【チェンソーマン】パワーは死亡した?復活説や転生の可能性について考察
『チェンソーマン』の人気キャラであるパワーは、公安編の最後で死亡しました。しかし、パワーは魔人のため復活する可能性も指摘されています。本記事では、『チェンソーマン』の登場人物パワーの死亡に至る経緯と復活の可能性を探ります。
目次
【チェンソーマン】パワーとは?
『チェンソーマン』に登場するキャラの中でも1,2を争う人気があるパワーは、公安所属のデビルハンターです。しかし、その正体は魔人なので、強さも性格も普通の人間とは大きく異なります。しかし、パワーは第一部で死亡してしまいました。そこで、本記事ではパワーが死亡する様子を紹介し、復活の可能性を考察します。
パワーのプロフィール
パワーは、『チェンソーマン』第1回人気キャラクター投票で第1位を獲得しました。パワーと言う名前は、脳天使(POWERS)に由来しています。また、パワーは血の悪魔の魔人です。魔人とは悪魔が人間に憑依した存在で、悪魔より身体能力や生命力はかなり劣りますが、悪魔の能力や強さは残っています。基本的に人格は悪魔なので駆除対象ですが、パワーは理性が高いため、実験的に公安対魔特異4課に雇われています。わがままで見栄っ張りな性格ですが、強い者には弱くマキマの前ではおとなしくなります。
パワー(血の悪魔)の能力や強さ
パワーの正体は血の魔人です。血の悪魔は、強さで比較すると悪魔の中でも上位とされており、血を自由に操ることができます。具体的には、血を凝固させてナイフやハンマーのような武器を作ったり、止血したりすることができます。また、瓶に血を入れておき、敵が近づいたら武器に変えて攻撃するというような使い方もできますが、他人の血は扱いづらいことや、血を使いすぎると貧血になるという弱点もあります。
チェンソーマンの概要
『チェンソーマン』は、藤本タツキの漫画作品です。第1部の「公安編」が2018年12月から2020年12号まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、2022年7月からは「少年ジャンプ+」で第2部の「学園編」が始まりました。コミックスの累計発行部数は1800万部を超え、2022年10月からはテレビアニメも放送されています。主人公のデンジは、よくあるヒーロー像とは異なるダークヒーローで、作者の藤本タツキはホラー映画、特にスプラッター映画の『悪魔のいけにえ』から影響を受けたと語っています。
チェンソーマンのあらすじ
主人公のデンジは、父親の残した莫大な借金を返すため、「チェンソーの悪魔」のポチタと民間のデビルハンターをしていました。ある日、デンジはヤクザにだまされ、ゾンビの悪魔に殺されますが、ポチタがデンジの心臓になり復活しました。そして、チェンソーマンとなったデンジはゾンビを倒しますが、そこに公安のデビルハンターであるマキマが現れます。マキマから悪魔として殺されるか、人としてマキマに飼われるか選択肢を与えられ、公安のデビルハンターになることを選びました。
【チェンソーマン】パワーの死亡シーンや最後
パワーはデンジとバディを組みます。最初は人間を信用していませんでしたが、可愛がっていた猫の「ニャーコ」をデンジが救ったことから、デンジと信頼関係を築くことになりました。そしてデンジと共にアキの家で共同生活を送っていましたが、『チェンソーマン』第1部の公安編も最後にさしかかった頃に死亡しました。パワーの強さは群を抜いています。そんな彼女がなぜ最後に死亡してしまったのでしょうか。
パワーの死亡シーンは原作の何話?
実は、パワーは2回死亡しています。もっとも『チェンソーマン』の世界では、デンジやマキマも何回も死亡しています。したがって魔人であるパワーも何回死んでもおかしくありません。パワーが初めに死亡したのは、原作第10巻81話のことでした。そして次に死亡するのは、原作第11巻91話においてです。
パワーの最期や死亡の経緯をネタバレ
パワーは2回死亡することになりましたが、その状況は1回目と2回目でかなり異なります。どのような状況でパワーが死亡するに至ったのか、それぞれに分けて死亡の経緯を見ていきます。
ネタバレ①マキマに殺される
パワーはマキマから家に来るよう呼ばれていました。その時、マキマの家にはデンジがいて、パワーはデンジの誕生日を祝うケーキを持参していました。パワーが玄関の呼び鈴を鳴らした時、マキマはデンジにドアを開けるように言います。ポチタの「開けちゃダメ」と言う声はマキマの声にかき消され、デンジがドアを開けてしまいます。デンジの目の前に誕生日ケーキを持ったパワーが立っていましたが、マキマの指鉄砲で瞬殺されてしまいました。
ネタバレ②ポチタに呼びかけられて復活
パワーはマキマに殺されましたが、完全にいなくなったわけではなく、デンジの体内に存在していました。そのパワーにポチタが「デンジを助けてほしい」とお願いします。死んだはずのパワーに、ポチタは強い悪魔の肉を食べると力を増せることを説明し、自らを食べるように促します。そして「デンジはワシのバディじゃ」と言って、血の悪魔として復活しました。
ネタバレ③パワーはデンジを助けて再び死亡する
パワーは復活後、マキマや部下の体内の血を武器に変えて攻撃します。それが功を奏して優位に立ちますが、マキマがゾンビの悪魔を呼び出すと形勢は逆転し、マキマに追い詰められました。そして、チェンソーマンを渡すように言われると、素直に差しだそうとしました。しかし、マキマに勝てないのは分かっていたものの、「デンジは初めてできた友達」ということを思い返し、チェンソーマンを抱えて逃げ出しました。
そして、パワーはデンジとゴミ箱の中に入りました。パワーはデンジに助けに来たことを伝えますが、デンジは夢みたいな生活ができたことやパワーもいなくなることから「もういい」と答えます。しかし、パワーはデンジに悪魔は死んでも地獄で蘇るので、血の悪魔を探しに行き、また仲良くなってパワーに戻して欲しいと頼みます。そして、デンジと契約して自分の血をデンジに与え、パワーは死亡しました。
マキマがパワーを殺した目的
マキマはパワーを殺害しましたが、それには理由があります。それは、デンジとポチタが結んだ契約を破棄させることでした。ポチタはデンジに「夢を見せること」という契約をしましたが、幸せを感じるというデンジの夢は、アキやパワーとの共同生活で満たされていました。そこで、マキマはパワーを殺すとデンジが絶望し契約が破棄されると考えたのです。そもそも、デンジにアキやパワーとの共同生活を送らせたのも、この結末を迎えさせるためでした。
パワーがデンジの中で復活できた理由はなぜ?
パワーはマキマに殺されましたが、血の悪魔のため復活することになりました。というのも、以前デンジはパワーの血を飲んだことがあり、デンジの体内にパワーの一部が残っていたからです。しかし、ほんの一部しかないため非常に弱い状態で、そのままでは消えてしまう運命にありました。それで、ポチタは自らの一部をパワーに食べるよう促しました。
【チェンソーマン】パワーの復活や再登場の可能性
パワーはデンジを助けるために自分の血をデンジに与えて死亡しました。しかし、パワーがデンジに話しているように、復活する可能性があります。そこで、分かっていることを元に復活の可能性を考察します。
パワーの復活の可能性
パワーはデンジに、悪魔は死んでも地獄で蘇ると話しました。天使の悪魔によると、悪魔は現世と地獄との間で転生を繰り返しています。つまり、地獄へ行っても、地獄で死亡したら現世に転生することになります。そのため、パワーもデンジに血の悪魔を探しに行くよう頼みました。このことから、パワーが復活する可能性は高いです。
パワーは転生するけど別人になる?
パワーは転生しても別人になる可能性は高いです。その理由は、転生する時に記憶は引き継がれないとされているからです。パワーもデンジには、「(転生した時は)ワシはワシでなくなっとる」「次に会った時は敵として」と伝えています。このことからパワーは転生しても別人になる可能性は高いです。だからこそ、パワーもデンジに血の悪魔をパワーに戻してくれと頼んだのでした。
パワーは第二部で再登場する?
『チェンソーマン』第1部でコウモリの悪魔が登場しました。この悪魔はパワーが可愛がっていた猫の「ニャーコ」を監禁した悪魔ですが、デンジによって殺されました。このコウモリの悪魔が第2部で再登場しました。これは、地獄で誰かに殺されたため現世に転生してきたと考えられています。したがって、パワーも同じように転生し、第2部に登場する可能性は極めて高いと考えられています。
【チェンソーマン】パワーの声優
ここまで『チェンソーマン』の登場人物パワーの死亡した経緯や理由について考察してきました。パワーの最後は感動的でしたが、もともとは魔人のため、担当声優の言葉を借りれば、「虚言癖、ナルシスト、人間差別主義者、性格がクソ」といいところが見当たらないような人格をしています。このようなパワーを演じている声優は誰でしょうか。
パワーの声優は「ファイルーズあい」
パワーを演じている声優は、ファイルーズあいです。ファイルーズあいは声優の活動を始めてから数年しか経っていない新人声優ですが、すでに主役も何本か務めるなど大活躍をしています。『チェンソーマン』におけるパワー役も、パワーそのものになりきっていると評判です。
ファイルーズあいのプロフィール
- 出身地・東京都
- 方言:エジプト方言(アラビア語)
- 生年月日:1993年7月6日
- 血液型:O型
- 身長:159cm
- 趣味:絵を描くこと、ホラー映画鑑賞、筋トレ
- 特技:アラビア語(日常会話可能)、絵を描くこと、デスボイス
- 資格:ビジネススキル検定3級、乗馬技能検定4級
ファイルーズあいは、父はエジプト人で母は日本人のハーフです。また、兄はアイスクライミング日本代表の門田ギルバートです。漫画『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』を読んでファンになり、声優を志すようになりました。プロ・フィット声優養成所に入所しましたが、閉鎖に伴い、現在はラクーンドッグに所属しています。2020年に第14回声優アワード「新人女優賞」を受賞しました。
ファイルーズあいの主な出演作品
- 『トロピカル~ジュ!プリキュア』の夏海まなつ(キュアサマー)役
- 『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』の空条徐倫役
- 『推しが武道館いってくれたら死ぬ』のえりぴよ役
- 『ダンベル何キロ持てる?』の紗倉ひびき役
【チェンソーマン】パワーの死亡に対する世間での評判や人気
パワーは魔人なので強さは人間をはるかに凌駕していますが、性格は自分勝手でナルシストといいところがありません。しかし、最後は自らの命を顧みずにデンジを助けました。そのようなパワーを世間ではどう評価しているのでしょうか。SNSの投稿から探ります。
パワーが死亡する直前には、この投稿に見られるようにパワーに死亡フラグが立っていることを指摘する投稿が目立ちました。外れることを祈るファンも多いなか、最後は死亡フラグが的中してしまいました。
パワーは自分より強さが下の相手には強く出ますが、マキマには頭が上がりません。デンジの誕生日ケーキには「デンジクン」と書かれているので、マキマが注文しパワーに取りに行かせたという説が濃厚です。恐る恐るマキマの玄関ベルを鳴らし緊張した面持ちで立っているパワーは、デンジの顔を見てホッとした途端マキマに瞬殺されました。この間のパワーの気持ちを考える投稿は多く見られました。
デンジを助けるために自らの血を与えるシーンは『チェンソーマン』の中でも屈指の名シーンという意見が多く見られます。多くの登場人物が死亡する『チェンソーマン』ですが、パワーが消滅するシーンは丁寧に描かれており、多くのファンの心に残りました。
【チェンソーマン】パワーは死亡したが復活の可能性はある
『チェンソーマン』に登場するパワーは、魔人であり、その強さも並大抵のものではありません。しかし、第1部の最後の場面で、マキマの思惑により、死亡することになりました。しかし、パワーは血の悪魔であり、悪魔は現世と地獄との間の転生を繰り返しています。パワーが復活する可能性の高い第2部にも注目です。
この記事のライター
makkun402
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。