【コードギアス】枢木スザクはルルーシュの親友?過去や強さを徹底考察
本記事では『コードギアス』にてルルーシュの友人として登場する枢木スザクの人物像についてまとめていきます。また、『コードギアス』作中に描かれた枢木スザクの過去や強さ、ルルーシュとの関係や最後の結末、アニメ版の声優情報についてもまとめていきます。
目次
【コードギアス】枢木スザクとは?
コードギアスの主人公はルルーシュと言われていますが、彼の友人兼ライバル的存在として枢木スザクが登場していると作中での立場や活躍からもう1人の主人公と言われています。ここでは枢木スザクのプロフィールをまとめていき、同時にコードギアスの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
枢木スザクのプロフィール
- 誕生日:皇暦2000年7月10日
- 血液型:O型
- 星座:かに座
- 身長:176cm
- 好きなもの:肉じゃが
- 嫌いなもの:ピーマン
- 階級:一等兵→准尉→少佐→ナイトオブセブン→ナイトオブゼロ
- 専用機: ランスロット、ランスロット・エアキャヴァルリー、ランスロット・コンクエスター、ランスロット・アルビオン
- 異名:ブリタニアの白き死神
枢木(くるるぎ)スザクは日本最後の首相・枢木ゲンブの息子で、ルルーシュの親友でありライバルのような存在です。非常に真面目でお人好しかつ責任感が強い人物ですが、自分の信念のためなら手段を選ばない一面を持ち合わせています。日本がブリタニアに侵攻されてからは名誉ブリタニア人に選ばれ規制が緩和されますが、日本人からは裏切り者と呼ばれるようになり板挟みの立ち位置に置かれています。
コードギアスの概要
コードギアスはサンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス)にて制作された日本のSFロボットアニメです。日本を植民地にした神聖ブリタニア帝国を舞台に1人の少年が野望を果たすために戦う物語が描かれており、主人公側が悪役という逆転の構造などが話題を呼びました。本作は東京国際アニメフェア2007・東京アニメアワード優秀作品賞テレビ部門を受賞し世間的にも高い人気を博しました。
コードギアスのあらすじ
皇暦2010年8月10日、世界唯一の超大国・神聖ブリタニア帝国は日本と対立し日本領土を占領しました。植民地はエリア11と呼称され日本人はイレヴンと差別されるようになり自由を奪われていきました。それから7年の時が経つと、母を見殺しにしたブリタニア皇帝を憎む少年・ルルーシュが謎の少女・C.C.(シーツー)と出会い王の力・ギアスを授かります。命令を強制できるその力を持ってルルーシュはブリタニア帝国への反逆を開始します。
【コードギアス】枢木スザクはルルーシュの親友?人物像を解説
イレヴンのスザクとブリタニア皇族のルルーシュは過去に偶然出会ったことをきっかけに知り合い、初めこそ対立するような関係でしたがナナリーの存在によって2人の間に奇妙な絆が生まれるようになります。コードギアスの物語において2人の関係性はとても魅力的であり目が離せないものがあります。ここではコードギアスにおける枢木スザクとルルーシュの関係性や人物像をまとめ、スザクの過去や最後についても解説していきます。
枢木スザクとルルーシュの関係
ルルーシュは妹のナナリーと共にブリタニアの人質として送り込まれると、そこでスザクと初めて出会います。スザクは敵国である彼らを信用しない姿勢を見せていましたが、ナナリーの優しい人柄を見て考え方を改めるようになり3人で仲良く過ごすようになりました。しかし、ルルーシュが死亡したとされると疎遠になり、ルルーシュが身分を偽って学園に通った頃にはスザクは軍人となり敵対関係になってしまいました。
枢木スザクの性格
スザクは生真面目でお人好しな性格をしており、あまりに優しすぎるせいで貧乏くじを引くことが多いです。根本の自己肯定感はとても低く、仲間を助けるためなら自らの身の危険を顧みない行動を取ることもあります。幾度裏切られても信じようとする精神を持っており、幸せに対しては「ガラスのようなもの」と称しています。なお、幼少期の頃は気性が荒いやんちゃな性格をしていました。
枢木スザクがうざいといわれる理由
正義感が強いスザクですが、自分の信念を貫くために自らを正当化しようとする一面があり時に暴走してしまうことがあります。また、信念を貫くためなら自分の命を投げ打ってでも果たそうとするためより自分勝手な印象をファンに与えています。実際にコードギアス作中ではルルーシュから「生きろ」とギアスをかけられたことがあり、強い正義感に対して誰かによって生き永らえていることにうざいと思われることがあります。
枢木スザクの過去
ルルーシュとナナリーの出会いによって日常が変化したスザクは、いつしか戦争が続けば幸せが終わってしまうと考えるようになります。そしてその戦争を終わらせるためには父親を殺害すれば止まると思い至り、ついに実の父親を手にかけました。これによって日本とブリタニアの全面戦争を回避させることに成功しましたが、結局日本はブリタニアの植民地とされルルーシュたちともしばらく離ればなれになってしまいました。
枢木スザクの最後はどうなった?
スザクはルルーシュと共にゼロレクイエムを果たすことを誓うと、最終決戦から2ヶ月後のトウキョウ租界で黒の騎士団メンバーやナナリーを処刑するパレードが催されることになりました。そのパレードの中央にゼロの仮面を被った人物が現れると、その人物は持っていた剣でルルーシュを突き刺します。この仮面の正体はスザク本人でした。ルルーシュの死をもってゼロレクイエムが達成されると、最後のシーンでスザクは新しいゼロとして生きる様子を見せました。
【コードギアス】枢木スザクの強さや搭乗機体
コードギアスには戦闘用ロボットを操作するパイロットが何人か登場していますが、その中でもスザクの技術力や戦闘での強さはトップクラスに際立っていました。コードギアス作中におけるスザクの強さや搭乗機体を知ることでより彼の魅力に気付けることでしょう。ここではコードギアスにおける枢木スザクの強さや搭乗機体についてまとめていきます。
枢木スザクの強さや能力
スザクの戦闘能力はとても高く、ナイトメアフレームの操縦技術や戦闘時に発揮する直感と行動力は類稀なるものを持っています。コードギアス作中ではブリタニア軍人やナイツオブラウンズの一員として活躍したシーンが描かれており、最終的にスザクの強さはブリタニア帝国最強クラスと言われるほどになりました。スザクが最強とまで称されるようになった詳細は以下の3つの能力があったからと言えるでしょう。
強さや能力①KMFの操縦技術
スザクが持つナイトメアフレームの操縦能力はとても優秀で、初めから搭乗機体・ランスロットに搭乗することができていました。これはカレンや扇たちでもできなかったことであり、スザクに天性の操縦技術があったことを示しています。更にカレンたちとの戦闘を繰り返していく内に操縦技術が向上していきナイトメアフレームでの戦闘では最強クラスの存在になりました。
強さや能力②身体能力の高さ
幼少期の過去からスザクは藤堂道場の門下生として鍛えていました。そのため身体能力は突出して高く、実際にコードギアス作中でもカレンとの肉弾戦でスザクが勝利していました。他にもコードギアス作中で壁を走って銃弾を避けたり、強烈な足技で兵士を倒していたりと常人離れした身体能力を随所で披露しており、体術の心得がないルルーシュもスザクの前では手も足も出せず一捻りで捕まりました。
強さや能力③精神力
操縦技術と身体能力に加えてスザクは精神力も強靭です。自分で決めた信念は必ず貫き通す意志力を持っており、神根島での戦いでも自らの命を犠牲にしてまでゼロを道連れにしようとしていました。その際はルルーシュから「生きろ」と命令されて失敗してしまいますが、その後ビスマルクとの戦いでギアスを利用して潜在能力を引き出して覚醒するという前代未聞の成長を遂げています。こういった部分も含めてスザクの精神力がとても強いと言えるでしょう。
枢木スザクの搭乗機体
スザクが初めて搭乗した機体はランスロットで、物語の進行と共にその機体が改良された新型へと変化していきました。改良されるごとにランスロットの性能や特徴が変わっており、ロボットアニメファンとしては形態ごとの違いに魅力を感じられることでしょう。
搭乗機体①ランスロット
本来ランスロットとは特別派遣嚮導技術部が開発した第7世代のナイトメアフレームです。動力源の核であるコアルミナスや外装のサクラダイト使用率が極めて高く、従来の世代を大きく超えた出力を発揮します。ヴァリスに耐えられることを前提にしているため機体強度も高く、俊敏な機動性はルルーシュやカレンたちを驚かせるほどです。高性能である一方でエネルギー消費が激しいという弱点があります。
搭乗機体②ランスロット・エアキャヴァルリー
ランスロット・エアキャヴァルリーは飛行能力・フロートユニットが追加されたランスロットです。コードギアス1期の終盤で登場しており、空中での行動が可能になったことで3次元的な戦術を取れるようになりました。しかし、当初は一時的な措置を加えただけであったため激しいエネルギー消耗に耐え切れず行動不能になりました。
搭乗機体③ランスロット・コンクエスター
ランスロット・コンクエスターは技術集団・キャメロットが開発したナイトオブセブン専用機です。ランスロットが抱えていたエネルギー消耗の速さを改善した完全体とも言える機体で、フロートユニットもハドロンブラスターなどの兵装が追加され更に戦闘力が向上しました。また、この機体から脱出装置が内蔵されるようになりました。
搭乗機体④ランスロット・アルビオン
ランスロット・アルビオンはスザクがナイトオブゼロに任命された後に搭乗した第9世代ナイトメアフレームです。ランスロットにはなかったエナジーウイングとの適合度が高まっており、スザクの適性に合わせて調整されたことで実戦での機動力が大幅にパワーアップしています。そのため総合スペックではカレンの紅蓮聖天八極式に劣るものの、実際の戦闘力はスザクが搭乗するランスロット・アルビオンの方が上と言われています。
【コードギアス】枢木スザクの名言
コードギアスでは過酷な世界で己の信念のために戦う登場キャラクターがとても魅力的な作品であり、その中でもスザクは人一倍強い信念を持っていることから作中でかっこいい名言を幾つも残しています。辛辣な過去と過酷な運命に立ち向かおうとするスザクだからこそ放たれるセリフには思わず心を突き動かされてしまう力強さがあるでしょう。ここではコードギアスにおける枢木スザクの名言についてまとめていきます。
枢木スザクの名言①「間違った方法で…」
間違った方法で手に入れた結果に、価値は無いと思うから
出典: renote.net
スザクは冤罪でクロヴィス殺害容疑をかけられてしまいますが、処刑当日に突如姿を現したゼロによって助けられます。ゼロはそのままスザクをアジトに連れていき仲間になるよう勧誘しますが、スザクはその誘いを上記のように語って断りました。スザクは過去に父親を殺害しても日本を敗戦から救えなかった経験から結果よりも過程を重んじるようになり、その人柄が表れた名言です。
枢木スザクの名言②「残念だけどゼロ…」
残念だけどゼロ、お前の願いは叶わない
出典: bibi-star.jp
出撃命令を受けてキュウシュウの戦いに参加していたスザクは、敵の攻撃によって武器を破壊されてしまい窮地に陥ってしまいますがユフィからいきなり告白をされたことで思いとどまり、勢いを取り戻して周囲の敵を殲滅していきました。そうしてゼロが搭乗していた機体までたどり着くと、ゼロは「今から敵の司令部を叩く」と公言しました。それに対してスザクは上記のように答え自らの信念を貫きました。
枢木スザクの名言③「君は、最後の最後に…」
君は、最後の最後に世界を裏切り、世界に裏切られた。君の願いは叶えてはいけない!
出典: renote.net
神根島にてゼロを追い詰めたスザクはついにゼロの仮面を破壊し、その正体がかつての親友・ルルーシュだったことを知ります。スザクはユフィ殺害事件について問いただすと、ルルーシュは全ては過去と返答し協力を求めました。しかし、スザクは激情に駆られるように上記のように返事をしてその誘いを断ります。スザクにとってユフィがどれだけ大きな存在だったのかが描かれ、同時にルルーシュと完全に敵対する名場面になりました。
【コードギアス】枢木スザクの声優
コードギアスには有名声優が多数出演したことが話題になっており、放送から長い時間が経った現在でもコードギアスに出演していた声優が豪華だったと言われています。ここではコードギアスにて枢木スザクを演じた声優についてまとめていきます。
枢木スザクの声優は「櫻井孝宏」
枢木スザクを演じた声優は櫻井孝宏(さくらいたかひろ)さんです。関俊彦が演じていたキャラクターをきっかけに声優の道を目指したと明かしており、藤原啓治やチョーなど多数の声優に憧れを抱いています。スザクのように重要人物かつ疑わしい要素があるキャラクターに定評があり、アニメ声優以外でも高いトーク力からラジオ番組などで活躍しています。
櫻井孝宏のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:愛知県岡崎市井田町
- 生年月日:1974年6月13日
- 血液型:A型
- 身長:177cm
- 事務所:なし(フリーランス)
- 声優デビュー時期:1996年
櫻井孝宏の主な出演作品
- 冨岡義勇(鬼滅の刃)
- 一色慧(食戟のソーマ)
- 松雪集(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)
- シロクマくん(しろくまカフェ)
- 神田ユウ(D.Gray-man)
【コードギアス】枢木スザクに対する世間での評判や人気
これまでスザクの過去や強さ、ルルーシュとの最後や声優情報などについてまとめてきましたが、ルルーシュと複雑な関係にあった彼のことをファンはどのように思っていたのでしょうか。ここでは枢木スザクに対する世間での評判や人気について、SNS上に寄せられているコメントを参照し内容をまとめていきます。
コードギアスの物語においてスザクは作中屈指の苦労人と言える立ち位置におり、その事実に可哀想な人物と情けをかけられているコメントが多く寄せられていました。辛辣な過去やゼロを引き継ぐ最後など、スザクを見て同情してしまうのも無理はないでしょう。
作中での活躍シーンなどに対してかっこいいと感じている人がいました。スザクが持つ高い身体能力と操縦技術を駆使した戦闘シーンは本作の見どころの1つで、活躍シーンのかっこよさはトップクラスと言えます。
ネット上ではルルーシュ派とスザク派の2つの派閥が誕生しており、それぞれ対立関係にありました。2人はお互いに全く違う道を歩む運命にあり、その行動と信念の違いから2つの派閥が生まれたそうです。また、ルルーシュ派の人の間でスザクというキャラクターはあまりよく思われていません。
【コードギアス】枢木スザクはルルーシュの親友だった
コードギアスに登場する枢木スザクはルルーシュの親友でしたが、ルルーシュが死亡したと出回った頃から敵対関係に変わっていき最後は悲劇的な別れを迎えました。父親殺しの過去やルルーシュとの戦いに衝撃を受けた人は多くいたことでしょう。実際の活躍シーンはかっこよく描かれているので、興味を持った人はぜひ本編で動く枢木スザクをチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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