【ハンターハンター】ペギーの最後は死亡？人物像やコルトとの関係を調査

まずはペギーのプロフィールや性格などから彼の人物像をまとめていきます。ペギーはハンターハンターにてどのような人物で描かれ、どのような立ち位置にいたのかを確認していきます。また、ペギーが登場し活躍するハンターハンターという作品についても一緒におさらいをしていきます。

ペギーはハンターハンターに登場するペンギン型のキメラアントであり、見た目は完全にペンギンとなっています。キメラアント軍の師団長という役職を持っており、脇には常に分厚い本を抱えているのが特徴です。可愛らしい見た目とは裏腹に性別は雄でありマスコットのような愛されキャラとしても読者から人気があります。

常に本を抱えていると上述した通り、ペギーは非常に知識への欲が深く勉強好きな性格をしています。実際に軍の中に属していながらも本を開き、多くの知識を蓄えていた様子がハンターハンター作中で描かれています。物事に対して理解が早く聡明であったことから、キメラアントの中では比較的常識的な性格でもありました。

ハンターハンターは冨樫義博によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。同出版社である『ワンピース』と同じ1998年にて初掲載を飾り、休載を何度か挟みながらも少年漫画の金字塔として高い人気を誇っています。残酷で容赦のない描写が多く、その異質さが読者の注目を集めていくと2021年11月時点で国内の累計発行部数が7900万部を突破しました。

くじら島に住んでいた少年ゴン＝フリークスはキツネグマに襲われそうになったところを青年カイトによって助けられました。そこでカイトから死亡したと思っていた父親が熟練のハンターとして生きていることを知ると、ゴン自身もハンターという職業に興味を持つようになりました。それから日が経ち、とうとうハンター試験を受ける当日が訪れると、ゴンは故郷を旅立ち彼の物語が始まっていくのでした。

ここからはハンターハンターにおけるペギーの最後や登場人物との関係についてまとめていきます。キメラアント軍の師団長として活躍していたペギーでしたが最終的には死亡シーンが描かれ最後を迎えてしまいました。ここではその死亡シーンの詳細を解説していきます。

キメラアントの女王は『王』を産み落とすと同時に倒れてしまいます。それを心配してペギーが急いで駆けつけましたが、産まれたてのキメラアントの王メルエムが不用意に近づいたことに怒ると一瞬にしてペギーの頭を吹き飛ばしてしまいました。頭を失った状態でその場に倒れるシーンが描かれるとペギーはそこで死亡してしまったのです。更にその後、ペギーはメルエムに捕食されてしまい養分にされてしまうのでした。

師団長であったペギーは同じ師団長であるコルトと一緒にいるシーンがよく描かれていました。お互いに真面目で誠実、頭も利くという似たような性格だったため関係性とても良好のようです。ハンターハンターファンの間でもこの2人を参謀コンビとして扱っているようで人気が高いようでした。

コルトはコンドル型のキメラアントでありペギーと同じく師団長を務めています。女王に対して強い忠誠心を見せており真面目で頭もいいです。蟻の統率が乱れていく中、餌の確保と外敵対策を行うという活躍をしています。蟻になる生前はクルトという9歳の少年であり4つ下にレイナという妹がいましたが、キメラアントになってからその記憶は持ち合わせていません。

ここからはアニメ版ハンターハンターにおいてペギーの声を担当した声優についてまとめていきます。キメラアント軍の師団長であり、ペンギンという人外キャラクターを担当した声優はどんな人だったのでしょう。担当声優のプロフィールやハンターハンター以外の出演作品などを紹介していきます。

アニメ版ハンターハンターにてペギーの声を演じた声優は二又一成（ふたまたいっせい）さんです。主に悪役を演じることが多い声優ですが、出せる声種がとても幅広く同じ作品で二役以上演じることも多い実力派声優です。また、テレビ番組のナレーションや外画アテレコなどでも活躍しており、広い業界でその名が知られています。

本名は二又一成と書いて『ふたまたかずなり』と読みます。1955年3月15日の青森県生まれ。血液型はB型で身長は172cm、現在の所属事務所は東京俳優生活協同組合です。声種はハイパリトンであり声優になる前は中型二輪車免許を取得しその業界で働いていました。2013年に同じ声優であり桐山智花と結婚しており、翌年には長女が誕生したことで今は一児の父親となっています。

代表作品は『黄金戦士ゴールドライタン』のゴールドライタンや『忍者ハットリくん』の小池先生などが挙げられます。その他にも『バキ』の柳龍光や『機動戦士ガンダム』のオルテガとキャリオカ、『幽☆遊☆白書』の海藤優、『らんま1/2』の五寸釘光、『カイジ』の坂崎孝太郎などを演じており、脇役などを含めると何百という数の作品に出演しています。

これまでペギーのプロフィールや性格、最後の死亡シーンなどをまとめてきました。真面目な師団長として活躍しつつも最終的には残酷過ぎる最期を迎えてしまったペギーでしたが、そんな彼に対してハンターハンターファンはどのような印象を抱いているのでしょうか？ここではペギーに対する世間での評判や人気を、実際にネット上に上げられているツイートなどからまとめていきます。

ペギーに対する印象としては多くの人が可愛くて好きだと語っていました。ペンギンの見た目をしていることからマスコットのような愛らしさがあり、尚且つ本を常に携帯していて知識が深いというところがギャップでいいと言う評価も見られました。キメラアントの中には様々な動物及び虫との混合体が登場していますが、その中にペンギンが含まれているのを意外に思った人もいたそうです。

ペギーは非常に愛されているキャラクターであると上述しましたが、死亡シーンが描かれた時にはそのはね返りが多くの読者に刺さったようでした。好きだったキャラクターが死んでしまうのはやはり悲しくなってしまうものでしょう。ペギーの死亡シーンを受けて、彼を殺害したメルエムを許せないと語るファンもいました。

中にはハンターハンターにおいてペギーの存在こそが鍵だったのではと語る考察勢もいました。キメラアント編は最終的にはメルエムの死によって人間側の勝利に終わりますが、上記の人は仮にペギーが生き残っていたら様々な可能性が残されていて、もっと別の結末になっていたと考えています。いずれにせよ、ペギーの存在によってハンターハンターの別の楽しみを見つけている人も少なくないようです。

ここからは情報まとめとは少し趣向を変えて、ペギーがもしも○○だったらについてまとめていきます。ハンターハンターではキメラアント軍の参謀役として活躍していたペギーでしたが、もしも彼が我々のいる現代の世界に実在するとしたらどのような人物になっていたでしょうか。実際にペギーが友達、担任の先生、会社の上司の3つの枠組みに当てはめ、原作での言動を参考に考察していきます。

キメラアントの中にはメルエムやネフェルピトーのように、残虐で血も涙もないようなキャラクターが揃っていましたが、ペギーはどちらかと言うとそれとは反対で、知的であるがゆえに人間にとって常識であることを理解できる性格でした。もしもペギーが友達だった場合は非常に接しやすく仲良くなりやすい存在になっていると思います。実際にコルトとも良好な関係が描かれていたため仲良くなれる可能性も高いと言えるはずです。

ペギーは知識への探求心が強く勉強が好きです。その上軍の頭領という立場に置かれてもミスのない采配を手掛けていたので、もしもペギーが担任の先生だった場合はとても理想的な先生になれているのではと思います。理解が深いことで教え方も論理的に出来そうですし、クラスをまとめる能力も高いはずでしょう。また、ペンギンである見た目から生徒からは愛らしい存在として人気が高まりそうです。

真面目で誠実なペギーであれば、会社の上司になった場合も誰よりも真面目に働き後輩の模範的存在になり得ていると思います。何より聡明な性格であることが後輩にとってとてもいい受けになるでしょう。何か分からないことを訊いた時、分かりやすく教えてくれる上司がいたらその人を強く信頼できるはずです。

ペギーはハンターハンターのキメラアント編において良心とも言える存在でした。学習意欲が旺盛で知識も豊富だったペギーでしたが、仮に彼がメルエムに殺されていなければ違った結末があったのかもしれません。現在ハンターハンターは暗黒大陸編に入ってから休載中ですが、本記事でペギーに対して興味を持った方はぜひハンターハンターのキメラアント編を読み返し、彼の活躍を再度確認してみてはいかがでしょう。