【ハンターハンター】ヒソカの担当声優を新旧比較!代表作や出演作を紹介
ハンターハンターで屈指の人気を誇る奇術師・ヒソカ。ヒソカの怪しげでセクシーな声はどんな声優さんが担当しているのでしょうか?新旧の担当声優の紹介や、新旧の声優の違いを比較していこうと思います。また、彼らの代表作や出演作品を深堀していきます!
目次
ヒソカはどんなキャラ?
ハンターハンターに登場する天才奇術師・ヒソカ。圧倒的な格闘センスと念能力を持ち、強敵を前にすると戦闘を吹っ掛ける戦闘狂です。頭の回転も速く、相手を騙したり裏を掻いたりする戦術を好んでおり、トリッキーな言動や攻撃で相手を追い詰める事が得意で、掴み所がない性格のキャラクターです。
ヒソカのプロフィール
- 名前 ヒソカ=モロウ
- 身長 187㎝
- 体重 91㎏
- 血液型 B型
- 年齢不詳
- 誕生日 6月6日
- 念能力 変化形能力者
- 肩書 ハンター287期生
- 性格 気まぐれで嘘つき
ヒソカの性格
ヒソカは嘘つきで気まぐれな性格で、何者にも縛られず常に飄々としており、掴み所がありません。快楽殺人者で、常に殺人衝動に駆られており、実力者や強敵を見ると性的に興奮し戦闘を吹っ掛けていく戦闘狂です。また、気分が昂ぶり過ぎると気を鎮めるために一般人相手に無差別殺人を起こす超危険人物なキャラです。ハンター協会では「殺人鬼」として危険視されていました。
ハンターハンターの概要
ハンターハンターは、週刊少年ジャンプで連載中の人気少年漫画です。作者・冨樫先生の体調不良により休載が多い事で知られていますが、最近、冨樫先生本人と思われるTwitterアカウントにて連載再開を仄めかすツイートが話題を呼び、なんと1日でフォロワー100万人を超える等、世界中のファンが連載再開の兆しに歓喜の声を上げています。
ハンターハンターのあらすじ
ハンターハンターの主人公、ゴンは心優しい性格の少年で、くじら島と呼ばれる大自然に囲まれた島で母親代わりのミトと平和に暮らしていました。幼少期にプロハンター・カイトに命を救われ、自身の消息不明の父親の事を教えられます。そこからハンターに憧れを抱き、父親・ジンに会うためにプロハンターを目指します。しかし、ハンターになるには非常に困難で合格出来るのはほんの一握り。様々な困難を旅の途中で出会った仲間と共に乗り越え、プロハンターを目指していきます。
ヒソカのアニメ声優を新旧比較!代表作も紹介
ハンターハンターはその人気故に2回アニメ放送がなされています。そこで、1回目のアニメ声優、2回目のアニメ声優の違いを比較し紹介していきます。
ヒソカの1999年フジテレビ版の声優は高橋広樹
1回目のアニメ放送時、ヒソカの担当声優は高橋広樹さんです。ヒソカのキャラクターにふさわしい、怪しげで不気味な声が印象的です。
高橋広樹のプロフィール
- 名前 高橋広樹
- 生年月日 1974年9月7日(47歳)
- 血液型 B型
- 職業 声優 俳優 歌手
- 身長 179㎝
- 体重 74㎏
- 事務所 マックミック
高橋広樹の主な出演作品や代表作
- 遊戯王デュエルモンスターズ 城之内克也役
- テニスの王子様 菊丸英二役
- 家庭教師ヒットマンREBORN! スペルビ・スクアーロ役
- 金色のガッシュベル‼ パルコ・フォルゴレ役
高橋広樹さんの代表作を見てみると、多くの人が知っている人気アニメに数多く出演されています。また、役柄を見ると家庭教師ヒットマンREBORN!のスクアーロの様なドスの効いた低い声を演じたり、テニスの王子様の菊丸英二役のハイトーンな元気少年の役も熟す等、枠に捕らわれない幅広いキャラクターを演じる事が出来る声優さんです。
ヒソカの2011年日本テレビ版の声優は浪川大輔
2回目のアニメ放送時のヒソカの声優は浪川大輔さんです。2代目ヒソカは、怪しげでどこか色気を感じさせる様な低い声が印象的でした。
浪川大輔のプロフィール
- 名前 浪川大輔
- 生年月日 1976年4月2日(46歳)
- 血液型 B型
- 職業 声優 俳優 歌手
- 身長 173㎝
- 事務所 ステイラック
浪川大輔の主な出演作品や代表作
- BLEACH ウルキオラ・シファー役
- 君に届け 風早翔太役
- レベルE 王子役
- 東京喰種 有馬貴将役
- ハイキュー‼ 及川徹役
浪川大輔さんも、錚々たる人気アニメの出演が多く、主人公級の役柄から2枚目役のキャラクターを良く演じられています。また、ヒソカの様な主人公と敵対する主役級の最強悪役キャラを演じる事が多い印象です。
ヒソカの新旧声優の違い
ヒソカの新旧声優の違いを比べてみると、高橋さん演じる旧ヒソカは声が高く、妙に艶っぽい変態的な声音が特徴的で、ヒソカの狂気さが感じられます。浪川さん演じる新ヒソカは、低めの声で、変態的というよりはカッコよさと色気がある声音が特徴的です。ヒソカはそのキャラクターの異常性故に演じるのが難しそうですが、どちらのヒソカもキャラクターの特徴や性格を捉えていて素敵です。
ヒソカの声優が変わった理由
1回目のアニメ化は1999年に放送され、2011年にはリメイク版として2回目の放送がされました。制作会社の変更に伴い、主人公を始めとした全てのキャラクターのキャスティングが変更となっており、ヒソカも例に漏れず声優が変更となっています。
ヒソカの名言
読者に強烈な印象を残すヒソカ。作中での印象的なヒソカの名セリフを抜粋して紹介します。
ヒソカの名言①「ちなみに今一番…」
ちなみに今一番戦ってみたいのは、あんたなんだけどね
出典: bibi-star.jp
ハンター試験中の飛行船内で行われたハンター協会会長・ネテロとの面談中に放った一言です。ネテロは受験者に、「誰と戦いたくないか、誰と戦いたいか」等と質問をしていました。ヒソカはゴンやキルアの名前を出した後、ネテロに「一番戦いたいのはあんただ」と圧力をかけました。そんなヒソカの挑発も意に介さずネテロは飄々と面談を終了させます。
ヒソカの名言②「君ら全員…」
君ら全員不合格だね
出典: bibi-star.jp
ハンター試験で最初に出された課題が「無限マラソン」。その課題に飽きてしまい退屈したヒソカは、「試験管ゴッコ」と評し「全員不合格」と言い放つと、自ら受験者の選別を行い殺戮を始めます。ゴンやキルアはポテンシャルや気概がヒソカのお眼鏡に叶い、殺される事はありませんでした。
ヒソカの名言③「通さない…」
通さないよ
出典: bibi-star.jp
天空闘技場を勝ち進み、更なる上階に挑もうとしていたゴンとキルアの前の行く手を阻んだのは圧倒的なオーラを纏ったヒソカでした。ヒソカのオーラの前に、ゴンとキルアは身体が竦んで動きません。ヒソカは2人に「念能力」の存在を教え、更なる成長を促します。ゴンとキルアは修行の末、念能力を会得し無事天空闘技場の上階へと進んだのでした。
ヒソカと幻影旅団の関係
ヒソカは幻影旅団のナンバー4として所属していました。その目的は、団長・クロロ=ルシルフルとタイマン決闘をする為です。
幻影旅団とは?
幻影旅団は殺しと盗みを生業にする盗賊団。通称「クモ」と呼ばれ、13人の団員で構成されています。彼らの戦闘能力は高く、A級賞金首として指名手配されています。幻影旅団の情報は高額で取引されており、熟練のハンターですら迂闊に手が出せない程です。彼らは金や利益の為なら大量殺人をやってのける残虐非道な集団と言われ、恐れられています。
ヒソカとクロロの戦い
ヒソカはクロロとのタイマン決闘を心待ちにしており、クラピカとの戦闘で念能力を封じられたクロロの為にグリードアイランドで態々除念師を探し出す程でした。ヒソカはようやく念能力が復活したクロロと天空闘技場で念願のタイマンを果たします。クロロは、盗賊の極意で盗んできた数々の念能力を駆使し、ヒソカが「死ぬかもしれない」と思う所まで追い詰めます。
大勢の爆弾人形がヒソカに覆い被さり、天空闘技場は大爆発を起こします。控室で決闘を見ていたマチ、シャルナーク、コルトピの3人によってヒソカが爆弾人形の肉壁と爆発による酸欠で死亡した事が確認されました。この勝負はクロロの勝利だと思われましたが…。
なんと、死後の念によってヒソカは驚愕の復活を遂げるのでした。ヒソカは爆弾人形の爆発に巻き込まれる前に、自身の念に「自分の死後、蘇って自分自身の心臓と肺を伸縮(愛撫)せよ」と命令を出していたのです。脅威の念能力で蘇ったヒソカはマチに「戦う相手と場所を選ばない事にした」と言い放ち、ヒソカによる「クモ狩り」が幕を開けたのでした。
ヒソカとマチの関係
ヒソカとマチは同じ幻影旅団のメンバーです。2人で何かと絡む事も多く、ヒソカがマチを食事に誘ったり、マチがヒソカを気遣う様な言動をするシーンがある事から、2人は互いに好意があるのでは?と噂されています。特にヒソカはGI編で「僕がクロロを殺したらどうする?」と問いかけ、マチが「どこまででも追っかけてあんたを殺す」と言った直後、「いいね」と言ったヒソカの切ない表情シーンに衝撃を受けた読者も多い事でしょう。
また、マチが357話でヒソカが死亡した際に「前金貰ってたから」と都合の良い言い訳をし、損傷したヒソカの死体を縫合し綺麗にしようとしたシーン。「団長の除念、ありがと」と、ヒソカが生きている間であったら絶対に言わなかったであろう感謝を述べながら縫合を試みるマチのセリフに、少なからずマチもヒソカを思っていた所はあったのでは?と推測されました。
その後、脅威の復活を遂げたヒソカはマチに「クモは全員殺す」と宣言し、メッセンジャーの役割をマチに与え、殺さずに姿を消しました。マチを殺さなかったという事はヒソカがマチに気があるからでは?と思われていましたが、作者の冨樫先生は「本当はあの時ヒソカはマチを殺したがっていた」と発言しており、いよいよ2人の関係は複雑な物になってきています。
ヒソカは、「クモは全員殺す」と宣言しました。今後の展開次第では、クモであるマチとの戦闘が見れる可能性があるかもしれません。ヒソカが本当にマチを殺す事があるのか、物語の行方に注目です。
ヒソカの念能力や強さ
初登場時から常軌を逸した強さを見せつけたヒソカの能力。ヒソカの天才的な格闘センスと、トリッキーな念能力は勿論ですが、ヒソカの飄々とした性格や、腕を切り落とされても動じない精神力等も他のハンターと一線を画します。
ヒソカの念能力
ヒソカは変化形能力者で、主にトランプを使用した「奇術師」らしい攻撃が様々な場面で見られます。そのトリッキーな能力は、ヒソカの頭脳と合わさる事で最大の能力を発揮します。
念能力①伸縮自在の愛
伸縮自在の愛「通称:バンジーガム」と呼ばれるこの能力は、自身の念を「ガム(粘着性)」と「ゴム(弾力性)」の特性を持つ物に変化させるもので、良く縮み、よく伸びる事が特徴。ヒソカの自由次第で、至る所に付けたり、剥がしたりする事が可能です。しかし、ヒソカの身体から離して使用した場合は、10m以上伸びると千切れてしまいます。制約も必要なく、実用上の制限もなくオーラ消費量も少なく済み、バンジーガム自体に攻撃性はありませんが、ヒソカの頭脳と組み合わせる事で非常に幅広い能力を発揮します。
一度バンジーガムを貼られると並大抵の力では剥がす事が困難であり、バンジーガムを貼った状態で物体や人を引き寄せたり、相手を拘束したりシンプルながらも多様な応用力を発揮します。また、一度死んだ事で能力が強化され、ゴムの形状を自由自在に変化させる事が出来、失った手足や顔を再生したり、ゴムの反動を使い機動力や攻撃力を上げたりする事も可能となりました。
念能力②薄っぺらな嘘
「通称:ドッキリテクスチャー」と呼ばれ、自身の念能力を様々な質感の物に変化させ、平面上を覆い隠す能力です。千を超える様々な材質の物に変化させられますが、似せられるのは見た目だけであり、触るとバレてしまいます。また、紙やハンカチ等の「薄っぺらい物」にしか使用出来ない制約があり、正しく「薄っぺらな噓」という名に相応しい能力と言えるでしょう。
ヒソカの強さ
ヒソカの強さは作中でも折り紙付きであり、A級賞金首の幻影旅団団長・クロロ=ルシルフルもヒソカとタイマンで戦闘する事態を避ける程です。天才的な戦闘センスと回転が速い頭脳で並居るハンターを圧倒し、天空闘技場では、KO勝ちした全ての相手を死に至らしめている事から「休みがちの死神」の異名を付けられていました。
ヒソカの声優に対する世間での評判や人気
ヒソカは新旧で声が変わっていますが、世間ではどちらが人気なのでしょうか?
ヒソカのキャラクターから、より変態的な声質の高橋さんが良いという意見が見られます。
旧派が多い印象です。
ヒソカの新旧声優に対する反応は、どちらかと言えば旧派の方が良かったとの声が多い印象でした。高橋さん演じる旧派ヒソカの絞り出したような高い声音がよりヒソカの変態的なキャラとマッチしていて似合っていたとの評価が聞かれています。
ヒソカの新旧声優はどちらも素晴らしい声優だった
新旧どちらの声優さんもヒソカというシリアルキラーな役柄をそれぞれの思い描くヒソカで演じられていて、聞き比べるととても面白いです。どちらの方が好み、というのは勿論あるかと思いますが、どちらの声もヒソカの性格や特徴を良く捉えられており、お二人共素晴らしい声優さんである事が分かりました。
この記事のライター
木戸里香
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