【終末のワルキューレ】ベルゼブブの強さや対戦相手を解説!目的とは?
『終末のワルキューレ』のベルゼブブを紹介します。ベルゼブブの能力や目的、オーディンとの関係に迫るとともに、ベルゼブブの対戦相手について徹底解説しました。また、アニメ『終末のワルキューレ』でベルゼブブを演じた声優についても紹介します。
目次
【終末のワルキューレ】ベルゼブブとは?
ベルゼブブとは、『終末のワルキューレ』に登場するキャラクターです。ベルゼブブは悪魔ですが、豊穣神バアル・ゼブルという側面も持っているため、本作では神々の一人として登場しています。作中では、ラグナロクの第6回戦の戦いの最中に登場しました。ここでは『終末のワルキューレ』に登場するベルゼブブについて紹介していきましょう。
ベルゼブブのプロフィール
- 名前:ベルゼブブ
- 職業:マッドサイエンティスト
- 主な研究:第六天魔王波旬、アダマンティン
『終末のワルキューレ』のベルゼブブは、修道士のような黒ずくめの格好をした青年です。神々の一人として、神VS人類最終闘争の第8回戦で戦うことになります。キャラクターとしては、倫理観の欠如したマッドサイエンティストです。天界に自分の研究室を持っており、仲間の神々ですら実験材料にしてしまいます。その根底には「自分を殺してくれるものを探す」という破滅願望があり、破滅願望を基にした歪んだ彼の探究心は他の神々にも知れ渡っています。
神話におけるベルゼブブ
神話に登場するベルゼブブは、ヘブライ語で「蠅の王」を意味する悪魔です。元々は、キリスト教の旧約聖書における豊穣の神「バアル・ゼブル」が元になっていると言われています。バアル・ゼブルには「高き館の主」という意味があり、ペリシテ人には「嵐と慈雨の神」として信仰されていました。しかし新しく入植してきたヘブライ人がペリシテ人の信仰を嫌い、バアル・ゼブルを邪神とみなしたことから、現在のベルゼブブという名前で呼ばれるようになりました。
終末のワルキューレの概要
『終末のワルキューレ』は現在『月刊コミックゼノン』で連載している人気漫画です。原作を梅村真也、構成をフクイタクミ、作画をアジチカが担当している作品で、『月刊コミックゼノン』2018年7月号から連載をスタートしました。神と人間の戦いを描いたバトル漫画となっており、アニメ化や舞台化もされています。原作コミックスの累計発行部数は1400万部を突破しているなど、現在勢いのある漫画作品の一つとされています。
終末のワルキューレのあらすじ
1000年に1度の人類存亡会議で、神々は進歩しない人類を見限ることを議題に決議を行っていました。人類の歴史に終止符が打つことが決定しそうになったその時、戦乙女の長姉であるブリュンヒルデが異議を唱えます。そしてブリュンヒルデは、ラグナロク(最終闘争)によって人類の行く末を決めることを提案するのでした。最初は渋る神々でしたが、ブリュンヒルデの挑発によってラグナロクが開催されることが決まり、最強の神々VS最強の人類による戦いの幕が上がったのでした。
【終末のワルキューレ】ベルゼブブの強さや目的
『終末のワルキューレ』に登場するベルゼブブは、一見して修道士のような姿をしているため、最強の人類を相手に戦える強さを持っているようには見えません。しかしベルゼブブが作中で初登場した第6回戦の釈迦VS零福の戦いでは、ベルゼブブが零福を第六天魔王波旬に変貌させるなど、只者ではない能力の気配を漂わせていました。ここでは『終末のワルキューレ』のベルゼブブの強さや目的などを紹介していきましょう。
ベルゼブブの強さや能力
『終末のワルキューレ』のベルゼブブは第6回戦において、波旬の残穢を培養することで開発した種子を零福に植え、第六天魔王波旬を復活させています。このような行動から、科学者や研究者としての能力は非常に高いことがわかります。一方、戦闘能力については、第8回戦が始まるまで不明でした。ベルゼブブの強さについては、この後の「ベルゼブブの対戦相手や結果」で後述します。
ベルゼブブの性格
『終末のワルキューレ』のベルゼブブは、「自分を殺してくれるものを探す」という破滅思考を元にした探究心を持っています。探究心を満たすためであれば同胞であろうとも実験体にしてしまいます。作中でも「誰でも良かったんだ」と語りながら、零福を犠牲にして波旬を生み出しました。
このような行動から、自身の知的好奇心を満たし、目的を果たすためであれば手段を選ばないような冷酷な性格をしていることがわかります。また、ベルゼブブは他の神との関りを避けており、一人で行動することが多いです。さらに独り言も多く、自分の殻に籠っているように考えられています。
ベルゼブブとオーディンの関係
『終末のワルキューレ』のベルゼブブとオーディンの関係性は、現時点では不明です。しかし波旬の戦いが終わり、波旬に関連した資料を燃やしていたベルゼブブの前に現れたオーディンは、波旬の登場にベルゼブブが関与していることを疑っていました。また、ベルゼブブに対してオーディンは「ラグナロクの戦いを邪魔することは許さない」と通告しており、ベルゼブブも「興味深い」と応じています。今後、この二人の関係がどのようになっていくのかも見どころの一つです。
ベルゼブブの目的や波旬を生み出した理由
『終末のワルキューレ』のベルゼブブの行動の目的は、自身の知的好奇心を満たすというものです。零福に波旬の種子を受け付け、波旬を誕生させたことにも大した理由はありません。本人が「誰でも良かった」と言った通り、良い神である零福を実験体にしたことに特別な理由はなく、単に悪魔の化身である波旬を生み出すことが目的だったと考えられています。
【終末のワルキューレ】ベルゼブブの対戦相手や結果
『終末のワルキューレ』のベルゼブブは、ラグナロクの第8回戦で戦うことになります。ここでは『終末のワルキューレ』のベルゼブブの対戦相手や、その結果について紹介していきましょう。
ベルゼブブの対戦相手はニコラ・テスラ
『終末のワルキューレ』のラグナロク第8回戦でベルゼブブと対戦したのはニコラ・テスラです。ニコラ・テスラは人類史上唯一の魔法使いと呼ばれていましたが、本人は自身の研究を魔法と呼ばれることを嫌っています。非常に好奇心旺盛な性格をしており、戦闘中にもベルゼブブの攻撃を分析しており、原理を調べたいあまりに神器を貸してほしいと頼んでいます。
ニコラ・テスラの強さや能力
『終末のワルキューレ』のニコラ・テスラは神器である『-超人-自動機械B』というアーマードスーツを身に付け、戦っています。他の人類代表のような突出した能力や強さは持っていませんが、神器に備え付けられたテスラコイルなどの装置と、自身の知識などを駆使して闘います。ニコラ・テスラの技には「P.P.P(プラズマ・パルス・パンチ)」や「P.P.J.P(プラズマ・パルス・ジェット・パンチ)」などがあります。
ベルゼブブとニコラ・テスラの対戦結果
結論から述べると、ラグナロクの第8回戦で勝利したのはベルゼブブです。ニコラ・テスラの猛ラッシュに対して、ベルゼブブは盾による防御で攻撃を防ぎます。どちらも満身創痍であるため、どちらが勝つかわからない状況が続いていました。その時、ニコラ・テスラは右腕だけをワープさせ、ベルゼブブの背後から攻撃を加えようとしました。しかしその攻撃を読んでいたベルゼブブは右手で背後の右腕をガードし、前方からの攻撃をいなして、テスラに杖を突き刺したのでした。
【終末のワルキューレ】ベルゼブブの声優
『終末のワルキューレ』は2021年にアニメ化されており、アニメにはベルゼブブも登場しています。ここでは、『終末のワルキューレ』のベルゼブブの声優を紹介していきましょう。
ベルゼブブの声優は「浪川大輔」
アニメの『終末のワルキューレ』でベルゼブブを演じたのは、声優の「浪川大輔」さんです。浪川大輔さんは『ルパン三世』の「石川五ェ門」役や『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の「ギルベルト・ブーゲンビリア」役などさまざまな人気アニメのキャラクターを演じてきたキャリアのある声優です。
浪川大輔のプロフィール
- 名前:浪川大輔(なみかわだいすけ)
- 生年月日:1976年4月2日
- 出身地:東京都
- 所属事務所:ステイラック(代表取締役)
浪川大輔の主な出演作品
浪川大輔さんの主な出演作品としては、『ルパン三世(石川五ェ門)』、『BLEACH(ウルキオラ・シファー)』、『ヘタリア(イタリア)』、『HUNTER×HUNTER(ヒソカ)』、『ハイキュー!!(及川徹)』、『Fate/Zero(ウェイバー・ベルベット)』、『アルスラーン戦記(ナルサス)』、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン(ギルベルト・ブーゲンビリア)』、『機動戦士ガンダムUC(リディ・マーセナス)』、『ツバサ・クロニクル(ファイ・D・フローライト)』などがあります。
【終末のワルキューレ】ベルゼブブに対する世間での評判や人気
ツイッター上には、「『終末のワルキューレ』のベルゼブブがこんなに性癖にピッタリなキャラだと思ってなかった」とコメントしている人がいました。ベルゼブブは破滅思考のあるマッドサイエンティストキャラとなっており、このようなキャラが好きという人も多いです。
アニメの『終末のワルキューレ』を見ていた人の中には、「ベルゼブブの唇がつやつやで死んだ」とコメントしているベルゼブブ推しの人もいました。また、アニメの3期にも期待しているようです。
『終末のワルキューレ』のアニメではベルゼブブが登場しているものの、まだ第8回戦までは進んでいません。アニメを見ている人の中には、「早くベルゼブブVSニコラ・テスラが見たい」と期待している人も多いです。
【終末のワルキューレ】ベルゼブブの対戦相手はニコラだった
『終末のワルキューレ』のベルゼブブは、マッドサイエンティストとして高い能力を持つキャラクターです。己の知的好奇心や目的を果たすためであれば、同胞ですら実験材料にします。そんなベルゼブブの第8回戦の対戦相手は、科学者のニコラ・テスラでした。ベルゼブブに興味が湧いた人は、ぜひ『終末のワルキューレ』をチェックしてみてください。
この記事のライター
azu
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