【化物語】歴代主題歌のOPとEDまとめ!物語シリーズの人気曲も合わせて紹介
本記事では、『化物語』の歴代OP主題歌とED主題歌を網羅して紹介します。また、物語シリーズには豪華な声優陣やアニソン歌手による人気曲が多数存在していることが話題を呼んでいます。そこで、『化物語』だけでなく、物語シリーズの人気曲もすべてまとめました。
目次
【化物語】物語シリーズとは?
「物語シリーズ」は、魅力的なキャラクターが多数登場する人気小説です。発表以来、大きな反響を呼び、テレビアニメ化されたことから、ファンも爆発的に増えました。テレビアニメのOPやED主題歌も次々にヒットし、アニソンファンもはずすことのできないコンテンツになっています。そのような人気の「物語シリーズ」を、作者から紹介します。
物語シリーズの作者
「物語シリーズ」の作者は、西尾維新(にしおいしん)です。西尾維新という名前はペンネームで、訓令式ローマ字で表記すると[nisioisin]ですが、後ろから読んでも「にしおいしん」になります。1981年に生まれた西尾維新は、2002年に『クビキリサイクル青色サヴァンと戯言遣い』で「京都の二十歳」というキャッチコピーでデビューしました。その後、戯言シリーズは『このライトノベルがすごい! 2006』で1位になっています。
物語シリーズの概要
西尾維新の代表作「物語シリーズ」は、2006年11月に刊行された『化物語』からスタートしました。『化物語』は、21世紀初頭の地方都市が舞台で、阿良々木暦(あららぎこよみ)が出会う「怪異」に関わる物語です。数多くの不思議な物語で構成されており、各話に登場するヒロインにちなんだサブタイトルの付いているのが特徴です。2009年には、新房昭之監督、シャフト製作で、テレビアニメも放送が始まりました。
物語シリーズのあらすじ
阿良々木暦は、私立直江津高校に通う高校3年生です。春休みに伝説の吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと遭遇し、吸血鬼の眷属になります。5月のGW後に、クラスメイトである戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ることになりました。それは、彼女に体重がほとんどないということでした。戦場ヶ原は阿良々木をホチキスで脅しますが、問題を解決するために、怪異専門家の忍野メメの力を借りることにします。忍野からは怪異の影響であると告げられ、その怪異と立ち向かうことになりました。
【化物語】OP・ED主題歌
『化物語』は、物語シリーズの原点に当たります。2005年9月号から2006年5月号まで「メフィスト」(講談社)で連載されました。5人のヒロインが登場し、第1話「ひたぎクラブ」、第2話「まよいマイマイ」、第3話「するがモンキー」、第4話「なでこスネイク」、第5話「つばさキャット」の5話で構成されています。OP主題歌は各話にそれぞれ1曲ずつあり、すべて作詞meg rock、作曲・編曲神前暁(こうさきさとる)のコンビによる楽曲です。
主題歌①staple stable
『化物語』の主題歌①は、「staple stable」です。『化物語』の第1話「ひたぎクラブ」は、戦場ヶ原ひたぎの怪異に関する物語で、OP主題歌「staple stable」は、戦場ヶ原ひたぎ(斎藤千和)が歌っています。シリーズの最初の楽曲でもあることから、物語シリーズを代表する人気曲となりました。
主題歌②帰り道
『化物語』の主題歌②は、「帰り道」です。『化物語』の第2話「まよいマイマイ」は、八九寺真宵(はちくじまよい)に関する物語で、OP主題歌「帰り道」も、ヒロインの八九寺真宵(加藤英美里)が歌っています。
主題歌③ambivalent world
『化物語』の主題歌③は、「ambivalent world」です。『化物語』の第3話「するがモンキー」は、神原駿河(かんばるするが)に関する物語で、OP主題歌「するがモンキー」も、ヒロインの神原駿河(沢城みゆき)が歌っています。
主題歌④恋愛サーキュレーション
『化物語』の主題歌④は、「恋愛サーキュレーション」です。『化物語』の第4話「なでこスネイク」は、仙石撫子(せんごくなでこ)の物語で、OP主題歌「恋愛サーキュレーション」も、ヒロインの仙石撫子(花澤香菜)が歌っています。「恋愛サーキュレーション」は、『化物語』のOP主題歌の中でも、特に有名な楽曲です。
主題歌⑤sugar sweet nightmare
『化物語』主題歌⑤は、「sugar sweet nightmare」です。『化物語』の第5話「つばさキャット」は、羽川翼にまつわる物語で、OP主題歌「sugar sweet nightmare」はヒロインの羽川翼(堀江由衣)が歌っています。
主題歌⑥君の知らない物語
『化物語』の主題歌⑥は、「君の知らない物語」です。『化物語』のOP主題歌は、それぞれ各話のヒロインが歌っていますが、ED主題歌は『化物語』を通して「君の知らない物語」が使われています。「君の知らない物語」は、作詞・作曲・編曲をryoが、歌をsupercellが担当しました。この歌は2009年8月に発売されましたが、オリコンのシングルチャートでは2か月連続で20位以内にランクインするなど、大ヒット曲となりました。
【化物語】偽物語と猫物語(黒)のOP・ED主題歌
『偽物語』は、時系列的に『化物語』の続編として、2008年に発表されました。第6話が「かれんビー」、第7話が「つきひフェニックス」で、夏休みの間に起こった物語です。作者の西尾維新によれば、「つきひフェニックス」で物語シリーズは完結する予定でしたが、羽川翼と八九寺真宵について書き足らないことがあったので、続編の『猫物語』が書き下ろされることになりました。
偽物語のOP・ED主題歌
『偽物語』も、各話毎にOP主題歌が用意されていて、『化物語』から引き続き、meg rockが作詞、神前暁が作曲・編曲を担当しています。また、各話のメインヒロインが歌唱を担当しています。
主題歌①二言目
『偽物語』の主題歌①は、「二言目」です。「二言目」は、『化物語』の主題歌①「staple stable」のアンサーソングになっていて、戦場ヶ原ひたぎ(斎藤千和)が歌っています。また、この歌にはチキチキという効果音がありますが、これは手錠を表現していて、戦場ヶ原ひたぎが阿良々木暦を監禁したことを表現しています。
主題歌②marshmallow justice
『偽物語』の主題歌②は、「marshmallow justice」です。『偽物語』の第6話「かれんビー」は、阿良々木暦の大きい方の妹阿良々木火憐に関する物語で、OP主題歌「marshmallow justice」は、ヒロインの阿良々木火憐(喜多村英梨)が歌っています。この曲は、阿良々木火憐は神原駿河を尊敬しているため、神原駿河の歌う『化物語』の主題歌③「ambivalent world」のアンサーソングになっています。
主題歌③白金ディスコ
『偽物語』の主題歌③は、「白金(ぷらちな)ディスコ」です。『偽物語』の第7話「つきひフェニックス」は、阿良々木暦の下の妹阿良々木月日に関する物語で、OP主題歌「白金ディスコ」は、ヒロインの阿良々木月日(井口裕香)が歌っています。「白金(ぷらちな)ディスコ」というタイトルは月日の口癖である「プラチナむかつく」に由来しています。また、月日は和服を好んで着ているので、和ディスコ調の曲となっています。
主題歌④ナイショの話
『偽物語』の主題歌④は、「ナイショの話」です。「ナイショの話」は『偽物語』のED主題歌で、「かれんビー」「つきひフェニックス」を通して使われています。この曲は、作詞・作曲をryoが担当し、人気ユニットのClariSが歌っています。
猫物語(黒)のOP・ED主題歌
『猫物語(黒)』は、第禁話「つばさファミリー」1話で構成されています。『化物語』第5話「つばさキャット」の前日譚であるGWの物語で、時系列的には「ひたぎクラブ」の直前になります。OP主題歌は、引き続き作詞がmeg rock、作曲・編曲が神前暁のコンビです。
主題歌①perfect slumbers
『猫物語(黒)』の主題歌①は、「perfect slumbers」です。「perfect slumbers」は「つばさファミリー」のOP主題歌として用いられ、ヒロインの羽川翼(堀江由衣)が歌っています。また、曲名の”slumbers”は「うたた寝」という意味ですが、「芽を出す前の種の状態」の羽川翼をイメージしています。
主題歌②消えるdaydream
『猫物語(黒)』の主題歌②は、「daydream」です。「daydream」は「つばさファミリー」のED主題歌として用いられています。この曲の作曲・編曲は神前暁ですが、作詞をシンガーソングライターのこだまさおりが担当し、アニソン歌手の河野マリナが歌っています。
【化物語】物語シリーズセカンドシーズンのOP・ED主題歌
物語シリーズセカンドシーズンは、複数の物語で構成されています。順に『猫物語(白)』の第懇話「つばさタイガー」、『傾物語(かぶきものがたり)』の第閑話「まよいキョンシー」、『囮物語(おとりものがたり)』の第乱話「なでこメドゥーサ」、『鬼物語』の第忍話「しのぶタイム」、『恋物語』の第恋話「ひたぎエンド」、『花物語』の第変話「するがデビル」となっています。OP主題歌の作詞はすべてmeg rockですが、作曲は神前暁とミト(クラムボン)が担当しています。
主題歌①chocolate insomnia
物語シリーズセカンドシーズンの主題歌①は、「chocolate insomnia」です。物語シリーズセカンドシーズンの1話目、第懇話「つばさタイガー」で、「つばさキャット」「つばさファミリー」で語られた羽川翼の物語に決着がつけられます。「chocolate insomnia」は、「つばさタイガー」のOP主題歌として用いられ、ヒロインの羽川翼(堀江由衣)が歌っています。
主題歌②happy bite
物語シリーズセカンドシーズンの主題歌②は、「happy bite」です。物語シリーズセカンドシーズンの2話目、第閑話「まよいキョンシー」は、八九寺真宵にまつわる物語です。しかし、物語自体に八九寺真宵の登場シーンは少なく、ほとんど、阿良々木暦と忍野忍の2人で物語は進んでいきます。「happy bite」は、「まよいキョンシー」のOP主題歌で、八九寺真宵(加藤英美里)が歌っています。
主題歌③もうそう♥えくすぷれす
物語シリーズセカンドシーズンの主題歌③は、「もうそう♥えくすぷれす」です。物語シリーズセカンドシーズンの3話目、第乱話「なでこメドゥーサ」は、仙石撫子に関する物語で、OP主題歌「もうそう♥えくすぷれす」は、ヒロインの仙石撫子(花澤香菜)が歌っています。
主題歌④white lies
物語シリーズセカンドシーズンの主題歌④は、「white lies」です。物語シリーズセカンドシーズンの4話目、第忍話「しのぶタイム」は、忍野忍に関する物語です。しかし、「まよいキョンシー』とは逆に、阿良々木暦と八九寺真宵の2人で物語が進行します。「しのぶタイム」は、テレビ放送時、OP主題歌はなかったのですが、BD/DVD版で「white lies」が追加されました。この曲は、クラムボンのミトが作曲・編曲をして、コーラスを宮越裕雄、山田茂(東京混声合唱団)が担当しています。
主題歌⑤fast love
物語シリーズセカンドシーズンの主題歌⑤は、「fast love」です。物語シリーズセカンドシーズンの5話目、第恋話「ひたぎエンド」は、戦場ヶ原ひたぎと仙石撫子の物語です。「ひたぎエンド」前半のOP主題歌が「fast love」で、戦場ヶ原ひたぎ(斎藤千和)が歌っています。
主題歌⑥木枯らしセンティメント
物語シリーズセカンドシーズンの主題歌⑥は、「木枯らしセンティメント」です。「木枯らしセンティメント」は、「ひたぎエンド」後半のOP主題歌です。「ひたぎエンド」は、貝木泥舟が語り手で、重要な役割を果たしています。そのこともあり、「木枯らしセンティメント」は、戦場ヶ原ひたぎ(斎藤千和)と貝木泥舟(三木眞一郎)のデュエット曲となっています。
主題歌⑦the last day of my adolescence
物語シリーズセカンドシーズンの主題歌⑦は、「the last day of my adolescence」です。物語シリーズの6話目、第変話「するがデビル」は、神原駿河が遭遇した事件が描かれています。小説では、『花物語』は『傾物語』の次に発表されましたが、『花物語』のみ阿良々木暦が高校を卒業してからの物語となるので、セカンドシーズンの最後に置かれました。
「the last day of my adolescence」は『花物語』の主題歌で、作曲・編曲をミトが担当し、神原駿河(沢城みゆき)が歌っています。なお、テレビ版はED、BD/DVD版ではOPで使用されています。
主題歌⑧アイヲウタエ
物語シリーズセカンドシーズンの主題歌⑧は、「アイヲウタエ」です。「アイヲウタエ」は、『猫物語(白)』と『傾物語』のED主題歌として使用されました。作詞・作曲をじん(自然の敵P)が担当し、人気アニソン歌手の春奈るなが歌っています。
主題歌⑨その声を覚えてる
物語シリーズセカンドシーズンの主題歌⑨は、「その声を覚えてる」です。「その声を覚えてる」は、『囮物語』と『鬼物語』のED主題歌として使用されました。作詞はこだまさおり、作曲・編曲は神前暁が担当し、アニソン歌手の河野マリナが歌っています。
主題歌⑩snowdrop
物語シリーズセカンドシーズンの主題歌⑩は「snowdrop」です。「snowdrop」は、『恋物語』のED主題歌として使用されました。作詞はmeg rock、作曲・編曲は田中秀和が担当し、アニソン歌手の春奈るなと河野マリナが歌っています。
主題歌⑪花痕 -shirushi-
物語シリーズセカンドシーズンの主題歌⑪は「花痕 -shirushi-」です。「花痕 -shirushi-」は『花物語』の主題歌で、作詞をこだまさおり、作曲を黒須克彦が担当し、河野マリナが歌っています。なお、主題歌⑦「the last day of my adolescence」とは逆に、テレビ版はOP、BD/DVD版ではEDで使用されています。
【化物語】憑物語と終物語のOP・ED主題歌
『憑物語』は、『化物語』から始まった物語シリーズのファイナルシーズン3部作として、小説は2012年に発売され、アニメは2014年の大晦日にスペシャル番組として放送されました。『終物語』は、小説が2013年から2014年にかけて3冊発売され、アニメは2015年と2017年に放送されています。
憑物語のOP・ED主題歌
『憑物語』は、「よつぎドール」1話だけが収録されています。小説の『憑物語』は、アニメの『偽物語』が完結してから発売され、アニメ化のネタも入っていることが話題を呼びました。吸血鬼性の増した阿良々木暦が影縫余弦(かげぬいよづる)と斧乃木余接に助けを求めるところから物語が進んでいきます。
主題歌①オレンジミント
『憑物語』の主題歌①は「オレンジミント」です。この曲は、『よつぎドール』のOP主題歌で、作詞をmeg rock、作曲・編曲をミトが担当し、ヒロインの斧乃木余接(早見沙織)が歌っています。
主題歌②border
『憑物語』の主題歌②は「border」です。この曲は、『よつぎドール』のED主題歌で、作詞をmeg rock、作曲・編曲を重永亮介が担当し、人気ユニットのClariSが歌っています。
終物語のOP・ED主題歌
『終物語』は、多くの物語で構成されていて、第1話「おうぎフォーミュラ」、第2話「そだちリドル」、第3話「そだちロスト」、第4話「しのぶメイル」、第5話「まよいヘル」、第6話「ひたぎランデブー」、第7話「おうぎダーク」が収録されています。『終物語』のOP主題歌は、これまでと同様、作詞はmeg rockですが、大半の楽曲はミトが作曲しています。
主題歌①decent black
『終物語』の主題歌①は、「decent black」です。『終物語』の第1話「おうぎフォーミュラ」は、忍野扇の物語で、OP主題歌「decent black」はヒロインの忍野扇(水橋かおり)が歌っています。
主題歌②mathemagics
『終物語』の主題歌②は、「mathemagics」です。『終物語』の第2話「そだちリドル」、第3話「そだちロスト」は、老倉育(おいくらそだち)の物語で、OP主題歌「mathemagics」は、ヒロインの老倉育(井上麻里奈)が歌っています。なお、第3話「そだちロスト」のOP主題歌に関しては、テレビ版はこの「mathemagics」が使用されていますが、BD/DVD版は次の曲に差し替えられました。
主題歌③夕立方程式
『終物語』の主題歌③は、「夕立方程式」です。この曲も「そだちロスト」のOP主題歌で、老倉育が歌っています。前項で記載したように、この曲はBD/DVD版で差し替えられた曲で、テレビ版では聴くことができません。
主題歌④mein schatz
『終物語』の主題歌④は、「mein schatz」です。『終物語』の第4話「しのぶメイル」は、忍野忍の物語です。OP主題歌「mein schatz」は、ヒロインが忍野忍のため、ヒロインの歌唱ではなく、インストゥルメント主体の曲で、東京混声合唱団が歌っています。
主題歌⑤terminal terminal
『終物語』の主題歌⑤は、「terminal terminal」です。『終物語』の第5話「まよいヘル」は八九寺真宵の物語で、OP主題歌「terminal terminal」は、ヒロインの八九寺真宵(加藤英美里)が歌っています。
主題歌⑥dreamy date drive
『終物語』の主題歌⑥は、「dreamy date drive」です。終物語の第6話「ひたぎランデブー」は戦場ヶ原ひたぎに関する物語で、戦場ヶ原ひたぎ(斎藤千和)の歌う「dreamy date drive」は、BD/DVD版限定で収録されたOP主題歌です。
主題歌⑦dark cherry mystery
『終物語』の主題歌⑦は、「dark cherry mystery」です。『終物語』の第7話「おうぎダーク」は、忍野扇の正体に関する物語です。また、この物語で阿良々木暦の青春も終わりを迎えました。OP主題歌である「dark cherry mystery」は、ヒロインの忍野扇(水橋かおり)が歌っています。
主題歌⑧さよならのゆくえ
『終物語』の主題歌⑧は、「さよならのゆくえ」です。「さよならのゆくえ」は、『終物語』の前半「おうぎフォーミュラ」から「しのぶメイル」までのED主題歌です。シンガーソングライターの瀧川ありさが、作詞・作曲・歌唱を行っています。
主題歌⑨SHIORI
『終物語』の主題歌⑨は、「SHIORI」です。「SHIORI」は、『終物語』の後半「まよいヘル」「ひたぎランデブー」「おうぎダーク」のED主題歌です。作詞・作曲を小川智之、編曲を湯浅篤が担当し、人気ユニットのClariSが歌っています。
【化物語】映画と暦物語のOP・ED主題歌
物語シリーズを時系列順に並べると、一番初めに来る作品『傷物語』は、テレビアニメでは『化物語』の初回冒頭で90秒間のダイジェスト版で映像化されていました。そして、2016年と2017年に、「鉄血編」「熱血編」「冷血編」の劇場版3部作として、上映されています。また、『化物語』のその後を描いたファイナルシーズンの第2弾として発表された『暦物語』のアニメは、2015年にスマートフォンの公式アプリ『暦物語』として無料配信されました。
傷物語の主題歌
『傷物語』は、阿良々木暦がキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと遭遇し、吸血鬼の眷属になった顛末を描いた物語です。劇場版のためOP主題歌はなく、ED主題歌も「熱血編」と「冷血編」のみ用意されました。
主題歌①étoile et toi
『傷物語』の主題歌①は、「étoile et toi」です。『傷物語』3部作の2作目「熱血編」のED主題歌「étoile et toi」は、作詞をmeg rock、作曲を神前暁、そして編曲を神前暁・高田龍一が担当し、フランス人のシャンソン歌手クレモンティーヌが歌っています。劇場版のEDらしく、クレモンティーヌの素晴らしい歌声と高田龍一のストリングスのアレンジが印象に残る楽曲です。
主題歌②étoile et toi [édition le blanc]
『傷物語』主題歌②は、「étoile et toi [édition le blanc]」です。『傷物語』3部作の3作目「冷血編」のED主題歌です。『傷物語』の主題歌①「étoile et toi」の編曲者高田龍一による壮麗なオーケストラ版で、Clementine & Ainhoa(クレモンティーヌとアイノア)が歌っています。
続・終物語の主題歌
『続・終物語』は、物語シリーズ・ファイナルシーズンの最終巻です。「こよみリバース」の1話で構成されていて、鏡の中の裏側の世界での阿良々木暦の活躍を描いています。OP主題歌は、作詞meg rock、作曲・編曲神前暁のコンビによる楽曲です。
主題歌①07734
『続・終物語』の主題歌①は、「07734」です。この曲は『続・終物語』のOP主題歌で、阿良々木暦(神谷浩史)が歌っています。しかし、この曲の歌詞は聴いても何を歌っているのか聞き取ることができません。ところが、「こよみリバース」のタイトル通り、リバース(再生の逆走行)すれば、聴き取れる歌詞になります。また、曲のタイトル「07734」を逆さまにすると「hELLO」となりますが、このことから、この曲は「hello」の反対の意味ではないかと考えられています。
主題歌②azure
『続・終物語』の主題歌②は、「azure」です。この曲は『続・終物語』のED主題歌で、人気声優ユニットのTrySailが歌っています。また、作詞をハヤシケイ、作曲を秋葉広大が担当したことも話題を呼びました。
暦物語のED主題歌はwhiz
『暦物語』のED主題歌は「whiz」です。『暦物語』は、毎回異なるヒロインが登場します。そこで、OP主題歌は各ヒロインのキャラクターソングが使われました。それに対して、ED主題歌として「whiz」が用意されました。この曲は、作詞・作曲を渡辺翔、編曲を倉内達矢が担当し、人気声優ユニットのTrySailが歌っています。
【化物語】物語シリーズの歴代主題歌に対する世間での評判や人気
ここまで、『化物語』など物語シリーズの歴代主題歌を網羅して紹介しました。人気シリーズだけあって、主題歌も人気曲がたくさんあります。このような物語シリーズの主題歌をファンはどのように見ているのでしょうか。SNSの投稿から探ります。
物語シリーズには、名曲が多数あります。何かのきっかけで1曲聴くと、次々に聞きたくなります。思わず主題歌を一気に聴いてしまったという投稿はよく見られます。
物語シリーズの主題歌は名曲ぞろいのため、SNSで好きな曲の投稿を見ても、この投稿者が指摘するように、かなりばらけています。それだけ、素晴らしい曲が多いということですが、戦場ヶ原ひたぎと貝木泥舟のデュエット曲である「木枯らしセンティメント」を好きな曲リストに入れている投稿者は多くいます。
物語シリーズの主題歌は素敵な曲ばかりなので、代表曲を選ぶのは簡単ではありません。その中でも、「恋愛サーキュレーション」は、物語シリーズファンのみならず、多くの人に親しまれており、コラボでも登場する曲なので、物語シリーズを代表する1曲です。この投稿者も、それを意識している様子が感じられます。
【化物語】物語シリーズの歴代主題歌は人気だった
物語シリーズは、『化物語』から始まり、多くの物語があります。その多くはアニメ化され、主題歌も多数ありますが、どの曲も素晴らしく、根強い人気があります。また、普段アニメをあまり見ない人でも、1曲や2曲は聴いたことのあるというのが物語シリーズの主題歌です。そのような物語シリーズの主題歌の数々を聴いてみてください。
この記事のライター
makkun402
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