【ハンターハンター】カミーラの念能力や守護霊獣まとめ!最強と言われる理由は?
ハンターハンターに出てくるカキン帝国には数多くの王子が権威争いをしていますが、その中でも第2王子カミーラが登場するとその念能力の強さが一躍話題となりました。本記事ではカミーラの念能力の系統や念獣をまとめる他、私設兵団の強さなどについてもまとめていきます。
目次
カミーラとは?
カミーラの念能力や念獣についてまとめていく前に、まずはカミーラという人物がどんな存在なのかについてをプロフィールなどからまとめていきます。また、カミーラが登場するハンターハンターという作品についても概要とあらすじを確認していきます。
カミーラのプロフィール
カミーラはカキン帝国の第2王子であり、とても傲慢で自身を「カミィ」と呼ぶような少し痛い女でもあります。金髪で端正な顔立ちをしており、王位継承戦に対しての執着が強く「カミィは世界を思い通りに動かしたいの!」「理想のためなら自ら進んで死んでほしい!」と冷酷で残忍な性格を露わにしています。
ハンターハンターの概要
ハンターハンターは正式名称『HUNTER×HUNTER』であり、冨樫義博によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。少年漫画には似合わないほど緻密で小難しい設定とダークな世界観が描かれており、そこで主人公たちハンターが織りなす物語が面白いと話題になると、アニメ化など様々なメディアミックスを展開するまでの人気作品となりました。
ハンターハンターのあらすじ
本作の主人公であるゴン=フリークスは幼い頃、キツネグマに襲われかけたところをカイトに救われます。そこでカイトから話を聞くと死んでいたと思っていた父親ジンが優秀なハンターとして活躍している事実を知り、ゴン自身もハンターという職業に興味を抱きました。それからハンター試験を受けてハンターになろうと決意したゴンはいよいよ故郷を旅立つ日を迎えるのでした。
カミーラの念能力を紹介!最強と言われる理由は?
ここからはカミーラの念能力と最強と言われる理由をまとめていきます。ハンターハンターではカキン帝国の王子たちが登場すると次々と念能力が明かされていきました。その中でもカミーラの念能力は中々強い能力だとファンの間で話題になりました。
カミーラの念能力は「百万回生きた猫」
カミーラの念能力は『百万回生きた猫(ネコノナマエ)』です。迎撃型(カウンタータイプ)の効果を持っており発動するタイミングは死んだ後にのみ可能となっています。死後強まる念を応用した能力とも言い換えられ、百万回生きた猫という名称通り念能力を発動すると巨大な猫の霊体が現れることが特徴です。
カミーラの念能力の系統
カミーラの念能力の系統は念獣を操る効果となっているため系統は具現化系、操作系、放出系の複合型であることが推測されます。ただし、死んだ後に蘇生させるという能力は作中であまり出ておらず、命を宿したり生き返るような能力は異質なものに分類することもできます。そのため、カミーラの系統は『特質系』である可能性もあります。
カミーラの念能力の制約と誓約
カミーラの念能力は蘇生ができるという唯一無二のものですが、その発動には必ず後出しになってしまうというある種の制約があります。実際に作中ではその制約をベンジャミンに利用されており、自分から攻撃しないことでカミーラの能力を封じていました。その上、もしもカミーラの死に方が全身が残らない状態であったりすると正常に発動されるのかどうかも疑問です。
カミーラの念能力が最強と言われる理由
迎撃型の念能力の中でもカミーラの蘇生は随一の強さを持っていると言えます。初見でこの能力を見破ることはほぼ不可能であり、作中でもムッセがカミーラの能力を警戒しつつもまさか生き返るとは予想できず、そのまま命を落としてしまっています。一度死ぬ瞬間を見せておきながら蘇ることができるというのは、まさしく最強と言われるのにふさわしいでしょう。
カミーラにも守護霊獣がいる?
ここからはカミーラの守護霊獣についてまとめていきます。カミーラには百万回生きた猫という念能力が存在していたり、カミーラ自身も「守護霊獣なんて必要ない」という発言もあったため、しばしば守護霊獣を所持していないのではと思われていました。
守護霊獣(念獣)とは?
守護霊獣とはカキン帝国の王子たちに与えられる寄生型の念獣のことです。カキン王家に代々伝わる壺中卵の儀を行うことによって念獣を手に入れることができます。また、手に入る守護霊獣は儀式を行う人の性格などによって変化すると言われており、カキン王子たちはそれぞれ独自の念獣を従わせています。
カミーラの守護霊獣
カミーラの守護霊獣は名前は判明していませんが、見た目は巨大なイソギンチャクのような姿をした念獣になっています。実際に守護霊獣を使って戦闘を行っていたり、具体的な能力などが記載されている描写がまだ描かれていないため、守護霊獣に関して見た目以外の特長は不明となっています。
カミーラの守護霊獣の系統
唯一明かされている情報として、守護霊獣の系統は操作系の強制型であることが判明しています。この能力はある条件を満たした者を意のままに操ることが可能になるもので、条件や操る方法などは実際に描かれてはいません。カミーラの念獣に関しては今後物語が進展していくと見られることでしょう。
カミーラとベンジャミンの関係や拘束した理由
ここからはカミーラとベンジャミンの関係や拘束した理由についてまとめていきます。作中でカミーラの活躍が描かれると、同じカキン帝国の王子であるベンジャミンとの関係性も描かれていました。しかし、その仲はあまりよくないようで険悪な雰囲気に包まれています。
ベンジャミンのプロフィール
ベンジャミンはカキン帝国第1王子であり王位継承戦に向けてかなり好戦的である人物です。体格は筋骨隆々でありたとえ兄弟であっても物騒な物言いをしたり、継承戦のためならば手段を選ばないような血の気の多い性格をしています。
カミーラとベンジャミンの関係
カミーラとベンジャミンはお互いカキン帝国の王子である兄弟でありながら、同時に王位継承権を狙う敵でもあります。2人とも王位につくことに強い執着心を持っていることから、会話をする時でさえも強い物言いをし合っているのが目立ちます。
ベンジャミンがカミーラを拘束した理由
ベンジャミンは一度カミーラと対峙することになりますが、そこでカミーラを倒すのではなく拘束していました。実はベンジャミンは予めカミーラの能力に気づいており、先に倒されていたムッセの念能力裏窓の島がベンジャミンの念能力により引き継がれていたのです。そこでムッセの念獣であるミミズクから情報を得るとベンジャミンは対策としてカミーラを拘束することを狙ったのです。
カミーラの私設兵団の強さ
ここからはカミーラの私設兵団の強さについてまとめていきます。カキン帝国で行われている王位継承戦では、王子たちが必ず王位を手にしようと兵士を扱う場面も少なくありません。その中でもカミーラが率いる私設兵団はとても強いことで一躍話題となりました。
私設兵団は死後伴侶の女性メンバーで構成されている
カミーラは不可持民、いわゆる日本のエタ・ヒニンのような人に対し私設兵になれる機会を呼びかけそこから私設兵団を結成させています。兵になった人には住処や食事などを用意して彼女らに生き場所を与え、代わりに忠誠を誓わせるよう仕向けていました。
私設兵団の暗殺呪詛とは?
カミーラの私設兵団には暗殺呪詛という能力が備わっています。暗殺呪詛はある人を対象に呪いをかけ、成功すると呪い殺すことができる能力となっています。暗殺呪詛の効果は発動時に時間をかけたり、対象と距離が近かったりと条件が揃えばより強力なものになっていき、最も効果的なのが対象の前で自殺することだと言われています。
私設兵団はそれぞれに呪いをかけている王子がいる?
カミーラの私設兵団にはカキン帝国の王子1人1人に暗殺呪詛をかけていることが知られています。彼女らは王子が1人になる瞬間を常に狙っており、目の前で自殺し呪い殺そうと企んでいますが、現状私設兵団の中でそれを成功した人は現れていません。
カミーラの念能力に対する世間での評判や人気
これまでカミーラの性格や念能力の系統、念獣やベンジャミンとの関係などについてまとめてきました。人一倍気が強く女王様気どりでいるカミーラですが、そんな彼女に対してファンはどういった印象を抱いているのでしょうか?ここではカミーラの念能力に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
ネット上に見られるカミーラへの感想の内容ですが、ほとんどがカミーラの能力百万回生きた猫に対する意見であり、中でも蘇生できるのは強いというものが多かったです。それまでのハンターハンターの中でも強い念能力は出てきていましたが、とうとうそこまで来たのかと多くのファンが驚いていました。
カミーラの能力に対してそこまで強くないという意見も幾つか見受けられました。カミーラの能力は初見で見破ることが難しいという強さがありますが、実際にベンジャミンがカミーラの能力を見抜いており、呆気なく対応されている描写を見ると実はそこまで強くないのではと思われます。
カミーラの存在が具体的に描かれた後になってハンターハンターの今後の展開を予想、考察している人もいました。未だ決着が予想できないカキン帝国の王位継承戦ですが、圧倒的優位かと思われていたカミーラが退場したり、かと思えばベンジャミンも優位性が危ぶまれていたりと先行きが読めないため、考察班の意見も様々なものに枝分かれしているようです。
カミーラの念能力は「百万回生きた猫」だった
百万回生きた猫を持つカミーラはハンターハンターの中でも逸脱した強さを持つ王子でした。ベンジャミンとの戦闘から今は自由に身動きが取れない状況ではありますが、まだ念獣の存在が潜んでいたり私設兵団が動く可能性などがありまだまだ終わっていないような雰囲気を残しています。これからの進展次第ではまたカミーラの活躍を見ることができることでしょう。
この記事のライター
zeile
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。