【ハンターハンター】クラピカの念能力まとめ！指の鎖の種類やエンペラータイムを紹介

クラピカは『ハンターハンター』に登場するキャラで、ハンター試験に向かう途中でゴンやレオリオと出会い、一緒にハンター試験を受けた仲間同士です。クラピカはクルタ族という戦闘能力に優れた部族の最後の生き残りです。感情が高ぶって眼の色が緋色に変わると、それまでよりも戦闘能力が高くなるという特別な力を持っていました。そんなクラピカのプロフィールからご紹介します。

とても冷静で頭もよく、ゴン達の中では最も知性あふれる存在で、強さと知力を兼ね備えた人物です。ですが、たまに天然な姿を見せることもあり、そのギャップがクラピカの魅力となっているようです。同胞が皆殺しにされたという過去の経験により、警戒心が強くなり心に闇を抱えてしまっていますが、ゴン達の存在がクラピカの心を支えてくれています。若干頑固な性格でもあり、ハンター試験ではその頑固さで仲間達を困らせているシーンも描かれています。

ここからは少し『ハンターハンター』についてご紹介していきます。『ハンターハンター』は、ハンターという職業のキャラが中心となって描かれている、冨樫義博氏の人気少年漫画です。1998年から時々休載を挟みながら『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載されています。現在は長期休載となっていて、多くのファンが連載の再開を待ち望んでいます。

また、『ハンターハンター』はテレビアニメも放送されていて、1999年にはフジテレビ系で、2011年からは制作会社を変えて新しい作品に生まれ変わり、日テレ系で放送されました。どちらの作品もとても人気があります。

主人公のゴンは、8歳の頃にキツネグマに襲われそうになっているところを、ハンターのカイトに救われました。その時に、死んだと言い聞かされていた父親が、素晴らしいハンターとして活躍していることを知りました。ゴンはハンターという職業に憧れを抱き、自身もハンターになって父親に会いに行くことを決意します。そして11歳になった時に、それまで過ごしてきたくじら島から旅立ちました。ゴンはハンター試験を受けて仲間や他のハンター達との関わりの中で成長していき、様々な困難に立ち向かいながら父親を探していきます。

ここからは、クラピカの念能力やその強さについてご紹介していきます。念能力は、ハンター試験の裏試験としての課題とされていて、ハンター試験に合格した後に念能力の習得をして、はじめてハンターとしての仕事に就けるようになります。念能力は「制約」と「誓約」を定めることで強い能力となり、クラピカの念能力は厳しい制約を定めることでとても強さを持った能力となりました。

クラピカの念の系統は具現化系です。水見式ではグラスの水の中に細かい不純物が現れました。ちなみにヒソカのオーラ別性格分析では、具現化系は神経質とされていたので、クラピカには十分当てはまっているように思います。クラピカは具現化系だということがわかって鎖を具現化しようと決めてから、ひたすら鎖のイメージ修行をしました。具現化系の念能力の習得には、イメージ修行はとても大切なようです。

クラピカはクルタ族という特殊な部族です。クルタ族には、感情が高ぶると眼の色が緋色に変わって戦闘力の強さが増すという特徴があります。この特徴によって、クラピカの念能力は緋の眼の間だけ特質系となることがわかりました。クラピカの念能力の中には、特質系の間しか使えない能力がいくつかあります。

クラピカの念能力①「エンペラータイム」は、緋色の眼になった特質系の間だけ使える能力です。全系統の能力が100％の威力で使えるようになる能力で、クラピカが習得した能力は100％の威力や精度で使うことができます。とても強さを誇る能力ではありますが、これはクラピカが「エンペラータイムを発動時に、1秒につき1時間寿命が縮む」などというとんでもない制約を定めた結果であり、発動時には体に返ってくる反動もすさまじいものとなっています。また、エンペラータイムの継続時間は3時間が限界のようです。

クラピカの念能力②「癒す親指の鎖（ホーリーチェーン）」は、傷を癒す能力です。自分だけではなく他人にも使用できる能力で、特にリスクは伴いません。その人の自然治癒力を強化して、損傷を治します。

クラピカの念能力③「奪う人差し指の鎖（スチールチェーン）」は、相手からオーラや念能力を奪う能力です。相手に刺した鎖でオーラを吸収し、その間相手を絶の状態にすることができます。また、奪った能力を人差し指の絶対時間（ステルスドルフィン）にセットして解析し、その能力を一度だけ使用することができます。解析が終わると再度能力が奪えるようになり、先に解析した能力に上書きすることも可能です。

ただし、ステルスドルフィンを使用するには特質系の能力であるエンペラータイムの発動が絶対条件となっていて、セットして解析した能力を使用するまでエンペラータイムが継続されます。解析した能力の使用はクラピカだけに限られず、他者に使用権を譲渡することも可能です。またステルスドルフィンは、使用者以外には念能力を使っても見えない仕様となっています。

クラピカの念能力④「束縛する中指の鎖（チェーンジェイル）」は、幻影旅団のメンバーを絶の状態にして拘束する能力です。特定の相手以外には使用しないという制約と、もしもそれ以外に使ったら死ぬという誓約を定めた、命をかけた能力となっているためにとても強力な能力です。ですが、幻影旅団にしか使えない能力となっています。

クラピカの念能力⑤「導く薬指の鎖（ダウジングチェーン）」は、集中力を強化することで、探し物や嘘を見抜くことができる能力です。特にリスクを伴わずに使用可能な能力です。この能力の仕組みは、クラピカにもよくわかっていないようです。

クラピカの念能力⑥「律する小指の鎖（ジャッジメントチェーン）」は、相手の心臓に鎖の先端についている短剣を刺し、掟を宣告して遵守させる能力です。この能力は、具現化系・放出系・操作系の複合技となっていて、緋の眼を発動した特質系の間でしか使えません。除念された際にはクラピカにもわかるようになっています。

アニメ『ハンターハンター』でクラピカの声を演じた声優は3人います。ここからはその3人の声優についてご紹介していきます。

ジャンプ・スーパー・アニメツアー'98で限定上映されたパイロット版『ハンターハンター』でクラピカの声を演じた声優は、日髙のり子さんです。日髙のり子さんは、2011年から日テレ系で放送されたアニメ『ハンターハンター』では、幻影旅団のシャルナークの声を担当したことでも有名な声優です。

旧アニメと言われる、1999年からフジテレビ系で放送された『ハンターハンター』でクラピカの声を担当した声優は、甲斐田ゆきさんです。

甲斐田ゆきさんは野球のヤクルトスワローズが大好きだそうです。知的な少年や中性的な少年～青年などを演じることが多い声優です。

2011年から日テレ系で放送されたアニメ『ハンターハンター』で、クラピカの声を担当した声優は沢城みゆきさんです。

クラピカの強さや念能力についてご紹介してきましたが、ここからはクラピカの能力に対するファンの皆さんの声を見ていきたいと思います。

クラピカの誕生日を祝うファンはとても多く、その中でもクラピカの能力が好きというファンが多いようでした。誕生日を祝うイラストでも、指に鎖を具現化させたクラピカや、能力を使っているクラピカを描いたものが多く見られました。

能力を使って相手を捕えた後に、自身の拳で殴るところがクラピカらしいとコメントするファンも多いようです。クラピカ自身、念の習得の際に強化系を望んでいた発言をしているため、仲間の仇である幻影旅団は自分の拳で倒したかったのでしょう。

元々クラピカの戦闘力や念能力は強かったですが、人差し指の能力が判明してその強さに驚くファンがたくさんいます。チート級の能力を持ったクラピカは、『ハンターハンター』のキャラの中でも強者の部類に入るでしょう。

クラピカの特質系の能力「エンペラータイム」の使用時のリスクに驚くファンも多いようです。命をかけている能力なので、ファンが驚愕するのにも納得です。

ここからは少し思考を変えて、「クラピカがもしも○○だったら」を妄想していきたいと思います。どんなクラピカがお好みでしょうか？

クラピカがもしも会社の上司だったら、とてもわかりやすい説明で後輩を指導してくれると思います。何かトラブルがあった際にも、冷静に状況を判断して、上手に後輩をフォローしてくれるのではないでしょうか。とても頼れる上司になると思います。

もしもクラピカが親友だったら、とても心強いと思います。仲間想いなクラピカなので、もしも親友が誰かに傷つけられたら黙ってはいないでしょう。ただ、心に闇を抱えやすい性格なので、親友として支えになってあげることが大切です。また、クラピカは品性を欠く人物は好きではありません。親友でいたいのであれば、品性を欠くような行為には注意しましょう。

クラピカがもしも学校の先生だったら、とても生徒に人気のある先生になると思います。教え方も上手なので、クラピカが担当するクラスはとても優秀なクラスになること間違いありません。また、イケメンなので女子にはとても人気があり、強さの面では男子にも人気がありそうです。

『ハンターハンター』に登場するクラピカの能力や強さについてご紹介してきました。とても冷静に物事を見極めるクラピカは、天才的な頭脳を持った念能力者でした。そしてその念能力には、とても厳しい「制約」と「誓約」が定められていて、とても強い能力を発揮することができます。今後の活躍にも期待が持てます。