【ハンターハンター】ピトーがかわいいと話題!強さや能力・人気の理由を解説
『ハンターハンター』のキメラアント編で登場するピトーは、敵でありながらもファンの間ではかわいいと人気のキャラです。キメラアントでありとても強いキャラのピトー。それでいてかわいいと話題となっているピトーの人気の理由や、その能力について詳しく解説します。
目次
ピトーがかわいいと話題
ピトーは猫型のキメラアントです。猫と人間の要素を持って生まれたキメラアントということもあり、敵でありながら見た目はとてもかわいいキャラなので、『ハンターハンター』のファンの間でも人気のキャラです。まずはピトーのプロフィールからご紹介していきます。
ピトーのプロフィール
- 名前:ネフェルピトー
- 混成:人間、猫
- 一人称:ボク
- 肩書き:王直属護衛軍軍団長
- 念の系統:特質系
- 念能力:操り人形(名称は不明)、玩具修理者(ドクターブライス)、黒子舞想(テレプシコーラ)
ピトーは、王直属護衛軍として最初に生まれたキメラアントです。猫の気質が強いイメージを受けるピトーは、語尾に「ニャ」がつくのが特徴的です。猫のように気まぐれな性格で、興味がないものには全くの無関心な反面、面白いと感じたものにはとことん夢中になります。猫の本能的なものなのか性格なのか、敵の侵入に気がつくとすぐに臨戦態勢に入ります。ですので、ファンの間では戦闘狂とも言われています。かわいい姿とのギャップもピトーの魅力となっているようです。
ピトーは次第にかわいいキャラになっていく
ピトーは、初めて『ハンターハンター』に登場した時には無機質で無表情というようなキャラでした。物語が進んでいくとともに、ピトーの顔の輪郭が丸くなり、表情も豊かになっています。この変化はアニメでは感じられない部分ですが、原作の方では見比べると違いがわかります。『ハンターハンター』では、作中でキャラの顔が変わっていくことはたまにあるようです。ですので、ピトーの顔の変化が、いろんなことを学習したことによるものなのかどうかは判断できかねます。
ハンターハンターの概要
ここからは一度ピトーから離れて、『ハンターハンター』についてご紹介していきます。『ハンターハンター』は冨樫義博氏の人気少年漫画で、1998年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載が始まりました。様々な事情から休載を挟みながらの連載となっておりますが、それでもたくさんのファンに親しまれている作品となっています。テレビアニメ・劇場版・ゲーム・グッズ・商品コラボなどとたくさんのメディアで『ハンターハンター』という作品が展開されています。
ハンターハンターのあらすじ
『ハンターハンター』の主人公・ゴンは、両親は死んだとして従妹叔母のミトに育てられた少年でした。ゴンが8歳の頃、森でキツネグマに襲われていたところをハンターのカイトに助けられ、ゴンは父親が素晴らしいハンターとして活動していることを知ります。こうしてゴンは、ハンターとなって父親に会いに行くため、11歳の時にくじら島を出て旅立ちました。
ピトーの強さや能力
ピトーはキメラアントです。ですので、基本的な戦闘能力はとても高いキャラとなっています。そして、侵入したポックルの頭を操作して念能力のことを知りました。こうして念能力を身につけた関係で、ピトーの能力は格段に高くなりました。そんなピトーの念能力や強さについて解説していきます。
ピトーは特質系能力者
ピトーはポックルの頭を操作して、念能力と水見式についての情報を得ました。そして知り得た情報をもとに水見式を行うと、水に浮かべた葉っぱは枯れてしまい、ピトーの念の系統が特質系だということがわかりました。
玩具修理者(ドクターブライス)
ピトーの念能力一つ目は、玩具修理者です。女医のような姿の巨大な念人形が現れて、肉体を改造したり、傷ついた肉体の修復を行います。死体を生き返らせることはできませんが、腐敗しないように作り変えることができます。玩具修理者を発動している間は、ピトーは念人形から20m以上離れることができず、全てのオーラを集中させなければならないというリスクが伴います。
黒子舞想(テレプシコーラ)
ピトーの念能力二つ目は、黒子舞想です。この能力はピトーが全力で戦う際に発動させます。バレリーナのような念人形が現れて、ピトー自身を操って戦う能力で、とても攻撃力が増します。黒子舞想はピトーの死亡後に現れて、ピトーの最後に操って戦っていますが、死亡後にピトーがどのようにして黒子舞想の能力を使ったのかはわかっていません。
ファンの間では、死亡したピトーを操ったのは黒子舞想の応用だとの考察も多いようです。もしかしたら、ピトーの死亡と関係した発動条件があるのかもしれません。
ピトーの強さを他キャラと比較
『ハンターハンター』の中でもとても強いキャラであるピトーですが、ハンターと比べるとどれくらの強さなのでしょうか?ハンターの中でも強いキャラと比較してみましょう。
考察①カイトとの戦い
ピトーがキメラアントとして初めて戦ったハンターがカイトでした。カイトはプロハンターです。ゴンやキルアから見ても、相当な実力を持った強いハンターでした。ピトーは、円で察知したカイト達のところまでの2kmという距離を、超高速で脚力だけで移動し、カイトと遭遇するとともに片腕を斬り落としました。そしてカイトとの戦いを楽しみながら、あっという間にカイトの首を斬り落としました。カイトの首を足に乗せて座るピトーの姿に、衝撃を受けたファンは多かったと思います。
また、ピトーがカイトと戦った際には、ピトーが念能力を使った描写はなかったため、基本的な戦闘能力だけでカイトを倒したと考えられます。あまりにも簡単に殺されてしまったカイトに、ピトーの強さを目の当たりにしたシーンだったのではないでしょうか。
考察②ネテロとの戦い
戦闘の前にネテロは、遠くで円を使って宮殿の防衛に当たっているピトーを観察して自分よりも強いのではないかと呟きました。その言葉からもピトーの強さが理解できると思います。この時、ネテロはピトーと対峙しますが、ピトーが黒子舞想を発動させるよりも早くネテロが百式観音でピトーを吹き飛ばしたので、直接対決はしていません。もしもここでネテロとピトーが戦っていたら、ネテロが勝ったのではないかと予想するファンが多いようでした。
キメラアントの王であるメルエムと、あれだけの戦いを見せたネテロなので、やはり王直属の護衛軍とはいえ、ピトーにはネテロは倒せないと考えられます。
考察③ヒソカとどっちが強い?
ピトーとヒソカは出会っていませんが、もしもこの2人が戦ったらどちらが強いのでしょうか?このことについては、『ハンターハンター』の作者である冨樫義博氏が、ヒソカやイルミが相手だったら王直属護衛軍でもあっさり負けるだろうと言っています。その理由としては、ピトー達キメラアントはまだ生まれたばかりで経験が少ないということが関係しています。戦闘能力は高くても、戦闘経験の少なさがキメラアントの弱点でもあるようです。
ピトーが人気キャラである理由やかわいい魅力
ピトーの強さについて解説してきましたが、ここからはピトーの人気やかわいいと言われる理由、ピトーの魅力について迫ってみたいと思います。
人気の理由①不気味でかわいい
ピトーが人気の理由①は、ピトーが放つ不気味さと可愛さです。ピトーの最初の衝撃的なシーンが、ポックルの頭の中に棒を突き刺して操作するシーンでした。とても戦慄するシーンですが、ピトーはおもちゃでも弄っているかのような表情で棒を動かしていて、無邪気な性格とともに不気味さや残忍さが滲み出ているシーンでした。次に衝撃的だったのは、カイトの首を抱えて座っているシーンです。嬉しそうに笑みを浮かべるピトーが印象的だったシーンです。
このように、ピトーはとても不気味なオーラを放つキャラですが、同時に見た目がかわいいキャラでもあるため、そのギャップにファンは魅力を感じるようです。
人気の理由②戦闘を好む性格
ピトーは、猫の気質による本能なのか、キメラアントとしての性格なのかはわかりませんが、とても戦闘を好む性格です。最初のうちは、ただ殺すことを楽しんでいるように見えていたピトーでしたが、物語の進行とともに戦闘に対する意識にも変化が見られました。ピトーが守るために戦う姿が見られるようになっていったのです。『ハンターハンター』はバトルシーンも人気の一つですが、ピトーはただ戦闘が好きだった性格から、守るための戦闘へと変化していったところも人気の理由となっていると考えられます。
人気の理由③忠誠心の強さ
ピトーはとても気まぐれな性格をしていますが、王に対する忠誠心は他の護衛軍のメンバーよりも強いです。また、理想像を押し付けずにありのままの王を受け入れているところも、同じ護衛軍であるシャウアプフ達よりも、王に対する忠誠心の強さが感じられる部分だと思います。王に命じられてコムギの治療をしていた際には、ゴンとの戦いよりもコムギの治療を優先させるために、命がけでゴンに交渉するシーンもありました。このような忠誠心の強さが、敵でありながらファンを引きつける魅力となっています。
人気の理由④性別不詳でかわいい
ピトーの性別ははっきりとは明かされていませんが、キメラアント編のはじめの方では男性として描かれていました。物語が進むとともに、だんだんかわいい容姿で描かれるようになっていき、ピトーの性別がわからないと話題になりました。一人称が「ボク」であることから、男性だともボクっ子の女性だとも言われていて、胸のふくらみが描かれたり、コムギを治療する姿から母性を感じるなど、だんだん女性と思われる描写が増えています。ですが、最後まではっきりとした性別は明かされませんでした。
このように性別不詳であることも、ファンの想像を膨らませる要素となり、人気の理由となっています。ちなみに、テレビアニメではピトーは女性として描かれているようです。
人気の理由⑤悲惨な最後
かわいいと人気のピトーですが、最後はとても衝撃的な死亡シーンが描かれています。まるで今まで行ってきた残虐な殺戮行為がいっぺんに返って来たような、とても悲惨な最後を遂げます。ピトーの最後のシーンは、誰も想像をしていなかったゴンさんというキャラの出現により、2発の殴打によって頭を潰されて絶命するというものでした。そして、死亡後に黒子舞想で反撃しますが、ゴンさんによって木っ端微塵にされて終わりました。この衝撃的なピトーの最後に、悲しむファンが増えたのも事実です。
ピトーとカイトやコムギの関係
ここからは、ピトーとの関係が深かった人物を3名ご紹介していきます。
ピトーとカイトの関係
まずはじめに、ピトーが初めて戦ったプロハンターのカイトとの関係です。ピトーはカイトとの戦いがとても面白いものと感じていました。ですがカイトは死んでしまい、そこで戦闘は終了してしまいます。ピトーは、もう一度カイトとの戦いを楽しみたいと思い、念能力を使ってカイトを戦闘人形へと改造しました。
ピトーとコムギの関係
次に、ピトーとコムギの関係です。シャウアプフやユピーは、コムギとの対局によって変わっていく王に憂いを感じたりしていましたが、ピトーは王のすべてを受け入れてコムギのことは静観していました。そしてピトーは、王に命じられて瀕死状態だったコムギの治療を行います。ピトーは治療中は宮殿を守ることも自分を守ることもできません。そんなピトーの前にゴンとキルアが現れましたが、ピトーは命をかけて交渉をし、ゴンの要求を受け入れてコムギの治療を続けました。
ピトーとゴンの関係
最後にピトーとゴンの関係です。ゴンの恩人であるカイトを殺し、戦闘人形に改造したのはピトーです。ゴンはピトーに対して激しい憎悪を抱いています。また、ピトーは目の前に現れたゴンの潜在能力がいずれ王にも届く牙となること確信しました。ゴンにとってピトーはカイトの仇、ピトーにとってゴンは王に対する脅威、このことから両者は戦わなければならない関係となります。
ピトーの声優
ここからは、テレビアニメ『ハンターハンター』でピトーの声を演じた声優について、詳しくご紹介していきます。
ピトーの声優は「藤村歩」
ファンの間でかわいいと人気のピトーの声を担当した声優は、藤村歩さんです。藤村歩さんは、敵側のキャラの声を担当することが少なかったため、声優として悪役を演じたいと語っていたことがあるそうです。そんな藤村歩さんは、見事に敵側であるピトーを演じ、ピトーの可愛さを引き立ててくれた声優です。
藤村歩のプロフィール
- 名前:藤村歩(ふじむら・あゆみ)
- 生年月日:1982年9月3日
- 身長:157cm
- 血液型:A型
- 出身地:東京都
- 特技:フラフープ、Y字バランス
- 所属事務所:賢プロダクション
藤村歩さんは、諸事情により2019年4月から声優業を無期限の休業とすることが、所属事務所から発表されました。
藤村歩の主な出演作品
- 『ローリング☆ガールズ』宇徳真茶未/マッチャグリーン
- 『かみさまみならい ヒミツのここたま』サリーヌ、西園寺あかね、虎太郎
- 『NORN9 ノルン+ノネット』こはる
- 『マギ シンドバッドの冒険』ピピリカ
- 『ほしの島のにゃんこ』ホピ
ピトーに対する世間での評判や人気
『ハンターハンター』の登場キャラでもかわいいと人気の高いピトーについて、ファンの皆さんの声を見ていきたいと思います。
『ハンターハンター』の敵キャラの中では、ダントツの人気を誇っているようです。敵キャラの中で一番好きというファンがとてもたくさんいました。
ピトーの戦闘シーンはとてもカッコイイという意見が多く、その見た目もあって、ピトーの戦闘シーンには華があると感じた人も多いようです。
ピトーがかわいいと言うツイートはとても多く、ピトーのイラストを描いて投稿しているファンがたくさんいました。ファンのみなさんが描くピトーは、とてもかわいい姿せ描かれているものが多く、ファンに愛されるキャラなのだということが伝わります。
ピトーはかわいい人気キャラだった
『ハンターハンター』に登場するピトーは、敵でありながらもとてもかわいい人気のあるキャラだということが伝わったでしょうか。ピトーは容姿がかわいいだけではなく、戦闘能力に優れたキメラアントでもあり、見た目と強さのギャップ、それに加えてピトーの放つ不気味なオーラなども人気の理由となっていました。残念ながら死亡してしまったキャラですが、ピトーの魅力はファンの心に刻まれていると思います。
この記事のライター
*haru
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