【進撃の巨人】リヴァイの人物像まとめ！目的からかっこいい魅力まで

「進撃の巨人」に登場するリヴァイは調査兵団に所属する兵士長です。刈り上げ頭が特徴的で人を射抜くするどい目つきをしています。冷静沈着で不愛想のため怖いと思われることもあります。リヴァイは「人類最強の兵士」と言われるほど強い戦士です。極度の潔癖症で時々口が悪いことがあります。

「進撃の巨人」は2009年9月から2021年4月にかけて講談社コミックマガジンより連載されていた諫山創先生によるダークファンタジー漫画になります。「進撃の巨人」は日本のみならず世界でも人気を獲得しており漫画ランキングでは上位に食い込むなど人気が高い作品でした。また「進撃の巨人」は小説家や舞台化など幅広いコンテンツを展開しています。

突如現れた巨人により人類は滅亡の淵に立たされてしまいます。辛うじて生き残った人間たちは壁の向こう側に身を隠し生活していました。しかし100年が過ぎた頃、巨人が壁の向こう側から姿を現し事態は急変します。本作の主人公であるエレン・イエーガは突如現れた巨人に母親を捕食されるのを目の当たりにし、全ての巨人を駆逐するため、幼馴染のミカサやアルミンと共に調査兵団へ入団することを志します。

リヴァイや「進撃の巨人」がどのようなものかが知れたところで、ここからはリヴァイの目的や人物像について紹介します。「最強の戦士」と言われているリヴァイはいつも何かを考えているような顔をしていますが、その目的は何なのか紹介します。

父親は誰か分からず不明のまま母親が女手一つでリヴァイを育てていました。働き者の母親が亡くなってからリヴァイは生きるすべを失い餓死寸前状態でした。その後は地下街で生き延び強い剣士として成長します。最強の戦士と言われているリヴァイですが、壮絶すぎる過去を経験していました。

調査兵団として動いていたリヴァイは、エルヴィンを殺害することが目的でした。しかし、エルヴィンを殺害しようとしますが最強と言われていた戦士でも失敗に終わってしまいます。失敗に終わり挙句の果てにはエルヴィンに説得させられてしまいます。エルヴィンに説得されたリヴァイはエルヴィンの殺害計画を辞めてエルヴィンを信じることに決めたのです。今度はエルヴィンと共に巨人のいない世界を実現させようと誓いました。なお、こちらのエピソードはスピンオフ作品「進撃の巨人　悔いなき選択」で描かれています。

エルヴィンと果たした約束が叶い、巨人がいない世界を実現させたリヴァイは調査兵団の仲間たちに会うことが出来て涙していました。感情をあまり見せないリヴァイが仲間と会えたことで涙を流すのは珍しく、進撃の巨人ファンも普段見ることが出来ないリヴァイの表情に驚いたことでしょう。最終回ということもあり感動した進撃の巨人ファンも多かったのではないでしょうか。

「進撃の巨人」のキャラクターの中でもリヴァイは最強でかっこいいと言われていますが、ここからはリヴァイのかっこいい魅力や名言について紹介します。「新劇の巨人」のキャラクターの中でもリヴァイは特に人気の高いキャラクターになりますのでかっこいい魅力が詰まっています。

リヴァイは最強の剣士と言われるほど、調査兵団の中でも強い人物です。リヴァイ自身の身長はそこまで高くはありませんが、リヴァイよりも身長がある巨人を相手にしても強すぎるため圧勝します。リヴァイの戦闘シーンは他の調査兵の人たちと比べ物にならないくらいスピーディーです。また仲間の元へ駆けつけて巨人を倒してくれるヒーロー的存在でもあります。

リヴァイは滅多に笑うことはありません。さらに巨人を相手にする時も一切の躊躇を見せないため自分のやっていることに迷いがないのでしょう。不愛想に見られるかもしれませんが、どんな時も冷静でかっこいいとファンには評判です。

リヴァイはどんな時でも冷静で感情表現の少ない人物ですが、とても仲間想いの人物です。リヴァイは汚いものが大嫌いで、潔癖症です。しかし仲間が巨人に殺されてしまった際には、自分の手が汚れることも気にせずに部下の手を握りしめていました。潔癖症のリヴァイが仲間のためなら手が血で塗れようとも気にもしなかったため仲間想いの一面があるところに惚れた人もいるでしょう。

リヴァイのかっこいい魅力が知れたところで、ここからはリヴァイの名言について紹介します。アニメ1期から4期までの中でリヴァイが発言した言葉になりますが、どの名言もかっこいいものばかりです。

エレンが巨人化してしまい、エレンの今後の処遇について裁判を行うことになりました。裁判中にも関わらずエレンが暴言を吐いてしまいエレンを大人しくさせるためにリヴァイが躾つとしてエレンを殴ったり蹴ったりしていました。リヴァイ曰く、躾に1番効くのは痛みと言っていました。

エレンが硬質化の力を使えるかどうかわからず戸惑っている時に言ったセリフです。硬質化の能力を使えるかわからなかった時はアルミンとハンジの作戦の元で硬質化実験が行われていました。できるかどうかではなくやれとリヴァイは口先だけになっていますが、リヴァイのこの名言が飛び出さなければエレンは硬質化の力を使いこなすことはできなかったでしょう。

エレンに選択権を与えているシーンですが、名言というより迷言と感じる人もいるのではないでしょうか。調査兵の団長が指揮を取らなければいけないはずです。しかしリヴァイの様子からするとエレンに丸投げしている様に感じます。自分自身を信じるか、それとも調査兵の仲間を信じるか、リヴァイは何か考えがあってのことだと思いますが、この名言は名言と捉えられないという人も多そうです。

獣の巨人との戦いの中、リヴァイがエルヴィンに放った名言になります。エルヴィンは「世界の真実を知る」という自分の夢を実現させようとしましたが、巨人と戦いながら出した答えは「新兵たちと共に犠牲になる」という選択でした。リヴァイのこの言葉が最後まで悩んでいたエルヴィンの背中を押したのです。これまでエルヴィンと共に巨人のいない平和な政界を目指していただけにリヴァイがエルヴィンを犠牲にした衝撃的なシーンでした。

調査兵団の中で最もよく聞く言葉ではないでしょうか。しかし、リヴァイはハンジに対してもこの名言を使っています。飛行船が飛び立つまでの間、時間稼ぎとしてハンジは1人で巨人に立ち向かって行きました。ハンジは長く付き添ったリヴァイにだけ「かっこつけたい気分なんだ」と言い残します。その後リヴァイがハンジの胸に拳を当て「心臓を捧げよ」と言いました。まさかリヴァイからこの言葉を聞ける日が来るとは思っていなかったためファンは興奮したことでしょう。

ジークがリヴァイから逃れるために監視役の兵士たち30人を巨人化させていました。ジークの考えによると巨人化した仲間であれば手を出さないと考えていたようです。しかし、リヴァイはたとえかつての仲間だったとしても巨人化すれば敵であることに変わりはないため容赦することはありませんでした。

寡黙で人との関わり合いを持たなさそうなイメージがあるリヴァイですが、調査兵団の団員たちとの人間関係はどのようなものなのでしょうか。ここからはリヴァイに関わったことのある調査兵団たちとの関係について紹介します。

リヴァイはエレンの上官にあたります。エレンはよく死に急いだり自分を見失ったりしますが、そのたびにリヴァイが目を覚まさせてくれています。エレンは殴られたり蹴られたりしていますが、リヴァイを恨んだりはしていません。むしろ話が進むにつれ信頼関係が増しておりリヴァイとエレンの関係に羨ましいと思うファンも多いようです。またエレンが育っていく中でリヴァイと同じように最強と言われるほど強くなるでしょう。

リヴァイとミカサは同じ「アッカーマン」という名前であるため、兄妹なのではないかと言われていましたが、2人は兄弟ではありません。同じアッカーマン一族に育った者同士というだけです。リヴァイは餓死寸前状態であり、ミカサは強盗犯に両親を殺害されると言う辛い過去を持っています。

アルミンはエレンとミカサの幼馴染で一緒に調査兵に来た人物です。リヴァイとは似ている部分が多くあります。同じ頭脳派でありアルミンもまた壮絶な過去を経験している戦士です。またリヴァイはエレンに対しては厳しいですが、アルミンに対してはそこまで厳しくありません。アルミンのことを慕っているのでしょう。

リヴァイは最初こそエルヴィンを殺害しようとしますが、2度失敗しています。それに加えてエルヴィンに説得させられエルヴィンを殺害する計画どころかエルヴィンを信じることにしました。リヴァイは今まで誰も信じませんでしたが、初めてエルヴィンに心を許しています。リヴァイはエルヴィンと同じ夢を持っていますし信頼関係も築けるほど仲が深くなっています。

リヴァイとハンジは、5年以上同じ調査兵団として共に戦ってきた仲間です。リヴァイはよくハンジのことを「おい、クソメガネ」ということが多いですが、そのくらいの軽口を平気で叩けるような仲です。エルヴィンの後継者として団長に任命されたハンジに対しては「ハンジ」とリヴァイが呼んでいたため時と場合をわきまえているのでしょう。

リヴァイとケニーの関係は伯父と甥の関係です。女手一つでリヴァイを育てていた母親が死亡した後、リヴァイは伯父であるケニーに出会い地下街で生き延びていました。ケニーは妹の忘れ形見としてリヴァイを引き取り育てることにしました。ケニーがいなければリヴァイは生き延びていなかったと言えます。

リヴァイとジークは敵対関係です。ジークは何人もの調査兵をこれまで殺してきているためリヴァイにとっては仇でしかありません。一方リヴァイも巨人を大量に殺しているためジークにとってリヴァイは厄介な存在でしょう。ジークがリヴァイから逃げるために監視している兵士を巨人化させていましたが、リヴァイはかつて仲間だった巨人化した兵士たちを何のためらいもなく殺していました。

これまでリヴァイのかっこいい魅力や名言、調査兵団の仲間たちとの関係について紹介してきましたが、ここからは「進撃の巨人」に登場するリヴァイの声を担当している声優について紹介します。冷静沈着でかっこいいリヴァイの声優を務めているのは誰なのか見ていきましょう。

かっこいいリヴァイの声を担当しているのは声優の神谷浩史さんです。「進撃の巨人」は1期から4期までアニメの放送がありましたが、リヴァイの声優が変わったことはありません。リヴァイ自身もかっこよくて人気のキャラクターですが、同時にリヴァイの声を担当している声優の神谷浩史さんも人気の高い声優です。リヴァイのことを知った人はリヴァイの声が好きと答える人もいるほどです。

神谷浩史さんの主な出演作品は、文豪ストレイドッグス（江戸川乱歩）、斉木楠雄のΨ難（斉木楠雄）、ONE PIECE（トラファルガー・ロー）、おそ松さん（松野チョロ松）、ノラガミ（夜ト）などがあります。かっこいい大人のキャラクターから青年や動物など幅広いキャラクターを演じているベテラン声優です。また声優の他に歌手やナレーターなども務めていますので、神谷浩史さんの声を聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。

リヴァイと同じ髪形を美容師の方にお願いするほど、この人は「進撃の巨人」のリヴァイのことが好きみたいです。かなり短髪になるため男性でしょうか。「進撃の巨人」ファンは多いため知っている人もいるでしょう。美容師の方も「進撃の巨人」を知っていたということですので、好きなアニメの話で盛り上がると美容院に行くのが楽しくなりそうです。好きな人と似たような髪形になって友達や家族から似てると言われるのもまた嬉しいでしょう。

応援しているアイドルやアニメのキャラクターに本当に好きになってしまう人もいるでしょう。自分があたかもその人の恋人になっているかのような気分になっている人もいます。上記の人は「進撃の巨人」のリヴァイに本気で恋している様子です。そのため他のキャラクターがいたとしても興味が無いのでしょう。さらに引かれるくらい好きということは「進撃の巨人」のキャラクターグッズを揃えている可能性もあります。

最強の戦士と呼ばれているリヴァイはビジュアル・強さ・声のどれをとってもNo.1だと言う人が多いようです。「進撃の巨人」のアニメや漫画をまだ見ていなくても見た目のイメージだけでリヴァイを選んでいるようなので「進撃の巨人」のアニメや漫画を見るとリヴァイのことがもっと好きになるでしょう。巨人を圧倒するその強さはファンなら尚更、まだファンになっていない人でも虜にさせてしまうこと間違いなしです。

「進撃の巨人」のリヴァイはどんな時でも冷静で最強の戦士であるためかっこいいと評判でした。キャラクター人気ランキングでは常に上位にいるほど人気となっています。巨人のいない世界を目指すため時には仲間を犠牲にしてしまう冷徹さもありますが、リヴァイが最強の戦士だからこそできることです。不愛想で冷たい人と思う人もいるかもしれませんが、仲間を思う気持ちは誰よりも持っている最強の戦士と言えるでしょう。