【トトロ】登場キャラクターを一覧で紹介!魅力や声優についても解説
大人気映画作品『となりのトトロ』の登場キャラクターについてまとめました。スタジオジブリ作品の中でも屈指の人気を誇る『となりのトトロ』は、不思議な生き物や出来事に逢う2人の少女の物語です。本記事では、登場キャラクターの魅力や演じた声優について紹介していきます。
目次
【トトロ】とは?
となりのトトロの概要
『となりのトトロ』は、宮崎駿監督が制作した劇場用の長編アニメ作品で、スタジオジブリを代表する人気映画です。1988年に劇場上映されましたが、当時はあまり人気が出来ず、興行収入は予定よりも下回っていました。しかし、物語のほのぼのとした雰囲気やトトロやネコバスといった個性的な登場キャラクターの人気が徐々に出てくると、グッズ化などのメディア展開が盛んに行われるようになります。
トトロのキャラクターとしての人気が高まったことで、1991年以降のスタジオジブリ作品には、スタジオマークとしてトトロが起用されるようになりました。
となりのトトロの監督
『となりのトトロ』を手掛けたのは、スタジオジブリの代表である宮崎駿監督です。スタジオジブリの映画の中には、原作がある作品も多いですが、本作は原作から脚本、キャラクターデザインまで全て宮崎駿監督が行っています。宮崎駿監督は、大学卒業後にアニメーターとして様々な名作アニメに携わり、『ルパン三世』や『未来少年コナン』の監督を経てスタジオジブリを立ち上げました。
となりのトトロのあらすじ
物語の時代背景は昭和30年前後の日本です。病気で入院している母親の為、自然豊かな田舎へと引っ越してきたサツキとメイは、家の近くの森でトトロという不思議な生き物と出会います。サツキとメイは、子供の時しか会えない森の主・トトロを通じて不思議な体験をしていくことになります。
【トトロ】主なキャラクター一覧!関係や年齢・魅力も紹介
キャラクター①サツキ
サツキは本作の主人公の1人で、12歳の女の子です。草壁家の長女で、入院中の母親に代わって家事や妹であるメイの世話をよくするしっかり者として描かれています。明るく元気な性格の為、転校した先の学校ですぐに友達を作ってくる社交性もあります。髪はショートカットで言動も少々ボーイッシュですが、純粋で優しいところがあり、年齢よりも大人っぽく見えるのが魅力です。
キャラクター②メイ
メイは本作のもう1人の主人公で、4歳の女の子です。好奇心旺盛で物怖じしない性格をしていて、気になったらすぐに動いてしまう行動派ですが、知らない人の前では緊張してしまう人見知りな一面もあります。母親代わりに世話をしてくれる姉のサツキを慕っていて、姉妹の仲は非常に良好です。作中で1番最初にトトロと出会ったのもメイで、物語の中心人物として描かれている人気キャラクターです。
キャラクター③草壁タツオ
草壁タツオは、サツキとメイの父親です。職業は考古学者で、自宅で翻訳や論文の執筆をしながら、時々大学の非常勤講師として働いています。年齢は32歳と若く、ユーモアのある性格をしている為、楽しむ時は娘達と一緒になって子供のようにはしゃぐ一面があるのが魅力です。また、入院中の妻・靖子のお見舞いも定期的に行く優しさもあり、夫婦の関係も非常に良く描かれています。
キャラクター④草壁靖子
草壁靖子は、サツキとメイの母親です。作中でははっきりと明言されていませんが、胸の病気を患い、自宅から少し離れた病院で入院生活を送っています。穏やかで優しい性格をしていて、家族のお見舞いを毎回笑顔で迎えています。早く病気を治して退院することを目標にしていて、エンディングでは回復して宅でサツキとメイと楽しく過ごす姿が描かれています。夫のタツオとは学生時代に結婚していることが公式本で書かれていて、年齢はタツオよりも3歳下の29歳です。
キャラクター⑤トトロ
トトロは、本作のタイトルにもなっている森の主です。サツキとメイが引っ越してきた家の近くにる大きなクスノキを住処としていて、ミミズクのような姿で体長は2m程もあります。「トトロ」というのは本当の名前ではなく、メイが鳴き声から勝手につけたもので、初期設定では「ミミンズク」とされていたようです。年齢は1302歳で、作中に登場する中トトロと小トトロとは親子の関係とされています。
巨大なコマで空を飛んだり、大声でネコバスを呼ぶことができたりと不思議なことをしてサツキとメイを驚かせます。スタジオジブリのキャラクターの中でも特に人気のキャラクターとなっていて、映画の冒頭に流れるスタジオマークにもトトロが使用されている為、最も知名度の高いジブリ作品のキャラクターでもあります。
【トトロ】その他キャラクター一覧!関係や年齢・魅力も紹介
キャラクター①ネコバス
ネコバスは、トトロが移動手段として使っている巨大なボンネット型バスの姿をした化け猫です。茶トラのオスネコで、頭の上の部分には行き先を表示する表示灯が付いています。足は全部で12本と多く、夜に登場する際は、目玉を光らせてヘッドライトにします。年齢については、作中、公式本のどちらでも明かされていない為、不明です。
にんまり笑う顔が魅力となっていて、トトロ達に次ぐ人気キャラクターとして、ぬいぐるみや雑貨など様々なグッズが登場しています。
キャラクター②まっくろくろすけ
まっくろくろすけは、サツキ達が引っ越した先の家に住みついていた真っ黒で小さい謎の生き物です。ふわふわしたボールのような見た目で、目玉が付いています。カンタのおばあちゃんからは「ススワタリ」と呼ばれていて、誰も住んでいない建物にいつの間にか住みつき、そこら中を煤だらけにしてしまうだけで悪さはしないとされています。妖怪というよりは精霊のような存在です。住処にしていた家に草壁家が引っ越してきた為、新しい住処を求めて集団で引っ越していきました。
キャラクター③中トトロ
中トトロは、メイが自宅の庭で見つけて追い回していた中くらいのトトロです。トトロ達が主食としているどんぐりなどの木の実を集めに行った際、メイに見つかり、自分達の住処まで案内しました。姿形は大トトロと似ていますが、毛の色が青く、メイよりも体は小さいです。作中では明かされていませんが、初期設定では年齢は679歳で「ズク」という名前が付けられていて、大トトロの息子、小トトロの父親とされています。
キャラクター④小トトロ
小トトロは、中トトロと一緒に外に出ている時にメイに見つかってしまった1番小さいトトロです。大トトロと中トトロよりはだいぶ小さく、真っ白な毛で覆われていて、一時的に姿を消すことができます。登場するトトロの中では1番若く、初期設定では、「ミン」という名前で年齢が109歳とされています。作中で一緒に登場する中トトロとは親子の関係で、どんぐり集めに夢中になっている時にメイに姿を見られてしまいました。
キャラクター⑤カンタのおばあちゃん
カンタのおばあちゃんは、草薙家が引っ越してきた家を管理していた老婆です。サツキの同級生となるカンタの母方の祖母で、普段は田畑を耕して野菜などの食物育てて過ごしています。非常に世話好きで、サツキとメイを本当の孫のように可愛がっていて、タツオが仕事で家を留守にする際は代わりに面倒を見ています。本当の孫であるカンタには、厳しく一喝するシーンもあり、意外と厳しい一面もあります。作中では年齢が明かされていない為、不明です。
キャラクター⑥本家のおばあちゃん
本家のおばあちゃんは、カンタの親戚にあたる老婆です。サツキ達の自宅から歩いて行ける距離にあり、家に電話を引いていたことから父と連絡を取りたいサツキに快く電話を貸しました。作中ではニコニコと穏やかに笑ってカンタと会話しており、優しい雰囲気を漂わせています。
キャラクター⑦カンタ
カンタは、サツキのクラスメイトとなる12歳の少年です。坊主頭で普段から学生帽を被っていて、少々ぶっきらぼうな所もありますが優しい性格をしています。都会から引っ越してきたサツキが気になるようで、物語の序盤ではお互いにあまり話しませんが、終盤では迷子になったメイをサツキと一緒になって探すたくましい一面も見せているキャラクターです。作中では明言されていませんが、フルネームは「大垣勘太」といいます。
キャラクター⑧カンタの父
カンタの父は、メイが迷子になった時に捜索を手伝う大人達の1人として登場します。細身で坊主頭である為、息子のカンタとよく似ているのが特徴です。登場シーンが少なく、年齢やキャラクターの設定のほとんどが不明となっていますが、カンタ達が母方の実家に住んでいることから、婿養子だとされています。
キャラクター⑨カンタの母
カンタの母は、草壁家の隣に住んでいて、サツキとメイが慕っているカンタのおばあちゃんの娘です。物怖じしない性格で、雨の日に傘をなくしたという息子に対して、頭にゲンコツを喰らわせて叱る強気な態度を取っています。しかし、根は優しく、カンタの傘を返しに来たサツキとメイには穏やかな口調で会話をしていました。
キャラクター⑩ミチ子
ミチ子は、サツキが転校した先の学校で仲良くなったおかっぱ頭の女の子です。年齢はサツキと同じ12歳で、教室ではサツキの隣の席に座っています。明るく人懐っこい性格をしているようで、転校して間もないサツキとすぐに打ち解け友達関係となりました。エンディングでもサツキやメイと一緒に遊んでいることから、学校以外でもよく遊ぶ仲のようです。
キャラクター⑪森山玲子
森山玲子は、サツキのクラスの担任教師です。恰幅の良い女性で、授業に集中してない生徒には本で頭を小突くこともありますが、姉を慕って学校まで来てしまったメイを教室に招き入れるような優しい性格をしています。口調も穏やかで、生徒達とは良好な関係を築いているようです。年齢は作中で明かされていませんが、大学を出たばかりの新米教師という設定であり、20代半ばぐらいだとされています。
【トトロ】キャラクターの声優一覧
声優①サツキ役/日髙のり子
- 名前:日髙 のり子(ひだか のりこ)
- 生年月日:1962年5月31日
- 職業:声優、女優、ラジオパーソナリティ、ナレーター、歌手
- 代表作品:『タッチ』浅倉南、『らんま1/2』天道あかね、『名探偵コナン』世良真純
サツキの声を担当した日髙のり子さんは、優しい声色が特徴の女性声優です。女優に憧れて11歳の頃から子役として舞台に立っていた為、演技力は抜群で、アニメ声優としてはまだ駆け出しだった20代中頃にサツキ役に選ばれました。明るいヒロイン役を演じることが多いですが、少年役やボーイッシュな少女役もこなし、年齢を感じさせない演技が人気の声優です。
声優②メイ役/坂本千夏
- 名前:坂本 千夏(さかもと ちか)
- 生年月日:1959年8月17日
- 職業:声優
- 代表作品:『それいけ!アンパンマン』てんどんまん、『サイボーグクロちゃん』クロ、『デジモンアドベンチャー』アグモン
メイの声を担当した坂本千夏さんは、ハスキーな声で個性的なキャラクターを多く演じている女性声優です。幼い頃から歌や演技が好きで、学生の頃からボイスレッスンに通ったり養成所に通って演技の勉強をしてアニメ声優となりました。元気な子供役や動物役が多く、一度聴くと耳に残る特徴的な声をしています。
声優③草壁タツオ役/糸井重里
- 名前:糸井 重里(いとい しげさと)
- 生年月日:1948年11月10日
- 職業:コピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家
- 代表作品:『タモリのボキャブラ天国』、『連続テレビ小説 あまちゃん』司会者、『ノルウェイの森』大学教授
草壁タツオの声を担当した糸井重里さんは、声優以外にもコピーライターや随筆家など、マルチに活躍している男性タレントです。バラエティー番組に出演することが多く、CMや映画などにも出演経験があった為、本作でも自然な演技をしています。『となりのトトロ』に出演して以降、映画のキャッチコピーを依頼されるようになり、その後もスタジオジブリとは深い関係を持つようになります。
声優④草壁靖子役/島本須美
- 名前:島本 須美(しまもと すみ)
- 生年月日:1954年12月8日
- 職業:声優、女優、ナレーター
- 代表作品:『風の谷のナウシカ』ナウシカ、『それいけ!アンパンマン』しょくぱんまん、『めぞん一刻』音無響子
草壁靖子の声を担当した島本須美さんは、高めで穏やかな声が特徴の女性声優です。島本須美さんは、舞台女優を目指して劇団に入っていましたが、アニメのアフレコ現場に見学に行った際にゲスト出演し、その後声優としてデビューしました。落ち着いた柔らかい声色が宮崎駿監督に気に入られているようで、『風の谷のナウシカ』や『ルパン三世 カリオストロの城』でヒロイン役に抜擢されるなど、宮崎駿監督アニメとは深い関係があります。
声優⑤トトロ役/高木均
- 名前:高木 均(たかぎ ひとし)
- 生年月日:1925年2月26日
- 職業:俳優、声優
- 代表作品:『ムーミン』ムーミンパパ、『銀河鉄道999』ナレーター、『ふしぎの海のナディア』イリオン
トトロの声を担当した高木均さんは、サラリーマンを経て演技の道に入った異色の経歴がある声優です。アニメ声優となった時の年齢は、44歳と遅めですが、聴き取りやすい低音ボイスでナレーターや父親役を多く演じていました。73歳の時に心臓病で一度倒れ、その後復帰しますが、2004年に心不全の為亡くなりました。
声優⑥ネコバス役/龍田直樹
- 名前:龍田 直樹(たつた なおき)
- 生年月日:1950年9月8日
- 職業:声優
- 代表作品:『ドラゴンボール』ウーロン、『星のカービィ』エスカルゴン、『21エモン』ゴンスケ
ネコバスの声を担当した龍田直樹さんは、コミカルなキャラクターを多く演じている男性声優です。大学卒業後に演技の勉強を始め、特徴的な声色からアニメ声優となり、主に動物のキャラクターやナレーターとして活躍しています。本作でも、鳴き声だけの出演ですが、化け猫らしい独特の鳴き声で人気を集めています。
声優⑦カンタのおばあちゃん役/北林谷栄
- 名前:北林 谷栄(きたばやし たにえ)
- 生年月日:1911年5月21日
- 職業:女優、声優
- 代表作品:『ビルマの竪琴』物売りの婆さん、『白い巨塔』山田うめ、『眠れる森の美女』マレフィセント
カンタのおばあちゃんの声を担当した北林谷栄さんは、「日本一のおばあちゃん女優」として有名な女優です。20歳の頃から劇団に入り、舞台や映画が活躍し、30代頃からは何十歳も年齢の離れた老婆役を演じるようになる程の演技力がありました。実年齢が演じる役に近付くにつれ、よりリアルな老婆役を演じるようになり、本作でも重要なキャラクターであるカンタのおばあちゃん役に抜擢されました。
声優⑧本家のおばあちゃん役/鈴木れい子
- 名前:鈴木 れい子(すずき れいこ)
- 生年月日:1944年8月15日
- 職業:声優
- 代表作品:『魔神英雄伝ワタル』アリババー、『魔動王グランゾート』V-メイ、『シャーマンキング』ゴルドバ
本家のおばあちゃんの声を担当した鈴木れい子さんは、落ち着いた優しい声で老婆役を多く演じている女性声優です。美術系の専門学校を卒業後、劇団に入って舞台女優として活動を始め、その後アニメ声優となりました。洋画や海外アニメの吹き替え声優としても活躍していて、その多くは老人役となっています。
声優⑨カンタの父役/広瀬正志
- 名前:広瀬 正志(ひろせ まさし)
- 生年月日:1947年11月6日
- 職業:声優
- 代表作品:『忍たま乱太郎』松千代万、『ポケットモンスター』ガンテツ、『うみねこのなく頃に』右代宮秀吉
カンタの父の声を担当した広瀬正志さんは、低く力強い声が特徴の男性声優です。アニメ声優としてデビューした26歳の頃から、野太い声で屈強な体付きの男性役や父親役を多く演じていました。2014年頃から体調を崩し、しばらく療養に専念する為、声優の仕事を休業としています。
声優⑩カンタの母役/丸山裕子
- 名前:丸山 裕子(まるやま ひろこ)
- 生年月日:1946年10月22日
- 職業:女優、声優
- 代表作品:『はじめ人間ギャートルズ』ゴン、『キャプテン翼』石崎了、『ロボタン』ロボタン
カンタの母の声を担当した丸山裕子さんは、明るく高めの声が特徴の女性声優です。1960年代にアニメ声優としてデビューして多くの主要キャラクターの声を担当していた他、女優として、舞台やテレビドラマなどにも出演して活躍しています。普段は少年役からマスコットキャラクターの声を演じることが多かったですが、本作では、気の強い母親役としてハキハキと演技じていました。
声優⑪カンタ役/雨笠利幸
- 名前:雨笠 利幸(あまがさ としゆき)
- 生年月日:1976年8月25日
- 職業:元俳優
- 代表作品:『風の又三郎 ガラスのマント』嘉助、『太平記』又太郎、『宮本武蔵』三沢伊織
カンタの声を担当した雨笠利幸さんは、子役としてテレビドラマなどに出演していた男性俳優です。1994年以降は俳優としての活動を辞めているようで、年齢が8~18歳の時だけ活動していました。カンタを演じた時は、ちょうどカンタと同じ12歳という年齢であり、その関係で年相応のリアルな少年の声で演じていました。
【トトロ】キャラクターの海外版声優一覧
声優①草壁サツキ役/ダコタ・ファニング
- 名前:ハンナ・ダコタ・ファニング
- 生年月日:1994年2月23日
- 職業:女優
- 代表作品:『アイ・アム・サム』ルーシー・ダイヤモンド・ドーソン、『リロ&スティッチ2』リロ、『オーシャンズ8』ペネロペ・スターン
海外版の本作で草壁サツキ役を演じた声優は、ダコタ・ファニングさんです。ダコタ・ファニングさんは、5歳の頃から映画やテレビドラマに出演していた子役出身の女優で、本作でサツキ役に抜擢さてたのは10歳の時でした。さらに、作中でサツキの妹であるメイの声を演じたエル・ファニングさんとダコタ・ファニングさんは姉妹関係で、自然な演技をされています。
声優②草壁メイ役/エル・ファニング
- 名前:エル・ファニング
- 生年月日:1998年4月9日
- 職業:女優
- 代表作品:『アイ・アム・サム』2歳の頃のルーシー・ダイヤモンド・ドーソン、『くるみ割り人形』メアリー、『マレフィセント』オーロラ姫
海外版の本作で草壁メイ役を演じた声優は、エル・ファニングさんです。メイの海外版声優が決定した時、エル・ファニングさんの年齢は6歳で、メイと非常に近い年齢でした。また、姉のサツキ役を演じたダコタ・ファニングさんとは本当の姉妹関係であり、幼いながらもハキハキとした演技を見せています。
声優③草壁タツオ役/ティモシー・デイリー
- 名前:ティモシー・デイリー
- 生年月日:1956年3月1日
- 職業:俳優、声優
- 代表作品:『スーパーマン(アニメ版)』スーパーマン、『ダイナー』ウィリアム・ハワード、『閉ざされた森』ビル・スタイルズ大佐
海外版の本作で草壁タツオ役を演じた声優は、ティモシー・デイリーさんです。ティモシー・デイリーさんは、洋画や海外ドラマで主要キャラを多く演じている人気のハリウッド俳優です。落ち着いた声が魅力的で、アニメ声優としての経験もある関係で、本作のタツオ役に抜擢されました。本作に出演した時は48歳という年齢で、日本版よりも少し渋い雰囲気なっています。
声優④草壁ヤス子役/レア・サロンガ
- 名前:レア・サロンガ
- 生年月日:1971年2月22日
- 職業:歌手、女優
- 代表作品:『アラジン』ジャスミン、『ムーラン』ファ・ムーラン、『ミス・サイゴン』キム
海外版の本作で草壁ヤス子役を演じた声優は、レア・サロンガさんです。人気ディズニー映画で2人のヒロインを演じていることでも有名な人気女優のレア・サロンガさんは、魅力的な歌唱力と表現力豊かな演技力を兼ね備えています。アニメ声優としても活躍している関係で、本作のキャスティングも決定したようです。本作では、優しい雰囲気を全面に出して落ち着いた雰囲気で演じていました。
声優⑤トトロ役/フランク・ウェルカー
- 名前:フランク・ウェルカー
- 生年月日:1946年3月12日
- 職業:声優
- 代表作品:『スクービー・ドゥー』フレッド、『トランスフォーマー ザ・ムービー』メガトロン、『おさるのジョージ』ジョージ
海外版の本作でトトロ役を演じた声優は、フランク・ウェルカーさんです。フランク・ウェルカーさんは、アメリカでは数々のアニメに出演している人気の声優で、渋い役から動物の役まで演じ分けることができるベテランとして活躍しています。コミカルな演技が得意ですが、本作では、大柄なキャラクターであるトトロを演じている関係で、大声で堂々と演じています。
【トトロ】キャラクターに対する世間での評判や人気
『となりのトトロ』に登場するキャラクターの魅力については、多くの人が好意的な不気味さや怖さを感じていました。トトロやネコバスは実際にいたら怖いと感じる容姿と設定をしたキャラクターですが、宮崎駿監督は、それを魅力的に見せるように表現しています。不気味だけどどこか愛らしく見えてしまうのが、スタジオジブリに登場するキャラクターの特徴であり、世界中から高く評価される理由に関係しているようです。
作品のタイトルになっている主要キャラクターのトトロですが、作中に登場するのは物語の中盤からです。作品の中ではやはりトトロが1番人気ですが、そのトトロの魅力を最大限に引き出す為、物語の世界感や設定を視聴者に教える役割として、サツキやメイといった個性的なキャラクターも大きく関係しています。
『となりのトトロ』は、キャラクターの関係性やストーリーは子供でも分かりやすく設定されている為、小さな子供からお年寄りまで誰でも気軽に見られるアニメ映画として非常に人気です。何度も見る内に、以前は気付けなかったキャラクター同士の関係や細かな設定を知って、子供の頃よりも大人になってから魅力を感じている人も大勢いました。
【トトロ】キャラクターは魅力的だった
『となりのトトロ』に登場するキャラクターには様々な魅力や関係性があり、演じた声優は有名な人ばかりであることが判りました。スタジオジブリの作品の中でも、特に人気が高い本作には、キャラクターをはじめとするたくさんの魅力が詰まっていました。以外な裏設定を知った後に本編を見るとまた新たな魅力に気づけます。是非、キャラクターの関係性にも注目して映画を見直してみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
ルキナ
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