクトをより強くしたと推察できます。
【デスノート】夜神月のその他の名言
デスノートで犯罪者を裁き、理想の世界を創ろうとしていた夜神月は、作中で「計画通り」以外にもたくさんの名言を残してきました。ここでは、『デスノート』に登場した夜神月のその他の名言を3つ紹介します。
夜神月の名言①「新世界の神…」
僕は新世界の神となる
出典: phoenix-wind.com
漫画『デスノート』1巻に登場した夜神月の名言です。デスノートを拾って死神リュークが見えるようになった月は、リュークからノートの効力やルールを教わります。正義感が非常に強く、善良な人間から幸せを奪う悪人が許せないと思っていた月は、リュークからノートのことを聞き、犯罪者のいない世界を創ろうと決意します。上記のセリフは、デスノートを使って犯罪者を裁き、理想の世界を築くと月が宣言した時に出てきました。
夜神月の名言②「女を殴りたいと…」
女を殴りたいと本気で思ったのは生まれて初めてだ
出典: phoenix-wind.com
漫画『デスノート』4巻に出てきた夜神月の名言です。エルからキラの疑いをかけられている月は、第二のキラである弥海砂に「エルに疑われているから不用意な行動は控えるように」と警告します。しかし、月に恋心を抱く海砂は気持ちを抑えきれず、彼の警告を無視し、月に会いに来ます。上記のセリフは、後先考えない海砂の行動に我慢できなくなった月が、心の中で吐き出した言葉です。
夜神月の名言③「コンソメ味は…」
コンソメ味は僕しか食べない
出典: phoenix-wind.com
漫画『デスノート』3巻より、キラの正体が警察関係者だと推理したエルは、警察庁刑事局局長の父を持つ夜神月の家に複数の隠しカメラを設置しました。月は厳しい監視を掻い潜るため、事前にポテトチップスの袋の中に小型テレビとノートの切れ端を仕込み、ポテトチップスを取る時に犯罪者の名前を書くという方法を思いつきます。月の考えを聞いたリュークは「月の家族はコンソメ味を食べないのか」と尋ねますが、月が上記のセリフを話し、リュークを納得させました。
【デスノート】夜神月の声優
アニメ『デスノート』は2006年から2007年にかけて放送されました。有名声優陣が個性豊かなキャラクターの声を担当しましたが、夜神月を演じた声優は誰なのでしょうか。ここでは、アニメ『デスノート』で夜神月役を務めた声優について紹介します。
夜神月の声優は「宮野真守」
アニメ『デスノート』で夜神月の声を担当したのは、声優の宮野真守(みやのまもる)さんです。宮野真守さんは声優以外に、俳優や歌手としても活動しています。SNSでは「宮野真守さんの声が夜神月のキャラに合ってる」や「宮野真守さん演じる夜神月の狂った演技が凄った」という声が多くみられました。
宮野真守のプロフィール
- 名前:宮野真守(みやのまもる)
- 誕生日:1983年6月8日
- 出身地:埼玉県
- 所属事務所:劇団ひまわり
幼い頃から人前で表現することが好きだった宮野真守さんは、7歳の時に劇団ひまわりに所属します。劇団ひまわりに所属してからは俳優として、CMやテレビドラマに出演し、活躍してきました。18歳の時に声優デビューを果たして以降は、様々なアニメやゲーム、吹き替えで主要キャラクターの声を担当しています。
宮野真守の主な出演作品
- 『機動戦士ガンダム00』刹那・F・セイエイ
- 『シュタインズ・ゲート』岡部倫太郎
- 『炎炎ノ消防隊』新門紅丸
- 『うらみちお兄さん』蛇賀池照
宮野真守さんは2002年にアニメデビューを果たしてから、多くのアニメやゲーム、吹き替えで主要キャラクターの声を務めてきました。アニメでは元気な少年やクールな青年、クセの強い男性など色々な役を演じています。また、SNSでは、宮野真守さんの演技力を高く評価する声が数多く挙がっていました。
【デスノート】「計画通り」に対する世間での評判や人気
夜神月は自身にかけられたキラの疑惑を晴らすため、デスノートの所有権を放棄し、ノートに関係する記憶を失います。ただ、ノートを諦めたわけではなく、事前に第三のキラを仕立て上げ、記憶を失くした月自身がエルと捜査を行い、ノートを奪還するという策を考えていました。考えた策が上手くいき、月から「計画通り」のセリフが出た時、SNSでは「月の頭が良すぎて怖い」や「月の計画通りの意味が分かった瞬間、鳥肌が立った」というコメントがみられました。
『デスノート』の作中で、夜神月の「計画通り」というセリフが登場した際、彼は凶悪な笑みを浮かべていました。SNSでは「計画通りの時の月の表情が好き」や「デスノートのお気に入りのシーンは、計画通りのセリフが出た時の月の顔」というコメントがいくつか挙がっていました。
『デスノート』のアニメでも夜神月の「計画通り」というセリフは登場します。SNSでは、宮野真守さん演じる月の「計画通り」のセリフを聞いたファンが、「計画通りって言った時の宮野真守さんの声が最高だった」といったコメントを挙げていました。
【デスノート】「計画通り」は夜神月の名言だった
『デスノート』の作中で登場する「計画通り」は夜神月の名言の一つです。事が上手く運んだという意味で、世界一の名探偵エルの目を欺くことに成功した場面で出てきます。また、「計画通り」のセリフを発した時の月が凶悪な表情をしており、ファンに強烈なインパクトを残しました。『デスノート』の連載は終了しましたが、漫画やアニメを見返して、夜神月の「計画通り」というセリフや彼の活躍をチェックしてみてください。
この記事のライター
dokusyoko
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