【終末のワルキューレ】釈迦はなぜ人類側?強さや対戦相手を徹底考察
『終末のワルキューレ』に登場する釈迦は、神という立場でありながら人類側で出場することになったキャラクターです。本記事では、『終末のワルキューレ』内で描かれていた内容を交えた上で、釈迦の強さや対戦相手について徹底考察していきます。
目次
【終末のワルキューレ】釈迦とは?
『終末のワルキューレ』は人類と神が戦う異色の作風で人気を博しました。その中でも釈迦は何者にも縛られずに自由に生きる姿がかっこいいと評判のキャラクターです。まずは、作中でも特にかっこいいと評判釈迦の基本情報や『終末のワルキューレ』について簡単に振り返ってみましょう。
釈迦のプロフィール
- 名前:釈迦(しゃか)
- 出典;インド・仏教
- キャッチコピー:天上天下唯我独尊男
- 神器:六道棍
- 初登場:第32話
釈迦は仏教の開祖で、インド出身の神でもあります。本作では神側の代表として身長が高く金色の長髪という独特の風貌で、神の威厳を感じさせない軽い口調で話すキャラクターです。
釈迦の神話
釈迦は元々シャカ族の王子として生まれました。何不自由なく生活できていた釈迦は、平民や奴隷に対しても平等に施しを与えます。ある日、釈迦は兄が収める国へ訪問しました。釈迦は兄の収める国の豊かさに喜び、兄の存在も喜びであると伝えましたが、それに対して兄は自分が病の影響で先がないことを伝えます。その後、兄は他界することになり、釈迦も兄の言葉が胸に残っていました。その後悟りを開いた釈迦は、裕福だった環境を全て捨て、最期まで人々のために道を示し続けることになります。
終末のワルキューレの概要
『終末のワルキューレ』は、原作は梅村真也先生、構成がフクイタクミ先生、作画がアジチカ先生が務めています。宗教を題材にしたバトルファンタジー漫画で、2018年から月刊コミックゼノンで連載が開始されました。2021年にはアニメ化や舞台化も発表されるほどの人気を獲得しています。現在でも人気は衰えることはなく、2023年7月時点で累計発行部数は1500万部を突破しました。
終末のワルキューレのあらすじ
人類誕生から長い年月が経ち、一向に進歩しない人類を見限った神々は1000年の間に1度だけ開催される人類存亡会議にて、人類に終末を与える決定を下しました。これに対してブリュンヒルデは異議を申し立て、超特別条項に基づいた神と人類の最終闘争で人類の未来を決めることを提案します。こうして、最強の神と最強の人類が繰り広げる13番勝負が開始されることになりました。
【終末のワルキューレ】釈迦はなぜ人類側?対戦相手は?
『終末のワルキューレ』に登場する釈迦は、神代表の1人として白羽の矢が立つほどの強さを持つかっこいいキャラクターです。それでありながら、最終的には人類側の代表として同じ神々を相手にすることになりました。ここでは、釈迦がなぜ人類側で最終闘争に参加することになったのか、作中の描写や対戦相手の情報なども交えてチェックしてみましょう。
釈迦が人類側で戦うことになった理由は過去が関係?
『終末のワルキューレ』に登場する釈迦は、かつては1人の人間です。それが人々に対して道を示すために仏教の教えを唱え、神として崇められるようになりました。本作では明確な理由こそまだ明かされていませんが、元々は人間だったことや、人類で参加することで人々に未来を示そうとしているとファンの間では考えられています。
釈迦は裏切り者?
釈迦は元々神側の代表として参加する予定でした。登場直後には北欧神話の狡知の神ロキと行動を共にしている描写もありましたが、釈迦の自由な振る舞いにロキは困惑するのと同時に、1つの疑いを持ちます。その疑いとは、人類が使用していたラグナロクが釈迦の神器能力によって提供したものだというものでした。それに対して釈迦は素直に事実を認め、その直後に釈迦は人類側へ寝返ることになります。
釈迦の対戦相手は零福
『終末のワルキューレ』内で実際に釈迦と対戦としたのは、神を処刑する七福神が合体した本来の姿でもある零福です。零福は、人々の不幸を吸い取ることで人間を幸せにしていました。しかし、吸い取れる許容範囲を超えたことで体も限界を迎えてしまいます。それに伴い、助けたはずの人々も堕落していってしまい、零福も深く悲しみました。そこへ、元は人間だった釈迦が人々を助けている姿を見たことで、憎悪から7体の神へ分裂したのが七福神の始まりです。
釈迦と零福の戦いの結果
実際の戦闘では、釈迦は未来視の能力などを優勢に立ち回ります。最後の殴り合いで釈迦の勝利が決定したかに思えた瞬間、突如として零福が別の何かに侵食され始め、波旬へ変貌してしまいました。波旬の魂には輝きが無いため釈迦も能力も使えず防戦一方になりましたが、既に零福が波旬に飲まれてしまったことを知ったことで憎しみを覚え、再び立ち向かいます。それに対して波旬は紙一重で張り合い続けましたが、次第に何度も立ち向かってくる釈迦に対して恐怖心を抱くようになりました。
次第に波旬の魂にも揺らぎが現れるようになり、釈迦の未来視の能力が使えるようになると、最後は隙をついて波旬を一刀両断して釈迦が勝利を収めています。
【終末のワルキューレ】釈迦の強さや技
『終末のワルキューレ』内でも立ち振る舞いや言動がかっこいいと評判の釈迦は、作中でも多くの技や能力を披露しています。もともとは神側で出場する予定でもあっため、いずれも非常に強力なものばかりです。ここでは、釈迦が作中で披露した技や能力について詳しくチェックしてみましょう。
釈迦の能力や強さ
『終末のワルキューレ』に登場する釈迦は、相手の行動を事前に察知できる正覚阿頼耶識と呼ばれる能力を持っています。数秒先に行う相手の行動を読み取れるため、行動を読まれた相手にとっては避け終わった場所へ攻撃したかのような錯覚に陥るほどです。その一方で、広範囲攻撃のような避けることが不可能なものに関してはダメージを受ける未来も見えるため、隙が生まれることもあります。
釈迦の神器
『終末のワルキューレ』に登場する釈迦は、自身の感情によって形状が変化する六道棍を使用しています。作中では、ハルバードの形状の十二天斧(ローカパーラ)、棍棒状の正覚涅槃棒(ニルヴァーナ)、両刃剣のような金剛独鈷剣(アクサッヤー)などを駆使していました。また、防御の際には大盾のような七難即滅の楯(アヒムサー)や、一撃必殺に特化した荒神の戦鎌(サラーカァヤス)などが登場しています。
釈迦の技
『終末のワルキューレ』内で、釈迦はいくつかの技も披露しています。荒神の戦鎌(サラーカァヤス)を駆使する時、相手の首を狙う業滅輪廻(ごうめつりんね)で相手を追い詰めました。また、より威力や速度が増した業滅輪廻・久遠(ごうめつりんね・くおん)を使用しています。
【終末のワルキューレ】釈迦のかっこいい名言
『終末のワルキューレ』ファンからもかっこいいと評判の釈迦は、作中でいくつものかっこいい名言を残しています。ここでは、作中の描写などを交えた上で釈迦が実際に残した名言についてチェックしてみましょう。
釈迦の名言①「オレ人類側から…」
おれ人類側から出るんで…頼(よろ)
出典: renote.net
この名言は、釈迦が初めて人間側へ寝返ることを宣言した際のセリフです。確かな強さを持つ釈迦はゼウスから神代表として指名されましたが、自由な性格をしていた釈迦は、一方的に神が決めた人類滅亡の決定に納得していなかったため、人類側からの出場を決めました。
釈迦の名言②「神が救わぬなら…」
神が救わぬなら 俺が救う 邪魔する神なら 俺が殺る
出典: renote.net
この名言も人類側へ寝返ることを宣言した際に発言した名言です。もともと人間で、人々に救いを与えることで神になった釈迦は、一方的に人類滅亡を決定したことに納得していませんでした。それらの決定に対して、正式に宣戦布告した上で自分が救うと宣言しています。
釈迦の名言③「お前の思春期…」
お前の思春期 受け止めてやる
出典: renote.net
零福と釈迦が対戦した際、自分の努力が報われないことを嘆く零福に対して、その考えを全て受け止めることを宣言した際の名言です。釈迦自身も人からの決定や自分の考える幸福を否定されることを嫌っている思春期のような思想を持つ神からこそ、相手の未熟な考えに対して力強く対峙した名シーンとなりました。
【終末のワルキューレ】釈迦の声優
思想や言動がかっこいいと評判の釈迦は、アニメ『終末のワルキューレ』にも登場しています。ここでは、どのような声優が釈迦を演じているのか、プロフィールや過去の出演作品情報を交えた上でチェックしてみましょう。
釈迦の声優は「中村悠一」
アニメ『終末のワルキューレ』に登場する釈迦を演じているのは、声優の中村悠一さんです。中村悠一さんは2001年から活動している声優で、かっこいい声質から多くの作品で主要キャラクターを演じた経験を持ちます。2020年にはCrunchyrollアニメアワードには最優秀声優賞日本語部門を需要し、2022年にも第16回声優アワードにて助演男優賞を受賞した経歴を持つ声優です。
中村悠一のプロフィール
- 名前:中村 悠一(なかむら ゆういち)
- 性別:男性
- 生年月日:1980年2月20日
- 出身地;香川県高松市
- 血液型:B型
- 身長:175cm
- 職業:声優、ナレーター、Youtuber
- 所属事務所:インテンション
- デビュー年:2001年
中村悠一の主な出演作品
- マクロスF:早乙女アルト役
- おおきく振りかぶって:阿部隆也役
- CLANNAD:岡崎朋也役
- 魔法科高校の劣等生:司波達也役
- ウルトラマンX:ウルトラマンエックス役
- 呪術廻戦:五条悟役
- ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風:ブローノ・ブチャラティ役
【終末のワルキューレ】釈迦に対する世間での評判や人気
ここで、『終末のワルキューレ』に登場する釈迦に対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。
アニメ『終末のワルキューレ』を見ていたファンからは、釈迦がかっこいいと称賛する声も上がっています。釈迦は自由に生きる性格でありながら、自身の信念を大切にした上で人類のために戦う神です。その姿は、多くのファンを虜にする結果となりました。
『終末のワルキューレ』で描かれていた両陣営の過去を見た上で、釈迦を好きになったというファンの声も見受けられました。釈迦はもともと人間でありながら、人々のために助力し続けたことで神になっています。その思想は今でも変わらず、最終的には人類と共に戦うことになりました。
釈迦の見た目と強さのギャップに強く惹かれたというファンの声も見受けられます。見た目は不良のような雰囲気でありながら、人々を救うための思想はしっかり持っており、それに伴う圧倒的な強さを秘めているのが釈迦の魅力です。
【終末のワルキューレ】釈迦が人類側についた理由は過去にあった
『終末のワルキューレ』に登場する釈迦が人類側で戦うことになったのには、自身の過去が由来していたことが判明しました。現在でも『終末のワルキューレ』のシリーズ展開は続いているため、釈迦に関しても今後も大いに活躍する可能性が考えられています。『終末のワルキューレ』の今後の展開に注目しつつ、釈迦の活躍に関しても欠かさずチェックしてみましょう。
この記事のライター
桜井紅茶
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