【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の能力や病気について考察!正体についても調査
『鬼滅の刃』で鬼殺隊の長として登場する産屋敷耀哉について調査しました。歴代続く呪いにかかっていて体は病弱ですが芯の強い産屋敷耀哉は、隊士達から慕われる大人物です。本記事では、『鬼滅の刃』の作中でも異様な雰囲気と能力を持つ産屋敷耀哉の正体について解説します。
目次
【鬼滅の刃】産屋敷耀哉とは?
『鬼滅の刃』に登場する産屋敷耀哉は、主人公である竈門炭治郎が所属する鬼殺隊の長を務める男性です。代々鬼殺隊の頭目を務める産屋敷家の97代目当主として、隊士達に鬼狩りの指令を送っている作中でも重要な人物です。産屋敷耀哉の能力や呪いの正体について解説する前に、まずは産屋敷耀哉のプロフィールと『鬼滅の刃』の概要についておさらいしておきましょう。
産屋敷耀哉のプロフィール
- 名前:産屋敷 耀哉(うぶやしき かがや)
- 役職:鬼殺隊当主
- 誕生日:不明
- 年齢:23歳
『鬼滅の刃』に登場する産屋敷耀哉は、鬼殺隊の最高責任者です。代々鬼舞辻無惨と敵対関係にある産屋敷家の97代目当主であり、独特の雰囲気を持つ男性キャラです。階級の低い隊士達だけでなく、我が強い柱のメンバーからも「お館様」と呼ばれて強く慕われています。病気を患っている為、刀を振るって鬼狩りを行うことはできませんが、戦いに赴く隊士達を信頼し裏でサポートに徹しています。
産屋敷耀哉の性格
産屋敷耀哉は、物静かで落ち着いた口調が特長のキャラです。滅多に怒らず、短気で好戦的な人物に対しても、優しい口調で冷静に説き伏せてしまいます。隊士達のことは、「子供達」と認識していて、戦いで戦闘不能になった隊士にはお見舞い、殉職した隊士には墓参りを毎日行う慈悲深い人物です。『鬼滅の刃』の作中で最も冷静沈着な人物とされています。
鬼滅の刃の概要
産屋敷耀哉が登場する『鬼滅の刃』は、漫画家・吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)先生が描く和風ダークファンタジー作品です。『週刊少年ジャンプ』にて2016年2月から2020年5月まで連載されていました。2019年にテレビアニメ化されると、声優による迫真の演技と浮世絵のような独特の攻撃エフェクトが話題となり、人気が高まりました。海外でも高い評価を受けたようで、世界中に『鬼滅の刃』のファンが大勢います。
鬼滅の刃のあらすじ
主人公の青年・竈門炭治郎(かまど たんじろう)は、山奥で炭焼きの仕事をしながら生活していました。ある日、山の麓の街まで炭を売りに行った帰り、家に残してきた家族が鬼によって惨殺されるという事件に巻き込まれます。妹の竈門禰豆子(かまど ねずこ)は、辛うじて生きていましたが、鬼の血を取り込んだことで鬼と化してしまいました。竈門炭治郎は、鬼殺隊の隊士となって妹を人間の姿に戻す為に奔走します。
【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の能力や病気の正体を考察
『鬼滅の刃』の作中において鬼殺隊を束ねる責任者の産屋敷耀哉は、他人にはない特殊な能力があります。病気の為、戦いには参加することができない産屋敷耀哉が、鬼殺隊のメンバーから強い信頼を得ているのには、この能力が非常に関係しています。ここからは、産屋敷耀哉の持つ能力や病気の正体について解説していきます。
産屋敷耀哉の能力
産屋敷耀哉は、鬼舞辻無惨の呪いにより刀を振るうことすらできない程弱い体の持ち主です。しかし、鬼殺隊のメンバーからは絶対的な信頼を寄せられていて、竈門炭治郎も初対面で産屋敷耀哉を信用するに至ります。この背景には、産屋敷耀哉の持つ特殊な能力が関係しているのです。まずは、産屋敷耀哉が持つ能力を2つ紹介します。
能力①人心掌握術
産屋敷耀哉の持つ能力1つ目は、優れた人心掌握術です。語りかけることで相手に安心感を与えるという「F分の一(1/F)揺らぎ」の声の持ち主である産屋敷耀哉は、声をかけるだけで人を惹き付けることができます。また、他人を思いやる優しさと慈悲深さを兼ね備えた性格であることから、相手の事情を受け入れて尊重する懐の広さも持っています。
一種の洗脳に近いこれらの能力ですが、産屋敷耀哉自身は、実力のあるなしに関係なく鬼殺隊のメンバー1人1人を我が子のように大事に接している点も隊士達から慕われる要因となっているのです。
能力②先見の明
産屋敷耀哉の持つ能力2つ目は、先見の明です。元々、産屋敷一族の当主となる人間はこの先見の明を持っていて、鬼殺隊を組織して円滑に動かすだけの莫大な財産を生み出すことに成功しました。産屋敷耀哉にも鋭い勘があり、竈門兄妹が鬼舞辻無惨との因縁に終止符を打つきっかけであると早々に勘付いています。柱合会議では、鬼である竈門禰豆子を即刻処刑すべきと声を荒げていた柱達も、産屋敷耀哉の先見の明を信じて処刑の意見を取りやめています。
産屋敷耀哉の病気は呪い?
『鬼滅の刃』の作中で、産屋敷耀哉は重い病気に侵されていて、その影響で顔半分が焼けただれたようになっています。視力も失っていて、竈門炭治郎が初めて出席した柱合会議では、家族の介助なしでは歩くこともままならない程弱っています。この病気の正体は、産屋敷家の当主は代々引き継がれる短命の呪いが関係しているのです。呪いは、元々産屋敷家と同じ一族であった鬼舞辻無惨が鬼になったことで始まり、一族から鬼を生み出してしまったことに対する神からの天罰とされています。
【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の活躍や最後
産屋敷耀哉は、鬼舞辻無惨による呪いのせいで、病気を患い戦いの場に出ることができません。しかし、『鬼滅の刃』の作中では物語の重要な場面で登場し、隊士達に大きな影響を与える存在となっています。ここからは、『鬼滅の刃』本編での産屋敷耀哉の活躍や名言、最終的にどうなったのかについて紹介します。
産屋敷耀哉の活躍
産屋敷耀哉が登場するのは、大きな戦いの前後や誰かの回想シーンです。戦いの場においてほとんど登場しない産屋敷耀哉ですが、隊士達には大きな影響を与え、鬼との戦いに勝つきっかけを作っています。ここからは、『鬼滅の刃』の作中で産屋敷耀哉が登場し活躍したシーンについて紹介していきます。
活躍①兄弟の絆編
竈門炭治郎が鬼殺隊に入隊するまでを描いているのが兄弟の絆編です。産屋敷耀哉は、今回の最終選抜で5人の合格者が出たという知らせを聞いています。合格者が出ないこともある過酷な試験で5人も生き残ったことを、産屋敷耀哉は喜び、成長を期待すると口にしました。
活躍②那田蜘蛛山編
産屋敷耀哉は、那田蜘蛛山に住む複数の鬼の討伐に向かわせた10人の隊士が、ほぼ全滅したとの報告を受けます。この事態を重く受け止めた産屋敷耀哉は、柱である冨岡義勇と胡蝶しのぶの2人を呼び寄せ、鬼の討伐を依頼しました。
活躍③柱合会議編
竈門禰豆子の正体が鬼であることがバレてしまったことで、竈門炭治郎は鬼殺隊最高位の隊士である柱が集まる柱合会議に連れてこられます。鬼の存在を認めない柱達は竈門兄妹の斬首を求めますが、そこで止めに入ったのが産屋敷耀哉でした。この時、竈門炭治郎は初めて産屋敷耀哉と対面します。
そして、竈門禰豆子が鬼になってから一度も人を食べていないことや水柱の冨岡義勇、育手の鱗滝左近次が責任を持つと言っていることを理由に柱達を説得させます。さらに、竈門兄妹の存在は鬼舞辻無惨の下へと辿り着く足掛かりになると説明し、全員で協力するようにと指示を出しました。
活躍④無限列車編
無限列車編では、鬼舞辻無惨の呪いにより、産屋敷耀哉の病状が悪化して屋敷の奥で寝たきりの状態となっています。竈門炭治郎達の活躍で、列車に乗り合わせた一般の乗客全員の命を守りながら下弦の鬼の討伐に成功したと報告を受けると興奮して喜んでいます。しかし、同時に炎柱・煉獄杏寿郎の訃報を聞き、悲しみに浸る場面もありました。
活躍⑤遊郭編
遊郭編では、竈門炭治郎達が上弦の陸を倒したと報告を受け、100年以上変わらなかった状況に変化が見えたと産屋敷耀哉は喜びます。これにより、鬼舞辻無惨が焦りを見せ、何かしらの行動を取ってくるだろうと未来を予見しています。しかし、呪いによる病状はさらに悪化していて、皮膚のただれは顔全体に広がり、手足にも皮膚のただれが現れるようになっていました。鬼舞辻無惨に対して怒りを露わにし、必ず倒すと宣言するも、吐血する程体は弱っています。
活躍⑥柱稽古編
鬼舞辻無惨と上弦の鬼を倒すと意気込む鬼殺隊は、柱が中心となり全体稽古を始めます。この頃になると、産屋敷耀哉は呪いの影響を強く受け、布団から出ることもできない程衰弱してしまいます。これまで出席していた柱合会議も妻に代理を頼み、稽古の場にも顔を出せなくなりました。しかし、隊士達のことは誰よりも案じていて、全員が同じ目標に向かえるように裏でサポートをして活動しています。
活躍⑦無限城編
鬼舞辻無惨が産屋敷の館に足を踏み入れたことで、遂に産屋敷耀哉と対面します。産屋敷耀哉は呪いと病気の正体を鬼舞辻無惨に明かし、必ず鬼を滅ぼすと宣言しました。そして、妻と2人の子供を道連れに、館内に仕込まれた大量の爆薬に点火し、自爆したのです。その後、鬼舞辻無惨と鬼殺隊による最終決戦が始まることになります。
活躍⑧最終決戦編
産屋敷耀哉の死後、跡を継いで98代目当主となったにが息子の産屋敷輝利哉でした。鬼舞辻無惨の狙いが日光を克服した竈門禰豆子の奪取であった為、産屋敷輝利哉は竈門禰豆子を匿おうとします。しかし、竈門禰豆子はそれを振り切り戦いの場へ赴きました。後を追おうとした産屋敷輝利哉でしたが、産屋敷耀哉が生前「禰豆子は好きにさせなさい」と言っていたことを思い出し放任します。この行動は、後に鬼化した竈門炭治郎を救い、鬼の殲滅に繋がるのでした。
産屋敷耀哉は死亡した?
戦いの場以外で命をかけて鬼舞辻無惨と対抗していた産屋敷耀哉ですが、その最期は鬼舞辻無惨の目の前で自爆するというものでした。産屋敷家に侵入した鬼舞辻無惨は、そこで産屋敷耀哉と初対面を果たします。そして、産屋敷耀哉に「鬼舞辻無惨の死が鬼の消滅を意味する」という事実を悟られてしまいます。激昂した鬼舞辻無惨は、産屋敷耀哉に襲い掛かろうとしますが、そこで産屋敷耀哉は妻と2人の子供を道連れにして大爆発を起こしました。
油断していた鬼舞辻無惨は、その爆発で体のほとんどの部位が吹き飛んでしまいます。鬼舞辻無惨は、自分を出し抜いたことと病気に侵されながらも殺意を隠し通して自爆した産屋敷耀哉の勇気ある行動に驚愕していました。
産屋敷耀哉の名言
鬼殺隊の長である産屋敷耀哉には、多くの名言があります。それは、隊士達がいかに産屋敷耀哉が大人物で素晴らしい人であるかと認めるだけ印象深いセリフばかりです。ここからは、『鬼滅の刃』の作中で産屋敷耀哉が発した名言の数々を紹介します。
産屋敷耀哉の名言①「人の想いこそが…」
人の想いこそが永遠であり、不滅なんだよ
出典: phoenix-wind.com
産屋敷家に乗り込んできた鬼舞辻無惨に対して、産屋敷耀哉が言い放った名言です。産屋敷耀哉と対面した鬼舞辻無惨は、自分の存在こそが永遠で不滅なものであると啖呵を切ります。しかし、産屋敷耀哉はその言葉を否定し、代々受け継がれる人の想いの方が不滅なものだと説き伏せます。多くの仲間を失いながらも、鬼殺隊が今日まで組織として活動できたのは、一重に鬼を許さない人々の想いの強さだとはっきりと言っています。
産屋敷耀哉の名言②「つらいことばかり…」
つらいことばかり君たちにさせてごめんね
出典: phoenix-wind.com
回想シーンで、不死川実弥に心から謝罪する産屋敷耀哉の名言です。鬼殺隊のトップでありながら刀を持って戦おうとしない産屋敷耀哉に不満を持っていた不死川実弥は、強い言葉で責め立てます。不死川実弥の不満を聞いた産屋敷耀哉は、病気の為に刀を振るうことができないことを説明し、言い訳せず素直に謝ります。産屋敷耀哉が誠実な人物であることが良く分かる名言です。
産屋敷耀哉の名言③「お前は必ず私たちが…」
お前は必ず私たちが 私たちの代で倒す
出典: phoenix-wind.com
なんとしても鬼舞辻無惨を倒すと誓いを新たにする産屋敷耀哉の名言です。竈門炭治郎達が上弦の陸を倒したことで、100年以上成し得なかった上弦の鬼の討伐に成功します。その知らせを聞いた産屋敷耀哉は、隊士達が確実に力を付け、鬼舞辻無惨に対抗できるまでに成長していることを感じ取りました。そして、一丸となって鬼舞辻無惨を倒すと心に誓います。このセリフは、産屋敷耀哉の悲願であり『鬼滅の刃』の作中でも屈指の名言となっています。
【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の家族や鬼殺隊のキャラとの関係
鬼殺隊の最高責任者である産屋敷耀哉は、誰に対しても優しくて多くの人に慕われている人物です。その為、『鬼滅の刃』に登場する多くのキャラと深い関わりがあります。ここからは、産屋敷耀哉の家族や鬼殺隊のキャラとの関係について詳しく解説していきます。
産屋敷耀哉の家族
産屋敷耀哉には、産屋敷あまねという年上の妻とその間に設けた5人の子供がいます。呪いのせいで病気となり短命である産屋敷家は、代々神職に仕える女性を娶っていて、妻であるあまねも元神職です。早くに跡継ぎを作る必要があった為、産屋敷耀哉は13歳の時にあまねと結婚し、15歳で5つ子の父親となります。生まれた5つ子の内、跡継ぎとなる男児は1人だけですが、全員を分け隔てなく愛して良好な家族関係を築いています。
産屋敷耀哉と悲鳴嶼行冥の関係
悲鳴嶼行冥は、鬼殺隊の岩柱を務める屈強な体付きの隊士です。生まれつき目が見えませんが、心優しい人物で孤児達を寺に集めて世話をしていました。
ある日、寺に現れた鬼に子供達を殺され、その鬼を倒した結果、子供達を殺した犯人の濡れ衣を着せられて処刑を言い渡されます。そんな悲鳴嶼行冥を救ったのが産屋敷耀哉でした。産屋敷耀哉は、悲鳴嶼行冥の無実を証明し、単身で鬼を倒したその力を鬼殺隊で振るってほしいと頼みます。悲鳴嶼行冥は助けられた恩を返す為、その頼みを受け入れました。
産屋敷耀哉と宇髄天元の関係
宇髄天元は、鬼殺隊の音柱を務める大柄で元忍者の隊士です。忍びの里で時期頭領になるべき育てられた宇髄天元ですが、その為に兄弟同士で殺し合うという風習に疑問を持つようになり、3人の妻と共に抜け忍になります。今後の生き方を模索している時に産屋敷耀哉と出会い、鬼殺隊に入隊しました。
宇髄天元は、抜け忍である自分と3人の妻に居場所を作ってくれた産屋敷耀哉に非常に感謝していて、忠誠を誓っています。100年以上成し得なかった上弦の鬼を倒した際には、産屋敷耀哉から賞賛され、勲章を受け取っています。
産屋敷耀哉と不死川実弥の関係
不死川実弥は、鬼殺隊の風柱を務める全身古傷だらけの隊士です。6人兄弟の長男でしっかり者であった不死川実弥は、まだ子供の頃に鬼化してしまった母親に兄弟のほとんどを殺され、さらに鬼化した母親をも殺害しています。その後は、鬼を恨む執念だけで戦い続け、柱となりました。
柱になったばかりの頃は、戦いの場に出ないで指示ばかりする産屋敷耀哉に不満を持ち、反抗していました。しかし、産屋敷耀哉が呪いと病気のせいで刀を振るえない体であることと、戦い以外の場で命を懸けて鬼舞辻無惨を倒そうと努力していることを知り、考えを改めます。その後は敬意を表して、産屋敷耀哉の指示に素直に従うようになりました。
産屋敷耀哉と煉獄杏寿郎の関係
煉獄杏寿郎は、鬼殺隊の炎柱を務める熱血漢の隊士です。代々鬼殺隊で活躍する隊士を輩出している煉獄家の出身である煉獄杏寿郎は、実力を認められて父親から炎柱を受け継ぎました。その為、煉獄杏寿郎の父で元炎柱の煉獄槇寿郎とも面識があります。
互いに信頼し合う仲であり、無限列車で煉獄杏寿郎が殉職した際には悲しみながらも冷静にその事実を受け止めました。そして、煉獄杏寿郎の意志を継いで鬼を根絶させることを心に誓っています。
産屋敷耀哉と甘露寺蜜璃の関係
甘露寺蜜璃は、鬼殺隊の恋柱を務める女性剣士です。華奢な体付きですが、柱一の体力と怪力の持ち主である甘露寺蜜璃は、その能力故に嫁ぎ先が見つからない女性でした。そんな甘露寺蜜璃の潜在能力を高く評価して鬼殺隊に勧誘したのが、産屋敷耀哉です。
甘露寺蜜璃は、自分の特異な能力を恨んでいました。しかし、「その力は人を救う為にある」と産屋敷耀哉に諭され、ありのままの自分を受け入れてくれる産屋敷耀哉に厚い信頼を寄せるようになります。
産屋敷耀哉と時透無一郎の関係
時透無一郎は、鬼殺隊の霞柱を務める少年剣士です。子供の頃に両親を病気や事故で亡くし、双子の兄と助け合って生きていた時透無一郎は、ある日鬼に襲われて目の前で兄を殺されます。その時の光景に強いショックを受け、無意識の内に記憶を抹消していました。
実は時透無一郎の祖先が凄腕の剣士であった為、産屋敷耀哉は鬼殺隊への入隊を強く勧めていました。その後、産屋敷耀哉は記憶の一部が欠落した状態となった時透無一郎を精神的に支え、柱として実力を認めます。全てを受け入れる産屋敷耀哉に、時透無一郎は深く感謝し、忠誠を誓っています。産屋敷耀哉が自爆した際には、その原因を作った鬼舞辻無惨に強い殺意を覚えるようになりました。
【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の声優
『鬼滅の刃』に登場する産屋敷耀哉は、鬼殺隊の長で隊士からは「お館様」と呼ばれて慕われている人物です。終始穏やかな口調ではありますが、芯が強く凛々しい雰囲気があります。ここからは、『鬼滅の刃』のアニメ版で産屋敷耀哉の声を演じた声優について紹介していきます。
産屋敷耀哉の声優は「森川智之」
『鬼滅の刃』のアニメ版で、産屋敷耀哉の声を演じた声優は、森川智之さんです。森川智之さんは、低く落ち着いた声が特長で、優しいイケメン役から影のある悪役まで演じ分ける演技の幅が非常に広い声優です。『鬼滅の刃』では、呪いの影響を受けて病気に体を蝕まれながらも隊士達を信じて見守る優しい長の産屋敷耀哉として堂々とした演技を披露しています。
森川智之のプロフィール
- 名前:森川 智之(もりかわ としゆき)
- 生年月日:1967年1月26日
- 血液型:O型
- 職業:声優、歌手、タレント
- 所属事務所:アクセルワン
森川智之さんは、学生の頃、スポーツに携わる職業に就きたいと考えていましたが、怪我などが原因で断念しています。その後、アナウンサーに憧れて学校のパンフレットを見ていくうちに声優という職業を知り興味を持つようになったそうです。声優の養成所に入り、厳しい稽古を受けながら経験を積み、アニメ声優としてデビューすると、低めの声と演技の幅の広さで人気となりました。2011年には、声優事務所「アクセルワン」を立ち上げ、代表取締役としても活動しています。
森川智之の主な出演作品
- 『金田一少年の事件簿』明智健悟
- 『犬夜叉』奈落
- 『戦国BASARA』片倉小十郎
- 『クレヨンしんちゃん』野原ひろし(2代目)
声が低めの森川智之さんは、クールな雰囲気があるキャラが非常によく似合います。その為、主人公のライバルや父親、敵か味方か正体不明の謎の人物といった重要なキャラを担当することが多いです。また、声の中に独特の渋みもある為、洋画の吹き替えでも活躍していて、トム・クルーズやユアン・マクレガーの専属吹き替え声優としても有名となっています。
【鬼滅の刃】産屋敷耀哉に対する世間での評判や人気
産屋敷耀哉は、病気に侵されていて顔半分に皮膚が変色し、視力も衰えた状態で登場します。その病気の正体が、呪いによるものだと作中で明かされた時は、大勢の読者が衝撃を受けたようです。産屋敷耀哉の病気の正体は、『鬼滅の刃』の本編でも1、2を争う程残酷な設定だと認識されています。
鬼殺隊の隊士達は全員が非常に個性的ですが、組織として上手く機能して連携が取れているのは、産屋敷耀哉の人心掌握術や先見の明という能力が大きく影響しています。また、それ以上に鬼を殲滅させるという強い意志とその為に命をかけているという姿勢が多くの隊士から慕われる理由となっていました。
鬼殺隊の隊士達から絶対的信頼を寄せられている産屋敷耀哉ですが、作中での言動から何か裏があるキャラだと疑う読者もいました。しかし、鬼舞辻無惨と対峙して壮絶な最期を迎えるまで、善良なキャラであり続けていました。その為、産屋敷耀哉を好きになる読者は多く、作中でも屈指の人気キャラとなっています。
【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の能力は凄かった
産屋敷耀哉の正体は、F分の一(1/F)の揺らぎによる人心掌握術と未来予知にも近い先見の明という2つの能力で、鬼殺隊を動かす優秀な最高責任者でした。病弱ではありますが、誰よりも鬼の殲滅を望み、命をかけて戦っていた産屋敷耀哉の活躍は、多くの読者を惹き付けました。是非、『鬼滅の刃』の漫画、アニメで産屋敷耀哉の魅力を堪能してみて下さい。
この記事のライター
ルキナ
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