【チェンソーマン】早川アキは腕利きの実力者！能力や契約悪魔を紹介

『チェンソーマン』の早川アキは、公安対魔特異4課に所属しているデビルハンターです。黒髪をチョンマゲのように高い位置で結い、耳にはピアスをしています。年齢は20代前半くらいで、若いながらに実力のあるデビルハンターです。デビルハンターの中では常識的な考えを持っており、仲間の死には涙することもあります。クールで冷たい印象を受けますが、実は心優しい仲間思いのキャラです。

チェンソーマンは、2019年から22021年まで週刊少年ジャンプで連載されていた漫画です。2022年の7月からは、少年ジャンプ＋にて第2部の連載が始まりました。第1部は「公安編」として、公安のデビルハンターたちと悪魔との戦いがメインに描かれています。第2部は「学園編」で、舞台が公安から学校に移ります。チェンソーマンの作者は藤本タツキさんで、2022年の10月からアニメも放送されます。

主人公のデンジは父親が残した借金を返すため、チェンソーの悪魔であるポチタと一緒に悪魔を駆除しながらお金を稼いでいました。ある日、仕事の斡旋元であるヤクザに裏切られ、ポチタともども殺害されます。デンジはポチタの血を飲むことで蘇生し、ポチタはデンジの心臓となりました。デンジはチェンソーマンとなり、公安のマキマに「悪魔として殺されるか」「人として飼われるか」の2択を迫られます。デンジは飼われることを選択し、公安のデビルハンターになったのでした。

チェンソーマンの早川アキは悪魔と契約しており、その能力を使うことができます。また、「最強のデビルハンター」と自称している岸辺の訓練を過去に受けており、デビルハンターの中でも相当な強さを持っていると思われます。ボムの悪魔であるレゼが出てきたときは、デンジと組んでレゼを追い詰めるほどの強さを見せました。

狐の悪魔は、早川アキが物語当初から契約していた悪魔です。指で狐の形を作り、「コン」と唱えることで呼び出すことができます。狐の悪魔は人間に友好的なほうで、公安でも狐の悪魔の契約者は複数人います。ただ、契約には対価が必要で、早川アキは狐の悪魔を呼び出すごとに皮膚などの体の一部を食わせていました。狐の悪魔は、敵に噛み付いたり丸ごと食べてしまう能力を持っています。

ただ、頭部を使えるのはイケメンだけで、容姿が普通な人間だと足1本くらいしか使うことができません。早川アキはイケメンであるため、狐の悪魔の頭部を使うことができました。しかし、サムライソード編で、狐の悪魔は口の中から反撃を受けてしまいます。そのことで気分を害し、早川アキとの契約を破棄してしまいました。

呪いの悪魔も、早川アキが当初から契約していた悪魔の1人です。早川アキが普段持っている刀には呪いの悪魔の力が宿っており、「打て」という言葉とともに3度刺すとその相手を殺すことができます。悪魔を倒す強さを得る代わりに、この能力を使うたびに寿命が縮むという代償があります。

早川アキはすでにこの能力を何度か使っており、すでに寿命が縮んでいる状態でした。しかし、サムライソードとの戦いでまた使用してしまい、その時点で早川アキの寿命は2年となってしまいます。これ以上の使用は危険だと判断され、それ以降は使用することがありませんでした。

未来の悪魔は、早川アキが物語の途中で新たに契約した悪魔です。契約の悪魔は早川アキの最悪の死に方を見たいという理由から、早川アキの右目に自分を住まわせることを条件に契約を結びました。未来の悪魔の能力を手に入れた早川アキは、数秒先の未来を見ることができるようになりました。もともと戦闘能力の高かった早川アキですが、数秒先の攻撃を読めるようになり、さらに強さに磨きがかかりました。

天使の悪魔は、特異4課にやってきた新たな仲間です。少女のような可愛らしい外見をしていますが、実は男の子です。とにかくやる気がなく、働くことを嫌がります。天使の悪魔は存在自体に害はありませんが、直接触れ合うと寿命が吸い取られてしまいます。早川アキも、普段は天使の悪魔に触れないように気をつけていました。

しかし、台風の悪魔の防風で天使の悪魔が吹き飛ばされそうになると、早川アキは直接その手をつかんで助けました。このことで早川アキの寿命は2ヶ月縮んでしまいましたが、天使の悪魔は早川アキに心を許すようになります。そして、2人はバディとして、新たな関係を築いていくことになります。

姫野は早川アキのもとバディで、早川アキと任務をともにしていました。姫野は先輩として早川アキにデビルハンターとしての心得などを教えますが、徐々に彼に恋をするようになります。姫野は戦闘の際に早川アキを救うため、契約していた幽霊の悪魔に自分の寿命をすべて引き渡します。そして、幽霊の悪魔に彼のサポートをするように頼み、そのまま死んでしまいました。

早川アキは、マキマのことを「命の恩人」と言って好意を抱いていました。デンジと出会った当初は、マキマのことを好きだと言うデンジにも敵意を向けていたくらいです。しかし、早川アキ自身、どうしてマキマを好きになったのか思い出せなくなっていました。物語終盤には、早川アキがマキマに対して抱いていた好意は、マキマが植え付けたものであることが判明しました。

デンジは、早川アキにとって対魔特異4課の後輩です。早川アキは、デビルハンターとして甘い考えを持ったデンジを嫌っていました。知り合って早々殴り合いの喧嘩をし、お互いの第一印象は最悪でした。そんな相性の悪い2人ですが、マキマの命令で一緒に住むようになります。暮らし始めた当初は迷惑がっていた早川アキも、一緒に暮らしていくうちにデンジとも心を通わせていきます。最終的にはデンジを死なせたくないと思うようになり、戦闘から外してほしいとマキマに頼み込みに行きました。

早川アキの過去は、あまり幸せなものではありませんでした。早川アキには、両親と病弱な弟がいました。両親は体の弱い弟のタイヨウばかり気にかけ、早川アキは放置されていました。父親とキャッチボールの約束をしたときも、タイヨウの具合が良くないということで父親は遊んでくれませんでした。タイヨウのことを疎ましく思っていた早川アキですが、タイヨウのほうは兄を慕っていました。

タイヨウは兄とキャッチボールをやりたがり、2人は一緒に遊ぶことになります。早川アキはタイヨウの手が冷たくなることを心配し、家にグローブを取りに帰るように言います。しかし、タイヨウが家に帰ったそのとき、銃の悪魔によって早川アキの家は一瞬にして踏み潰されてしまいました。この辛い過去の体験から、早川アキは銃の悪魔に復讐することを決意し、公安デビルハンターになったのでした。

マキマは早川アキの直属の上司で、早川アキは彼女に好意を抱いていました。しかし、マキマの正体は支配の悪魔で、彼女に対する好意も植え付けられたものだったのです。早川アキはデンジとパワーの未来を救うため、マキマに「どんな悪魔と契約してもかまわない」と言いました。そこでマキマに「私と契約しよう」と言われ、マキマの支配下に入ってしまいます。

マキマの支配下にあった早川アキは、マキマと銃の悪魔の戦いに巻き込まれて一度死を迎えます。死亡した早川アキは、そこで銃の悪魔の依代として使われてしまいました。銃の悪魔に体を乗っ取られた早川アキは、デンジと戦うことになります。デンジは早川アキを止めるため、自らの手で彼の命を断ったのでした。

チェンソーマンは、2022年10月11日からアニメでの放送が決まっています。キャラたちの声優も発表され、ファンの間で話題となっています。原作でも人気の高い早川アキを演じるのは坂田将吾さんで、PVでもそのクールな声を披露していました。

坂田将吾さんは、1998年1月23日生まれの声優さんです。熊本県出身で、現在は青二プロダクションに所属しています。趣味はゲームやカラオケ、アニメ鑑賞や読書です。中学時代に読んだライトノベルの主人公に憧れたのが、声優になろうとしたきっかけだそうです。

坂田将吾さんは過去に、『ちびまる子ちゃん』や『ONE PIECE』、『進撃の巨人』などの人気作品で、さまざまな役を演じています。主要キャラを担当した過去の主な出演作品には、『継つぐもも』（安次峰あきと）、『Fairy蘭丸〜あなたの心お助けします〜』）（阿以蘭丸）などがあります。

チェンソーマンは第1部が完結し、すでに第2部の連載が始まっています。しかし、早川アキは第1部で死亡してしまったため、第2部には登場しません。そのため、「早川アキが見れなくて辛い」「早川アキが見たい」というコメントが多く見られました。

チェンソーマンの早川アキは、最初は冷たい人物のような描かれ方をしていました。しかし、徐々にデンジやパワーとも心を通わし、3人はまるで家族のような関係になります。デンジやパワーと関わることで感情に変化が現れる早川アキに、魅力を感じる読者も多いようです。

チェンソーマンの早川アキは、命日がはっきりとわかっているキャラです。早川アキの命日を知ってしまったファンは、その日になるとより一層悲しみが増すようです。また、命日だけでなく、誕生日を公表してほしいと願う声も多く上がっていました。

チェンソーマンの早川アキは、強さと優しさを兼ね備えた非常に魅力的なキャラです。いろいろな悪魔と契約することで、他の悪魔に引けを取らない能力も持っています。原作ではすでに死亡していますが、アニメでは活躍する場面が見れるでしょう。ぜひチェンソーマンの漫画やアニメで、早川アキの強さを確認してみてください。