【ハンターハンター】クルタ族の謎について徹底解明!シーラについても
『ハンターハンター』のクルタ族はクラピカ以外が滅亡してしまった民族ですが、滅亡した事実やそれに関係する人物には多くの謎が残されています。本記事では『ハンターハンター』のクルタ族について、明らかになっている情報や考察、シーラを始めとした関係者などをまとめました。
目次
【ハンターハンター】クルタ族とは?
『ハンターハンター』のクルタ族は作中序盤から言及され、クラピカ以外は滅亡したはずの民族ですが、ストーリーが進む中で様々な謎が浮かび上がってきています。そんな『ハンターハンター』のクルタ族について、基本的な情報を紹介します。
クルタ族とは?
『ハンターハンター』のクルタ族は作中世界に存在している少数民族で、現時点でクラピカ以外は滅亡しています。山奥に住んでおり、普段の眼は鳶色ですが、感情が昂った際に赤くなる「緋の目」を持っています。この緋の目は世界七大美色と言われるほど美しい色であるために、人体コレクションとして裏世界では流通していました。
ハンターハンターの概要
『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』は1998年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、現在は不定期連載となっている冨樫義博の漫画です。ハンターと呼ばれる職業が存在する世界で、能力バトルや謎の探求などが描かれていきます。1999年と2011年の2回にわたってアニメ化されており、2011年の方では選挙篇までの内容がアニメ化されました。
ハンターハンターのあらすじ
ゴン=フリークスは行方知れずの父親のジンや幼少期に出会ったジンの弟子であるカイトの影響から彼らの職業であるハンターに憧れるようになりました。そして、ハンター試験が行われるタイミングで故郷のくじら島を出て、試験会場を目指していきます。その中でそれぞれの理由でハンターを目指すクラピカやレオリオ、同い年のキルア達と出会い、本試験でも協力していきます。
【ハンターハンター】クルタ族の謎を考察
『ハンターハンター』のクルタ族はクラピカ以外が滅亡した民族ですが、第0巻である「クラピカ追憶編」や最新ストーリーである「王位継承戦編」で新しい事実や謎が提示されています。そんな『ハンターハンター』のクルタ族の謎について考察を交えて紹介します。
クルタ族の掟
『ハンターハンター』のクルタ族は山奥に住んでいますが、森から外に出ることを掟で禁じていて、破った場合は家族が罰を受けると言われていました。緋の目が裏世界で取引される点を考えれば、民族を思うが故の掟のように見えますが、作中だと外の世界に買い出しへ行ったり、試験に合格すれば外に出られたりするなど、完全に遮断された環境でないことが窺えます。
また、許可を得た外出以外で掟を破った者がいないことから、実際の罰がどのように下されるのかはわからないままになっています。緋の目が念能力と使い繋がりがあることから、この掟が念における「制約と誓約」に当てはまる可能性も考察されています。
クルタ族と流星街の関係
『ハンターハンター』のクルタ族は、作中に登場する様々な民族が集まる流星街が比較されることがあります。全体をまとめる長老がいる点は共通していますが、閉鎖的なクルタ族に対して流星街は何者も拒まない信条があり、外に出てはならないなど掟もありません。そんな流星街から始まった幻影旅団と彼らに復讐を誓うクルタ族のクラピカの関係は、意図的に描かれていると考察する意見もあります。
クルタ族の名前の由来
『ハンターハンター』のクルタ族の名前の元ネタとして「狂った一族」を意味しているのではないかという考察があります。怒りなどの感情が昂った際に、緋の目を発現する点は他の民族から見れば恐ろしい存在であり、そこから狂った一族を意味するのではないかと推測されたのです。ただ、作中では自らクルタ族と名乗っていることから、あくまで元ネタとして考察になります。
クルタ族の長老の謎
『ハンターハンター』のクルタ族の長老は、クラピカに対して外に出てはいけない掟を話しています。そんな長老ですが、唯一携帯電話を持って外と繋がりを持っている存在であり、外に出るための試験でクラピカを試したりと怪しい言動から疑われる存在となっています。
クルタ族の少年パイロ
『ハンターハンター』のクラピカ以外で名前があるクルタ族は、クラピカの親友であるパイロのみとなっています。過去にクラピカを助けたことから目と足を負傷しており、その傷を治すためにクラピカは森の外に出たがっていました。しかし、クラピカが外に出ている間に、幻影旅団によって殺されたとされています。
クルタ族の生き残りは本当にクラピカだけ?
『ハンターハンター』のクルタ族は、作中の説明だとクラピカ以外が滅亡していると言われていますが、他の生き残りがいる可能性を考察している人もいます。長老やクルタ族自体の怪しさから、過去に森を抜け出していたり、意図的に外に出たりしたクルタ族がいてもおかくしないと考える人がいるようです。
【ハンターハンター】殺されたクルタ族を発見したのはシーラ?
『ハンターハンター』のクルタ族は幻影旅団によってクラピカ以外が滅ぼされており、旅の女性によってその惨状が発見されます。そんな『ハンターハンター』でクルタ族が滅亡した様子を発見した可能性がある人物について紹介します。
シーラは殺されたクルタ族の発見者?
『ハンターハンター』のシーラは0巻の「クラピカ追憶編」で登場したキャラであり、クルタ族が住む森の近くで怪我をして迷っていたところをクラピカとパイロが発見します。その後は、辞書を使ってクラピカ達とコミュニケーションを取りながら、傷が完治するまで洞穴で過ごしていました。そんなシーラとの出会いはクルタ族が滅亡する前の出来事ですが、旅の女性という条件からその可能性があると考察されています。
シーラはどこの出身?目的は?
『ハンターハンター』のシーラは、「王位継承戦篇」における幻影旅団の過去回想で登場しています。そこからシーラの出身は流星街であることや、クラピカに渡した本は幼少期から持っていた本であったことが明らかになります。
シーラの名前の意味
『ハンターハンター』では、名前に元ネタがあるキャラがいることからシーラの名前の由来についても考察されています。シーラはアイルランド語で盲目、ハンガリー語で月という意味があります。このうち、盲目という単語はシーラが何かしらの事実から目を逸らしている可能性があると推測する人もいました。
【ハンターハンター】クルタ族を滅亡させたのは本当に幻影旅団?
『ハンターハンター』のクルタ族は、幻影旅団によって滅亡させられたと言われていましたが、「王位継承戦編」で情報が追加されたことにより、本当に滅亡させたのが幻影旅団だったのかという疑惑が出ています。そんな『ハンターハンター』のクルタ族滅亡の謎に紹介します。
考察①幻影旅団とクルタ族が戦ったことは事実である
『ハンターハンター』で幻影旅団とクルタ族の村を襲撃した点については、「ヨークシン編」でのウボォーギンやパクノダなどの発言から事実であることがわかります。ただし、何も目的として襲撃したかについては言及されていません。
考察②シーラが幻影旅団を手引きした?
『ハンターハンター』のシーラは、過去にクロロを始めとした幻影旅団の創設時のメンバーと繋がりがあったことが判明しています。そのことから幻影旅団がクルタ族の村を襲撃について、シーラが手引きした可能性が考察されています。流星街時代にシーラと仲が良かったサラサが何者かに虐殺されており、その犯人がクルタ族である可能性が浮かび上がっていることから、復讐のために手引きを協力した可能性があるのです。
考察③幻影旅団は緋の目のコレクターではなかった?
『ハンターハンター』の幻影旅団はクルタ族を滅亡させて、緋の目を繰り抜いたと言われていましたが、幻影旅団自体は緋の目を保存しているわけではありませんでした。幻影旅団は信条として欲しい物は奪い取りますが、幻影旅団から欲した物であれば緋の目を現在も所持していなければ信条と一致していません。これにより、幻影旅団は別口からクルタ族の殺しを依頼された可能性があるのです。
考察④サラサとクルタ族の殺され方の類似
『ハンターハンター』のサラサは流星街でクロロ達と親交があった人物ですが、身体をバラされて、メッセージが添えられていました。このサラサの殺され方について、幻影旅団がクルタ族の殺し方と類似する部分があり、クルタ族が殺された現場には「何も奪うな」というメッセージが残されていました。これがサラサを殺された意趣返しと考えることもできるため、クルタ族に原因がある可能性が考察できるのです。
考察⑤ツェリードニヒが黒幕だった?
『ハンターハンター』のツェリードニヒはカキン王国の第4皇子であり、作中で残りの緋の目を所持している人物です。このことから、ツェリードニヒが緋の目を手に入れるために幻影旅団へ殺しを依頼した可能性が考察されています。一方で、サラサを殺した犯人がツェリードニヒだった可能性もあり、幻影旅団はそこに辿り着くため、クルタ族の緋の目を利用した説も考察されています。
【ハンターハンター】クルタ族に対する世間での評判や人気
ここでは『ハンターハンター』のクルタ族について、世間での評判や人気を紹介します。最初は幻影旅団に滅亡させられた民族という認識でしたが、事実や謎が増えることで様々な考えが出てきています。
『ハンターハンター』のクルタ族について、シーラが鍵を握っていると考える人がいます。流星街出身でクロロ達から唯一離れた人物ですが、話の中心となるサラサと仲が良かったことから、シーラがクルタ族の滅亡にも大きく関わるのは間違いないと考察する人は多いようです。
『ハンターハンター』のクルタ族の滅亡について、裏で悪いことをしていた可能性を考える人もいました。それまではクルタ族が一方的に惨殺された側と思われていましたが、幻影旅団の視点が描かれたことや掟などの怪しさから疑いの目を向ける意見も増えてきました。
『ハンターハンター』のクルタ族に関わる謎について、わからない部分が多いながらも楽しいと感じる人がいました。クラピカの登場から続く謎であり、様々な可能性があることから、考察が捗る話題のようです。
【ハンターハンター】クルタ族には謎が多かった
『ハンターハンター』のクルタ族は、生き残りのクラピカ以外が幻影旅団によって殺されてしまったと言われていましたが、クルタ族自体の怪しさや幻影旅団の過去から様々な疑惑が浮かび上がっています。そんなクルタ族や幻影旅団の関係は王位継承戦編で決着がつく可能性が高いので、原作漫画の更新を待ちましょう。
この記事のライター
十文字猛
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