【ワールドトリガー】嵐山隊は人気で強い部隊？メンバーの魅力も徹底紹介

『ワールドトリガー』の嵐山隊は作中で強さと人気を兼ね備えた部隊であり、魅力的な面々から読者やファンからも人気を集めています。そんな『ワールドトリガー』の嵐山隊の概要を紹介します。

『ワールドトリガー』の嵐山隊はボーダー本部所属のA級5位の部隊です。忍田本部長派の部隊であり、本業の防衛任務と共にボーダーの広報としてメディアに出演したり、新人の入隊指導を担当したりしています。主人公の三雲修たちとはストーリーの序盤から会っており、戦術の指導など何かと関わる場面が多くなっています。

『ワールドトリガー』は葦原大介が作者を務めており、2023年10月時点では集英社のジャンプコミックスとして全26巻が刊行されています。2013年から2018年の11月までは『週刊少年ジャンプ』に連載されていましたが、作者の体調不良などの都合により2018年12月から月刊連載の『ジャンプスクエア』に移籍しました。原作漫画の人気からアニメや舞台などのメディアミックスも盛んに行われています。

ボーダーのC級隊員として密かに活動した三雲修は、近界から父親の友人に会いに来たという空閑遊真と出会います。そこから修は遊真と共に騒動に巻き込まれていく中でB級隊員となり、幼馴染の雨取千佳を加えた玉狛第二部隊として、ボーダーのランク戦や近界民の襲来に対応していきます。

『ワールドトリガー』の嵐山隊は広報担当という立場であるためタレント的な人気もありますが、一方でボーダーの部隊としてしっかりとした強さを持っています。そんな『ワールドトリガー』の嵐山隊の強さや結成された経緯を紹介します。

『ワールドトリガー』の嵐山隊の強さは、独自性の高いトリガーによる攻撃です。隊長の嵐山准はテレポート移動ができる珍しいトリガーのテレポーターを使用しており、時枝充と連携を取りながら攻撃しています。そこに木虎藍の点取り能力と佐鳥賢の2丁の狙撃銃によるアシストが組み合わさってA級ランク5位をキープしています。

『ワールドトリガー』の嵐山隊はA級部隊であるため、独自の隊服とエンブレムが持てるようになっています。隊服は上が赤、舌が黒のジャージ型で、エンブレムは星形が付いた五角形の5つで、中心に星を作ったビジュアルで、隊服の左胸に付けられています。

『ワールドトリガー』の嵐山隊が結成された経緯は、作中でまだ語られていません。ただ、嵐山隊は2年ほど前に柿崎国治が脱退、1年前に木虎藍を入隊させていることから、少なくとも結成から2年以上経過している部隊です。

『ワールドトリガー』の柿崎隊を率いる柿崎国治は、嵐山隊の初期メンバーの1人でした。2年ほど前に嵐山隊が広報活動を行うようになることをきっかけに脱退していますが、現在も嵐山隊の面々と交流は続いており、性格面の良さから佐鳥賢は泣くほど脱退するのを惜しんでいました。

『ワールドトリガー』の嵐山隊を率いる隊長の嵐山准は、メンバーの中でも読者やファンから特に人気があり、ボーダー隊員としても強さを持った人物です。そんな『ワールドトリガー』の隊長・嵐山准のプロフィールや強さを紹介します。

『ワールドトリガー』の嵐山隊の隊長・嵐山准は、7月29日生まれの19歳、身長179cm、血液型O型の大学生です。後ろに髪を流しておでこを見せた髪型になっており、迅悠一と見た目が見ていると読者のみならず作者からも言われています。ルックスの良さから広報活動の中で様々なグッズ展開がボーダーの公式によって行われています。

『ワールドトリガー』の嵐山准は爽やかなかつ誠実な性格であり、ボーダー隊員として市民を守る正義感を持っています。ただし、理由がある規則違反には寛容さを見せるなど柔軟な対応もできる人物です。一方で、誠実かつ真面目であるが故に嘘が下手な一面があります。

『ワールドトリガー』の嵐山准は両親と双子で弟の副と妹の佐補、祖母と柴犬雑種のコロの7人家族であり、特に双子の弟妹は溺愛しています。また、玉狛第一部隊（木崎隊）に所属する小南桐絵とは従兄妹の関係ですが、入隊時期としては旧ボーダーの創設初期からいる小南の方が早くなっています。家族に関しては一番に守るべき存在と考えており、家族が無事であれば全力で戦えると豪語しています。

『ワールドトリガー』の嵐山准のパラメーターはトリオン:7、攻撃:7、防御・援護:7、機動:7、技術:7、射程:4、指揮:8、特殊戦術:4、トリガーにはスコーピオン付きアステロイド:突撃銃、施試作のテレポーター付きのメテオラ:突撃銃を装備しています。ポジションはオールラウンダーで、全体的な能力が高いことから木虎藍が入隊するまではエースの役割も果たしていました。

木虎藍が入隊後はエースポジションを譲り、隊長としての指揮に集中するようになっています。戦闘時には、中距離攻撃とテレポーターを絡めた連携を得意としており、攻撃武器が同じ編成の時枝充と合わせながら優位を取った後の十字砲火を得意としています。パラメーターの合計値はボーダー内で木崎レイジと同じ3位で、オールラウンダーでは木崎レイジに続く2位と高スペックな人物です。

『ワールドトリガー』の嵐山隊の他メンバーもそれぞれの強さや魅力があり、部隊全体を推している人もいます。そんな『ワールドトリガー』の他メンバーの強さや魅力について紹介します。

『ワールドトリガー』の嵐山隊の木虎藍は、6月26日生まれの15歳、身長161cm、血液型A型の中学生です。お嬢様学校の星輪女学院に通いながらボーダー隊員をやっており、中学生ながらもA級に所属しています。プライドとエリート意識が高く、ツンデレ気質な性格ですが、広報部隊では凛とした女子として人気です。また、ややナルシストな一面があり、写真を撮られる時はついポーズを決めてしまうような一面も見せています。

パラメーターはトリオン:4、攻撃:8、防御・援護7:、機動:8、技術:9、射程:3、指揮:6、特殊戦術:4、トリガーには改造スコーピオンを付けたアステロイド:拳銃、サブトリガーはフリーのスパイダー:拳銃を装備しています。ポジションはオールラウンダーで、平均的なトリオン量を補う技術力があり、努力や工夫によって部隊に貢献する強さがあります。

『ワールドトリガー』の嵐山隊の時枝充は4月12日生まれの16歳、身長167cm、血液型A型の高校生です。ボブカットと常に眠そうな目が特徴ですが、隊長である嵐山の意図をすぐに察するなどデキる一面を見せる人物で、戦闘時にも細かい部分で気遣いやサポートを行っています。

パラメーターはトリオン:7、攻撃:7、防御・援護:9、機動:7、技術:8、射程:4、指揮:4、特殊戦術:4、トリガーにはスコーピオン付きのアステロイド:突撃銃、試作のテレポーター付きのメテオラ:突撃銃を装備しています。ポジションはオールラウンダーで同じ装備である隊長の嵐山准とテレポート駆使して連携したり、スコーピオンで木虎藍や佐鳥賢を援護するなど、サポーターで強さを発揮しています。

『ワールドトリガー』の嵐山隊の佐鳥賢は7月1日生まれの16歳で、身長171cm、血液型O型の高校生です。女好きかつお調子者な性格であり、そのせいか作品内ではやや雑な扱いをうけがちで、他のメンバーが出番がある時にも佐鳥賢だけはハブられてしまう場面が多くなっています。

パラメーターはトリオン:6、攻撃:8、防御・援護:6、機動:5、技術:9、射程:8、指揮:8、指揮:2、特殊戦術:4、トリガーには両手に1丁ずつイーグレットを装備しています。ポジションはスナイパーながらも、火力とかっこよさを重視するために考えた結果、2丁拳銃になっています。しかし、2丁同時に使えるように努力した結果、他では真似できない強さを発揮しており、スコープなしで狙撃するなど独特の戦術が取れます。

『ワールドトリガー』の嵐山隊の綾辻遥は5月4日生まれの17歳、身長163cm、血液型A型の高校生です。ポジションはオペレーターで、広報活動を担当する嵐山隊に所属していることからボーダー外でもファンが多く、作中のオペレーター内の人気でも1位になっています。成績優秀で通っている六頴館高等学校では生徒会長を務めるなど優等生な一方で、歌や絵など芸術面は壊滅的です。

パラメーターはトリオン:2、機器操作:2、情報分析:8、並列処理:8、戦術:7、指揮:7です。4人部隊かつオールラウンダー3人編成の嵐山隊では距離間が常に激しく変わりますが、そんな状況でも正確に導くオペレートの能力を持っています。

アニメ『ワールドトリガー』でも嵐山隊は序盤から登場しており、隊長の嵐山准を始めとした面々が声優のボイス付きで楽しめるようになっています。そんなアニメにおける嵐山隊を担当した声優を紹介します。

アニメ『ワールドトリガー』で嵐山隊の隊長である嵐山准を務めたのは岡本信彦さんです。爽やかな性格の嵐山准を頼りがいがあるイケメンボイスで演じています。岡本信彦さんの主な出演作品としては、『とある魔術の禁書目録』の一方通行、『TIGER & BUNNY』の折紙サイクロン/イワン・カレリン、『ハイキュー!!』の西谷夕、『暗殺教室』の赤羽業、『僕のヒーローアカデミア』の爆豪勝己などがあります。

アニメ『ワールドトリガー』の木虎藍を務めたのは花澤香菜さんです。普段はツンデレ気質な木虎藍を可愛らしいながらも強さも感じられる女性の声で演じています。花澤香菜さんの主な出演作品としては、『To LOVEる -とらぶる-』の結城美柑、『〈物語〉シリーズ』の千石撫子、『Angel Beats!』の天使/立華かなで、『ロウきゅーぶ!』の湊智花、『PSYCHO-PASS サイコパス』の常守朱、『五等分の花嫁』の中野一花などがあります。

アニメ『ワールドトリガー』で時枝充を務めたのは粕谷雄太さんです。そつなくデキる奴である時枝充の声をさらりとした声で演じています。粕谷雄太さんの主な出演作品としては、『聖闘士星矢 冥王ハーデス冥界編』のアンドロメダ瞬、『プリパラ』の雨宮春希、『刀剣乱舞』の五虎退、『僕のヒーローアカデミア』の真堂揺、『爆釣バーハンター』の鮭内ケイジなどがあります。

アニメ『ワールドトリガー』で佐鳥賢を務めたのは根本幸多さんです。お調子者な性格でやや不遇な佐鳥賢を活発な声で演じています。根本幸多さんの主な出演作品としては、『ちびまる子ちゃん』の関口しんじ（2代目）、『ジミー・ニュートロン 僕は天才発明家!』のニック・ディーン、『爆釣バーハンター』のシュワ次郎、『デジモンサヴァイブ』のドラクモンなどがあります。

アニメ『ワールドトリガー』の綾辻遥を演じたのは三上枝織さんです。ボーダー内のマドンナ的存在ながらも、オペレーターとしても優秀な綾辻遥を可愛らしいさと頼りがいのある声で演じています。三上枝織さんの主な出演作品としては、『ゆるゆり』の赤座あかり、『進撃の巨人』のクリスタ・レンズ、『甘城ブリリアントパーク』のコボリー、『ふらいんぐうぃっち』の石渡那央、『ましろのおと』の田沼舞などがあります。

ここでは『ワールドトリガー』の嵐山隊について、世間での評判や人気を紹介します。原作漫画とアニメの両方で出番が多い部隊であるため、読者や視聴者の中でもファンになっている人が多数います。

『ワールドトリガー』の嵐山隊について、ボーダー部隊の中でも一番好きだという意見は多数見られました。出番が多いだけでなく、隊長の嵐山准の爽やかな性格や木虎藍の強気ながらも優しい一面があるところなど、キャラ単体が魅力的であり、集まった時にはボーダー隊員としての強さやかっこよさが見られる点から人気を集めています。また、主人公である三雲修たちの味方をしてくれる点に頼もしさを感じている人もいました。

『ワールドトリガー』の嵐山隊について、部隊としての強さを評価する意見も出ていました。作中では広報活動をしていることから見た目だけの部隊と噂されることもありますが、実際の戦闘場面ではテレポートを駆使した戦術を披露するなど技術面の高さを見せており、個々の能力も十分に強いことから物語の真面目な場面でも一定の活躍を見せています。そこから嵐山隊の魅力に気付いて好きになる人もいるようです。

『ワールドトリガー』の嵐山隊について、隊服やエンブレムがかっこいいという意見も出てました。A級部隊は独自の隊服とエンブレムを持っていることから、それらをモチーフにしたグッズ展開も行われており、嵐山隊の隊服関連の商品が出た際には購入を検討するファンもいるようです。隊服の色味やエンブレムのオシャレさも人気を集める要素の1つで、コスプレで嵐山隊を再現する人も複数見られました。

『ワールドトリガー』の嵐山隊はA級5位に位置する部隊であり、広報活動を担当していることからタレントとしての人気もある隊員です。一方で、戦闘面では隊長でオールラウンダー2位の嵐山准を中心に連携と対応力の高さで強さを発揮しています。そんな嵐山隊は作中での出番も多いので、原作漫画やアニメで隊員の魅力や活躍を確認してみてください。