【オーバーロード】アルベドの正体や裏切りの真相は?ガグ説や強さも考察
『オーバーロード』に登場するアルベドは重要人物でありながらも正体は明確になっておらず、謎に包まれている部分があります。本記事ではファンの考察や生み出された方法からアルベドの正体に迫ると共に、強さや能力について紹介します。
目次
【オーバーロード】アルベドとは?
アルベドは、『オーバーロード』の主人公であるアインズに仕えるナザリック地下大墳墓の守護者たちを統括する役を担っています。彼女には「慈悲深き純白の悪魔」という二つ名があり、白いドレスを身にまとい漆黒の髪と黄金の瞳を持つ悪魔(サキュバス)です。アインズがNPCであるアルベドの設定を変えたこともあり、主であるアインズへの忠実さを表す姿がアニメのシーズン1から描かれています。アニメを見ると、強さだけでなく美しさも兼ね備えた女性であることが分かります。
アルベドのプロフィール
アルベドはDMMO-RPG(ユグドラシル)のNPC(プレイヤーが操作しないキャラクター)として、タブラ・スマラグディナというアインズと同じギルドメンバーであった人物に生み出されました。守護者たちを統括するアルベドは、戦闘力が高いだけでなく、あらゆる能力も高いためアインズから信頼されています。しかし、アインズによって一部設定を変えられたことで、主が引いてしまうような行動を取るのが玉に瑕です。
アルベドとモモンガの関係
モモンガという名前は、アルベドが忠誠心を抱いているアインズの呼び名です。ユグドラシルのサービス運営終了後もナザリックに残ったモモンガが、アルベドの設定を「モモンガを愛している」に書き替えたこともあり、アルベドはモモンガに対して行き過ぎた愛情表現をするようになります。
アルベドの姉妹
アルベドには姉妹がおり、長女のニグレドと三女のルベドです。ニグレドはアニメのシーズン4の第9話で登場しており、半身ほどの大きなハサミを持っています。アルベドは高い戦闘力と能力を兼ね備えていることから、姉妹の戦闘力も高いと推察されます。現にルベドはナザリックに厄災をもたらすと言われるくらい強いことが分かっています。
オーバーロードの概要
『オーバーロード』は、web小説であったものをKADOKAWAによって書籍化された大ヒット作品です。大人気作品である『オーバーロード』は、2015年にアニメ化されました。骸骨の姿をした魔法使いである主人公が圧倒的な強さで人間や多種族を支配していくダークファンタジー作品です。アニメはシーズン4まで放送されており、2023年には劇場版の制作が発表されました。
オーバーロードのあらすじ
2138年、一大ブームを起こした仮想現実体感型オンラインゲーム(ユグドラシル)のサービスが終了した時、最後までゲームにログインしていた1人の青年が何故か骸骨のアバターのまま異世界へと転移します。それと同時にNPCが意思を持ち始め自由に会話できるようになりました。ナザリックのギルド長であるモモンガはアインズへと名前を変え、異世界へ自分の名前を轟かせ、かつての仲間を探すことを決意します。
【オーバーロード】アルベドの正体や裏切りの真相
守護者統括であるアルベドはサキュバスですが、正体までは明かされていません。また、アルベドは、アインズへの裏切りとも捉えられる発言をしています。ここでは、アニメから見えるアルベドの正体と裏切り発言の目的について追及していきます。
アルベドの正体はガグといわれる理由
アルベドの正体はクトゥルフ神話に登場するガグであると言われており、両者には共通している特徴が見られます。ガグはドリームランドという地下世界に生息しており、口が縦に大きく開き、体が毛で覆われています。この特徴がアルベドにも見られますが、アニメでは明確に描かれていません。一部の発言や内容から正体を推測できるため、それらを紹介していきます。
理由①夢見る国の化け物との融合
アルベドの正体がガグであると想定される理由の1つ目は、夢見る国の化け物との融合によってアルベドが生み出されているということです。アニメのシーズン1第1話で、アインズが読んているアルベドの設定に記載されています。先ほど紹介したようにガグはドリームランドという地下世界に生息しているため、アルベドの設定に記載がある「夢見る国の化け物」というワードと近しい若しくは同等であることが見て取れます。
理由②下の毛が濃い
アルベドの正体がガグであると想定される理由の2つ目は、下の毛が濃いことです。アニメのシーズン3第1話エンディング後にお風呂に入っているシーンがあり、マーレはアルベドを見て、下の方の毛が濃いことを話しています。ガグは体が毛で覆われている生物であるため、マーレの発言を踏まえるとアルベドとの共通点があることになります。
理由③大口ゴリラ
アルベドの正体がガグであると想定される理由の3つ目は、口が大きいことです。アニメのシーズン1第2話では、シャルティアがアルベドに大口ゴリラというあだ名でののしっています。2人は口論中であり、この時アルベドの口は大きく開いていました。他のシーンでもアルベドの口は、大きく横に広がった描かれ方をしています。正体と思われているガグも大きな口を持っている生物であるため、特徴的な共通点があることになります。
アルベドの正体や真の姿がわかるのはいつ?
2022年にシーズン4となるアニメ『オーバーロード4』が放送されましたが、ここまででアルベドの正体は明らかになっていません。アニメで正体が明らかになるのは、まだ先のようです。2023年に完全新作劇場版の制作が発表されたため、そこで描かれる可能性もあります。
アルベドの裏切りの真相
アニメのシーズン2第10話で、アルベドは裏切りともとれるような発言をしています。アインズとの連絡が終わった後、アルベドがアインズ・ウール・ゴウンに対し「くだらない」と述べているのです。しかし、この裏切りともとれる発言はあくまでもギルド名の「アインズ・ウール・ゴウン」に対してであり、アインズもといモモンガへの言葉ではありません。アルベドは、NPCを残して去った「思考の41人」の裏切りに対して敵意を抱いています。そのため「アインズ・ウール・ゴウン」という言葉に反応したのです。
【オーバーロード】アルベドの強さや能力
守護者統括の責務があるアルベドは、ナザリックにいるNPCの中でも強さと能力のバランスが取れた存在です。ここからは、人間が相手にならないほど戦闘力が高いアルベドの強さと能力について紹介していきます。
アルベドの強さや戦闘力
アニメのシーズン4ではアダマンタイト級冒険者である朱の雫のリーダー、アズスを魔法やスキルではなく殴っただけで、ひるませたこともあり、高い戦闘力を持っているはずのアダマンタイト級冒険者を相手にしないほど、アルベドの戦闘力が高いことが分かります。アニメでは戦闘回数が少ないアルベドですが、他を寄せ付けない強さを持っていることが見て取れます。
アルベドの主な能力やスキル
アルベドは戦闘力が高く中でも防御力は、ナザリックの守護者の中で最強です。主を守ることに特化した能力があり、ダメージを装備している鎧に受け流すスキルを持っています。また、パリーという攻撃を受け流す防御スキルもあり、王の盾としてふさわしい能力を兼ね備えています。
アルベドの装備
戦闘の際は、3重装甲となっている鎧(ヘルメス・トリスメギストス)を全身に武装してアインズの盾となっています。陽光聖典の体調であるニグンとの戦闘では、3Fと呼ばれるバルディッシュ(斧)を装備していました。アルベドの主武器は、対物体最強と言われている真なる無(ギンヌンガガプ)であり、アニメ『オーバーロード4』のオープニングでアルベドが手に持っている姿が描かれています。
【オーバーロード】アルベドの声優
ライトノベルでも大ヒットとなった『オーバーロード』は2015年にアニメ化されました。アルベド役の声優は誰なのでしょうか。ここではアニメ『オーバーロード』でアルベド役を演じた声優情報を紹介します。
アルベドの声優は「原由実」
アニメ『オーバーロード』でアルベド役を演じたのは、声優の原由実さんです。主であるアインズへの忠誠心と、主への抑えきれないほどの愛情を持ち合わせているキャラクターであるアルベドを忠実に演じています。『オーバーロード4』まで放送されており、アルベド役はすべて原由実さんが演じています。
原由実のプロフィール
- 名前:原由実(はらゆみ)
- 誕生日:1月21日
- 出身:大阪府
- 所属:株式会社アーツビジョン
原由実さんは大阪府出身で、声優になる前は郵便局で事務員として働いていました。『アイドルマスター』シリーズに出演していることもあり、アニメやゲームの声優業だけでなく、歌手としても活躍しています。
原由実の主な出演作品
- 『THE IDOLM@STER』四条貴音
- 『魔法少女サイト』雨谷小雨
- 『トリニティセブン』浅見リリス
原由実さんは2009年に発売されたゲーム『アイドルマスターSP』の四条貴音役でデビュー後、数多くのアニメやゲーム作品に出演してきました。可愛い女性の声を担当している作品が多い中、アルベドのような大人の女性役も演じています。
【オーバーロード】アルベドの正体に対する世間での評判や人気
多くのファンにとってアルベドの正体は気になる事柄となっています。特にライトノベルには荒々しいアルベドの様子が描かれていることから、ライトノベルを読んだファンにとってはアルベドの正体がガグだという説は納得できるようです。
アルベドの正体がクトゥルフ神話を基にしている説について、ファンの間では当たり前のようです。知っているからこそ、作品自体にクトゥルフ神話を取り入れているのではないかと推測するファンもいます。『オーバーロード』の主人公が骸骨ですから、ダーク要素が含まれている作品に仕上がっていることから、見ていて楽しいというツイートがありました。
アルベドはキレイでスタイルが良く、そして主に忠実であるため、アニメを見た人はファンになった視聴者も少なくありません。しかし、正体がクトゥルフ神話のガグである説を知るとガグの毛深く巨大な体の印象が強く残ってしまい、がっかりしてしまうファンもいます。
【オーバーロード】アルベドの正体はガグという説があった
アルベドの正体はガグなのではないかという説があります。クトゥルフ神話に登場するガグは、見た目が怖い怪物です。そのため、女性の姿をしたアルベドの正体がガグだという説を受け入れ難いと感じるファンも少なくありません。一方で、作中の描写からアルベドの正体がガグだと納得できるいう声も上がっていました。現段階ではアルベドの正体は明らかになっていませんが、ガグ説は正しいのでしょうか。今後の「オーバーロード」をチェックしてみてください。
この記事のライター
ノーー
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。