【終末のワルキューレ】シヴァは雷電戦で勝った?強さや必殺技まとめ
神対人類の戦いを描いている『終末のワルキューレ』では、神のシヴァと人の雷電が戦っています。作中最強クラスの強さをほこるシヴァですが、勝利できたのでしょうか。本記事では、『終末のワルキューレ』で描かれているシヴァの強さや戦いで使用した必殺技について紹介します。
目次
【終末のワルキューレ】シヴァとは?
『終末のワルキューレ』では、神代表としてシヴァが登場します。圧倒的な強さを所持しているため、その強さから宇宙の破壊神と呼ばれています。シヴァはインド神話に登場する神様ですが、『終末のワルキューレ』ではどのようなキャラクターとして描かれているのでしょうか。ここでは、シヴァのプロフィールを紹介し、神話に登場するシヴァについても説明します。
シヴァのプロフィール
- 地域:インド
- 出典:インド神話
- 異名:宇宙の破壊神、踊りの王、恩恵を与える者など
- 武器:拳
- 人類代表の対戦相手:雷電為左衛門
シヴァの戦闘場面は、アニメ『終末のワルキューレ』の2期にて描かれており、相手は人類代表の雷電です。シヴァの見た目は、4本の腕と額に第3の目を持っており、薄紫色の肌をしています。性格は戦闘狂で、直ぐにでも戦いに出場しようとしますが、神代表の1人であるゼウスに2回止められています。また、ゼウスと同じような戦闘スタイルで武器は使用せずに、拳のみで戦います。
シヴァの過去
漫画『終末のワルキューレ』では、雷電との戦闘後にシヴァの過去が明かされています。『終末のワルキューレ』で描かれているシヴァは、舞踊の頂点を夢見ており、破壊や創造を目指してはいませんでした。ある日、親友のルドラという神様から神界の頂点に立つという夢を聞いたシヴァは、共に旅立ちました。次々に神たちを打ち破っていき、最終的にはルドラとの一騎打ちとなりました。その戦いに勝利したことで、インドの神の頂点に立つことになりました。
シヴァとゼウスの関係
シヴァと同じく神代表であるゼウスは、たびたびシヴァがいる場面に登場しています。本来なら第2回戦に出場するはずであったシヴァですが、突如ゼウスが出場すると言い張ります。シヴァはゼウスの頼みを断り続けますが、一歩も引かないゼウスと一触即発になります。しかし、ゼウスが神の先輩であるといった理由で、第2回戦の出場を譲りました。それから、第4回戦目にシヴァが出場しようとした時も、ギリシャの借りはギリシャで返したいというゼウスの思いを受け、出場を辞退します。
神話におけるシヴァ
『終末のワルキューレ』の神代表で登場しているシヴァは、インド神話が元ネタとなっています。ヒンドゥー教の神様として扱われており、基本的には恩恵を与えてくれる縁起の良い神様です。しかし、舞踊によって世界を破壊してしまう一面もあり、シヴァを嫌っていた聖者たちはシヴァを追い払うために色々と仕向けましたが、失敗に終わります。仕向けられた際にシヴァは、踊りながら相手をしたようです。
終末のワルキューレの概要
『終末のワルキューレ』は、2017年11月から月刊コミックゼノンで連載中の作品であり、累計発行部数1400万部を突破している大人気漫画です。2021年6月にはアニメ化されており、2023年1月からはアニメが第2期目に突入し、Netflixにて独占配信されています。数々の3DCG作品を描いてきた『グラフィニカ』により、アニメは迫力溢れる世界観となっています。
終末のワルキューレのあらすじ
人類が700万年経っても全く進歩しないことを踏まえて、神々たちが1000年に1度行われる人類存亡会議にて、人類の終末を閣議決定します。しかし、その決定に半神半人の戦乙女(ワルキューレ)のブリュンヒルデが異議を唱えました。そして、神と人類の代表が1対1で戦う13番勝負を提案します。これにより、人類存亡をかけて、神々と英傑と呼ばれる人類の戦いが始まります。
【終末のワルキューレ】シヴァは雷電戦で勝った?
『終末のワルキューレ』の第5戦目は、インド神のトップであるシヴァと最強の力士である雷電が戦います。両者とも拳のみで戦うスタイルで、終盤まで互角の戦いを繰り広げます。しかし、シヴァは戦闘中に腕を数本失ってしまいます。果たして、シヴァは雷電に勝利したのでしょうか。ここでは、雷電の強さと戦いの勝敗について紹介します。
雷電為右衛門の強さは?
『終末のワルキューレ』の神対人類の第5戦目で人類代表として登場したのは、最強の力士と言われている雷電為右衛門です。子供の頃、強すぎる筋肉の圧により、立ち上がっただけで骨が折れてしまいました。あまりの怪力を持っていることから、幼少期にトラウマを抱えます。そのため、人間相手に本気で戦えないことから力士でありながら、張り手・鯖折り・突っ張り・閂という相撲の技を自ら封印しています。
シヴァと雷電為右衛門の戦いの内容
『終末のワルキューレ』の第5戦目に登場したのは、神代表のシヴァと人類代表の雷電でした。両者とも武器を使用せず、拳のみで戦いを繰り広げます。雷電は最初から戦乙女のスルーズと共に神器錬成を行い、抑えこんでいた筋肉を解放します。圧倒的な強さを手に入れた雷電は、シヴァの腕を1本千切りました。シヴァは必殺技の輪廻舞踊(ターンダヴァ)で反撃します。しかし、反撃に出た雷電の必殺技の八咫烏(ヤタガラス)を正面から受け、クロスガードしたシヴァの両腕が消し飛びました。
シヴァと雷電為右衛門の戦いの結果や勝敗
シヴァと雷電の強さは互角であったため、決着がつく直前は両者とも満身創痍でした。インド神の思いを背負っているシヴァは、最終舞踊の輪廻舞踊灰燼(ターンダヴァ・カルマ)という自らの心臓を直接刺激し、強制的に心拍数を上げ自らの体を燃え上がらせる技を出します。この状態で大切炎舞(デーヴァローカ)を雷電に放ちます。雷電も八咫烏で対抗しますが、右腕を切り裂かれ戦えない状態となります。最後に雷電の首を切り落としたシヴァが勝利し、神側に軍配が上がりました。
【終末のワルキューレ】シヴァの強さや必殺技
シヴァは、人類でありながらも怪物と言われるほどの力を持つ雷電に勝利しています。腕を3本失いながらも戦い続け勝利したシヴァですが、何故そこまで強いのでしょうか。ここでは、シヴァの強さについて解説すると共に、雷電戦で使用した必殺技を紹介します。
シヴァの強さや能力・武器
『終末のワルキューレ』に登場するシヴァは、インドの神様たちの頂点に立つほどの強さを持っています。戦いにおいて武器は使用せず、4本の腕を使った拳のみで戦う戦闘スタイルをとっています。シヴァは踊りながら戦う場面があり、舞踊によって能力を高めています。高められた能力により、数々の必殺技を雷電に放ちます。
シヴァの舞踊とは?
インド神話にてシヴァは、踊りの神様としても有名です。『破壊』と『再生』を司っているシヴァは、踊りながら異教徒が仕向けた怪物を倒したとされています。また、踊りには108のポーズがあり、宇宙全ての創造・破壊・維持などに繋がっている神様ともいわれています。『終末のワルキューレ』では、舞踊によって能力を高めているシヴァの姿が描かれています。
シヴァの第三の目とは?
インド神話で描かれる絵画や仏像となっているシヴァの額には、第3の目が描かれています。この目の能力としては、欲望(カーマ)を焼いて灰にすると言われています。『終末のワルキューレ』においても第3の目は描かれており、シヴァの能力の1つと思われていましたが、雷電との戦いでは第3の目は使われませんでした。
シヴァの必殺技
『終末のワルキューレ』で描かれているシヴァの強さは、必殺技にあります。作中で描かれている技名には『舞』の文字が踏まれており、文字通り独特のリズムに合わせた必殺技を使用して、相手を圧倒します。ここからは、シヴァが使用した4つの必殺技について紹介します。
必殺技①輪廻舞踊(ターンダヴァ)
1つ目の必殺技は、輪廻舞踊(ターンダヴァ)です。インド舞踊独特の「タ・キ・タ・タティン・ギ・ナ・ト・ム」といったリズムに乗って、予測不可能の連続攻撃を相手に放ちます。また、この必殺技は、自身を超燃焼させるもので、触れた相手も燃やせる効果もあります。常に4本の腕から繰り出される攻撃を受けているため、相手は倒れそうになってもダウンできません。『終末のワルキューレ』で対戦している雷電はこの攻撃を受け、多数の敵に一斉に攻撃されているようだと表現しています。
必殺技②虎爪炎舞(クリッティヴァーサス)
2つ目の必殺技は、虎爪炎舞(クリッティヴァーサス)です。輪廻舞踊で発生させた炎を脚に纏い、強烈なかかと落としをする脚技です。シヴァが発生させた炎は、簡単には消せません。それほど強力な炎を纏った蹴り技は、想像を絶する痛みを相手に与える強さを持っています。技を受けた雷電は、大出血を起こし、炎によって傷口は塞がれた状態となりました。この光景を見た人類たちが人類の3敗目を確信する場面が、『終末のワルキューレ』で描かれています。
必殺技③輪廻舞踊灰燼(ターンダヴァ・カルマ)
3つ目の必殺技は、輪廻舞踊灰燼(ターンダヴァ・カルマ)です。この技は、超燃焼する炎を自由自在に操る技です。この技を使う際、自分の心臓を直接掴み、心拍数を教説的に上げています。それにより、超燃焼と肉体の強化を同時に行っています。しかし、この技には弱点が2つあります。1つ目の弱点は、超燃焼するほど強い炎で、使用中に自らの身体が焼かれていくことです。2つ目の弱点は、身体が燃え続けてしまうため、長時間使用できないことです。
必殺技④大切炎舞(デーヴァローカ)
4つ目の必殺技は、大切炎舞(デーヴァローカ)です。輪廻舞踊灰燼によって、発生させた炎を纏った蹴り技です。必殺技を使って雷電を追い込んだシヴァですが、雷電の必殺技である八咫烏で反撃を受け、シヴァの使える腕が残り1本となりました。それでもシヴァは立ち向かい、雷電の右腕を大切炎舞で完全に破壊し、雷電の腕は完治できない状態となってしまいます。この必殺技で雷電は、戦闘不能となり、最後はシヴァに首を切り落とされています。
【終末のワルキューレ】シヴァの声優
アニメ『終末のワルキューレ』には、人気声優が多く携わっており、シヴァの声を担当した声優も数多くの作品に出演しています。アニメ『終末のワルキューレ』の第1期から登場しているシヴァを演じた声優は、誰なのでしょうか。ここでは、シヴァを演じた声優を紹介します。
シヴァの声優は「鈴木達央」
アニメ『終末のワルキューレ』の神代表で登場するシヴァの声優を務めたのは、鈴木達央(すずきたつひさ)です。2003年、テレビアニメ『DEAR BOYS』の石井努役で声優デビューしました。活動は声優だけに留まらず、音楽活動もしており、バンド『OLDCODEX』として自身が出演しているアニメの主題歌を担当したこともあります。
鈴木達央のプロフィール
- 本名:鈴木達央(すずきたつひさ)
- 性別:男性
- 出身地:千葉県
- 生年月日:1983年11月11日
- 身長:173cm
- 所属:アイムエンタープライズ
鈴木達央は千葉県生まれ、愛知県育ちの声優です。小学生の頃は一級建築士に憧れていたそうですが、中学時代に観た海外ドラマの影響で声優業に興味を持ったそうです。2003年のデビュー以来、声優・歌手として幅広く活動しています。2015年にはアニメージュ第37回アニメグランプリ声優部門にてグランプリを受賞、2017年にはファミ通アワード2016にて男性キャラクターボイス賞を受賞しました。
鈴木達央の主な出演作品
- 2004年:『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』ケント役
- 2012年:『黒子のバスケ』高尾和成役
- 2013年:『Free!』橘真琴役
- 2014年:『七つの大罪』バン役
- 2017年:『ブレンドS』秋月紅葉役
- 2018年:『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』プロシュート役
- 2021年:『東京リベンジャーズ』龍宮寺堅役(初代)
鈴木達央は少年~青年と比較的若いキャラを演じることが多い声優です。演技力が高い声優として知られており、落ち着いた印象のキャラからゆるい雰囲気のキャラまで幅広く演じています。
【終末のワルキューレ】シヴァに対する世間での評判や人気
漫画『終末のワルキューレ』でシヴァと雷電の戦いを読んだファンが、アニメ化を心待ちにしていました。神であるシヴァが舞踊により、自らの能力を高めて有利に戦いを進めているはずなのに、人間である雷電に腕を3本吹き飛ばされるという展開に心を熱くしたファンの意見も見られました。
『終末のワルキューレ』の第5戦目に出場したシヴァと雷電は、ゼウス対アダムの時と同じく拳のみの戦いました。舞踊で能力を高めて戦うシヴァと、有り余る力をようやく思う存分発揮している雷電が、最後まで互いに満身創痍になりながらも戦い続ける姿を見て、興奮して涙が止まらないファンがいました。
『終末のワルキューレ』で描かれている神代表対人類代表の中で、シヴァと雷電の戦いがベストの戦いであると評価するファンの声が多く見られました。互いに拳のみで戦いながら、確実に相手へのダメージを与える必殺技を繰り出す戦闘シーンを見て、感動するファンの声がありました。
【終末のワルキューレ】シヴァは雷電戦で勝ったキャラだった
シヴァは、人類代表として出場した雷電との戦いに勝利しました。両者とも、終盤まで互角の戦いを繰り広げました。その証拠に、神であるシヴァの4本ある腕が最後には1本のみとなっています。しかし、最終的には、シヴァの舞踊による数々の必殺技を受けた雷電が戦闘不能となり、シヴァに首を切り落とされました。アニメ『終末のワルキューレ』は、2023年に第2期が放送されており、シヴァが登場しています。迫力ある世界観を楽しみたい方は、アニメの視聴をおすすめします。
この記事のライター
ノーー
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