【ハンターハンター】イレブンブラックチルドレンとは?トチーノの人物像も調査
ハンターハンターのヨークシン編で登場したトチーノはイレブンブラックチルドレンという念能力を持っています。今回は、トチーノの念能力のイレブンブラックチルドレンと使い手であるトチーノの能力や強さ、ハンターハンター本編での活躍等をこの記事で解説していきます。
目次
【ハンターハンター】トチーノとは?
ハンターハンターのヨークシン編では、ノストラードファミリーに雇われているプロハンターのシャチモーノ=トチーノと、トチーノの能力のイレブンブラックチルドレンが登場しました。イレブンブラックチルドレンとはどういう能力なのかやトチーノはどういう人物なのか、強さや能力等を解説していきます。
トチーノのプロフィール
- 本名:シャッチモーノ=トチーノ
- 身長:不明
- 体重:不明
- 年齢:不明
- 所属:ノストラードファミリー
- 念能力系統:放出
- 念能力:縁の下の11人(イレブンブラックチルドレン)
- 声優:石川正明→大西健晴
ハンターハンターで登場したトチーノの本名はシャッチモーノ=トチーノといい、特徴的なもみあげを持っています。トチーノはハンターであり、登場時にはすでに念を習得していました。ノストラードファミリーに雇われていて、組長の娘のネオンの護衛団を務めています。ヨークシンシティで競売の競りへと参加した際に幻影旅団の襲撃を受け死亡後、シズクのデメちゃんに死体を吸い取られてしまいました。
ハンターハンターの概要
ハンターハンターは1998年から週刊少年ジャンプで連載を開始した冨樫義博が原作の漫画で、何度も休載を繰り返していますが今でも連載が続いている漫画作品です。1999年にはアニメ化され62話+OVAが放映されました。さらに、2011年に再びアニメ化された際にはスタッフやキャストが一新されています。
ハンターハンターのあらすじ
ハンターハンターの主人公のゴン=フリークスは、幼い頃にキツネグマに襲われた所をハンターであるカイトに助けられました。ゴンはカイトからゴンの父親であるジンが生きていて、ハンターとして活躍していることを聞きハンターに憧れるようになり、ハンター試験に受験する事を希望するようになります。里親のミトが出したハンター試験を受けるための条件をクリアし、ゴンはハンター試験会場へと旅立ちました。
【ハンターハンター】イレブンブラックチルドレンとは?
ここからはハンターハンター作中で登場した念能力であるイレブンブラックチルドレン(縁の下の11人)について紹介していきます。誰が使用する能力かや強さ、登場シーンを解説していきます。
イレブンブラックチルドレンはトチーノの念能力
ハンターハンターのヨークシン編でイレブンブラックチルドレン(縁の下の11人)は初めて登場しました。使い手はシャッチモーノ=トチーノで、クラピカが雇われたノストラードファミリーに雇われているハンターの一人です。放出系の能力で、風船にオーラを込めて黒子を召喚し操作する能力です。黒子は簡単な命令しか出せませんが11人同時に操ることが可能です。
イレブンブラックチルドレンの強さ
イレブンブラックチルドレンは11体同時に黒子を召喚して操れる事が強みです。しかし、簡単な命令(例:『攻撃しろ』『ガードしろ』)しか出せず操作できる範囲も非常に狭いです。さらに、イレブンブラックチルドレンは操作できる範囲が狭いため遠距離攻撃には対抗手段が無いです。ハンターハンター本編で活躍もほとんどできず、さらに欠点が多いためかファンの中には厳し目の評価をしてる方もいらっしゃいます。
しかし、相対したフラクリンは幻影旅団のメンバーで作中でも上位の強さを持つキャラであるため相手が悪かったとも言えます。さらにトチーノのセリフからイレブンブラックチルドレンは機関銃程度の威力であれば防げる能力でそこまで弱いとは言えない能力であり、護衛として雇われてることからトチーノ自身もある程度の実力を持っていると思われます。
イレブンブラックチルドレンが登場したシーン
ハンターハンター原作の68話と73話でイレブンブラックチルドレンは登場しました。68話ではノストラードの娘・ネオンの護衛団を選抜するための力試しで使用し、73話ではオークション会場を襲撃した幻影旅団のフランクリンの銃撃から、共に参加していた2人を守るためにイレブンブラックチルドレンを使用しました。
【ハンターハンター】トチーノの人物像
トチーノはどのような能力を持っている人物なのか紹介していきます。ハンターハンター作中での行動や活躍を元に、トチーノの身体能力・強さや分析力、リーダーシップ等を解説していこうと思います。
トチーノの身体能力や強さ
ハンターハンターの作中でトチーノは、ネオンの護衛の選抜時に候補のクラピカ達を試すためにイレブンブラックチルドレンを発動しました。この時、トチーノは護衛の候補の一人として紛れ込んでいたので、自分が念能力を発動した人物と分からないように立ち回っていました。しかし、クラピカに正体がバレてあっさり捕まっているため、トチーノ自身の身体能力はそこまで高いとは言えなさそうです。
トチーノの分析力
ハンターハンター作中でトチーノは、ネオンの護衛団の団長のダルツォルネの命令でイワレンコフやヴェーゼと共にオークションへと向かいました。オークションは危険度が高いため参加したトチーノ達は警戒していましたが、オークションに紛れ込んでいた幻影旅団のメンバーに気づけずに3人とも殺害されてしまいました。警戒していた上で幻影旅団に気づかなかったため、トチーノの分析力はそこまで高くないと思われます。
トチーノのリーダーシップ
オークションには、トチーノと同じネオン護衛団として雇われているイワレンコフとヴェーゼの3人で参加し、トチーノはまとめ役のような存在でした。オークション会場で襲われた際は2人のことを身を挺してかばっていて、この事からトチーノはある程度リーダーシップがあったと思われます。
トチーノの人望
トチーノの出番は短かったですが、トチーノの事を悪く思ってそうなキャラは見当たらず、仲間を身を挺して守り、オークションという重要な仕事を任されるトチーノは少なからず人望はあったと思われます。
【ハンターハンター】トチーノの声優
ハンターハンターは1999年と2011年と2度アニメ化されていて、2011年にアニメ化された時にトチーノの声優は変更されています。これは、アニメ化された際にアニメのスタッフとキャストが一新されたためです。そのため、トチーノを担当した声優は2人いる事になります。この記事では、それぞれのアニメでトチーノを担当した声優2人を紹介していきます。
トチーノの旧アニメの声優は石川正明
1999年に放映された1作目のハンターハンターのアニメでトチーノの声を担当したのは、声優の石川正明さんです。石川正明さんのプロフィールや他のアニメで担当したキャラを簡単に紹介していきたいと思います。
石川正明のプロフィール
- 本名:石川正明
- 出身:栃木県那須鳥山市
- 生年月日:1975年1月27日
- 身長:168cm
- 事務所:フリー
石川正明さんは栃木県出身の声優で、代々木アニメーション学院を卒業しています。現在はフリーですがアークプロダクション、ONE UPに所属していました。
石川正明の主な出演作品
石川正明さんは1999年放送のハンターハンターのアニメでは他のキャラも担当していて、ハンター試験受験番号362番の『ケンミ』や名前の無いモブキャラを担当していました。主な他のアニメでの出演は、るろうに剣心の『新井青空』、テニスの王子様の『南健太郎』、デジモンフロンティアの『トレイルモン』等のキャラを演じています。
トチーノの新アニメの声優は大西健晴
2011年に放送されたハンターハンターのアニメではスタッフとキャストが過去に放送されたアニメから一新されたため、トチーノ役の声優も石川正明さんから変更となりました。新しいハンターハンターのアニメでトチーノを演じたのは声優の大西健晴さんです。ここからは大西健晴さんのプロフィールや他のアニメで担当したキャラを簡単に紹介していきます。
大西健晴のプロフィール
- 本名:大西健晴
- 出身:奈良県
- 生年月日:1967年7月8日
- 身長:174cm
- 事務所:アーツビジョン
- 職業:声優、舞台俳優
大西健晴さんは勝田声優教室の5期生です。勝田声優教室は2015に閉院した勝田声優学院の名称変更前の名前になります。2021年3月31日に、同じ声優の倉田雅世さんと結婚していたことを発表しました。
大西健晴の主な出演作品
大西健晴さんはトチーノ以外のハンターハンターキャラも何人か演じていて、陰獣の『蚯蚓』、ハンター試験でヒソカに殺された『チェリー』、キメラ=アント編で登場した『ブタ型』を演じています。他のアニメで担当したキャラは銀魂の『村田鉄矢』、結界師の『斑尾』、ゼルダの伝説ムジェラの仮面の『チンクル』、ワンピースの『アルパカマン』等の幅広いタイプのキャラを担当しています。
【ハンターハンター】イレブンブラックチルドレンに対する世間での評判や人気
同じ放出系で似たような能力である、モラウの紫煙拳(ディープパープル)と強さを比べてる人がちらほらと見かけられました。ただし、イレブンブラックチルドレンの強さはディープパープルのほぼ下位互換という評価が大半を占めています。
ディープパープルのほぼ下位互換という評価もされていますが、そこそこの当たりの念能力と評価もしている方もいます。イレブンブラックチルドレンは敵が幻影旅団と相手も悪く活躍の場も少なかったので強さが分かりにく所があったため、評価が難しいです。
地味にイレブンブラックチルドレンは人気があり、好きな能力として名前を上げてる方がそれなりにいらっしゃいました。本編で出番はほとんどありませんでしたが、イレブンブラックチルドレンは隠れた人気がある念能力の1つと言えます。
【ハンターハンター】トチーノがもしも〇〇だったら
トチーノは活躍の機会は少ないですが念能力は根強いファンが存在します。そんなトチーノの活躍の場を増やすべくもしもトチーノがこういう関係だったらどうだったか、という事を考えていきたいと思います。今回は『父』『上司』『兄』という立場のトチーノとの関係を考えます。
トチーノ「父」篇
トチーノはフランクリンに襲撃された時は一緒にいた2人を守るために念能力を使用しています。この事から、もしもの時は家族を命を懸けて守る頼りになる父親となれるかもしれせん。しかし、家族を持った場合は護衛という危険な仕事を続けるかどうかは予想ができません。ですがそれなりの実力を持っているハンターであり次の仕事はすぐ見つかりそうなため、護衛の仕事を家族のためにやめても生活には困らなさそうです。
トチーノ「上司」篇
トチーノはハンターハンターのオークションに参加した3人の中ではまとめ役のような立場であったため、優秀かどうかはさておき人をまとめる能力はある程度あります。さらに作中では身を挺してオークションに参加した2人を庇っているため、少なくても上司としては当たりの部類だと思われます。
トチーノ「兄」篇
自分より立場が下の者を積極的に守り、面倒見もそこまで悪くはないトチーノはそれなりにいい兄という立場になりそうです。ただ、トチーノの分析力はあまり高くなさそうなため危機回避能力が低そうであり、気づかずに弟または妹と一緒に危険へと踏み込んでしまうかもしれません。
【ハンターハンター】イレブンブラックチルドレンは強い能力だった
今回はハンターハンターに登場するトチーノと、トチーノの念能力のイレブンブラックチルドレンについて解説しました。登場回数が少なくトチーノがすぐに殺害されてしまったため、弱いと思われがちなイレブンブラックチルドレンですが、相手が悪かっただけでありそれなりの強さを持つ念能力です。ハンターハンターを読み返してみると、イレブンブラックチルドレンの違った強さを発見できるかもしれません。
この記事のライター
kaewru
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