【弱虫ペダル】御堂筋の魅力やエピソードまとめ!勝利に拘る姿がかっこいい?
『弱虫ペダル』の御堂筋は見た目や言動が独特なキャラになっていますが、勝利への拘りから多くのファンを集めるキャラでもあります。この記事では『弱虫ペダル』の御堂筋について、魅力的に思われている要素や作中のエピソードなどをまとめました。
目次
【弱虫ペダル】御堂筋とは?
『弱虫ペダル』の御堂筋は作中で奇抜なキャラとして描かれていますが、読者やファンからは作中の強さやかっこいい活躍から人気を集めるキャラになっています。そんな『弱虫ペダル』の御堂筋のプロフィールを紹介します。
御堂筋のプロフィール
『弱虫ペダル』の御堂筋翔(みどうすじあきら)は1993年1月31日生まれ、身長185cm、水瓶座で、京都伏見高校の1年生(作中では後に2年生)です。細長い体型で、薄い唇や低い鼻、真っ黒な目など不気味な印象が特徴になっています。
弱虫ペダルの概要
『弱虫ペダル』は2008年から『週刊少年チャンピオン』で連載が始まった渡辺航の漫画です。自転車競技に打ち込む高校生達の戦いを描く作品で、2012年に舞台化、2013年にはアニメ化、2015年にはアニメ映画化、2016年には実写ドラマ化、2020年には実写映画化など多数メディアミックスが行われています。
弱虫ペダルのあらすじ
小野田坂道はオタク趣味の少年で、中学で友達ができなかったことから高校ではアニメ・漫画研究部に入って友達を作ろうとしていました。しかし、入学することになった千葉県立総北高等学校ではアニメ・漫画研究部が休部中でした。そんな中、坂道は同級生の今泉俊輔から自転車競技を挑まれ、それをきっかけに自転車で走る楽しみを感じた坂道は自転車競技部に入部することになります。
【弱虫ペダル】御堂筋のかっこいい魅力
『弱虫ペダル』の御堂筋は作中での振る舞いが悪役のように描かれるキャラですが、そこが魅力的に感じたり、かっこいいと思われたする要素になっています。そんな『弱虫ペダル』の御堂筋の魅力を紹介します。
魅力①傲岸不遜な性格
『弱虫ペダル』の御堂筋は相手チームにはもちろんのこと、自分チームの先輩にも不遜な態度で接しており、対戦前には相手のトラウマを調査した上で挑発しています。一見すると不快にすら思える性格ですが、そのようなヒールな立ち回りが好きな人や過去を知った後から感じ方が変わった人からはかっこいい魅力と思われています。
魅力②友情が嫌い
『弱虫ペダル』の御堂筋は勝負において努力や友情を重視することを嫌っており、そのような態度や言葉を発すると「キモッ」と言いながら否定しています。スポーツ漫画において努力や友情を否定する姿は型破りですが、その特異性にかっこいい魅力を感じる人もいます。
魅力③勝利へのこだわりの理由は母との過去
『弱虫ペダル』の御堂筋が自転車に目覚めたのは幼少期に病弱な母親の見舞いへ行く際に乗っていたことがきっかけでした。しかし、その時期の御堂筋は学校で虐められ、自身の不器用さや貧弱さから反撃できずにいました。さらに母親がそのまま病死してしまいます。
それから御堂筋の心には母親が自転車に乗る姿が世界一速そうと言ってくれたこと、何があっても前にという遺言が強く残り、虐められた過去も相まって現在の性格や考え方が形成されていきます。そんな過去を知ったことで、御堂筋の勝利や強さに対する姿勢を悪く思えない人もいます。
魅力④脱皮と変態を繰り返す強さ
『弱虫ペダル』の御堂筋は作中のインターハイで勝利が絶望的になった際に退部を考えたこともありましたが、這い上がって新しい強さを身に付けていきます。その1つに御堂筋が大阪で鳴子章吉と勝負した際、自分の限界を突破したことを「脱皮」と表現しており、その結果成長した姿を「変態」したと言っています。
そして、前傾姿勢で自転車を漕ぐ「飛ぶライド」を習得しました。作中での描写はかなり衝撃的な絵面ですが、強さのために成長する姿も独特な魅力があると言われています。
魅力⑤ヒロアカの瀬呂範太に似ている?
『弱虫ペダル』の御堂筋は衝撃的なシーンが多いことからキャラとしての印象に残る人が多く、その余波から別作品のキャラも御堂筋に見えてしまう人います。代表的なキャラとしては『週刊少年ジャンプ』に連載されている『僕のヒーローアカデミア』の瀬呂範太で、顔のパーツが御堂筋に似ている部分があります。他作品にまで影響があるほど、御堂筋は濃いキャラであると窺える現象です。
【弱虫ペダル】御堂筋の活躍エピソードや名言
『弱虫ペダル』の御堂筋はヒールな立ち回りで、作中でも何度も活躍を見せています。そんな『弱虫ペダル』の御堂筋の活躍や名言について紹介します。
御堂筋の活躍エピソード
『弱虫ペダル』の御堂筋はインターハイで登場しており、登場初期からその変わらぬキャラクター性を発揮しています。そんな御堂筋が活躍したエピソードを見ていきましょう。
活躍エピソード①インターハイで箱根学園に宣戦布告
『弱虫ペダル』の御堂筋はインターハイが始まる前の会場で、その時の王者である箱根学園に対して、インタビューの司会からマイクを奪いながら宣戦布告しています。勝利と強さの自信と共に王者への対抗心を燃やす御堂筋のキャラクター性がよくわかるシーンです。
活躍エピソード②今泉の心を折った?
『弱虫ペダル』の御堂筋は、中学生時代に今泉俊輔を対戦した際、母親が救急車で搬送された嘘を付いて失速させ、勝利しています。その言動に関して御堂筋は自分ながら減速しないと断言しており、彼のヒールぶりが描かれたエピソードになっていました。しかし、母親との過去を考えると、御堂筋の発言は嘘ではなく、勝利の為に手段を選ばない強さを持っています。
活躍エピソード③新開を追い詰める
『弱虫ペダル』の御堂筋は、インターハイで箱根学園の新開隼人と対戦した際、彼の過去のトラウマを利用して心理作戦を仕掛けます。新開隼人は過去にレース内でウサギを轢き殺してしまったことがあり、その際に左側から抜いたことでウサギと接触していたため、左側から抜けなくなっていました。御堂筋はそれを知った上で左側からしか抜けない状況を作り、心理的に追い詰めています。
活躍エピソード④京都伏見高校を変えた?
『弱虫ペダル』の御堂筋は京都伏見高等学校に入学して自転車競技部に入った際、当時のエースだった3年生の石垣を倒して、以降は自身がチームやレースにおける全権を握っています。そのせいで京都伏見の自転車競技部は元々のアットホームな雰囲気から軍隊のような空気に変わっていますが、御堂筋に加入と指導によってインターハイの強豪に食らい付けるだけの能力を得ています。
活躍エピソード⑤薬局までの3km
『弱虫ペダル』の御堂筋は1年生のインターハイ2日目の時点で総合優勝の可能性が無くなった際、退部を考えるほど自転車への興味が失せていました。そんな中、薬局へ行く途中で小野田坂道と出会い、目的地まで勝負をしかけます。結果的に勝ったのは御堂筋でしたが、坂道が楽しそうに走っている姿を見て、御堂筋は母親と会話を思い出します。
勝利だけを目指している自転車競技ですが、その根本には自転車に乗る姿を褒めてくれた母親の言葉や純粋に自転車に乗って走るのが楽しい気持ちがあったことを御堂筋は振り返りました。そこから御堂筋は再起して自分を成長させていきます。
御堂筋の名言
『弱虫ペダル』の御堂筋は作中でかなり独特な喋りや語彙をしていますが、その中でも印象的な名言がいくつか存在します。そんな御堂筋の名言を見ていきましょう。
御堂筋の名言①「エースナンバーイチ…」
エースナンバーイチはボクがつける
出典: honcierge.jp
御堂筋の名言その1は「エースナンバーイチ…」から始まる台詞です。京都伏見高等学校で当時のエースだった石垣に勝負を挑んだ際に言った言葉です。結果的に御堂筋は勝利してエースの座に君臨しており、御堂筋が言葉だけではない実力者とわかる名言になっています。
御堂筋の名言②「勝利や…」
勝利や勝利 勝利!!
勝利以外は意味ないわ!!出典: honcierge.jp
御堂筋の名言その2は「勝利や…」から始まる台詞です。新開隼人との勝負でトラウマを利用して戦いつつも、最後の直線でデッドヒートした際にこの言葉を胸に抱いていました。卑怯と思われる手もあくまで勝利のための手段であり、御堂筋のキャラクター性がわかる名言となっています。
御堂筋の名言③「100コのことできるより…」
100コのことできるより
1コのことトコトンできる方が絶対エライやろ!!出典: honcierge.jp
御堂筋の名言その3は「100コのことできるより…」から始まる台詞です。過去に学校で虐められていた際に、御堂筋はスポーツ選手になる目標を口にしますが、周りからは笑われてしまいます。それに対して、御堂筋は心の中でこの言葉を言いながら自転車で走り出しました。現在の性格や勝利へのこだわりがわかるシーンであり、共感を呼ぶ名言です。
【弱虫ペダル】御堂筋の声優
アニメ『弱虫ペダル』でも御堂筋は登場しており、独特なキャラクター性を声優が見事に表現しています。そんなアニメにおける御堂筋の声優について紹介します。
御堂筋の声優は「遊佐浩二」
アニメ『弱虫ペダル』で御堂筋の声優を務めたのは遊佐浩二さんです。遊佐浩二は京都の出身であることから京都弁のキャラを多数担当しており、作中では京都弁の御堂筋を狂気と迫力のある声で演じています。
遊佐浩二のプロフィール
遊佐浩二さんは京都府出身で、1968年8月12日生まれの声優です。中学生の時にラジオカセットで聞いたラジオドラマをきっかけに声優を目指し始め、高校2年生の時に勝田声優学院の通信講座で学んでいました。それから大学卒業後の1993年に声優デビューを果たし、以降は様々な作品で活躍しています。
遊佐浩二の主な出演作品
遊佐浩二さんの主な出演作品としては、『仮面ライダー電王』のウラタロス、『ソニックX』のシャドウ・ザ・ヘッジホッグ、『BLEACH』の市丸ギン、『黒執事』のラウ〈劉〉、『絶対可憐チルドレン』の兵部京介、『薄桜鬼』の原田左之助、『青の祓魔師』の志摩廉造、『TIGER & BUNNY』のルナティック/ユーリ・ペトロフ、『鬼灯の冷徹』の白澤などがあります。
【弱虫ペダル】御堂筋に対する世間での評判や人気
ここでは『弱虫ペダル』の御堂筋について世間での評判や人気を紹介します。悪役的な立ち位置から苦手に思う人がいますが、一方で他では珍しいキャラである点が魅力的だと思って推している人が多数います。
『弱虫ペダル』の御堂筋について、キモいと思いながらもかっこいいと思ってしまう感想がありました。独特な見た目や卑怯な手段は初期の印象だと衝撃的ですが、過去のエピソードを見ると勝利への姿勢も納得でき、逆にそこまで突き抜けていることがかっこいいと思う人は多いようです。
『弱虫ペダル』の御堂筋について、かわいいと思う意見もありました。人並みに凹んだりするなど人間らしい部分が見えることや過去のエピソードから庇護欲を書き立たされた人もいるようで、一種のマスコット的に見られることもあります。
『弱虫ペダル』の御堂筋の過去について、悲しく感じたり共感できたりするという意見がありました。大好きな母親がいなくなったことや虐められた経験から現在の御堂筋ができたと思うと、応援したくなる気持ちが出てくる人もいるようです。
【弱虫ペダル】御堂筋は勝利にこだわる魅力的なキャラだった
『弱虫ペダル』の御堂筋は、誰に対しても傲岸不遜な態度で接しており、努力や友情を嫌うキャラですが、過去の母親の死や虐められた経験から勝利や強さを求める言動や性格ができています。そんな突き抜けた御堂筋をかっこいいと思う人も多く、魅力的なキャラになっています。御堂筋はインターハイから登場するので、そこからの活躍を確認してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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