【ベルセルク】イスマは笑顔がかわいい人魚？ガッツ一行との出会いや真名も

ベルセルク作中でガッツ一行が妖精王のいる島を目指すことになると、途中で立ち寄った島にてイスマが登場しガッツたちに強い興味を示しました。作中で大々的に活躍してみせたキャラクターというわけではありませんが、かわいい魅力で溢れているイスマのことを気に入っていた読者は意外に多かったとされています。ここではイスマのプロフィールを紹介し、ベルセルクの作品概要とあらすじについてもおさらいしていきます。

イスマは妖精王の島へ向かうガッツらが途中で立ち寄った島に住む漁師の娘です。ウェーブがかったミディアムヘアーとそばかすが特徴的で島に訪れたイシドロたちに興味を示すほど好奇心旺盛な性格をしています。島に暮らしていることから泳ぎが非常に得意で、漁の時は銛1つ持って裸で素潜りをして獲物を捕らえます。また、死んだ母親が人魚だったことから周囲の住人からは人魚娘のイスマと呼ばれ距離を置かれていました。

ベルセルクは三浦健太郎によってヤングアニマルに連載されている漫画作品です。主人公ガッツが復讐を果たすまでの物語が描かれており、重厚感溢れるダークファンタジーストーリーや世界観設定、主要キャラクターの内面を繊細に表現した描写などが世界中の読者から評価されました。2023年3月時点で累計発行部数5500万部を突破しており、原作者が死亡したもののストーリーを聞かされた関係者によって連載再開されることが発表されました。

親の顔を知らず幼少期から傭兵として生きていたガッツは、ある日グリフィスと出会い彼との決闘に敗れたことから鷹の団に入団することになりました。団員とのふれあいや戦場での共闘を経てグリフィスらと打ち解け合うガッツでしたが、退団を決意した際にグリフィスと揉め事を起こしてしまい血迷った彼が蝕を起こしたことで恋人を娶られてしまいます。生き延びたガッツは復讐を誓い、ゴッド・ハンドを探す旅を始めるのでした。

ネットでイスマについて調べてみるとサジェストに『かわいい』と表示されるように、ベルセルクのイスマは読者の間でかわいいキャラクターとして認知されています。可愛らしい見た目や笑顔などがかわいいと言われていますが、その他にも内面的な部分でもかわいい要素がたくさんあると言われ人気があります。ここではベルセルクにおけるイスマのかわいい魅力を解説し、ファン人気の理由を明らかにしていきます。

イスマの顔にはそばかすがついておりチャームポイントとして人気があります。彼女の純粋な性格も相まってそばかすがついた見た目が読者に幼くてかわいい印象を与えていると言えるでしょう。また、長い前髪で片目を隠しているデザインも当時の漫画作品の中では珍しく、原作者の画力の高さも合って非常にかわいいキャラクターに仕上がっています。

ガッツは黒い甲冑に身の丈を超える大剣と物騒な見た目をしていますが、それでもイスマは初めて島に訪れたガッツ一行に興味を示し積極的に関わろうとしました。それほどイスマの性格はざっくばらんで好奇心旺盛です。また、素潜りをする時は女性でありながら裸で行っており、たとえ胸を見られても「気にすんな！減るもんじゃないし！」と言い切るほど羞恥心が欠けています。

イスマの最大の魅力として人気があるのは屈託のない笑顔です。好奇心旺盛なイスマはベルセルク作中で表情を豊かに変えており、ガッツ一行から旅の話が聞けると分かった時は身を乗り出して「聞かせてくれよ！」と純粋無垢な笑顔を見せました。イスマの自由奔放な人柄はファルネーゼやシールケといった他の女性メンバーにはない魅力で、笑顔の他にも鼻水を垂らしながら涙を流しているシーンもかわいいと人気があります。

イスマは恋愛に興味を持っておらず異性に対して意識を持つ様子を微塵も見せたことがありません。ガッツ一行には同年代のように見える男性メンバーのイシドロがいますが、彼に対して友達のように馴れ馴れしく接しており裸を見られたとしてもお構いなしに話し続けようとします。シールケはガッツに対して好意を抱いていますが、イスマとイシドロの関係は対照的に描かれていると言えるでしょう。

ベルセルク本編に描かれているイスマは人間関係はガッツ一行のみです。その中でもイシドロと関わる描写が多く描かれており、イスマが好きな読者からは羨ましがられているところもあります。本作の連載が休止してからイスマたちの交友関係を忘れてしまったという人もきっと多くいることでしょう。ここではベルセルクにおけるイスマとガッツ一行との出会いやイシドロの関係についてまとめていきます。

ガッツ一行が妖精王の島を目指している途中でイスマとの出会いを果たします。ガッツたちが旅をしていることを知るとそれに興味を持ち、持ち前の好奇心によってすぐに彼らと親しくなりました。その後、妖精王の島を再び目指す際にイスマは同行することを決め正式にガッツの仲間となりました。原作者曰く仲間入りは予定外だったそうで外すのが惜しかったから同行させたと言われています。

イシドロはガッツに憧れて最強の剣士を目指している少年でガッツ一行のギャグ担当のような存在です。島に辿り着くとイスマから直接外界の話をしてほしいと懇願され、以来イスマとよく関わるようになります。海神との戦いでイシドロが溺れてしまった時はイスマが海に飛び込んで彼を助けようとし、間接的ながらイスマの本当の名前及び人魚の正体を知るきっかけを生み出しました。

イスマはガッツらと出会った際に自分が人魚娘と蔑まされていることを明かし、その後物語が進むとイスマの本当の名前が判明し人魚としての姿を始めて露わにしました。イスマに関するすべてを知るためには彼女の本当の名前や生い立ちについて理解する必要があると言えるでしょう。ここではベルセルクにおけるイスマの本当の名前や能力についてまとめていきます。

イスマは物心ついた頃から母親を亡くしており、島の住人からは母親が人魚だったと聞かされていました。そのためイスマ自身も人魚娘と呼ばれ村八分にされていましたが、イスマは自身の体が普通の人間だったことからその話を信じていませんでした。その後、海神との戦いにてイスマの母親が生きている姿で登場すると本当に自分が人魚だったことを知ることになりました。

イスマが人魚としての能力を発揮するためには本当の名前・真名を知る必要がありました。妖精のイバレラ曰く真名とは他人に伝えてはならない名前のことで、明かしてしまうとその人物から支配を受けてしまう呪いがかかっています。ベルセルク作中でイスマは人魚になるために真名を唱えるシーンが描かれましたが、そのシーンではイスマの真名が分からないように描写されており本当の名前は不明です。

人魚の姿になったイスマは腰から足先にかけて人魚特有のヒレがつきました。これにより水中移動がより素早くできるようになり水中での機動力が上昇しました。また、歌で攻撃をすることができるようになり、ベルセルク作中では母親や同族の人魚たちと共に歌を共鳴させ海神を撃退するほどの威力を発揮しました。

これまでイスマのプロフィールやかわいい魅力、本当の名前などについてまとめてきましたが、実際にイスマはファンの間でかわいいと評判なのでしょうか。ここではベルセルクファンが思うイスマへの印象について、実際にSNSに投稿されているコメントを参照し評判や人気を明らかにしていきます。

ネット上で検索してみるとイスマがかわいいというコメントが非常に多く寄せられていました。やはり多くの読者はイスマのことをかわいいと感じているそうで、容姿の可愛さや好奇心旺盛なところなど人当たりの良いところに人気が集まっていました。

イスマのエピソードが終わった後には彼女が仲間になってほしいと願うコメントも寄せられていました。ガッツ一行と仲良くしている様子やイシドロとの関係性などから仲間適性が高いと感じていた人が多くいたようで、実際に仲間になった時には大勢のファンが喜んでいました。

一部のファンからはイスマが死んでしまうのではないかと言われていました。イスマのエピソードはギャグパートが比較的多く本作の中でもかなり平和なシナリオだったと言われていますが、ダークストーリーがベースのベルセルクであればイスマが死んでしまう可能性は高いかもしれません。

ベルセルクに登場するイスマは人懐っこくて笑顔がかわいいキャラクターでした。彼女の人柄に魅力を感じたり、人魚の本性を露わにした時に驚いた読者はきっと多くいたことでしょう。もしもイスマについて興味を持ったという人はぜひベルセルク続編にて彼女の活躍をチェックしてみてください。