【テニスの王子様】幸村の病気って?症状など内容も紹介!
『テニスの王子様』こと、通称『テニプリ』に登場する立海大付属中学校テニス部部長「幸村精市(ゆきむら せいいち)」。『テニスの王子様』内での強さは折り紙付きの彼ですが、実は病気を患っていました。幸村の病気とは?症状は?今回はその内容を紹介します!
目次
【テニスの王子様】幸村精市の病気とは
『テニスの王子様』ではもう1人の王子様のような存在の幸村精市。まずは幸村の所属学校やプロフィールについて見ていきましょう。
幸村精市は立海大附属中学校テニス部の部長
幸村が所属する立海大付属中学校の硬式テニス部は関東大会15連覇、全国大会2連覇という成績を収めている超強豪校です。主要メンバーはこちらの8人です。
幸村 精市(ゆきむら せいいち)3年生:部長
真田 弦一郎(さなだ げんいちろう)3年生:副部長
柳 蓮二(やなぎ れんじ)3年生
仁王 雅治(におう まさはる)3年生
柳生 比呂士(やぎゅう ひろし)3年生
丸井 ブン太(まるい ブンた)3年生
ジャッカル 桑原(ジャッカル くわはら)3年生
切原 赤也(きりはら あかや)2年生
黄色がベースのユニフォームに、肩には赤・白のライン、銅と背中部分は横に黒線が入っていて、洗練されたデザインとなっています。幸村精市はその立海大附属中学校テニス部の部長です。硬式テニス部 強豪校の部長というだけで、かなりの実力者であることがわかります。
幸村精市のプロフィール
幸村精市は、立海大付属中学校 男子テニス部に所属する3年生で、3月5日生まれのA型です。登場当初は身長175cm、体重61kgでしたが、『新テニスの王子様 パーフェクトファンブック23.5巻』では、身長176cm、体重63kgに更新されており、彼の成長が伺えます。
漫画『テニスの王子様』をおさらい
『テニスの王子様』は許斐剛さんによる中学校 硬式テニス部を題材とした少年漫画です。『週刊少年ジャンプ』(出版社:集英社)で、1999年32号から2008年14号までの約9年間連載されました。『テニスの王子様』は、主人公の越前リョーマが、青春学園中等部(通称、青学(せいがく))の男子テニス部に入部し、部員との関わりや他校のテニスプレーヤーとの試合を通して成長していく、青春テニス漫画です。現在は、第2シリーズ『新テニスの王子様』が連載されています。
アニメや実写版などのテニスの王子様シリーズも人気
『テニスの王子様』はメディアミックスが盛んで、アニメ放映や実写版、ミュージカル化などが挙げられます。アニメ版の放映がメディアミックスの皮切りになっていて、第1期は2001年から2005年にかけて放映されていました。また、『新テニスの王子様』もアニメ化されており、2012年1月から同年3月まで放映されました。
「神の子」と呼ばれる幸村精市は病気?
幸村精市は「神の子」と呼ばれていますが、なぜそのように呼ばれるようになったのでしょうか?幸村のプレイスタイルは「オールラウンダー」で、どんなボールでも正確に返していきます。幸村が消える、分裂する、超光速での返球を受けたとします。どれも「ボールは決して消えたりなどしない」「ボールは分身などしない」などといった具合に、冷静に物事を捉えて、技の本質を見抜いて、確実に返球するのです。
「どこに打っても返されるイメージ」によって対戦相手は戦意が消失、最後には相手の五感(視覚や聴覚、触覚など)が奪われてしまうのです。この天才的な強さが、幸村が「神の子」と呼ばれている所以です。では、この「神の子」幸村が実は病気だったとはどういうことなのでしょうか?
【テニスの王子様】幸村精市の病気の症状や治療
「神の子」と呼ばれる幸村は、病気のせいでテニスを続けることができない体だった!?圧倒的な強さを誇る幸村と、テニプリ主人公である越前リョーマとの対戦も見たいし、病気を克服して復活してほしいです。ここでは幸村の病気の症状や治療について説明します。
幸村精市の病気は「ギランバレー症候群」
幸村は「ギランバレー症候群」に酷似した免疫系の難病であったと言われています。越前リョーマの所属する青学(せいがく)との初対戦となる関東大会には、幸村は出場しません。その昨年の冬に突然倒れて、病院へと搬送されます。関東大会当日は、幸村の手術の日なのです。まずは幸村の患う病気の元である「ギランバレー症候群」の症状や治療について紹介します。
病気「ギランバレー症候群」の症状
「ギランバレー症候群」とは、体に分布する末梢神経の障害によって四肢や顔などに麻痺などの症状があらわれる疾患です。原因は定かではありませんが、自己免疫によるものと考えられています。重症の場合は呼吸筋麻痺を起こすことがあることから、長期間の入院が必要となります。
病気「ギランバレー症候群」の治療
「ギランバレー症候群」の治療は、一般的には、血液成分の1つである血漿(けっしょう)中の有害物質の除去して体内に戻す血液浄化療法や、免疫系の働きを調整するために免疫グロブリンの大量静注療法が実施されます。合併症の予防やリハビリテーションも重要で、重症のケースではリハビリテーションが年単位の長期にわたることもあります。「ギランバレー症候群」の治療には手術がないため、幸村は「ギランバレー症候群」に酷似した免疫系の難病ということになりますね。
【テニスの王子様】幸村精市の病気のその後は?
関東大会の終了と同日、幸村の手術も終了します。手術は成功していて、病気は完治したのでしょうか?そして、幸村は全国大会へ出場して、「神の子」と呼ばれるにふさわしいテニスができるのでしょうか?ここでは術後の幸村について紹介していきます!
幸村精市のテニス人生への影響は?
病気が発症する前から掲げていた「常勝」に対する幸村の信念は変わりません。全国大会の決勝戦の初戦、立海大付属と青学の対戦では、真田と手塚が対戦します。「全国大会3連覇のために…」と、真田へプレイ方法の指示を出しています。幸村には「勝利の得られない勝負に価値はない」という思いがあるのでしょう。また、幸村の特徴であるオールラウンダーとしてのテニススタイルや、相手の五感を奪うテニスも健在です。
手術後にリハビリを乗り越え復帰へ
幸村の手術は成功、過酷なリハビリを終えて、全国大会から復帰を果たします。幸村がテニスラケットを振るうのは、決勝戦シングルス1で越前リョーマと対戦する時となります。この時、青学2勝、立海大2勝で、このシングルスを制した者が優勝を手にすることができるのです。
大会結果は越前リョーマの勝利、関東大会の優勝校は青学となりました。「常勝」を掲げている幸村にとっては悔しい結果です。しかし、闘病の末に、「テニスへの復帰」を手に入れる大事な試合となりました。
続編『新テニスの王子様』での幸村精市は?
「神の子」幸村の強さは、『新テニスの王子様』でも変わることはありません。様々な対戦相手との関わりや経験を積むことで、幸村はさらなる進化を遂げることになります。
幸村はある試合中に自らの五感を奪われてしまうことで、五感を奪ってきたこれまでの対戦相手に思いを馳せることとなります。また、五感のない状態(=イップス)から克服するために、唯一、イップスを克服した越前リョーマを思い出しながら自分自身と向き合うことになります。その結果、幸村がたどり着く彼自身の結論は、『新テニスの王子様』では涙なくして語れないものとなっています。
【テニスの王子様】幸村精市の病気に対する世間の声
「病気という大きな壁を乗り越えている」「ここまでなってももう1度テニスをしたいと思うだけでもすごい」「完全復活してしまう幸村は崇拝対象」など賞賛の声が多く見られました!
「ギランバレー症候群」に酷似した免疫系の難病は症状もかなり重かったと思います。それを乗り越えた幸村のテニスへの気持ちや思いが伺えます。
【番外編】幸村精市以外の病気を患ったアニメキャラ
『テニスの王子様』幸村精市以外にも、アニメの中には病気を患ったキャラクターが他にも多数います。苦難を乗り越えるキャラクターには魅力を感じます!ここではその中の一部を紹介します。
病気キャラ①右代宮朱志香(うみねこのなく頃に)
金髪ポニーテールの女子高生で、生徒会長も務めるしっかり者だが、生まれつき気管支が弱く、病弱な体質です。突然の発作に備えて、吸入器をいつも側に置いています。
病気キャラ②八神はやて(魔法少女リリカルなのはA’s)
幼い頃に身寄りをなくして、足に原因不明の障害を抱えながら車いすで生活する女の子です。彼女はこの境遇でも前向きに生活していますが、自身の治療に関してはあまり積極的ではないようです。
病気キャラ③浮竹十四郎(BLEACH)
『BLEACH』の準主人公である朽木ルキアの直属の上司であり、優しい性格の持ち主です。浮竹十四郎は、幼少から肺病を患っていて、それが原因で白髪になったと言われています。また、時折、吐血することもあるそうで、万全の健康状態とは言えないようです。
【テニスの王子様】幸村精市は病気を乗り越え強さ発揮
幸村は手術や過酷なリハビリを乗り越えて、精神的に強くなってテニスコートへ戻ってきました。復帰戦では残念ながら、越前リョーマに敗れることとなりますが、難病を乗り越えてコートに立つ姿に幸村ファンは胸を打たれるのかもしれません。『新テニスの王子様』でも活躍・成長する幸村から今後も目が離せません!
この記事のライター
Green valley
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