【ハンターハンター】シズクの死亡説を徹底考察!伏線や幻影旅団の占いを調査
『ハンターハンター』に登場する幻影旅団団員の「シズク」。ファンの間で可愛いと人気があるキャラクターですが、そんなシズクに死亡説が浮上しています。本記事ではシズクの死亡説を徹底考察すると共に、伏線や幻影旅団の占いについて調査しました。
シズクとは?
『ハンターハンター』に登場するキャラクター「シズク」とはどのような人物なのでしょうか。シズクの死亡説を考察する前に、先ずはシズクのプロフィールや『ハンターハンター』の概要とあらすじについて紹介します。
シズクのプロフィール
- フルネーム:シズク=ムラサキ
- 年齢:不明
- 身長:160cm
- 体重:45kg
- 血液型:O型
シズクはクロロ率いる幻影旅団団員No.8で、団員の中では新入りになります。黒髪ボブで大きな眼鏡が特徴的な女性です。黒のハイネックにジーンズを履いている地味な服装に逆十字のネックレスをしています。天然な性格で、一度忘れてしまうと二度と思い出せません。緊張感のない雰囲気もありますが、容赦ない行動に出たり毒舌気味になるなど掴みどころのない人物です。
ハンターハンターの概要
『ハンターハンター』は週刊少年ジャンプにて、1998年から連載が開始された冨樫義博先生が描く少年漫画です。残酷で衝撃的な描写もあり、設定も複雑なため文章による説明も多いストーリーとなっています。しかし、世界観や登場キャラクターの詳細な作り込みが人気で、世界中から注目を集める作品です。
ハンターハンターのあらすじ
『ハンターハンター』の主人公であるゴン=フリークスは、死んだと思っていた父のジンが実は優秀なプロハンターとして活躍していることを知り、自分もプロハンターになることを目指して旅に出ます。その道中でキルアやクラピカ、レオリオと出会い信頼関係を築いていった4人は、様々な試練が待つハンター試験へと挑むことになるのです。
シズクの死亡説の伏線や幻影旅団の占いを考察
幻影旅団団員のシズクには死亡説が浮上しています。きっかけは、クロロが幻影旅団を占った時の内容です。一体、どんな占いの内容だったのでしょうか。ここからは、シズクの死亡説の伏線や幻影旅団の占いについて考察します。
考察①ラブリーゴーストライターは占いの念能力
「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」とは、特質系の能力者であるネオン=ノストラードの持つ占いの念能力です。占う相手の名前、生年月日、血液型を紙に書いてもらい、その紙に4行詩で予言を書き記します。その詩は4節から5節程に分けられ、その月の週ごとに起きる出来事が記されているのですが、悪い予言には警告が示されており、その警告を守れば予言を回避できると言われています。
しかし「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」はクロロの「盗賊の極意(スキルハンター)」によって奪われてしまいました。
考察②占いの結果は幻影旅団全員が死亡することを示す?
幻影旅団団長のクロロは、ヨークシンで「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」を使い、幻影旅団団員のことを占います。結果は「団員の死亡」を暗示するものでした。占いの結果通り、団員No.11のウボォーギンと団員No.9のパクノダが死亡します。シズクも同様に死亡すると予言され、シズク本人も「来週死にます」と語っていました。ラブリーゴーストライターの占いは100%的中するので、予言を回避しない限りシズクの死亡は確実だと考えられます。
考察③占いの結果通りに死亡したシャルナーク
クロロがラブリーゴーストライターの占いで幻影旅団団員の死亡を予言しました。その予言通りに死亡したのが団員No.6のシャルナークです。ヨークシンでクロロが占った4行詩は「電話を掛けてはいけない、一番大切な時につながらないから。電話に出るのもすすめない、3回に1度は死神につながるから。」という内容でした。
結果、シャルナークはクロロに電話を掛けた直後にヒソカによって殺されました。占いで書かれた「死神」という伏線はヒソカのことを指していたと考察できます。この時、ヒソカは団員No.12のコルトピも殺していました。
考察④シズクに出た占い結果
シズクの占いの4行詩は2節あり、気になるのが2節目の「黒い商品ばかりの収納場で、貴方は永い眠りを強いられる。何よりも孤独を恐れなさい、2人きり程怖いものはないのだから。」という内容です。この詩から考えらえるのは「黒い商品」はブラックマーケットの商品を意味し「黒い商品ばかりの収納場」は幻影旅団が狙うツェリードニヒの所有品と推察できます。「永い眠り」はその名の通り「死」を意味しています。
後半の2行にある「何よりも孤独を恐れなさい」とは、1人きりになってはいけないという意味か、もしくは「孤独」を変換すると「蟲毒」になるので、カキン王家に関係する念獣とも考えられます。しかし、最後の行の「2人きり程怖いものはないのだから」は孤独とは辻褄が合いません。ただ確かなことは、シズクは単独行動してはいけないということです。
考察⑤ノブナガに出た占い結果
団員No.1のノブナガの占いは2節あり、1節目は「大切な暦が一部欠けて、遺された月達は盛大に葬るだろう。加わり損ねた睦月は一人で、霜月の影を追い続ける。」そして2節目が「菊が葉もろとも涸れ落ちて、血塗られた緋の眼の地に臥す傍らで、それでも蜘蛛は止まらない、遺る手足が半分になろうとも。」という内容でした。
これらの予言の伏線として考えられるのは、マフィアの戦いに加わり損ねたノブナガが殺されたウボォーギンの仇を取るため、クラピカを追い続けるといったものです。そして、クラピカの眼がエンペラータイムによって赤く染まり、幻影旅団団員、つまりノブナガがクラピカに殺されると推察できます。
考察⑥ヒソカに出た占い結果
ヒソカに出た占いの結果は2節あり、1節目は「赤目の客が貴方の店を訪れる、半身は天使で半身は死神。月達の秘密を売るといいだろう、霜月のそれが特に喜ばれるはずだ。」そして、2節目が「熱い日に件の客の仲介で、逆十字の男と2人きりになれるだろう。偽りの卯月は暦からはがされる。これで残りは6枚となる。」という内容でした。
この2節の詩の伏線は、クラピカがヒソカの元に訪れるから旅団の「秘密」つまり念能力を教えれば「霜月のそれ」が喜ぶと考えられ、これはウボォーギン亡き後に入団するイルミのことを指していると思われます。そして「件の客の仲介」はイルミの仲介を意味し「逆十字の男と2人きり」はクロロのことだと予想できます。「偽りの卯月」は入団したカルトを指し、旅団から消されることにより残りの団員は6人になると考察できます。
考察⑦イルミの持っていた花の意味
ここで気になるのが『ハンターハンター』36巻表紙のイルミが持っている「花」の意味です。この花から一つの線が浮上します。それが、ノブナガの占いの内容にあった「菊が葉もろとも涸れ落ちて」。この「菊」がイルミの持つ花を指しているのではと考えられているのです。そして、よく見るとイルミの持つ花の色は薄い紫色をしています。
そして「葉もろとも」の「葉」を指すのはNo.8のシズクとなり、イルミの持つ花は「紫色をした菊」つまり、シズクのフルネーム「シズク=ムラサキ」を意味し、シズクの死亡を暗示していると考察されているのです。
考察⑧幻影旅団で生き残る人数は何人?
ヨークシンでクロロが幻影旅団団員の占いをした結果から生き残る人数を予想すると、死亡しているウボォーギンやパクノダ、そしてシャルナークとコルトピ以外で残りはノブナガとシズクの2人になります。これまでの占いの結果は100%的中しています。このことから、ノブナガとシズクの死亡もほぼ確実となり、生き残る人数はゼロと考察できます。
シズクの今後やその後はどうなる?
ここまでシズクの死亡説や幻影旅団団員の占いについて考察してきましたが、ここからはシズクの今後についてと、その後どうなるのかについて考察します。
考察①ヒソカの狙い
ヒソカの狙い、それはクロロの戦力を削ることです。天空競技場でクロロとの戦いで負けたヒソカは、自身の敗因は幻影旅団団員のサポートだと読んでいます。そこでクロロを倒すには先ず、邪魔な団員から消そうと考えたヒソカはシャルナークとコルトピを殺害したと推察できます。
考察②シズクもヒソカに狙われ死亡する?
『ハンターハンター』におけるヒソカはシズクの今後に関わる重要人物だと考えられます。幻影旅団狩りを始めたヒソカは初めにシャルナークとコルトピを殺害しました。シズクの占いで出た「黒い商品ばかりの収納場で、貴方は永い眠りを強いられる。何よりも孤独を恐れなさい、2人きり程怖いものはないのだから。」から分かるように、シズクが1人になった時にヒソカによって殺されるのではないかと考察できます。
考察③ヒソカとの戦いは暗黒大陸編?
それでは、シズクが死亡したその後はどのように展開していくのか考察していきましょう。『ハンターハンター』は暗黒大陸編に突入しました。幻影旅団は暗黒大陸へ向かうため、ブラックホエール号に乗船。その船にヒソカも潜入していると考えられます。ヒソカ殺害を狙うクロロと、幻影旅団狩りを目論むヒソカの2人の戦いは暗黒大陸編で描かれる可能性が大きいです。
考察④クロロの存在が関係する?
シズクのその後については、クロロの存在が大きく関係すると考えられます。シズクはクロロとボノレノフと3人で行動しています。クロロが側にいる限り、シズクに手を出すことはリスキーなため、ヒソカも軽はずみなことは出来ません。シズクが生き残る方法として考えられるのは、クロロと協力してヒソカの企みを阻止することです。クロロに協力してもらうことによってシズクのその後が変化するかもしれません。
シズクの念能力
シズクの今後やその後について考察してきましたが、ここからはシズクの念能力について詳しく紹介します。
シズクは具現化系能力者
シズクは「具現化系」の能力者です。キャニスター型の掃除機を具現化して戦います。
シズクの念能力は「デメちゃん」
シズクの「具現化系」の念能力は、キャニスター型の掃除機「デメちゃん」を使って技を繰り出します。デメちゃんは、シズクが念じた物なら何でも吸い込むことが出来ますが、他者の念やシズクが生物として認識している物は吸い込めません。デメちゃんには自我があるのか、時折「ギョギョ」と鳴きます。
シズクの念能力は戦闘よりもサポート向き?
シズクの念能力は戦闘よりもサポート向きと考えられます。シズクの念能力「デメちゃん」は、念で出来た物以外であれば無限に吸い込むことが出来る上、体内の毒を吸い出したり、念で作り出された罠を見分けることが可能なため、味方を援護することに特化した念能力と言えます。
シズクの声優
ここからは、アニメ『ハンターハンター』のシズクの担当声優について紹介します。1999年と2011年に放送されたアニメ『ハンターハンター』のシズクの声優はそれぞれ違います。シズクの声優を担当したのは一体、誰なのでしょうか。
シズクの1999年フジテレビ版の声優はぶんごあつこ
1999年フジテレビ版『ハンターハンター』のシズクの担当声優は「ぶんごあつこ」さんです。シズクの抜けた感じを可愛く演じています。
ぶんごあつこのプロフィール
ぶんごあつこさん(旧名:豊後敦子)は1979年6月22日生まれで福岡県出身の声優です。2010年3月までトルバドール音楽事務所に在籍していました。ぶんごさんの詳しいプロフィールは不明となっています。
ぶんごあつこの主な出演作品
ぶんごあつこさんの主な出演作品は『パッタ ポッタ モン太』モン吉、『PAPUWA』エグチくん、『ハングリーハート WILD STRIKER』ナツミ、『B-伝説!バトルビーダマン』ペトラザで、この他にもラジオパーソナリティーとしても活躍されていました。
シズクの2011年日本テレビ版の声優は荒川美穂
2011年日本テレビ版『ハンターハンター』のシズクの担当声優は「荒川美穂」さんです。可愛らしくも淡々としたシズクを見事に演じています。
荒川美穂のプロフィール
荒川美穂さんは、1987年12月4日生まれで宮城県出身の声優です。漫画『シャーマンキング』のファンで、後にアニメ『シャーマンキング』で林原めぐみさん演じる、恐山アンナの声がイメージ通りで驚いたことから、声優の仕事を意識し始めました。そして看護師と声優どちらも目指し夢を叶えます。看護師の資格を持っている荒川さんは2011年まで看護師として働いていました。
荒川美穂の主な出演作品
荒川美穂さんの主な出演作品は『ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-絶望編』ソニア・ネヴァーマインド、『悪魔のリドル』英純恋子、『輪るピングドラム』高倉陽毬、『ユリ熊嵐』百合城銀子、『ウィザードバリスターズ-弁護士セシル』甲原角美など数多くの作品に出演しています。
シズクに対する世間での評判や人気
『ハンターハンター』に登場する幻影旅団団員のシズクに対する、世間での評判や人気はどのようなものなのでしょうか。SNS上での声を調べてみました。
シズクが殺されたらハンターハンターは終わりだと思うくらい、シズクが好きだと言う声がありました。ファンの間では可愛いと人気のシズク。そんなシズクのその後を不安視する人も多いようです。
シズクの占いの4行詩について妄想を膨らます声もありました。実はシズクはカキン王族だったら面白いと考えている人もいるようです。
幻影旅団の占いを改めて確認したら、シズクはとても危険な状態なのではと心配する声がありました。やはり、シズクの占いの内容はシズクの死亡説が浮上してもおかしくはないと感じている人もいるようです。
シズクには死亡説があった
ラブリーゴーストライターによる占いで死亡説が浮上したシズク。占い通りに死んだシャルナークの件を考えると、シズクが死亡する可能性はかなり高いのかもしれません。シズクのその後は一体どうなってしまうのでしょうか。連載再開を待ちつつ、もう一度『ハンターハンター』を読み返してみるのも良いかもしれません。
この記事のライター
rymamimo
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