【弱虫ペダル】葦木場拓斗はライバル校の人気キャラ!実力や強さを徹底考察
『弱虫ペダル』に登場する、ライバル校の人気キャラ・葦木場拓斗(あしきばたくと)の実力や強さを徹底考察します。葦木場拓斗の魅力や他キャラとの関係、『弱虫ペダル』のアニメ版と舞台版で葦木場拓斗を演じた声優・俳優情報もまとめました。
目次
【弱虫ペダル】葦木場拓斗はライバル校のエース
『弱虫ペダル』に登場する葦木場拓斗は、総北のライバル校である箱根学園のエースです。葦木場拓斗の人物像に迫る前に、彼のプロフィールや『弱虫ペダル』の作品について紹介します。
葦木場拓斗のプロフィール
- 誕生日:1991年10月2日
- 身長:202cm
- 体重:69kg
- BMI:16.9
- 血液型:AB型
- 愛車:Wilier
- ゼッケン:11
『弱虫ペダル』に登場する葦木場拓斗は、箱根学園自転車競技部のエースです。タイプはクライマーで、山岳地域における長距離の登坂を得意とします。少しクセのある左前髪に、右頬にハート型の小さな黒子が特徴です。
弱虫ペダルの概要
『弱虫ペダル』(通称:弱ペダ)は、週刊少年チャンピオン(秋田書店)で2008年から連載中の渡辺航による漫画作品です。自転車競技を題材にしたスポーツ作品で、個性的な登場キャラたちの熱いレース、自転車競技への葛藤や思い、友情などが細かく描かれ読者に話題となりました。アニメ化や映画化、舞台化など多くのメディアミックスが展開されている人気作品です。
弱虫ペダルのあらすじ
千葉県立総北高等学校に入学した『弱虫ペダル』の主人公・小野田坂道は、アニメや漫画、ゲームをこよなく愛するオタク少年で、自宅から片道45kmもある秋葉原に小学4年生からママチャリで通っていました。ある日、同学年の今泉俊輔から「小野田に負けたらアニメ研究部に入る」ことを条件に自転車レースを挑まれ、坂道は部員数獲得のために引き受けます。しかし、あと一歩のところで負けてしまった坂道は、自転車で走る楽しみを感じ、自転車競技部に入部することになったのです。
【弱虫ペダル】葦木場拓斗の実力や謹慎の理由
ここからは、箱根学園自転車競技部のエースである『弱虫ペダル』の人気キャラ・葦木場拓斗の実力やインターハイでの活躍について解説します。あわせて、葦木場が謹慎していた理由にも迫りました。
葦木場拓斗の実力やメトロノームダンシングの強さ
箱根学園のエースである葦木場拓斗の実力は、彼の202cmの身長から繰り出される「メトロノームダンシング」にあります。自転車以外にもピアノを特技としている葦木場は、ベートーヴェンの交響曲第9番などのクラシックの音楽に合わせて体を大きく左右に揺らしながら加速させ、厳しい登坂を走ります。自転車競技では不利になりがちな高身長を、メトロノームの振り子のように揺らすことで安定した走りを実現させました。
勝負所になった葦木場は、頭の中でクラシック音楽が流れ、自身が指揮者になったように自転車を走らせます。自転車のフレームも大きく、体重を支えることができるため、高身長な葦木場が大きく体を揺らして難所となる坂でも走り切ることができるのです。ちなみに、メトロノームは自転車競技の練習でもケイデンス(1分間のペダル回転数)の管理として使用されています。
葦木場拓斗の名前の意味
葦木場拓斗の名前の意味は、彼の走法である「メトロノーム」からきていると言われています。メトロノームの振り子はドイツ語でtaktstock(指揮棒)と言い、日本ではタクトと呼ばれています。葦木場の両親は音楽家でもあるため、音楽にちなんだ名前をつけたのではないかと考えられています。
葦木場拓斗の謹慎の理由はなぜ?
箱根学園のエースである葦木場拓斗は、レース中の逆走行為で謹慎していた時期がありました。箱根学園に入学し、自転車競技部に入部した葦木場でしたが、急速に伸びる身長のせいで重心のバランスがうまく取れなくなり、スランプになっていました。他の部員からも「洗濯係がピッタリ」と笑われ、退部を考えるほど悩みます。その時、手を差し伸べてくれたのが1学年先輩だった、福富寿一と新開隼人です。体型に合った走法を考えるようアドバイスした2人によって、葦木場はフォームの改善をします。
そして、入部後初めてのレースに出場することになりましたが、フォームの改善が思うように作用せず、パニックになった葦木場はコースを逆走する前代未聞の行為をしてしまったのです。王者箱根学園の名誉を傷付けてしまった葦木場は、無期限のレース出場禁止となりました。謹慎後、葦木場は諦めることなく、独自でフォーム改善を続け、メトロノームダンシングを編み出す事に成功します。葦木場の努力を見ていた福富は、復帰戦として峰ヶ山ヒルクライムレースへと出場させました。
葦木場拓斗のインターハイでの活躍
3年生になった葦木場拓斗は、箱根学園のエースとしてインターハイに出場し、大きな活躍をします。1日目は同学年で副主将・黒田雪成のアシストで、総北の鳴子章吉、京都伏見の御堂筋翔との激しいゴール争いを制しました。1番早くゴールした選手に与えられるイエローゼッケンを手にした葦木場は、王者箱根学園の威厳を見せます。2日目、新開悠人と共にレースの主導権を握り、山岳賞を獲得するものの、ゴール直前の御堂筋による心理戦で脚力を消耗してしまいました。
葦木場はゴール争いから離脱し、冷静な判断で悠人を送り出しますが、接戦の末に敗北となります。そして最終日、最後の山で先頭を走っていた箱根学園に総北が追い付きます。総北の底力に心を揺さぶられた葦木場は、総北主将・手嶋純太に勝負を挑みました。既に疲労困ぱいの手嶋でしたが、葦木場の挑戦を受け激走します。2人は山岳賞目指して奮闘し、手嶋が勝利を収めますが、その後リタイアしてしまい、葦木場が山岳賞を手にしました。
【弱虫ペダル】葦木場拓斗の魅力
『弱虫ペダル』に登場する葦木場拓斗が人気キャラになっている理由を探りました。ここからは、『弱虫ペダル』の人気キャラ・葦木場拓斗の魅力3選を紹介します。
魅力①ド天然な性格
葦木場拓斗の魅力1つ目は、ド天然な性格です。自分がド天然である自覚は全くなく、黒田の「総務省が行った天然に関する調査」と言う冗談にも本気で信じてしまうほどです。葦木場のド天然エピソードの代表的なシーンは、峰ヶ山ヒルクライムレースで、初めて坂道たちと会った時に今泉に対して「お前が小野田か!」と間違え、その後杉元と間違えたりと坂道たちを困惑させました。箱根学園の先輩である葦木場にツッコミにくいと困らせてしまうところが、彼のかわいらしい魅力となっています。
魅力②手嶋との関係
葦木場拓斗の魅力2つ目は、手嶋純太との関係です。葦木場と手嶋は小学5年生から中学生まで一緒だった幼馴染です。葦木場が自転車競技を始めたのも手嶋がきっかけで、「純ちゃん」「シキバ」と呼び合う親友でもありました。しかし、2人の関係に亀裂が生じてしまいます。葦木場に「自転車競技をもっと好きになってもらいたい」と言う手嶋は、あるレースで山岳賞を獲得させようと計画しました。しかし、勝敗にこだわりがない葦木場は勝負に出ず、負けてしまいます。
手嶋と仲違いしてしまった葦木場は自転車から離れていましたが、手嶋の思いを知ったことで謝罪し、今度こそ2人で山岳賞を取ろうと約束しました。ところが、2人は別々の高校へ進学し、ライバル関係になってしまいます。お互い3年になって最後のインターハイで戦うことになり、山岳賞獲得のために2人は激闘し、手嶋が勝利するも、リタイアによって葦木場が山岳賞を手にしました。中学の頃に約束していた形ではありませんが、2人で一緒に山岳賞を取ることができたのです。
魅力③新開との関係
葦木場拓斗の魅力3つ目は、新開悠人との関係です。葦木場の2学年後輩である悠人は、先輩たちの自分を見る目が兄・隼人の影を追っていることに嫌気が差し、生意気な態度を取り続けていました。その態度に激怒した葦木場は、悠人に勝負を挑み、圧倒的な差を付けて勝利します。葦木場を「天然先輩」と馬鹿にしていた悠人でしたが、完敗後に先輩たちに謝罪し、葦木場を慕うようになりました。
信頼関係を築いた2人は、インターハイ後の3年生追い出しレースで激闘を繰り広げ、悠人が葦木場を見事破り、新エースとして成長した姿を見せます。葦木場も安心したように「次の世代の箱根学園を頼む」と、悠人に王者箱根学園の復活を委ねました。
【弱虫ペダル】葦木場拓斗の声優
漫画『弱虫ペダル』はアニメ化がされており、葦木場拓斗を演じた声優がかっこいいと話題になりました。ここからは、アニメ『弱虫ペダル』で葦木場拓斗を演じた声優を紹介します。
葦木場拓斗の声優は「宮野真守」
アニメ『弱虫ペダル』で葦木場拓斗を演じたのは、声優の宮野真守です。ド天然なシーンや、クラシックに合わせてダイナミックな走りを見せるシーンなどを熱演し、ファンからもキャラにピッタリだと好評を得ていました。
宮野真守のプロフィール
宮野真守は、1983年6月8日生まれ、埼玉県出身で劇団ひまわりに所属する声優です。兄の影響で劇団ひまわりに所属し、CMや舞台に出演、その後ドラマでも活動の場を広げていきます。将来の不安からダンスや歌のレッスンを始め、進路に悩んでいた高校3年生の時に受けた、海外ドラマ『私はケイトリン』のオーディションに合格し、声優デビューを果たしました。現在は、歌手や俳優としても精力的に活躍する人気声優です。
宮野真守の主な出演作品
声優・宮野真守の主な出演作品は、『機動戦士ガンダム00』刹那・F・セイエイ、『DEATH NOTE』夜神月、『イナズマイレブン』吹雪士郎、吹雪アツヤ、『うたの☆プリンスさまっ♪』一ノ瀬トキヤ、『文豪ストレイドッグス』太宰治、『東京喰種トーキョーグール』月山習、『ファンタスティック・ビースト』ニュート・スキャマンダーなど、数多くの人気作品で活躍しています。
葦木場拓斗の舞台版キャスト
『弱虫ペダル』の舞台版では、2人のキャストが葦木場拓斗を演じています。舞台での自転車競技の表現は、観客から多くの反響を呼びました。ここからは、舞台『弱虫ペダル』で葦木場拓斗を演じたキャストについて紹介します。
舞台版キャスト①東啓介
2016年から2017年の舞台『弱虫ペダル』で葦木場拓斗を演じたのは、俳優の東啓介(ひがしけいすけ)です。『弱虫ペダル~箱根学園新世代、始動〜』では、主演を務め、187cmの身長で葦木場拓斗を見事に演じました。
舞台版キャスト②富永勇也
2017年から2020年の舞台『弱虫ペダル 新インターハイ篇』で葦木場拓斗を演じたのは、俳優の富永勇也(とみながゆうや)です。天然成分が強めの葦木場拓斗を、現役高校生のように自然体で演じて人気となりました。
【弱虫ペダル】葦木場拓斗に対する世間での評判や人気
『弱虫ペダル』に登場する葦木場拓斗について、SNS上では天然キャラがかわいいと人気になっています。葦木場拓斗を好きになる人は必ずいるから、アニメを見て欲しいと懇願している声もありました。
個性の強いキャラが多く登場する『弱虫ペダル』で、初めて葦木場拓斗を見た時、恋に落ちてしまったと言うファンの声もありました。謹慎を乗り越えて見せたインターハイでの葦木場の活躍は、多くの女性を虜にしてしまう魅力があることがうかがえます。
葦木場拓斗と手嶋純太の関係性がとても好きだと言う声もあります。離れてしまっても、自転車に対する情熱は変わらず、2人の絆は固く結ばれていたことが伝わって涙してしまったと言う人も多くいました。
葦木場拓斗と新開悠人の関係性も大好きと言った声もあります。謹慎となってしまった葦木場を見捨てず、信じてくれた先輩・隼人の思いが2人に受け継がれているのだと感動している人も多数いました。
【弱虫ペダル】葦木場拓斗は箱根学園の人気キャラだった
『弱虫ペダル』に登場する葦木場拓斗は、箱根学園のエースとして活躍した人気キャラです。逆走行為による謹慎や高身長であるリスクを跳ね除け、新たなフォームであるメトロノームダンシングを編み出し、インターハイで大活躍しました。葦木場を慕う後輩・新開悠人にエースの座を譲った葦木場拓斗が、卒業後にどのような活躍を見せるのか、手嶋純太との関係にも注目しつつ『弱虫ペダル』のストーリー展開に期待しましょう。
この記事のライター
rymamimo
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