【シャドーハウス】ローズマリーの死亡説を徹底考察!理由は?能力も
『シャドーハウス』の女性キャラクターのローズマリーは、マリーローズの生き人形です。班長として面倒見がよく優しい性格ですが、ちょっぴり不器用に描かれています。本記事ではローズマリーの死亡説や理由、アニメ『シャドーハウス』で彼女を演じた声優について解説します。
目次
【シャドーハウス】ローズマリーとは?
顔のないシャドー家にはそれぞれに顔の役割をする生き人形がついています。生き人形はシャドーの気持ちを顔で表し、お世話係の人形として存在するのです。シャドーと生き人形は一対(いっつい)と呼ばれ、常に行動を共にする主従関係となります。ローズマリーは『シャドーハウス』内では、マリーローズの生き人形です。主人公である生き人形のエミリコの班の班長となります。ローズマリーのプロフィールや『シャドーハウス』のあらすじを紹介していきましょう。
ローズマリーのプロフィール
『シャドーハウス』に登場するローズマリーは、エミリコの班の班長でマリーローズの生き人形です。誰にでも優しくおっとりとした性格ですが、ちょっとだけどんくさく、同期のバービーからは「ぼんくらローズ」と呼ばれています。外見は栗色のウエーブがかった長い髪を一つ結びの三つ編みにし、黒いリボンをつけています。
シャドーハウスの概要
『シャドーハウス』は、集英社の漫画雑誌「週刊ヤングジャンプ」にて2018年40号から連載されている漫画作品です。WEB漫画サイト「となりのヤングジャンプ」にも掲載されています。作者はソウマトウ先生です。アニメ化は2021年4月、翌年7月に第2期が放映されました。作者のソウマトウ先生は「館モノのファンタジーミステリーであってゴシックロリータでもホラーでもない」とTwitterで明かしています。
シャドーハウスのあらすじ
顔がなく貴族の真似事をしているシャドー家と、シャドーに仕え顔役の生き人形が暮らす『シャドーハウス』が舞台です。生き人形のエミリコは、シャドーで主人のケイトのために部屋を整え、役立とうと毎日奮闘しています。エミリコは持ち前の明るさや優しさを発揮し、ケイトや生き人形の仲間たちに影響を与え、エミリコ自身も成長します。ケイトとエミリコが暮らす『シャドーハウス』にはとても大きな秘密があり、その秘密が少しずつ明らかになっていく物語です。
【シャドーハウス】ローズマリーの死亡説やその後を考察
『シャドーハウス』のローズマリーとマリーローズはお呼ばれを避け、一体化を回逃しようと画策していました。結局ケイトたちとの戦いに負け、亡霊事件の真犯人として拘束されます。その後エドワードに引き渡されますが、栄光の廊下から飛び降りるのです。栄光の廊下は断崖絶壁にかけられた渡り廊下で、子どもたちの棟とおじい様の住む棟のあいだにあります。ローズマリーの死亡説や生存説、その後について考察していきましょう。
ローズマリーたちとケイトたちの戦い
亡霊事件の真犯人のローズマリーとマリーローズはケイトたちと戦います。マリーローズはすす能力が高く、すすからこびりつきを生み出し、それを亡霊化できる強力なシャドーです。エミリコとショーンもすす病で倒してしまいました。マリーローズはすす能力でケイトたちを圧倒します。しかしすす病で倒したはずのエミリコたちがシャドーのケイトとジョンに化け、亡霊に噴水をかけてケイトたちは勝ちました。ローズマリーたちは裏切り者となり拘束されます。
ローズマリーとマリーローズは身投げする
ローズマリーとマリーローズは亡霊事件の真犯人として拘束されます。裏切者となったローズマリーはたちは、栄光の廊下で星つきのバーバラから大人のエドワードに引き渡されました。エドワードの目の前でローズマリーとマリーローズは一体化を避けようと身投げをします。身投げのその後を考え、事前に栄光の廊下の下に大量のすすを仕込み、すすの場所をめがけて飛び込んだのです。
ローズマリーとマリーローズは死亡した?生存している?
断崖絶壁にかけられている栄光の廊下の高さからいってローズマリーとマリーローズは、死亡していても不思議ではありません。しかしローズマリ-とマリーローズは身投げをしたと描かれていてもその後に死亡したとは描かれていません。マリーローズはすすを使って亡霊を作り出すすす能力を持っています。このすす能力や死亡シーンの有無から考え、生存説が濃厚であるとファンは考えています。
ローズマリーとマリーローズがいなくなったその後
ローズマリーとマリーローズの身投げ事件は、エドワードによって処理が行われました。エドワードは完璧主義で自分の思い通りにならなければ気が済まない性格です。子どもたちへはマリーローズたちはお呼ばれされて大人になったと話しました。おじい様と3階の住人に向けて、ローズマリーとマリーローズは一体化に失敗したと説明します。ローズマリーたちの脱走事件のその後についてエドワードが責任を負うことはありませんでした。
ローズマリーとマリーローズの再登場の可能性
ローズマリーとマリーローズは身投げのその後はどうなったのか、生きていて再登場して欲しいと多くのファンが待ち望んでいます。ケイトは、ローズマリーたちと戦っていましたが、『シャドーハウス』のシャドー一族には反抗していて脱走を手助けしたのではないかとTwitter上では話題となっています。
【シャドーハウス】ローズマリーが仕えるマリーローズの能力や正体
『シャドーハウス』のキャラクター、シャドーのマリーローズはケイトの班の班長です。マリーローズは子どもたちの中でも年長であり、次にお呼ばれするのは自分だとわかって避けています。マリーローズの能力や正体を考察しましょう。
マリーローズの能力
マリーローズは記憶を持つ特別なモーフです。特別なモーフはシャドーが人間に擬態し、人間から生き人形を作り上げる過程も覚えています。マリーローズは遠隔操作でこびりつきを動かせる物理系のすす能力があります。すすは少量で移動の能力も低めでしたが、いつの間にか能力が上がりこびりつきに自分のすすをわずかに入れるだけで、こびりつきを思い通り操れるようになったのです。すすからこびりつき、それを亡霊化させ自在に操作できます。
マリーローズの正体はローブ様?
エミリコがローブ様と呼び始めた亡霊の正体はマリーローズです。身長はこびりつきに乗って高くし、こびりつきを喉に仕込んでしゃがれ声にして亡霊になりすましていました。ケイトは亡霊騒ぎの黒幕がローブ様であること、そしてローブ様がマリーローズではないかと突き止めます。ケイトは突き止めた事実をローブ様に問いかけ、マリローズだと認めさせます。
マリーローズたちが関わるすす病事件の真相
『シャドーハウス』の子どもたちの棟では2回の亡霊騒ぎが起こります。その都度ローズマリーがすす病にかかってしまいます。最初はすす病にかかり、2度目はこびりつきが大量にくっつきました。実はマリーローズがローズマリーをすすのかたまりに襲わせて意図的にすす病にしていたのです。マリーローズにはかたまりを操るすす能力があり、ローズマリーを死なない程度に襲っていました。
マリーローズたちの目的や亡霊騒ぎの理由
ローズマリーとマリーローズが2回も亡霊騒ぎを起こしたのには理由があります。1度目は『シャドーハウス』を相手に共に戦う仲間を探すため、2度目はお呼ばれされ一体化するまでの時間稼ぎが理由です。亡霊騒ぎの2回とも生き人形のローズマリーはすす病にかかっています。亡霊事件の理由をそれぞれみていきましょう。
考察①亡霊騒ぎ1回目の目的
マリーローズはモーフとしての記憶を持っている特別なシャドーです。生き人形が人間であること、『シャドーハウス』が人さらいの館であることを知っていました。マリーローズは『シャドーハウス』からの脱出を試みますが、すす量が少ないため限界を感じます。しかし、その頃上述の特殊なすす能力が開花し、共に戦う同志を見つけるために起こした事件が亡霊騒ぎです。1回目の亡霊騒ぎではマリーローズと同様、モーフとしての記憶を持つケイトを見つけ出しました。
考察②亡霊騒ぎ2回目の目的
2回目の亡霊騒ぎの理由は時間稼ぎです。1度目の亡霊騒ぎで仲間集めができると思った矢先、マリーローズたちのお呼ばれが決まります。マリーローズたちは、一体化を避けるべく2回目の亡霊騒ぎを起こしたのです。亡霊事件でローズマリーがすす病にかかりますが、これは本人も納得済みの上でマリーローズが仕掛けていたものでした。ローズマリーの身体をこびりつきで覆い時間稼ぎには成功しましたが、結局子どもたちの棟からの脱出は不可能でした。
【シャドーハウス】ローズマリーの声優
ローズマリーは、シャドーのマリーローズの生き人形として『シャドーハウス』に登場します。アニメでは1人の声優がシャドーと生き人形の2役を演じます。マリーローズとローズマリーは雰囲気が違い演じ分けが難しいキャラクターです。ここからはアニメ『シャドーハウス』でローズマリー役を演じた声優を紹介します。
ローズマリーの声優は「中原麻衣」
中原麻衣さんの本来は可憐で美しい声の持ち主です。中原麻衣さんは『シャードーハウス』で両極端なマリーローズとローズマリーの2役をこなしています。マリーローズ役の低音ではきはきした話し方、ローズマリー役のおっとりとしたやわらかな言い回しで、シャドーと生き人形を演じ分けができる声優です。
中原麻衣のプロフィール
中原麻衣さんは1981年2月23日生まれの42歳です。声優、歌手、ラジオパーソナリティとして幅広く活躍しています。子どもの頃から声優を目指していました。高校卒業後は上京し、働きながら声優養成所へ通います。2001年に『パラッパラッパー』の見物人と通行人B役でデビューしました。
中原麻衣の主な出演作品
中原麻衣さんは『ひぐらしのなく頃に』の竜宮レナ役、『魔法科高校の優等生』の市原鈴音役で出演しています。ほかにも『CLANNAD -クラナド-』の古河渚役、『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』の南楓役、『うたわれるもの』のユズハ役など数え切れないほどのたくさんの作品に出演しています。
【シャドーハウス】ローズマリーに対する世間での評判や人気
シャドーのマリーローズと生き人形のローズマリーは美しく宝塚歌劇団の雰囲気によく似ているとSNS上では盛り上がっています。
Twitter上では多くのコスプレイヤーがローズマリーになりきっていました。ローズマリーの栗色のふわっとした髪の毛、手には掃除用具、生き人形の制服姿です。ローズマリーが人気のある証拠です。
ローズマリーやマリーローズは人気のあるキャラではありますが、グッズがあまり無いため、それを嘆くファンも少なくありません。2023年8月にはシャドーハウスの原画展が始まりまるため、Twitter上ではローズマリーとマリーローズのグッズが発売されることを切望するファンの投稿がたくさんありました。
【シャドーハウス】ローズマリーは死亡していない可能性があった
『シャドーハウス』に登場するローズマリーは、シャドーであるマリーローズの生き人形です。マリーローズは生き人形のローズマリーの人格を認め、一体化を拒んでいました。ローズマリーとマリーローズは身投げをし、あたかも死亡したように描かれています。しかし死体の有無やすす能力を考えると、ローズマリーとマリーローズは生きている可能性があるとSNS上では盛り上がっています。ローズマリーとマリーローズの再登場を期待しつつ、今後の『シャドーハウス』の展開に注目しましょう。
この記事のライター
下村美祐子
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