ガンダムアニメシリーズを見る順番を徹底解説！愛されている魅力も紹介

ガンダムのアニメシリーズとは、1979年に第一作目である『機動戦士ガンダム』から始まるSFロボットアニメシリーズです。放送当時は視聴率があまり高くはありませんでしたが、ガンダムに魅了された多くのファンの声があり、続編である『機動戦士Ζガンダム』が放送されました。また、その後もシリーズとして続いています。

「宇宙世紀」はガンダムシリーズの紀年法です。ガンダムシリーズには、『機動戦士ガンダム』の世界観である宇宙世紀のシリーズと、宇宙世紀ではないものがあります。例えば、初代と同じ世界観である続編の『機動戦士Zガンダム』は宇宙世紀です。

初心者がガンダムを見る場合のおすすめの順番は、①『機動戦士ガンダム』②『機動戦士Zガンダム』③『機動戦士ガンダムZZ』④『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』⑤『機動戦士ガンダムUC』⑥『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の順番です。この順番で見れば、時系列通りにガンダムのストーリーをを押さえることができます。

ガンダムのアニメシリーズが愛されている理由や魅力として、まずは共感しやすい世界観やストーリーが挙げられます。ガンダムでは近い将来に起こるかもしれない未来が描かれていたり、人間の社会構造が盛り込まれていたりするため、共感しやすいという魅力があります。

ガンダムのアニメシリーズが愛されている理由や魅力として、人間味のあるキャラクターが挙げられます。ガンダムシリーズのキャラクターにはそれぞれ葛藤が描かれているため、共感しやすいです。また、作中には名言も多く登場するため、キャラクターの個性もわかりやすいです。

ガンダムのアニメシリーズが愛されている理由や魅力として、善悪がはっきりとしていないという点が挙げられます。基本的にガンダムシリーズは戦争を描いており、それぞれの立場での正義が存在します。そのため、絶対的な悪は存在しません。

ガンダムのアニメシリーズが愛されている理由や魅力として、シリーズごとに全くテイストが異なっているという魅力が挙げられます。宇宙世紀を知らなくても楽しめるシリーズも多く、新しいガンダムが制作されるたびに全く違う設定になるため、往年のガンダムファンもそうでない人も楽しめます。

ガンダムのアニメシリーズが愛されている理由や魅力として、幅広い年代の視聴者が楽しめる点が挙げられます。ガンダムは人間ドラマ的な要素も盛り込まれているため、ロボットが好きな子どもからシリアスなストーリーが好きな大人まで楽しめます。

ガンダムのアニメシリーズが愛されている理由や魅力として、ガンプラが発売されている点が挙げられます。ガンプラは自分の手でモビルスーツを作り上げることができるおもちゃとなっており、親子で楽しむことがでいます。

1970年代のガンダムのアニメや映画シリーズは『機動戦士ガンダム』です。先に紹介した通り、ガンダムシリーズの第一作目となる『機動戦士ガンダム』は1979年に放送されました。人類の半数が宇宙にあるスペースコロニーに居住するようになった世界で、独立を宣言したサイド3のジオン公国と、地球連邦軍の戦いを描いています。

1980年代のガンダムのアニメや映画シリーズとしては、1981年に『劇場版 機動戦士ガンダム』と『劇場版 機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編』、1982年に『劇場版 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』が順番に公開されました。その後、テレビアニメとして1985年に『機動戦士Zガンダム』、1986年に『機動戦士ガンダムZZ』が順番に放送されました。

1988年には映画の『劇場版 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』、1989年には『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』が公開されました。また、OVA作品として『機動戦士ガンダムSD SD戦国伝』シリーズの6作品と、劇場版である『SD戦国伝 暴終空城の章』が制作されています。

1990年代のガンダムのアニメや映画シリーズとして、1991年にはOVAの『SDガンダム外伝』、OVAの『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』、映画である『劇場版 機動戦士ガンダムF91』が制作されました。また、1992年には映画である『劇場版 機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』が公開され、テレビアニメとしては1993年に『機動戦士Vガンダム』、1994年には『機動武闘伝Gガンダム』、1995年には『新機動戦記ガンダムW』が放送されました。

1996年には『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』が制作され、テレビアニメの『機動新世紀ガンダムX』、OVAの『新機動戦記ガンダムW OPERATION METEO/OPERATION METEO Ⅱ 』、1998年にはOVAの『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』と、劇場版の『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』が公開されました。また、OVAを再編集した『劇場版 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート』が公開され、1999年にテレビアニメ『∀ガンダム』が放送されました。

2000年代のガンダムのアニメや映画シリーズとして、2002年に映画として公開された『劇場版 ∀ガンダム I 地球光/Ⅱ 月光蝶』が挙げられます。その後は同年にテレビアニメ『機動戦記ガンダムSEED』、2004年には『SDガンダムフォース』が放送されました。同年には映画として『機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録』が公開され、『機動戦記ガンダムSEED』の続編である『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』がテレビ放送されました。

2005年には、映画の『機動戦士Zガンダム A New Translation 星を継ぐ者』、『機動戦士ZガンダムⅡ A New Translation 恋人たち』、2006年には『機動戦士ZガンダムⅢ A New Translation 星の鼓動は愛』が公開されました。また、OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079』、『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-』が制作されています。2007年からは『機動戦士ガンダム00』が放送され、2008年にはOVAの『機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線』が制作されました。

2010年代のガンダムのアニメや映画シリーズとして、2010年『機動戦士ガンダムUC』が挙げられます。また、同年には『劇場版 超電影版 SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』、『SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』、『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』、『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』が公開されました。

2011年には『機動戦士ガンダムAGE』、2013年には『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』、『ガンダムビルドファイターズ』、2014年には『Gのレコンギスタ』、『ガンダムビルドファイターズトライ』が放送され、2015年からは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が放送されました。また、同年から『劇場版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズが順番に公開され、2018年には『ガンダムビルドダイバーズ』と、『劇場版 機動戦士ガンダムNT』が公開されています。

2020年代のガンダムのアニメや映画シリーズとして、2020年に映画の『劇場版 Gのレコンギスタ Ⅱ ベルリ撃進』が公開され、『ガンダムビルドダイバーズ』の続編となる『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 2st Season』が放送されました。2021年からは『SDガンダムワールド ヒーローズ』が配信され、同年に映画の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、『劇場版 Gのレコンギスタ Ⅲ 宇宙からの遺産』が公開されました。

また、2022年には映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』、『劇場版 Gのレコンギスタ Ⅳ 激闘に叫ぶ愛』、『劇場版 Gのレコンギスタ V 死線を越えて』が公開されています。テレビアニメとしては、2022年にガンダムシリーズ初の女性主人公である『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が放送を開始しました。

初心者におすすめのガンダムシリーズの1つ目は、『機動戦士ガンダム』です。アムロ・レイが主人公の初代ガンダムです。ジオン軍と宇宙連邦軍の戦いに巻き込まれ、偶然新型モビルスーツであるガンダムに乗り込んだアムロは、その後もガンダムのパイロットとして戦うことになります。アムロの宿敵であるジオン軍のシャアも有名で、一般人だったアムロがシャアとの戦いでニュータイプとして覚醒し、成長していく姿が見どころです。

初心者におすすめのガンダムシリーズの2つ目は、『機動戦士Ζガンダム』です。『機動戦士ガンダム』の続編となっており、7年後の世界を描いています。スペースコロニーで暮らす主人公のカミーユ・ビダンは、ティターンズと呼ばれる連邦軍の人間を殴ってしまい、拘束されます。しかし同時に反地球連邦組織エゥーゴによるガンダムMk-Ⅱの奪取作戦が発生し、混乱に乗じて逃げ出したカミーユはガンダムMk-Ⅱに乗り込み、簡単に乗りこなしてしまうのでした。

カミーユの姿がアムロを彷彿とさせますが、同じ主人公でもアムロと違い、カミーユは繊細でカッとなりやすい性格をしています。また、作中にはアムロやかつての敵であるシャア（クワトロ大佐）も登場しました。『機動戦士Ζガンダム』は全体を通してシリアスな物語となっており、ガンダムシリーズ全体の中でも非常に重要な物語です。

初心者におすすめのガンダムシリーズの3つ目は、『機動戦士ガンダムΖΖ』です。『機動戦士Ζガンダム』の続編となっており、第一次ネオ・ジオン抗争を描いた物語ですが、これまでのシリーズと比較してコメディ要素が強いのが特徴です。ジャンク屋をしている主人公のジュドー・アーシタは、修理のためにシャングリラに立ち寄っていた戦艦アーガマからモビルスーツを盗み出そうとします。前作からのキャラクターも登場しますが、この作品単体でも見られます。

初心者におすすめのガンダムシリーズの4つ目は、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』です。ガンダムシリーズ初の劇場版アニメで、初代から続くアムロとシャアの因縁に決着がつく物語です。新生ネオジオンの総帥となったシャアが地球連邦政府に宣戦布告を行ったことで、アムロとシャアの最後の戦いが始まったのでした。なお、この物語でも需要な役割を担うブライト・ノアの息子であるハサウェイ・ノアは、のちに劇場公開される『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主人公です。

初心者におすすめのガンダムシリーズの5つ目は、『機動戦士ガンダムUC』です。『機動戦士ガンダムUC』は全7話のOVA作品となっており、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から3年後の世界が描かれています。民間の学生であるバナージ・リンクスが主人公となっており、地球連邦とネオジオン残党との戦いが描かれています。なお、『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』は『機動戦士ガンダムUC』をテレビアニメ用に再編成しているため、こちらを視聴しても大丈夫です。

初心者におすすめのガンダムシリーズの6つ目は、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』です。『I 青い瞳のキャスバル』、『II 哀しみのアルテイシア』、『III 暁の蜂起』、『IV 運命の前夜』、『V 激突 ルウム会戦』、『VI 誕生 赤い彗星』という6章から構成されています。ガンダムシリーズの敵役であるシャアにスポットライトをあてた作品で、劇場公開されており、テレビでも放送されました。

シャアが「赤い彗星」と呼ばれるまでの半生を主軸としており、『機動戦士ガンダム』の補完的な位置づけとなっているため、視聴することで初代ガンダムへの理解が深まります。特にシャアのファンにおすすめの作品です。

X（旧Twitter）上には、最新のテレビシリーズである『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を見ているという人もしました。また、「これまでガンダムのシリーズあんまり見たことなくて、もし見るならどういう順番で見るのがおすすめ？」とポストしているため、最新作を見てこれまでのガンダムシリーズに興味を持つケースがあることがわかります。

X（旧Twitter）上には、「水星の魔女とガンエボをきっかけに今までガンダムシリーズに触れてこなかった人が原作に興味を持つチャンスが来ているけど、観る順番についてはあれこれうるさく言う人の意見は無視してピンときたやつ好きな順番で見ていいからね」とポストしている人もいました。本記事で紹介したとおり、放送された順番に見ることで時系列の通りのストーリーがわかりますが、気にしなければ好きな順番で見て問題ありません。

X（旧Twitter）上には、これまでガンダムを見る順番についてポストしていた人が、「でもGガンダムはガンダムシリーズを順番に何作か見て、イメージが固まってから見るのが一番美味しいと思うんですよ。Gガンダムを初手で見るのは避けてほしい」とポストしていました。

ガンダムのアニメシリーズは、1979年の『機動戦士ガンダム』から現在も続いているロボットSFアニメです。シリーズ作品は数多く存在していますが、基本的には放送された順番に見ることで世界観がわかりやすくなります。ガンダムに興味が湧いた人は、本記事で紹介したアニメシリーズの順番を参考に視聴してみてはいかがでしょうか。