【スパイファミリー】マードック・スワンは性格の悪い教師!登場シーンを紹介
スパイファミリーにてイーデン校の入学試験が行われると、面接試験の試験官としてマードック・スワンが登場し偏屈で無神経な性格が話題になりました。本記事ではスパイファミリーに登場するマードック・スワンの性格や教師像、登場シーンなどについてまとめていきます。
目次
【スパイファミリー】マードック・スワンとは?
スパイファミリーに描かれるイーデン校はデズモンドの息子が通っている名門校であり、アーニャもそこに入学しようと試験に臨んだ学校でした。そこで面接試験が執り行われるとマードック・スワンの人柄が読者の間で話題になりました。ここではマードック・スワンのプロフィールをまとめていき、同時に『スパイファミリー』の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
マードック・スワンのプロフィール
- 性別:男性
- 年齢:47歳
- 職業:イーデン校経済学教師
- 役職:第2寮<クライン>寮長(ハウスマスター)
マードック・スワンはイーデン校で経済学を担当する教師です。小太りな体型と口髭が特徴的な容姿をしており、高慢・強欲・無神経の3拍子が揃った自己中心的な性格をしています。作中では権力をかさに着て好き放題に振る舞う姿が目立っており、特に幸せそうな家族のことを毛嫌いしており嫌がらせをすることもあります。
スパイファミリーの概要
スパイファミリーは遠藤達哉によって少年ジャンプ+に連載されている漫画作品です。赤の他人だった3人が利害の一致によって仮初の家族を築き、互いの素性を隠しながら生活していくシュールなホームコメディ作品として話題になりました。2022年10月時点でコミックス累計発行部数は2500万部を突破しており、同年4月にはアニメ版が放送され更なる人気を集めました。
スパイファミリーのあらすじ
東西国は仮初の平和によって成り立っていましたが、東国の政治家ドノバン・デズモンドによってそれが脅かされると、西国は凄腕スパイの黄昏を送りイーデン校に通う息子を通じて本人と接触を図るオペレーション<梟>(ストリクス)を命じました。黄昏は偽装家族を作ることに成功しますが、その家族はスパイ、殺し屋、超能力者という正体を隠し持っていると、3人は互いの素性を隠しながら仮初の家族としての生活をスタートさせるのでした。
【スパイファミリー】マードック・スワンは性格が悪い?登場シーンを紹介
ここからはスパイファミリーにおけるマードック・スワンの性格の悪さと登場シーンについてまとめていきます。マードック・スワンが登場しその人柄やあるシーンが描かれると、あまりの性格の悪さに多くの読者から批判が集まり話題になりました。
ネタバレ①イーデン校で経済学を教えていた
イーデン校はスパイファミリーの世界における随一の名門校であり、マードック・スワンはその学校で経済学を担当する教師として活躍しています。しかし、権力をかさに着て横暴な態度で教鞭を振るう姿から生徒からの評判がとても悪く、その評価に本人は「自分に逆らうとは生意気だ」と顧みようとしませんでした。
ネタバレ②妻から離婚を迫られる
元々既婚者だったマードック・スワンでしたが、家庭においても高慢な態度を取り続けていたため妻から離婚を切り出されることになりました。妻との間に娘を授かっていましたが、その親権も妻に取られてしまいマードック・スワンは一瞬にして家庭を失ってしまいます。この経験から幸せそうな家庭に嫉妬するようになり、反抗意識が芽生えてしまうのでした。
ネタバレ③面接試験でフォージャー家に嫉妬する
フォージャー家の面接シーンにてマードック・スワンが登場すると、彼は面接官としてロイドたちと対面します。そこでヨルがアーニャの実の母親ではないことを知って「前の母親と今の母親とどちらが好きだ」と意地汚い質問を投げかけました。詰め寄られたアーニャは泣いてしまい、激怒したロイドは机を叩き割って部屋から退室します。その後、横暴な言動に嫌気がさしたヘンリー・ヘンダーソンによってマードック・スワンは顔面を殴られてしまうのでした。
【スパイファミリー】マードック・スワンと他キャラの関係
ここからはスパイファミリーにおけるマードック・スワンと他キャラクターの関係についてまとめていきます。マードック・スワンの登場シーンはあまり多くありませんが、物語の主要人物と実際に会ったことがあり、イーデン校の教師数名とも関係性が描かれました。
マードック・スワンとヘンリー・ヘンダーソンの関係
ヘンリー・ヘンダーソンはイーデン校の歴史学教師です。伝統を何より重んじる生真面目な性格をしており生徒たちにエレガントな振る舞いを厳しく求めています。生徒たちに嫌われているという点ではマードック・スワンと似ていますが面接試験にて高慢な態度を目にした際は、マードック・スワンにパンチを与え学校を侮辱するなと言いつけました。
マードック・スワンとウォルター・エバンスの関係
ウォルター・エバンスはイーデン校の国語教師です。面接試験時にマードック・スワンと同じく面接官を担当していました。温厚・実直・保守的とマードック・スワンとは対照的な性格をしており、彼が行き過ぎた質問をした時にそれを抑えようとしていました。
マードック・スワンとロイド・フォージャーの関係
ロイド・フォージャーはアーニャの父親を偽る西国のスパイで、本作の主人公でもあります。アーニャの面接試験時に父親としてマードック・スワンと接触しています。無事アーニャを合格させるために礼節丁寧な受け答えを心がけていましたが、マードック・スワンの意地悪な質問に怒りを覚えるとつい机を粉砕し「選ぶ学校を間違えた」と言い切りました。
マードック・スワンとヨル・フォージャーの関係
ヨル・フォージャーはアーニャの継母を偽る殺し屋です。ロイドと共にアーニャの面接試験に同行しそこでマードック・スワンと接触しました。アーニャとは義理の親子という関係ですが、マードック・スワンによって彼女が泣いてしまった時はあんまりな質問だと言い返し、ロイドが机を叩く直前には殺し屋としての顔をチラ見せしました。
マードック・スワンとアーニャ・フォージャーの関係
アーニャ・フォージャーは超能力者という正体を隠したフォージャー家の長女です。イーデン校の面接試験にてマードック・スワンと接触しており、そこでロイドから予め教えられた通りの受け答えを心がけていました。マードック・スワンに母親に関する質問をされた時は、明確な答えを出すことができずそのせいで試験に失敗してしまったことを後悔しました。
【スパイファミリー】マードック・スワンの声優
ここからはアニメ版スパイファミリーにてマードック・スワンを演じている声優についてまとめていきます。原作漫画では高慢で横暴な人柄が読者から嫌われていたマードック・スワンでしたが、そこに声優の演技が加わったことでより一層際立ったものになりました。
マードック・スワンの声優は「浦山迅」
マードック・スワンを演じている声優は浦山迅(うらやまじん)さんです。1980年代から演者として活躍し続けているベテランであり60歳を超えた現在でも活動を続けています。声優として本格的に活動し始めたのは50歳近くになった時で、それまではドラマや舞台俳優としての活躍がほとんどでした。
浦山迅のプロフィール
- 性別:男性
- 出生地:大阪府
- 生年月日:1956年7月20日
- 血液型:B型
- 身長:167cm
- 事務所:プロダクション・タンク
- デビュー時期:1980年代(俳優)
浦山迅の主な出演作品
- 大川平次渦正/学園長(忍たま乱太郎)
- ラチェット(トランスフォーマー)
- ドック・ハドソン(カーズシリーズ)
- スキナー(レミーのおいしいレストラン)
【スパイファミリー】マードック・スワンに対する世間での評判や人気
これまでマードック・スワンの人物像や登場シーンなどについてまとめてきましたが、彼の存在や活躍にはスパイファミリー読者から様々な反響が寄せられていました。ここでは実際に寄せられているコメントを参照しマードック・スワンの評判や人気についてまとめていきます。
スパイファミリーファンの多くはマードック・スワンのことを嫌っており、アーニャを泣かせた下衆野郎とまで言われ批判されていました。面接試験回の中でもマードック・スワンが投げかけた質問でアーニャが泣いてしまったシーンは多くの読者に印象深く残っているようです。
意地悪な質問をしてアーニャを泣かせたことで嫌われていたマードック・スワンでしたが、中には黄昏とヨルを前にあれだけ煽った上に生き残った唯一の人物と評されていました。作中屈指の最強キャラである2人の怒りを買って生存することは、確かに他のキャラクターでは成し得ることができない実績かもしれません。
性格の悪い人柄を突き抜けているからこそ、そこに魅力を感じている人も見受けられました。普段の生活では絶対に言えないことを言えるキャラクターとして、コスプレイヤーからは注目されているようです。
【スパイファミリー】マードック・スワンがもしも〇〇だったら
スパイファミリーに登場したマードック・スワンがもしも現代社会に実在する人物だった場合、彼はどのような存在になり得るのでしょうか?ここでは原作での設定や言動を参考に、マードック・スワンが学校の教師、父、会社の上司だったらにそれぞれ当てはめ考えていきます。
マードック・スワン「学校の教師」篇
イーデン校の教師だったマードック・スワンが現代社会の学校の教師になった場合、イーデン校の頃と変わらない高慢な教師になっていると考えられます。元々人間性に難があるため、彼が理想的な教師像になって生徒からの評価が良くなるようなことはあまり想像できません。
マードック・スワン「父」篇
作中で家族との関係性を悪化させ妻に離婚を切り出されていたことから、マードック・スワンが父だった場合家族から忌み嫌われる父親として存在していると思います。自身の性格を顧みない限り彼を慕ってくれる妻や子どもとは巡り会えないことでしょう。
マードック・スワン「会社の上司」篇
会社の上司に高慢で無神経な人がいれば、その人の評価は下がっていく一方でしょう。マードック・スワンはその人柄に当てはまっているため周囲から嫌われていく構図が容易に想像できます。その上社員同士の夫婦がいた場合、何かと理由をつけて様々な嫌がらせをしていそうです。
【スパイファミリー】マードック・スワンは性格の悪い教師だった
スパイファミリーに登場するマードック・スワンは性格が悪い教師で本作屈指の嫌われ者でした。ファンからはあまり人気がないキャラクターになってしまいましたが、彼が面接官になったことでロイドのカッコイイシーンが描かれたと考えれば面白いキャラクターだったと言えるでしょう。
この記事のライター
zeile
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