【ブルーピリオド】ユカちゃんはかわいい女装男子!大学や好きな人を考察
人気漫画『ブルーピリオド』に登場するユカちゃんはとてもかわいいと評判になっています。しかし、実は女装男子でした。そこで、本記事では『ブルーピリオド』で活躍する女装男子ユカちゃんの大学受験や好きな人などの人物像を徹底的に考察します。
目次
【ブルーピリオド】ユカちゃんとは?
『ブルーピリオド』に登場する鮎川龍二は、周りから「ユカちゃん」と呼ばれている人気キャラです。性別は男性なのに女の子のような名前で呼ばれているのには理由がありました。それは、心が乙女の女装キャラだからです。そこで、本記事では『ブルーピリオド』における女装男子・鮎川龍二の様々な側面を徹底考察することで、人物像を浮き彫りにします。
ユカちゃん(鮎川龍二)のプロフィール
- 誕生日:10月18日
- 初登場時の学年:高校2年
- 所属:美術部
- 身長:175cm
- CV:花守ゆみり
『ブルーピリオド』に登場するユカちゃんの本名は「鮎川龍二」です。しかし、本名で呼ばれることを嫌っているため、周りからは「ユカちゃん」と呼ばれています。苗字が「あゆかわ」なので普通なら「アユちゃん」になるところですが、本人にとって「アユは神様」なので、その呼び名はNGになっています。その代わりに「あ『ユカ』わ」からユカちゃんと呼ばれるようになりました。ちなみに、「アユ」とは浜崎あゆみを指すと言われています。
ブルーピリオドの概要
『ブルーピリオド』は、山口つばさが『月刊アフタヌーン』(講談社)誌上に2017年8月号から連載している漫画作品です。美術大学進学を目指す主人公達のアート系スポ根漫画で、2018年には「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞ネクストブレイク部門」を受賞しました。2021年にはテレビアニメも放送されています。
ブルーピリオドのあらすじ
『ブルーピリオド』の主人公・矢口八虎(やぐちやとら)は、成績優秀ですが、いわゆる優等生タイプではなく、酒もタバコもする不良でした。将来にたいした目標がないまま、友人達となんとなく生活を送っていました。ところが、美術室で1枚の絵に出会ったことで八虎の人生が大きく変わります。その絵に魅せられた八虎は、美術部に入部することにしました。そして、国立東京藝術大学を目指すようになります。
【ブルーピリオド】ユカちゃんは女装男子!魅力を紹介
鮎川龍二は、『ブルーピリオド』の主役級の1人で、とても人気があります。性別を超えて好かれているユカちゃんの魅力は数えきれません。その中でも、多くのファンから支持を得ているユカちゃんの魅力を3点紹介します。
かわいい魅力①女装男子
『ブルーピリオド』のユカちゃんのかわいい魅力①は、ユカちゃんが女装男子であることです。生物学上の性別とは異なり、心の中は乙女です。学校では、上は学ランで下はスカートという女装をしています。また、逆に上をセーラー服、下を学ランのズボンという時もあります。いずれにしても、長身でスタイルがよく、元が男の子とは思えないほど美形なので、みんなに好かれるかわいい魅力になっています。
かわいい魅力②矢口八虎との関係
『ブルーピリオド』のユカちゃんのかわいい魅力②は、主人公の矢口八虎との関係です。ユカちゃんと八虎とは、高校入学時に知り合いました。お互いに何でも言い合える仲ですが、ユカちゃんは一言多いので、すぐ喧嘩になります。しかし、八虎にいろいろアドバイスをしたり、勇気を与えたりするなど、面倒見の良さがうかがえます。また、八虎に美術部の手伝いを頼んで、入部するきっかけを作ったのもユカちゃんでした。このような主人公との関係もかわいい魅力になっています。
かわいい魅力③学校の女子からも大人気
『ブルーピリオド』のユカちゃんのかわいい魅力③は、ユカちゃんが学校の女子からも人気があることです。ユカちゃんは心が乙女のため、同級生の女子にとっては自分たちの気持ちを理解してくれる存在です。それに、女子を恋愛の対象とは見ていません。そういうところから、ユカちゃんは女子にとって相談しやすく、人気の理由になっています。
【ブルーピリオド】ユカちゃんの受験した大学や好きな人を考察
鮎川龍二が『ブルーピリオド』に登場した時は高校2年生でした。高校2年生ともなると、将来について具体的に悩む時期です。また、勉強だけでなく、恋にも悩むお年頃です。ここでは、『ブルーピリオド』のユカちゃんの大学受験や好きな人について考察します。
ユカちゃんが藝大を目指した理由
『ブルーピリオド』のユカちゃんが東京藝術大学を目指した理由は、自分が望んでいたからではありませんでした。ユカちゃんの女装を含む乙女趣味は両親からは認められておらず、親子関係はぎこちないものになっていました。そのようなユカちゃんにとって心の拠り所となっていたのは、祖母の存在です。ユカちゃんは両親と祖母の4人暮らしですが、祖母の家に住んでいるため、両親は祖母には頭が上がりません。仲のよい祖母が日本画を描いていたというのが、ユカちゃんが日本画科を目指した理由です。
ユカちゃんが藝大の受験に落ちたその後
『ブルーピリオド』のユカちゃんが日本画科を目指したのは、仲の良い祖母が日本画を描いていたというだけの理由で、自ら望んでいたわけではありませんでした。その葛藤を抱えたまま入試を迎えましたが、藝大の1次試験で自分の進む道は「日本画」ではないということを強く自覚します。それで、試験の画用紙に大きく「×」だけ描いて途中退室し、受験を辞退しました。その後は、家を出るための資金を稼ぐために「BARひげ娘」でアルバイトをしながら、服飾の専門学校を目指しています。
ユカちゃんのインスタ
『ブルーピリオド』のユカちゃんは、インスタのアカウントを持っています。かわいい自撮りや、森先輩など美術部の先輩や八虎の写真を投稿したり、訪れた展示会の写真をアップしたりしています。
ユカちゃんの好きな人の性別は?
『ブルーピリオド』のユカちゃんはとてもかわいい女装男子のため、ユカちゃんが好きな人は男子なのか女子なのか、多くのファンにとって気になる点の一つです。そのため、インターネット上でも意見が交わされていますが、ユカちゃんは性別を超えた存在なので、好きな人も性別にこだわりはないと考察されています。
ユカちゃんの過去の恋愛
『ブルーピリオド』のユカちゃんは、予備校である男の子に恋をしました。その男の子とデートの約束を取り付けることができましたが、デート当日に振られてしまいます。しかし、すぐに立ち直ると別の男の子に恋をしていました。ユカちゃんの対象は男子だけではありません。ユカちゃんは、「中学生の頃からずっと好きな女の子がいる」ということを八虎に告白しています。
【ブルーピリオド】ユカちゃんの名言
『ブルーピリオド』の鮎川龍二は、独特の視点と鋭い人間観察から、登場人物だけでなく、読者の心に刺さる名言を残しています。そのような名言からいくつか紹介します。
ユカちゃんの名言①「悔しいと思えるなら…」
悔しいと思えるならまだ戦えるね
出典: tomy2blog.com
八虎とユカちゃんは予備校の冬期講習に参加していましたが、八虎は講習生の高橋世田介(たかはしよたすけ)が描いた石膏像のデッサンに圧倒されてしまいます。それに対してユカちゃんは、「人は神と自分を比べることができない」「森先輩はそういう人」「でも高橋君は違う」と言って八虎を励ましました。八虎はこの名言で迷いが吹っ切れ、絵に対する闘志が蘇りました。
ユカちゃんの名言②「世間が良いっていうものに…」
世間が良いっていうものにならなきゃいけないなら俺は死ぬ
出典: coolbee1.com
ユカちゃんは女装男子で好きな人についても性別を超えています。ある時、予備校で好きになった男の子とデートの約束をしましたが、当日になって「オレ、普通だから。わかるよね」と言われて振られてしまいました。その時にユカちゃんが残したのがこの名言です。ファンからは、ユカちゃんの心の叫びが聞こえると言われています。
ユカちゃんの名言③「君は溺れてる人がいたら…」
君は 溺れてる人がいたら 救命道具は持ってきても 海に飛び込むことはしない 裸で泣いてる人がいたら 服をかけて話を聞くことは あっても自分も脱ぐことは 絶対にない
出典: alu.jp
矢口八虎は、藝大の1次試験に合格し、2次試験に向けて準備をしていました。ユカちゃんとはしばらく顔を見ることもありませんでしたが、たまたま出会った時に、以前とは言葉遣いなど、印象が少し変わっていることに気付きます。その後、予備校の同級生からユカちゃんが藝大の入試で画用紙に「×」だけ書いて退席したことを聞き、電話をしました。ユカちゃんはキャバクラでバイト中だったので「来る?」と八虎を誘いますが、八虎は入試前ということもあり断ります。その時にユカちゃんが八虎に言ったのがこの名言です。
【ブルーピリオド】ユカちゃんに対する世間での評判や人気
ここまで、『ブルーピリオド』の女装男子ユカちゃんの人物像を紹介しました。ユカちゃんは、誰よりも自分の気持ちに正直に生きようとしていました。そのようなユカちゃんを世間ではどのように見ているでしょうか。SNSの投稿から探ります。
ユカちゃんに関しては『ブルーピリオド』の人物設定が良いという投稿がいくつか見られます。かわいい女の子キャラではなく女装男子という設定が、主人公の矢口八虎との関係においても必要不可欠であり、作品世界に深みを与えています。しかも、かわいくて面白いキャラなのですから、ファンも増えて当然です。
テレビアニメ『ブルーピリオド』でユカちゃんを演じているのは、若手の人気声優の花守ゆみりです。『ブルーピリオド』におけるユカちゃん役は、女装男子とはいえ実際の性別は男性なので、この役では低めのトーンになっていますが、原作ファンからも花守ゆみりファンからも高評価を得ています。
ユカちゃんは『ブルーピリオド』が始まってすぐに登場し、主役級で活躍しているキャラです。大学受験までは主人公の矢口八虎と絡むことが多かったので出番も多かったのですが、八虎が東京藝術大学に合格した後は、2人の進む道が分かれたこともあって、ほとんど出番がなくなりました。その後、藝大の文化祭を訪れたユカちゃんの姿が描かれましたが、ユカちゃんファンは寂しいので、もっと登場してほしいという投稿が多くあります。
【ブルーピリオド】ユカちゃんはかわいい女装男子だった
『ブルーピリオド』に登場する鮎川龍二は、本来の性別とは異なり心は乙女の女装男子でした。長身でスタイルも良いことから、女子からの人気も高いキャラです。自分の気持ちに正直に生きることの辛さを知っている鮎川龍二は、藝大を受験しましたが、自ら途中退席して辞退しました。その後は、服飾関係の専門学校へ行くため、アルバイトでお金を貯めながら努力をしています。今後も活躍の期待できるユカちゃんに注目してみてください。
この記事のライター
makkun402
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