【終末のワルキューレ】ジークフリートは重要キャラ?人物像を紹介
『終末のワルキューレ』には、大々的に登場していないジークフリートという人物がいます。主人公との関係が深いと捉えられる場面もあり、重要人物と推測できます。本記事では、『終末のワルキューレ』の重要人物と推測されるジークフリートの人物像を紹介します。
目次
【終末のワルキューレ】ジークフリートとは?
『終末のワルキューレ』では、ジークフリートという美青年が登場しますが、神対人類の戦いへ参戦する姿は描かれていません。ジークフリートとは、どのような存在なのでしょうか。ここでは、『終末のワルキューレ』においてトップクラスの重要人物と推測されるジークフリートについて紹介します。
ジークフリートのプロフィール
- 名前:ジークフリート
- 性別:男性
- 種族:半神半人
- 外見:長髪の青年
- 呼び名:竜殺しの英雄
ジークフリートは『終末のワルキューレ』での登場回数が少なく、第65話で釈迦の口からジークフリートの存在が語られています。そして、第77話でついに登場しますが、捕えられている姿で描かれています。長髪の青年の姿をしており、半神半人の男性です。竜殺しの英雄と呼ばれています。ジークフリートは、ラグナロクを揺るがす存在であると釈迦に警戒されるほどの人物です。
終末のワルキューレの概要
『終末のワルキューレ』は、月刊コミックゼノンで連載されている日本の漫画です。原作は梅村真也、作画はアジチカ、構成はフクイタクミが担当しています。累計発行部数が1000万部を突破している大人気作品であり、数々の漫画賞に入賞している作品です。『終末のワルキューレ』はアニメ化されており、2021年からNetflixにて全世界に配信されています。迫力溢れる世界観となったアニメ『終末のワルキューレ』は、2023年に第2期のアニメが放送されています。
終末のワルキューレのあらすじ
1000年に一度行われる人類存亡会議『ヴァルハラ』にて、神たちは人類の終末を表明しました。人類の終末が決定される直後、主人公のブリュンヒルデが全世界の神代表vs人類代表のタイマン勝負『ラグナロク』を提案します。ブリュンヒルデに煽られた神たちは、提案を承諾し、神と人類の13番勝負が始まります。神代表からは、トール、ゼウス、ポセイドン、シヴァ、などが登場し、人類代表からは、呂布奉先、アダム、佐々木小次郎、雷電為右衛門などの強者が登場します。
【終末のワルキューレ】ジークフリートは重要キャラ?
ジークフリートは、『終末のワルキューレ』での登場回数は少ないものの、第6回戦で人類代表として登場した釈迦が警戒するほどの人物です。ここでは、ジークフリートが重要と推測される場面やブリュンヒルデとの関係を紹介します。
釈迦が聞きたいことはジークフリートのことだった
ラグナロク第9戦目を前にブリュンヒルデは、これまで8回の死闘で敗れた者たちを賞賛し、涙を流していました。そのような状況で、勝手にブリュンヒルデの私室に入っていた釈迦が声をかけます。釈迦はどうしても尋ねたいことがあったため、私室に入っていました。尋ねたいことは、ジークフリートのことでした。釈迦はジークフリートについて調査していたのです。『終末のワルキューレ』で釈迦は、ジークフリートをブリュンヒルデの元カレと表現しており、ブリュンヒルデと関係があることが推測できます。
ジークフリートとブリュンヒルデの関係
ブリュンヒルデは、釈迦からジークフリートが元カレではないかと問われました。しかし、ブリュンヒルデは釈迦からの問いに元カレではないと返答します。その否定の仕方は強く、不気味な表情で断言していました。それを見た釈迦は、ブリュンヒルデが思春期をこじらせていると発言します。以上のことから、ジークフリートは現在もブリュンヒルデの彼氏であるのではないかと推測されます。
ジークフリートが幽閉されている場所
ジークフリートは囚人の姿で『終末のワルキューレ』に登場し、奈落(タルタロス)という場所に幽閉されています。奈落は監獄となっており、ジークフリート以外にも封印された魔物のような存在が収監されている場所です。監獄の看守はソロモン72柱の魔人たちが勤めており、奈落の責任者はソロモン王である可能性が高いと推測できます。また、看守たちは彼との会話が厳禁とされており、このことからもジークフリートが『終末のワルキューレ』の重要キャラクターであることが推測できます。
【終末のワルキューレ】ジークフリートの人物像を考察
神対人類の戦いで第8戦目まで『終末のワルキューレ』での登場が殆ど無かったジークフリートは、どのような人物なのでしょうか。ここでは、謎に包まれたジークフリートの人物像について、その見た目や性格などから考察していきます。
ジークフリートの見た目
ジークフリートの姿は、『終末のワルキューレ』の77話で描かれています。引き締まった体を持ち、長髪の美青年の姿をしています。長い間、監獄に収監されているようですが、目の光は失われていません。
ジークフリートの話し方
『終末のワルキューレ』の78話では、奈落の看守たちに声をかけたり、ラグナロクの結果を知りブリュンヒルデの活躍に感心する発言をしたりとジークフリートが話をする様子が描かれています。その時の話し方に特徴があり、会話や語尾に「~」を付けています。また、漫画で彼の発言が柔和な文字フォントで描かれています。
ジークフリートの性格
奈落の看守たちが話していたラグナロクの結果を聞いたジークフリートは、ブリュンヒルデが頑張っていることを知ると、彼女の行動に感心していました。囚人でありながら、ブリュンヒルデを気遣う優しい性格をしています。また、会話の語尾に「~」が付いているところから、かなり緩い感じの性格であると推測されます。
【終末のワルキューレ】ジークフリートと関係が深いブリュンヒルデを考察
奈落に収監されているジークフリートは、ラグナロクの話を聞いてブリュンヒルデのことを感心しながらも、無理してはいけないと心配している姿が『終末のワルキューレ』で描かれています。ラグナロクの発起人である主人公のブリュンヒルデは、ジークフリートと関係があるようです。ここでは、『終末のワルキューレ』に登場するブリュンヒルデを考察するため、プロフィールやラグナロクでの目的などを紹介します。
ブリュンヒルデのプロフィール
- 名前:ブリュンヒルデ(主人公)
- 性別:女性(13姉妹の長女)
- 種族:半神半人
- 役割:ワルキューレ、人類代表の選抜
ブリュンヒルデは『終末のワルキューレ』の主人公です。1000年に一度行われる人類存亡会議で、人類滅亡の決断が下されようとした時に、神と人類による戦い『ラグナロク』を提案した人物です。つまり、『終末のワルキューレ』で描かれている全13試合ある戦いの仕掛け人です。ラグナロクでは、人類代表側の監督的存在であり、出場する選手の人選や相棒となる戦乙女(ワルキューレ)を選出しています。人間を見下し、罰を与えようとする神の中でも数少ない人類側の肩を持つ神です。
ブリュンヒルデの目的
『終末のワルキューレ』に登場する神たちの前で、『人類の終末』の判決を阻止したブリュンヒルデには、目的があります。それは、人類の終末を避け、存続させることです。ブリュンヒルデは、かつてワルキューレでありながら身体を人間にまで落とされてた経験があります。人類とのつながりが深いこともあり、ラグナロクで人類側の立場で神と戦っています。また、神と戦うために欠かせない特殊能力である神器錬成(ヴェルンド)を使い、ワルキューレが自ら武器となり、人類代表を助けています。
ブリュンヒルデは、神代表となる釈迦から神器錬成のもとになる一蓮托生を教わります。しかし、ブリュンヒルデが釈迦に技を教わりに来たのは、ラグナロク提案前でした。つまり、ブリュンヒルデは神たちが人類に終末を下すことを想定して動いていたことになります。単行本11巻で描かれている釈迦とブリュンヒルデの会話で判明します。一見、人類のための行動に見えますが、ブリュンヒルデは時折、含みのある表情をするため、何か裏の目的があるのではと推測されます。
ブリュンヒルデの顔芸
『終末のワルキューレ』に登場する主人公のブリュンヒルデは、常に凛とした佇まいでクールな印象があります。しかし、時折感情を表に出す場面があります。『終末のワルキューレ』でよく描かれている顔芸は、ゼウスが関係している時です。ゼウスが第2回戦に登場した時や、アダムがゼウスに敗れ人類が2連敗した時など、ゼウスが関係している時は、顔面が崩壊するほどの顔芸を披露しています。
また、ポセイドンに折られた佐々木小次郎の刀が、ワルキューレのフリストの特性により二刀流として復活した際は、予想していなかった事態であったため、口を大きく開き、口角を上げながら「奇貨(キカ)」と連呼しながら喜んでいます。
【終末のワルキューレ】ジークフリートに対する世間での評判や人気
『終末のワルキューレ』で奈落の監獄で囚人となっているジークフリートが、神対人類の戦いに登場した場合の対戦予想を立てるファンが見られました。また、ラグナロクで神と人類のどちらでジークフリートが出場するのか、予想するファンも見られました。
主人公であるブリュンヒルデとジークフリートには、関係があることが釈迦や本人たちの発言から読み取れます。しかし、ラグナロクを提案したブリュンヒルデがジークフリートを助けるためなのか、他に何かを企んでいるのか、『終末のワルキューレ』の展開を推測するファンがいました。
主人公がブリュンヒルデであることが分かってから『終末のワルキューレ』でいつジークフリートが登場するのかを待っていたファンがいました。ジークフリートの登場を待っていたファンは、戯曲『ニーベルングの指輪』や北欧の伝承などに2人が登場していることから推測していたようです。
【終末のワルキューレ】ジークフリートは重要な登場キャラだった
『終末のワルキューレ』において、ジークフリートが重要な登場キャラクターであることが分かりました。戦い後に入院していた釈迦が、わざわざジークフリートについて調査するほど彼を警戒していました。また、奈落に収監されているジークフリートとは、一切会話してはいけないほど厳重に管理されているところからも、彼の重要さが分かります。
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ノーー
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