【ワールドトリガー】穂刈篤が倒置法で話す理由は?スナイパーとしての実力も紹介
『ワールドトリガー』の登場キャラである、穂刈篤(ほかりあつし)が倒置法で話す理由について解説します。スナイパーとしての穂刈の実力や活躍シーン、他キャラとの関係を紹介するとともに、アニメ『ワールドトリガー』で穂刈篤役を務めた声優情報もまとめました。
目次
【ワールドトリガー】穂刈とは?
ポカリの愛称で親しまれている穂刈篤は、ワールドトリガーに登場するキャラクターの一人で、狙撃手としての強さ以外にも倒置法で喋る姿が注目を浴びています。本記事では、そんな穂刈篤のプロフィールや強さ、ワールドトリガー中での活躍などについて紹介していきます。
穂刈篤のプロフィール
- 名前:穂刈篤
- ポジション:スナイパー
- 身長:180cm
- 年齢:18歳
- 誕生日:6月15日
- 星座:うさぎ座
- 血液型:O型
- 好きなもの:鶏肉・お祭り・生野菜・トレーニング
ポカリの愛称で親しまれている穂刈篤はB級部隊荒船隊に所属するスナイパーの一人で、ワールドトリガー本編では大規模侵攻戦から登場しました。特徴的な形をしているソフトモヒカンとやや眠たげな半弧形の目をしたキャラクターで、ポカリの愛称で親しまれています。
穂刈が所属する荒船隊とは?
ポカリこと穂刈篤が所属する荒船隊は、戦闘員全てが狙撃手で構成されている特殊なチームでありながら、それぞれの役割は異なるためチーム全体での連携がしっかり取れているバランスの良いチームです。荒船隊での穂刈篤はチーム全体のサポート役を勤めているため、戦局を見据えて自身が攻めることよりも味方の援護に徹しています。
ワールドトリガーの概要
ワールドトリガーとは、2013年11号の週刊少年ジャンプで連載開始された葦原大介原作のSFアクション漫画です。現在ではジャンプスクエアに掲載誌を移行する形で連載を続けています。2014年からアニメ放送も開始され、現在では3rdシーズンまで放送されている人気作品です。
ワールドトリガーのあらすじ
ワールドトリガーの舞台となる三門市に突如異世界への入り口が出現し、近界民の侵略を受けてしまいます。未知の侵略に怯える人々の前にボーダーを名乗る謎の一段が現れ、近界民に立ち向かいました。ボーダーが現れたことにより三門市には平和が訪れ、数年の時が流れました。平和な日々を送る三門市に主人公の空閑遊真が三門市にやってくることで、物語がスタートします。
【ワールドトリガー】穂刈が倒置法で話す理由や人物像
読者からポカリの愛称で親しまれている穂刈篤は、倒置法で喋る姿が印象に残るキャラクターです。この話し方をするようになったのはどのような理由があるのか、ワールドトリガー中に描かれている人物像などの描写を元に見ていきましょう。
穂刈が倒置法で話す理由は宇宙人に会ったから?
穂刈篤は、倒置法を使いこなす独特な喋り方が特徴的ですが、この喋り方をする理由は本人の口から明かされています。穂刈篤が小学3年生の頃、家出をしたことをきっかけにUFOの中で宇宙人に遭遇したことが関係していると話しています。翌朝何事も無く発見されますが、そのときには既に倒置法で喋るようになりました。
穂刈の性格
穂刈篤は、基本的に仏頂面で感情が大きく起伏することはなく、口数も少ない寡黙なキャラクターです。その一方でお祭り好きな一面もあり、過去には神輿の上に乗るような積極性も持ち合わせています。また、荒船隊で隊長を務める荒船哲次に影響されて筋トレが趣味になりました。普段作中で見せている寡黙なキャラクター性とは違い、イベント事に積極的で肉体派な面も持ち合わせているのが穂刈篤の特徴です。
穂刈のあだ名はポカリ
特徴的な見た目と喋り方をしていることで、読者の印象に残りやすい穂刈篤ですが、読者だけでなく作中の仲間からもポカリの愛称で親しまれています。この愛称はボーダー本部に所属する王子一彰が関係しています。彼はよく仲間に対して勝手な愛称をつけていますが、どれも定着することはありません。その中で穂刈篤に対してつけたポカリの愛称だけは仲間や読者にも浸透することになりました。
穂刈の連絡メール
普段の口数は少なく感情が読み取りづらい穂刈篤ですが、連絡メール内では非常にテンションが高く顔文字も多用する一面も見せています。ワールドトリガー本編で見せないハイテンションな一面が話題を呼んでいるキャラクターです。
穂刈と他キャラの関係
荒船隊の穂刈篤はワールドトリガー中でも多くの人物と接点があります。ここでは、作中で見せたそれぞれのやりとりや関係性について見ていきましょう。
穂刈と雨取千佳の関係
穂刈篤は、狙撃界の新しい波として注目している人物が存在します。それが、三雲隊に所属で狙撃手を務める雨取千佳です。ワールドトリガー本編で直接的な関係は無いものの、三雲隊とのBランク戦直前に雨取千佳が見せた大型兵器のような狙撃の派手さを見て、穂刈篤は興奮を隠しきれない様子でいました。
穂刈と笹森日佐人の関係
穂刈篤と笹森日佐人は、ワールドトリガー本編ではBランク戦中で直接対決しています。穂刈篤は、相手の性格を熟知していたため、動揺を誘うために言葉で揺さぶりをかけました。しかし、笹森日佐人は既に成長した後だったため、精神攻撃が通用しません。精神攻撃が失敗した穂刈篤は、最終的に佐々木日差人に撃破されてしまいました。本編でのやりとりは以上ですが、コミックス11巻のカバー裏では、この対戦後に行われたメールのやりとりが描かれています。
そこには精神攻撃を仕掛けたことを詫びる姿や、後輩の成長を素直に喜ぶ姿がありました。これに対して笹森日佐人は、1点を奪取したことを煽るような返信をします。作中では描ききれない仲の良さや関係性がコミックスのカバー裏などで楽しめるのもワールドトリガーの魅力です。
【ワールドトリガー】穂刈のスナイパーとしての実力
穂刈篤は、メインとなるキャラクターとは違い活躍する場面はやや控えめです。その少ない活躍にもかかわらず、ワールドトリガー中では確かな強さを感じる場面も存在します。ここでは、作中で読み取れる穂刈篤の強さについて見ていきましょう。
穂刈のポジションは狙撃手
穂刈篤が所属する荒船隊では、戦闘員全てが狙撃手を務めるという珍しい形式を取る部隊です。その中でも穂刈篤は、メンバーを全面的なサポートに徹しています。部隊を勝利へ導くためであれば、自分が脱落するリスクを承知の上でサポートに立ち回れる冷静さと精神的な強さが特徴です。
穂刈のトリガーセット
ワールドトリガーに登場する狙撃手は、イーグレットやライトニング、アイビスのような攻撃に特化したトリガーをセットした上で戦闘に挑むことがほとんどです。穂刈篤に関しては、攻撃トリガーにイーグレットしかセットしていません。それにもかかわらず、他の狙撃手に引けを取らない活躍ができるのは、穂刈篤が持つ強さででもあります。
穂刈の実力や強さ
ワールドトリガー本編の穂刈篤は、基本的にチームを援護するサポート役のため、荒船隊の隊長でもある荒船哲次や狙撃の天才とも呼ばれている半崎義人の強さを発揮できるように立ち回っています。実際に三雲隊との対戦では、荒船哲次を援護するための狙撃で空閑遊真を的確に射抜くことに成功しました。冷静な判断力と確かな狙撃の腕を持っているため、荒船隊での穂刈篤は縁の下の力持ちのような存在です。
【ワールドトリガー】穂刈の活躍や登場シーン
ワールドトリガー本編でも、穂刈篤が登場する場面がいくつもあります。ここでは、どのような場面で登場していたのか紹介していくので、今まで紹介した内容と照らし合わせながらチェックしてみましょう。
穂刈の登場シーン①大規模侵攻
大規模侵攻編での穂刈篤は、来馬隊や柿崎隊、東隊と共に南部方向の防衛を担当していました。全員でランバネインに向かって狙撃しましたが、相手が想定以上の強さを誇っていたため、攻撃が簡単に防がれ反撃を受けてしまいます。この反撃により、半崎義人などと共に穂刈篤は一瞬で脱落してしまいました。
穂刈の登場シーン②B級ランク戦Round2
穂刈篤が所属する荒船隊は、Bランク戦で諏訪隊や三雲隊で対決します。結果だけ見るとチームは敗北、得点数も1点のみで、荒船隊全体の動き自体は決して悪いものではありませんでした。実際に、穂刈篤も諏訪隊に所属する笹森日佐人の猛攻に押された状況で、最終的には自身を犠牲にしながらも荒船哲次を援護するために空閑遊真の腕を的確に撃ち抜くことに成功しています。
穂刈の登場シーン③ガロプラ襲来の時
ガロプラが襲来した際は、穂刈篤もスナイパー部隊の一員として参加しています。ワールドトリガー本編では穂刈篤に対して大きく注目が集まるような描写自体はありませんでしたが、人形トリオン兵のアイドラを撃破しています。作中では目立ちにくい活躍ですが、部隊全体で見ると勝利という大きな成功を収めました。
穂刈の登場シーン④閉鎖環境試験
閉鎖環境試験では、来馬5番隊の隊員として選抜されています。部隊では体力とメンタル面のポジティブさが重要視されていて、穂刈篤が持ち合わせている長期戦に耐えられる体力と精神面の強さが部隊のコンセプトとマッチしていました。遠征選抜試験は長期戦になっていることから、今後能力面で高く評価されている穂刈篤が、ワールドトリガー内でどのような活躍を見せてくれるのか必見です。
【ワールドトリガー】穂刈の声優
ワールドトリガーに登場する穂刈篤の声優は、秦勇気さんが務めています。次にこの秦勇気さんについて深く掘り下げてみましょう。
穂刈の声優は「泰勇気」
ワールドトリガーに登場する穂刈篤を演じるのは、祖父がベトナム人でクォーターであることで知られている秦勇気さんです。声優界の中でも屈指のロボット好きで、数多くのロボットトイを所持しているほどです。
泰勇気のプロフィール
- 名前:秦勇気
- 生年月日:1977年10月6日
- 血液型:B型
- 身長:170cm
- 職業:声優
- 事務所:リマックス
ワールドトリガーに登場する穂刈篤を演じる秦勇気さんは、祖父がベトナム人の現在は日本で数多くの作品に出演を果たしているクォーターの声優です。大のロボット好きが高じて、数多くのロボット作品への出演を果たしています。音楽活動も積極的な一面もあり、JAM Projectの一般公募で数人しか残らない二次選考まで進めるほどの実力です。
泰勇気の主な出演作品
ワールドトリガーに登場する穂刈篤の声優を務める秦勇気さんは、『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の主人公クォヴレー・ゴードンや『獣装機攻ダンクーガノヴァ』ではジョニー・バーネットも演じています。これ以外にも、『ゴーストハント』の渋谷一也や『イナズマイレブンGO』の狩屋マサキ、『D.C. 〜ダ・カーポ〜』の朝倉純一など、ロボット作品以外でも多くの出演を果たしている多彩な声優です。
【ワールドトリガー】穂刈に対する世間での評判や人気
ここでワールドトリガーに登場する穂刈篤に対する世間での評判を見ていきましょう。
大規模侵攻での苦い経験があったからこそ、Bランク戦での活躍に心を撃たれたファンもいるようです。自身を犠牲にしてでも誰かを助ける姿がファンからの注目を集めています。
穂刈篤が前線で戦う場面は少なく、ワールドトリガー本編で描かれているシーンのほとんどがサポート役だからこそ、強く印象に残っているファンもいるようです。このようにメインのキャラクターを支える立ち位置だからこそ光る魅力があります。
数少ない戦闘描写の中から、穂刈篤がサポートに徹するための努力をしっかり汲み取っているファンもいるようです。印象に残りやすい戦いをするキャラクターが多いからこそ、それらの人物を支えられるのは確かな実力を兼ね備えている穂刈篤だから可能なのだと評されています。
【ワールドトリガー】穂刈が倒置法で話す理由は過去にあった
ワールドトリガーに登場する穂刈篤は作中での大きな活躍は少ないものの、確かな実力を作中で発揮しています。常に冷静沈着で落ち着いた判断が出来るからこそ、味方を援護できるのは穂刈篤が持つ強さです。彼が持つ強さが作中でどのような活躍を見せてくれるのか、今後のワールドトリガーの展開に注目してみましょう。
この記事のライター
桜井紅茶
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