【ハンターハンター】ヒソカは興奮が抑えられない?ズギューンとは?名言も紹介
『ハンターハンター』に登場するヒソカが興奮が抑えられないことについて紹介します。なぜヒソカは興奮を抑えられないのか、ズギューンという擬音はなんなのかを徹底調査します。更に『ハンターハンター』ファンからのヒソカの世間での評判や人気もまとめていきます。
ヒソカとは?
ハンターハンターに登場するヒソカは、作中において年に一度開催されるハンター試験で初登場しました。個性的な外見で、念能力も決して派手ではないものの、見事な頭脳プレーを駆使し強敵と立ち回ったり、度々見せる変態的な発言や行動をしたり、ズギューンという興奮した際の独特の表現もあいまり、とても人気のキャラクターです。
ヒソカのプロフィール
- 本名:ヒソカ・モロウ
- 見た目の特徴:奇術師のようなメイク
- 身長:187cm
- 体重:91kg
- 血液型:B型
- 性格:気まぐれで嘘つき
- 念系統:変化系
- 特徴:変態的な性格であり、興奮した際の表現が独特
ハンターハンターの概要
ハンターハンターは、週刊少年ジャンプにて連載中の大人気作品です。1998年に連載がスタートし、衝撃的なストーリー展開や巧みな心理戦など、少年漫画でありながら重厚なストーリーが世界中で愛されています。作者は冨樫義博で、幽遊白書やレベルEなどの大ヒット作品を生み出しているジャンプの看板作家の一人です。
ハンターハンターのあらすじ
主人公であるゴンは、育ての親であるミトと共に大自然の中で暮らしていましたが、顔も知らぬ父親がハンターという職業に就いており、世界中を飛び回っていることを知ります。ゴンは、父親の手がかりであるハンターを目指すことにし、そのハンター試験でヒソカと出会いました。
ヒソカは興奮が抑えられない?ズギューンとは?
ヒソカは興奮が抑えられない変態?
ヒソカは常に強い敵と戦うことを求めています。強い敵と命懸けで戦うことに興奮し快楽を得ているからです。興奮させてくれる相手との戦いをデートだと発言するなど、その独特な変態性がうかがえます。ハンター試験編では、ゴンやまだ強くなる見込みのあるものを、青い果実と称し興奮しますが、手頃な相手を殺す事によりなんとか興奮を鎮めていました。
ヒソカのズギューンのシーン
作中で度々興奮しているヒソカですが、その表現が非常に独特です。「興奮しちゃうじゃないか」というセリフとともに、ズギューンという効果音が入ります。ズギューンの他にも、ズギィインやズギュウウゥゥンのパターンもあります。作中では、誰にでも興奮するわけではなく、主にゴンやクロロに対していわゆるズギューンという状態になります。
ゴンに対するズギューンのシーン
ゴンは、ハンター試験でヒソカに圧倒的な力の差を見せつけられました。その後、念能力を習得し自信を持ってヒソカをまっすぐと見つめます。その成長ぶりを感じたヒソカは興奮してしまいます。ズギューンとなるほど興奮し禍々しいオーラを放っていましたが、なんとかその興奮を抑え込みゴンとの勝負に挑みました。
クロロに対するズギューンのシーン
単行本12巻において、ヒソカが幻影旅団の団長であるクロロと一対一のタイマンをするため、予言の4行詩を改ざんしヒソカの思惑通りに誘導されるかどうかを命懸けで行いました。その結果、クロロが頭脳明晰であることをを逆手に取ったその作戦は見事に成功し、予定通りの結末に至ったことでヒソカは興奮しズギューンと反応しました。
ヒソカの名言
ヒソカの名言①「カンペキに勝つ…」
カンペキに勝つだろ?ゴン!!
出典: animemiru.jp
グリードアイランド編において、これまで対立していたゴンとヒソカですが、ゲームクリアの為に共闘することになりました。その最終局面であるレイザー戦でヒソカがゴンに向けて言ったセリフです。ラストワンプレーでレイザーが放ったボールを、ゴンが気を失ったことで避けられた為、そのままボールが床に落ちれば勝利という場面でした。しかしヒソカは、自身の念能力を使いボールを受け止め、レイザーに打ち返し完全勝利となりました。
これまで冷酷で気まぐれだったヒソカが、ゴンのまっすぐな気持ちに応えてゴンの望む勝利へ貢献した名シーンです。
ヒソカの名言②「玩具は多い程…」
玩具は多い程楽しいじゃない?ま…出来ればだけど…
出典: renote.net
ヒソカは、過去に興奮するほどたかぶった対戦相手を、脳内に玩具のようなビジュアルで保管しています。ゴンが瀕死状態に陥った際に、ゴンの親友であるキルアが、アルカの特別な力を使い元に戻そうとします。しかし、ハンター試験でも協力関係であったキルアの兄であるイルミが、アルカの特別な能力を危険視し排除しようとたくらみました。
ヒソカはイルミから協力を仰がれているため、無下にはできないものの、ゴン事は滅多にいない興奮できる相手として気に入っているため、イルミに悪いとは思いつつもキルアに協力をすることにし、その際に放ったセリフです。セリフの最後に、ヒソカの気まぐれで物事に執着しすぎない部分が表れている名言です。
ヒソカの名言③「旅団全員に伝えて…」
旅団全員に伝えてくれる・・・?今からどこで誰と遭ってもその場で殺すまでやるとね・・・
出典: animemiru.jp
天空闘技場で、数少ない興奮出来るほどの死闘を行える相手であるクロロと戦った際に、ヒソカは瀕死の重傷を負いますが、自身の念能力によりなんとか命を取り留めました。その際に、生死を確認しにきた幻影旅団のメンバーであるマチに言い放ったセリフです。クロロに対して怒りを表すとともに、自身を苦しめた念能力の使い手が所属している幻影旅団を潰すという意思表明であり、ヒソカの恐ろしさが表れている名シーンです。
ヒソカの強さや過去
ヒソカの強さや念能力
ヒソカは変化系の念能力者であり、自身の念能力に二つの名前をつけています。1つ目は、変幻自在の愛(バンジーガム)です。ゴムとガムの二つの特徴を持ち、思うがままに自身や相手にくっつけたり離したりできます。しかしヒソカ自身から10m離れてしまうと切れてしまうという欠点もあります。持ち歩いているトランプなどにくっつけて使用することが多いです。
2つ目は、薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)です。自身のオーラをシールのように変化させ、色や質感までも変化させる事ができます。作中では、幻影旅団の証である蜘蛛のタトゥーを偽装していました。この二つの念能力は、そのまま使えば強さを感じにくいものではありますが、作中では読者を驚かせるような工夫で一見格上に見える相手にも飄々と勝利しています。そう言った部分がヒソカの人気の要因の一つであるといえます。
ヒソカの過去
ヒソカの過去については、作者である冨樫義博は執筆しておらず、ジャンプ編集部が冨樫義博の許可を取った上で、漫画家の石田スイに執筆を依頼しました。ネームではあったものの、その中では現在使用している2つの念能力がいつ使えるようになったかなどが描かれています。
ヒソカがアルカを殺さなかった理由
キメラアント編を経て、ゴンは瀕死の重傷を負います。そのゴンを助けるためキルアは自身の兄弟であるアルカの特異な能力に頼ろうとしますが、その能力を長男であるイルミは危険視していました。イルミはキルアを護衛していた執事を殺して、キルアとアルカを引き離すようヒソカに協力を仰ぎます。ヒソカには積極的にアルカを殺す理由はありませんでしたので、どう立ち回れば一番楽しめるかを考えました。
そして、アルカを殺しキルアに憎まれ、キルアを殺してイルミに恨まれるのがベストであると結論を出します。しかし、キルアの家族を思う行動を目にしたヒソカは、アルカには手を出さずその場を後にしました。作中では明らかにされておりませんが、ヒソカの過去は家族との特殊な事情があったと推測されます。
ヒソカはグリードアイランドにどこから参加した?
念能力が使えなくなったクロロは、偽りの団員であるヒソカに除念師を探すことを依頼し、その見返りとしてタイマンの勝負を受け入れることを約束します。その後、除念師がグリードアイランドのゲームの中にいることがわかり、ゲームに参加することになりました。ゲーム中、15人を集めないと参加できないイベントが発生し、ゴン達一行に勧誘され暇だからという理由だけで共闘することにしました。
ヒソカは死亡した?
クロロの為に除念師を探し出すという約束を果たしたヒソカは、念願であったクロロとのタイマン勝負に挑みました。しかし、序盤からクロロの数多の能力に圧倒され、劣勢のままダメージを負っていきます。片腕と片足を失いつつも防戦していたヒソカでしたが、最後にはクロロが用意した大量の人間爆弾が大爆発を起こし死亡しました。
クロロの完全勝利のはずが、ヒソカは奥の手を用意していました。自身の念能力である伸縮自在の愛(バンジーガム)を、自分が死亡した際に発動するように仕組んでおき、死後に強まるという念能力の特性を利用して、心臓と肺を収縮させることに成功します。結果、心臓マッサージのような効果を発揮し、見事復活を遂げました。
ヒソカの声優
ヒソカの声優①高橋広樹
旧版ハンターハンターでヒソカを演じたのは声優の高橋宏樹(たかはしひろき)さんです。以下では高橋広樹さんのプロフィールや代表的な出演作品を紹介します。
高橋広樹のプロフィール
- 高橋広樹(たかはしひろき)
- 1974年9月7日生まれ
- 東京都出身
- マック・ミック所属
- 高校卒業後に東京アナウンス学院放送声優科に進学
- マクロス7金龍役でデビュー
高橋広樹の主な出演作品
高橋広樹さんは、前述の金龍役でデビュー後、遊戯王の城之内克也役、テニスの王子様の菊丸英二役や、ワンピースのクイーン役など幅広く演じています。アニメ作品のみならず、洋画の吹き替えにも多数出演しており、トップガンやバッドマンビギンズなど大ヒット映画のキャラクターの吹き替えもしており、興奮状態の変態的なヒソカを演じた際には高い評価を得ました。
ヒソカの声優②浪川大輔
新版ハンターハンターでヒソカを演じたのは声優の波川大輔(なみかわだいすけ)さんです。以下では波川大輔さんのプロフィールや主な出演作品を紹介します。
浪川大輔のプロフィール
- 波川大輔(なみかわだいすけ)
- 1976年4月2日生まれ
- 東京都出身
- ステイラック代表取締役
- アメリカのテレビドラマ『白バイ野郎ポンチ&ボビー』の子供役でデビュー
浪川大輔の主な出演作品
浪川大輔さんは、洋画吹き替え作品でデビューをしましたが、数々の大ヒットアニメにも多数出演しています。ルパン三世の石川五右衛門、ペルソナ4の鳴上悠や、鬼滅の刃の鋼塚蛍など役の年齢層やキャラクター性も幅広く演じています。洋画吹き替えでは、レオナルド・ディカプリオやヘイデン・クリステンセンなど世界的大スターを担当しています。
ヒソカに対する世間での評判や人気
ヒソカは、変態的な一面があるものの普段は感情をあまり表に出さず作中の中でもミステリアスなキャラクターです。奇術師のような見た目もありまり、その飄々とした掴みどころのない部分が人気の要因の一つのようです。
冷酷で、興味関心のない相手はすぐに殺してしまうようなヒソカですが、女性には比較的優しい紳士な部分や、唐突に見せる思わず笑ってしまうような変顔が女性ファンに人気のようです。
ヒソカは、気に入った相手に対しては異常なまでに執着し、変態的な一面をあらわにしますが、さほど興味を持たなかった相手はすぐに関心を無くしてしまいます。そんなドライな部分があるからこそ、ゴンやクロロなどへの執着心の強さが際立ち、その一途さが人気のようです。
ヒソカは興奮が抑えられないキャラだった
ヒソカはとてもユニークな性格で、興奮すると変顔をしたり殺人衝動にとらわれるなど変態的なキャラクターではありますが、そのルックスの良さや自身の哲学や美学を持っており、そこに魅了されるファンも多いようです。
この記事のライター
e.effort千葉
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