【ドクターストーン】コハクの死亡理由は?復活はある?これまでの活躍も
『ドクターストーン』のコハクは作中で何度か死亡しそうになっています。仲間想いで人並外れた身体能力を持つ彼女は、危険を顧みずに戦うためです。本記事では、コハクが死亡しそうになった理由や最終的に死亡するのかを解説します。主人公・千空との関係についても調査しました。
目次
【ドクターストーン】コハクとは?
まずはコハクというキャラクターがどのような人物であるのか、基本的なプロフィールから見ていきましょう。合わせて『ドクターストーン』に関しても、簡単な作品概要とあらすじをおさらいしておきます。
コハクのプロフィール
- 名前:コハク
- 身長:160cm
- 体重:52kg
- 誕生日:8月8日
- CV:沼倉愛美
コハクは『ドクターストーン』の石神村に住む一族の少女です。石化から復活した石神千空が初めて出会った「石化後の世界で生まれた」人間でした。金髪のかわいい女性ですが身体能力がずば抜けて高く、村一番の戦士です。そのため、同族のクロムからはメスゴリラなど揶揄されることもありますが、本人は気にしており、その都度クロムを殴り飛ばしています。
ドクターストーンの概要
『ドクターストーン』は稲垣理一郎さん原作、Boichiさん作画の漫画作品です。「週刊少年ジャンプ」にて2017~2022年まで連載され、コミックスは26巻まで発行されてます。「次にくるマンガ大賞コミックス部門2位」を受賞し大きな注目を浴び、2019年にはテレビアニメ第1期の放映が開始されました。アニメはその後も2期、3期と放映され、日本のみならず海外でも高い評価を受けています。
ドクターストーンのあらすじ
突如として世界中に謎の光が降り注ぎ、人類はすべて石化してしまいました。そのまま文明は滅び、長い時間を経て地球は草木が生い茂り野生を取り戻します。そんな中、日本の天才科学少年、石神千空(いしがみせんくう)が石化から復活を果たします。千空は石化から復活したメカニズムを解き明かし、世界中の人を復活させて地球に再び科学文明を取り戻すことを心に決めます。『ドクターストーン』は千空が幼なじみの大樹らと協力し、一つ一つ科学の進化を再現していく物語です。
【ドクターストーン】コハクの死亡しそうになったシーンと理由
続いては、コハクが死亡しそうになったシーンを見ていきます。強い戦闘能力を持ち、石神村ではマグマなどの強者をもしのぐ実力を持った彼女は、なぜ危険な目にあったのでしょうか。死亡しそうになったシーンと、その理由、経緯について『ドクターストーン』原作やアニメの描写をもとに解説します。
死亡しそうになったシーン①氷月の管槍
まず最初にコハクに訪れたピンチは、石神村を襲う司帝国の実力者、氷月の攻撃によるものでした。氷月は司も認める卓越した管槍の使い手で、石神村の中でもトップクラスの強さを誇る金狼、マグマ、コハクの3人がかりでもかなわない強さです。コハクはマグマの巨体の後ろから氷月に奇襲をかける作戦に出ましたが、氷月はすぐに反応し、コハクに管槍を突きつけようとします。このまま槍がコハクの体を貫けば、死亡しかねない大ピンチです。
死亡しそうになったシーン②メデューサの石化光線を受ける
コハクは宝島編でも大きな危機を迎えます。千空の父、百夜が残したプラチナを取りに行くため、千空やコハクたちは島を支配する頭首らと戦うこととなります。頭首イバラの攻撃により、コハクとともに潜入した銀狼が致命傷を負うと、コハクは石化回復後の治癒力を期待して、あえて敵方に石化装置を発動させました。コハクは後に千空たちが復活させてくれることを信じ、銀狼とともに石化してしまいます。
死亡しそうになったシーン③スタンリーに撃たれる
続いてのコハクが死亡しそうになったシーンは、南米のアラシャにて元アメリカ特殊部隊のスナイパー、スタンリーに銃撃された場面です。千空たちはDr.ゼノとの攻防後、スタンリーに追われながら石化装置の解明を進めます。石化のカギを突き止めるも、スタンリーの戦闘能力はとびぬけており、司、氷月など近接戦闘の達人たちが次々と倒れます。コハクは最後にスタンリーの通信機を破壊することに成功しますが、撃たれてしまいます。死亡してもおかしくない重傷です。
【ドクターストーン】コハクの復活理由や活躍
続いて、先ほど取り上げたコハクが死亡しそうになったシーンを、どのように切り抜けたか、あるいは復活したかについて解説します。それぞれコハクにとって大きなピンチとなった3つのシーン、その後何が起きたのか見ていきましょう。
コハクの復活理由①1度目の死亡しそうになったシーン
まずは一つ目の氷月との戦いについてです。氷月に動きを読まれたコハクは、独特の動きをする強烈な管槍を向けられ、彼女の目の前に槍が突きつけられてしまいます。しかしその時、槍先が崩れコハクは九死に一生を得ました。実はこの氷月の管槍、事前にあさぎりゲンによって細工されていたのでした。ゲンはもともと司帝国にいたこともあって、うまく氷月に近づくことができたわけです。このように、ゲンの裏切りによってコハクは一命をとりとめることとなります。
コハクの復活理由②2度目の死亡しそうになったシーン
イバラの攻撃によって致命傷を負った銀狼を救うべく、コハクはキリサメに石化装置・メデューサを発動させます。石化から復活した際の体の修復機能によって、銀狼の傷を回復させるためです。もちろんそばにいるコハク自身も石化してしまいますので、この後に石化から復活させてもらわなければなりません。イバラを倒した千空により、石化からの復活は叶い二人は無事元の姿に戻りました。銀狼を想い、千空を信じたコハクの復活です。
コハクの復活理由③3度目の死亡しそうになったシーン
スタンリーの銃撃を受けたコハクは、そのままであればすぐに死亡してしまう重傷です。他の仲間も倒れ絶体絶命のピンチを迎えた科学王国ですが、千空は自分たちごと石化させてしまいます。もちろんコハクもこの時石化したのですが、唯一復活液を浴びて石化から溶けたのがスイカでした。スイカは科学知識をほとんど持っていませんでしたが、7年も必死に努力し、一人で復活液を作り上げます。スイカの活躍により復活できた千空は、復活液を量産し、コハクも復活することができたのでした。
【ドクターストーン】コハクの人物像や千空との関係
ここからはコハクに関して、様々な視点からその活躍を見ていきます。コハクに関する世の中の評価や、裏切り者説、気になる千空との関係など、コハクが主に活躍する戦いの場面とは異なるシーンを中心に解説していきます。
コハクの裏切り者説
実はコハクには裏切り者説が流れていました。それは月面での行動が原因と言われています。千空らと月面に降り立ったコハクはメデューサが入ったカプセルを預かります。月面移動時、千空の声で「カプセルを開けてください」と聞いたコハクは、丁寧な言葉遣いに疑問を感じつつも開けてしまい、ホワイマンによってメデューサを起動させられてしまいます。これはホワイマンの罠で、コハクは単純にひっかかっただけですが、この場面から「裏切り者では?」とうわさが流れたようです。
コハクの能力
コハクは石神村の戦士として、男勝りの驚異的な戦闘能力、体力や身体能力を持った女性です。中でも特筆すべきは「視力」で、なんと11.0もあります。千空たちが気球から撮影した航空写真で、イノシシを見つけられるほどの目の良さで活躍しています。戦闘に関してはさすがに司などと比べるとパワーが劣りますが、スマートな体と柔軟性を活かした体術に優れています。
コハクが嫌いと言われるのはなぜ?
一部の読者の間では、コハクが嫌いという意見もあるようです。主な原因としては暴力的な性格です。からかってくるクロムや銀狼の言動に腹を立てて殴るシーンも多く、こういったシーンに対して好みが分かれていることが推察されます。
コハクと千空の関係
次に、コハクと主人公千空との関係を見ていきましょう。『ドクターストーン』序盤から登場し活躍シーンも多いコハクは、千空とどのように絡んできたのでしょうか。彼らにまつわる印象的なシーンを中心に、解説していきます。
コハクと千空のキス
なんとコハクと千空はキスシーンがあります。これは宝島編で船を島の頭首に占領された千空やコハクが、船内の研究所(ラボ)の奪還に苦心しているところ、頭首の手下キリサメに見つかってしまった際の出来事です。ゲンの機転で「ラボ」をコハクの恋人であるとキリサメに誤認させ、千空をそのラボとして恋人のふりをさせたのでした。コハクはキリサメを油断させるため、おもむろに千空にキスをしますが、二人とも冷めた目つきでその場をやり過ごしています。
コハクが千空に抱きつくシーン
宝島編で銀狼を救うべく、あえて石化されることを選んだコハクは、その後千空らの活躍によって石化から復活を果たします。この時、千空によって石化から復活できることを信じていたコハクは、千空に抱きつきます。この時ばかりは千空も穏やかな表情でコハクを受け止めています。二人を未だ恋人と勘違いしているキリサメは顔を赤らめますが、アマリリスはそういうのではない「ハグ」だと言います。
コハクと千空は結婚する?
印象的なシーンの続く千空とコハクですが、彼らは結婚するのでしょうか。結論から言うと二人は作中で結婚することはありませんでした。千空はそもそも、石神村の御前試合のくだりで、コハクの姉ルリと結婚後即離婚しています。科学による人類復活のためあらゆる手段を利用する千空は、そのような行動から結婚願望はないことが推察されます。コハクも千空に対して信頼は寄せているものの、恋愛感情を感じさせるような描写はなく、最終回まで結婚には至りませんでした。
【ドクターストーン】コハクに対する世間での評判や人気
コハクはビジュアル面のかわいさだけでなく、古風な口調も好きだというファンも多いようです。いわゆる女の子らしい喋り方というものとは違いますが、かわいらしい姿からは想像がつかない戦闘能力や口調に対するギャップを理由に、魅力を感じている投稿が見られます。
コハクの人並外れた視力による活躍も、たびたび話題となっています。11.0という驚異的な視力は敵情視察だけでなく、精度の低い航空写真の細かい部分にも気付くなど、千空たちにとって大きな力となっています。
コハクは常に前線で戦うシーンが多いため、死亡してしまいそうなピンチを度々経験しています。銀狼を救うために自分たちが石化されるよう仕向けたり、スタンリーの通信機を破壊した際に撃たれたりなどがファンにとって印象的なシーンのようです。しかしコハクはいつも千空たちを信じて行動しており、これらのシーンではコハクの仲間を信じる力もセットに語られています。
【ドクターストーン】コハクは死亡していなかった
コハクは屈強な男たちにも負けない強さを持った女性です。尋常ではない身体能力を活かして常に前線で戦い、千空たち科学王国の発展を助けました。役割上、命の危険に晒されるシーンも多くありますが、最終回まで死亡することなく無事に生き抜いた彼女は、『ドクターストーン』における大人気キャラクターです。
この記事のライター
PP西村
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