【スパイファミリー】イーデン校は名門学校!在籍メンバーやモデルを紹介
イーデン校とは、スパイファミリー作中でアーニャが通っている学校です。生徒の多くが上流階級家庭の子供という名門校として描かれています。この記事では、スパイファミリー作中に登場したイーデン校の生徒や教師、モデルとなった学校などを紹介します。
目次
【スパイファミリー】イーデン校とは?
イーデン校はアーニャが入学試験を受けて合格し通う事になった学校です。非常に巨大な学校で、その敷地は小さな町一つ分の広さがあります。学校に通う生徒の多くは富裕層の家庭が多い名門校です。まずは、イーデン校について簡単に解説していきます。
イーデン校は名門の学校
イーデン校に通う生徒は小中一貫の名門校で、学校に通う生徒はスパイファミリーの世界であらゆる分野で優れた活躍をしています。政治家や大企業の社長等多くの上流階級の息子が通っていて、イーデン校に通うという事は裕福な家庭であるという証明となっています。そのため、学校の生徒は誘拐等の犯罪に狙われやすくなっています。イーデン校の学費は、ロイドの医師としての給与の1/4以上の日本円で5~600万円ほどです。
スパイファミリーの概要
遠藤達哉さんによって連載されているスパイファミリーは、2019年3月25日から連載されているweb漫画作品です。ジャンプ+の作品で1話の時点で、初めてコメント数が2000を超えた作品であり総閲覧数が5話公開までに300万を突破しています。2022年4月からアニメが放送され、第2クールは2022年の10月から放送されています。
スパイファミリーのあらすじ
オスタニア(東国)で活躍するウェスタリア(西国)のスパイの『黄昏』は、政治家の『ドノバン・デズモンド』の動向を調べる任務を命じられます。ドノバンが唯一顔を見せるイーデン校の懇親会へと参加するため、黄昏は『ロイド・フォージャー』と名乗り偽装家族を作る事になります。孤児院から『アーニャ』という少女を引き取り、互いに利益が一致した『ヨル・ブライト』という女性と偽装結婚をしました。しかし、アーニャは「超能力少女」、ヨルは「暗殺者」という裏の顔を持ちお互いに正体を隠した生活が始まりました。
【スパイファミリー】イーデン校の生徒メンバー一覧
まずは、スパイファミリー作中に登場したイーデン校に通う生徒を紹介していきます。下で紹介する以外にも名前だけ登場しているキャラも存在していて、ドノバン・デズモンドの長男『デミトリアス・デズモンド』が学校に在校している事がわかっています。
メンバー①アーニャ・フォージャー
黄昏こと『ロイド・フォージャー』が『ドノバン・デスモンド』に近づくため、養子としてアーニャを引き取りイーデン校を受験させました。超能力者であるアーニャは事情を全て知っていましたが、自分の意思でロイドに協力し、筆記試験はギリギリの点数でしたが無事に合格しています。作中では勉強嫌いだったアーニャも徐々に勉強するようになり、中間考査では228人中213位ながらも赤点は全教科回避できました。理由は不明ですが、古語の点数が高めとなっています。
メンバー②ベッキー・ブラックベル
『ベッキー・ブラックベル』はイーデン校の入学初日の事件でアーニャと親友になったキャラです。父親は軍事企業のCEOを務めていて、家は大金持ちであるためか金銭感覚は一般よりずれているところがあります。登場時は傲慢な部分もあったものの、アーニャと友人となった事で徐々になりを潜めてきています。また、ロイドに一目惚れするなど同年代に比べてませている部分もあります。学校の中間考査では48位となっています。
メンバー③ダミアン・デズモンド
『ダミアン・デズモンド』はロイドの標的であるドノバンの次男です。家族との関係は良いとは言えず、父に認められるために特に優秀な生徒である「皇帝の学徒(インペリアルスカラー)」を目指しています。前期中間考査では11位と普段からの努力もあり成績は非常に良く、得意教科は歴史で苦手教科は国語です。根は真面目でアーニャには入学初日に殴られた事もあり邪険にする事もあるものも、真面目に対応してしばしば振り回されています。『エミール』と『ユーイン』の二人と一緒にいる事が多いです。
メンバー④ユーイン・エッジバーグ
ダミアンと常に行動している二人の生徒のうちの一人で、リーゼントのような独特のヘアスタイルをしているのが『ユーイン・エッジバーグ』です。親の職業は分かっていませんがユーインの将来の夢は「宇宙飛行士」となっています。ダミアンの取り巻きのようにも見えますが、取り巻きというよりは友人のような関係を築いています。ユーインの成績はスパイファミリー10巻現在では公表されていないため分かっていません。
メンバー⑤エミール・エルマン
『エミール・エルマン』もダミアンとよく行動しているキャラの一人です。ダミアンとよく一緒に行動している2人のうち、出っ歯とおかっぱという容姿をしている方です。将来は「お菓子をたくさん食べて暮らしたい」と語っています。エミールの中間考査の成績や親の職業もユーイン同様わかっていません。
メンバー⑥グルーマン・ジョージ
『グルーマン・ジョージ』はアーニャと同じクラスにいる根暗そうな男子です。東国にある大企業のグルーマン製薬の社長が父親ですが、スパイファミリー作中でグルーマン製薬はデズモンドグループに買収されてしまう事になってしまいます。会社を買収され無くなってしまい学校をやめなければいけなくなると早とちりするジョージですが、結局学校に残る事はできました。しかし、学校を辞めると思いこんでいたジョージは辞める前にやりたい放題したためぼっちとなってしまいます。
メンバー⑦ビル・ワトキンス
『ビル・ワトキンス』はイーデン校1年4組の生徒です。父が人民陸軍司令部少佐ということもあるのか、小学生とは思えないほどの筋肉を持ち、ダミアンにはおっさんと呼ばれました。アニメでの声も小学生とは思えない渋い声でした。成績は不明ですが、スパイファミリー作中のドッチボール回ではその容姿に違えない実力を発揮し活躍しました。アーニャにボールを散々回避され苛立ちが募り暴言を発するシーンもありますが、その後のストーリーではアーニャ達を助けるような描写もあり根は良い子だと推測できます。
【スパイファミリー】イーデン校の教師メンバー一覧
イーデン校は名門と言われるだけあって在籍する生徒は約2500人と多く、6~19歳までが在籍する13学年制でありイーデン校に在籍している教師の数も非常に多いと推測できます。しかし、スパイファミリー単行本10巻時点で登場している教師の人数はわずか5人です。スパイファミリー作中に登場した教師達を紹介していきます。
メンバー①ヘンリー・ヘンダーソン
『ヘンリー・ヘンダーソン』はアーニャ達が在籍する1年3組の担任でセシル寮の寮長も兼任しています。現在66歳と長く教師として活躍し、紳士といった雰囲気を纏う「エレガント」という口癖の歴史を担当している教師です。口癖通り自分だけでなく他人にもエレガントである事を求めています。生徒には厳しく接しますが、無理をして勉強するダミアンのケアをする等生徒への配慮も欠かしません。面接でのロイドの態度からロイドの事は高く評価しています。
メンバー②ウォルター・エバンス
『ウォルター・エバンス』はイーデン校のアーニャの面接試験を、ヘンリー・ヘンダーソンと共に担当した3人の教師の1人です。温厚な人物でその性格は、アーニャからも「いい人」と評価されました。担当教科は国語でマルカム寮の寮長を務めています。年齢は59歳で長く教師を務めていて保護者からの信頼も厚いです。
メンバー③マードック・スワン
イーデン校で経済学を担当している『マードック・スワン』もアーニャの面接を担当した教師の一人です。面接の一月前の47歳という年齢で強欲で高慢・無神経という性格が原因で離婚し、娘の親権も失いました。そのため幸せそうな家族を見ると嫉妬し、アーニャとの面接では無神経な質問をした事でアーニャは泣いてしまい、ロイドが激怒しています。その後、ヘンリー・ヘンダーソンに殴り飛ばされています。
メンバー④グリーン
『グリーン』はイーデン校の生活指導員です。元々は軍に所属していて、スパイファミリー作中でも軍で獲得したと思われるカヌーの操船技術や野外技能を存分に振るっています。隻眼なのか眼帯をつけていて元軍人ということもあり体格は非常に大柄ですが、非常に面倒見の良い朗らかな性格をしています。無理をしてまで勉強をするダミアンの身を案じたヘンダーソンがダミアンとユーイン・エミールの三人に課外授業を命じ、その付き添いという形でグリーンが同行しました。
【スパイファミリー】イーデン校の教訓と入学試験
アーニャはイーデン校に入学するため、スパイファミリー作中で行われたイーデン校の入学試験を受験しました。アーニャが受けた名門と言われているイーデン校の試験はどのような試験内容だったのか、イーデン校の教訓と共に紹介していきます。
イーデン校の教訓
イーデン校の教訓は、「エレガントである事」です。ただし、生徒だけでなく生徒の家族もエレガントである事が求められます。さらに、スパイファミリー作中での試験の時にヘンリー・ヘンダーソンは、「品のない家族は全て不合格」と発言しています。
イーデン校の入学試験の倍率
イーデン校の倍率や受験人数はスパイファミリー作中では発表されておらず、正確な数は分かってはいません。しかし、スパイファミリー作中で確認できる受験番号はアルファベットはA~L、数字は375まで確認されています。アルファベットのLまでの数は12個なので、375✕12で4500人もの受験者数がいた事になります。アーニャがいる1年生は228人なので、倍率は最低でも約20倍と推測できます。
イーデン校の入学試験①筆記
イーデン校の1つ目の入学試験は筆記試験です。ただし、名門校というだけあり難度は非常に高いです。アーニャはテストの答えを超能力で周りから読もうとしましたが、周りの声は「難しい」「分からない」という声ばかりでした。最終的にアーニャは、自らの力で解いています。
イーデン校の入学試験②面接
イーデン校の面接は学校の敷地内へと足を踏み入れた時点でスタートし、一挙一動の全てが見られています。さらに、フォージャー一家が試験に訪れた際には「学校に雇われたと思われる生徒ドブにハマっている」「飼育者から動物達が逃亡」という出来事が起こっています。これらの出来事をどのようにエレガントに切り抜けるか見られていたため、他の受験者達にも同様の出来事が起こっている可能性は高いです。教室についた後は教師3人と受験生家族の面接が待っています。
【スパイファミリー】イーデン校のルールやシステム
イーデン校には他の学校には無い独自ルールやシステムがあります。他にもスパイファミリー単行本10巻までに七不思議がある事も判明しています。次は、イーデン校に独自にあるルールやシステム、10巻までに判明している七不思議を紹介していきます。
皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)とは?
イーデン校の中でも特に優秀な生徒は「皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)」と呼ばれています。皇帝の学徒となると親と共に参加をするイーデン校で定期的に開かれている懇親会へと出席する事ができるようになります。ロイドが進めている「オペレーション<梟(ストリクス)>」は、この懇親会に出てくる『ドノバン・デスモンド』に接触するのが目的です。しかし皇帝の学徒になるためには、生徒に与えられる「星(ステラ)」というものを8つ集めなければなりません。
星(ステラ)とは?
皇帝の学徒になるためには「星(ステラ)」というものを8つ集めなければなりません。星の獲得方法はいくつか存在し、中間考査で行われる4つの教科で学年の主席又は次席を取ると一つ獲得できます。この方法でダミアンが星を1つ獲得しました。他には社会奉仕や音楽や美術・スポーツ等で活躍する等様々な獲得方法があります。初の1年生で星獲得者となったアーニャは、プールで溺れている子供を助けた事で星を獲得しています。
雷(トニト)とは?
イーデン校の生徒の中で成績不振や不品行を行った生徒には「雷(トニト)」が与えられます。雷を8つ集めてしまうと退学になってしまいます。教師の中には些細な事でも雷を与える人物も存在し、風紀委員の教師の『ドナ・シュラーク』は100人以上退学に追い込んだと言われています。スパイファミリー単行本10巻現在ではアーニャは2つの雷を所持しています。1つ目は入学初日のダミアンを殴った際に、2つ目はハンカチの未所持のため雷を与えられてしまいました。
知恵の甘味とは?
知恵の甘味とはイーデン校の七不思議の1つに伝えられているもので、謎のパティシエによって供給されるスイーツです。皇帝の学徒となった生徒の多くが食べたと言われているため、頭の良くなる食べ物だと伝えられています。スパイファミリー原作42話に登場し、紆余曲折あったもののアーニャは食べる事が出来ましたが成績はほとんど変わりませんでした。
皇帝の学徒と一般の生徒の違い
最後に、皇帝の学徒はイーデン校の一般生徒とはどのような違いや権利を与えられているかについて紹介をしていきたいと思います。違いとしては分かっているのは3つで、「皇帝の学徒に与えられる専用のマント」「懇親会に出席できる」「皇帝の学徒専用の食堂の使用が出来る」の3つです。食堂については存在だけが言及されただけで詳しいことは分かっていません。
違い①名誉あるマント
皇帝の学徒となった生徒には「名誉あるマント」が与えられます。マントを羽織ることができるのは皇帝の学徒のみであり、一目で皇帝の学徒で分かるような威厳のあるデザインとなっています。なお、生徒で現在皇帝の学徒である人物で名前が判明しているのは、ダミアンの兄である『デミトリアス・デズモンド』のみとなっています。
違い②懇親会に出席できる
イーデン校の学校内では皇帝の生徒とその親だけが参加できる懇親会が開かれます。その懇親会には多くのVIPが参加し、表舞台にほとんど顔を出さない『ドノバン・デズモンド』が現れる場でもあり、接触できる数少ないチャンスでもあります。ただし多くのVIPが参加する懇親会は、スパイとして侵入はほぼ不可能とロイドが断じるほど警備が厳重です。
【スパイファミリー】イーデン校のモデルや制服
実はイーデン校にはモデルとなったと言われている学校が存在しています。モデルとなった学校とイーデン校には違う部分もありますが、皇帝の学徒に似た制度が存在する等共通点も非常に多いです。次はイーデン校のモデルと言われている学校や、イーデン校の制服や校章について紹介していきます。
イーデン校のモデルの学校
イーデン校のモデルと言われている学校は、イギリス西郊にある名門のパブリックスクール「Eton College(イートン校)」です。男子校である事や学年の数等僅かな違いはあるものの、校舎のデザインや敷地内に川や湖・銅像がある等共通点が多い事からモデルではないかと言われています。さらにイートン校の中でも成績上位14名に与えられる「王の学徒」は皇帝の学徒のモデルだと推測できますが、与えられる衣装は黒い燕尾服となっています。
イーデン校の制服
イーデン校の制服は男女ともに黒がベースとなっており、首元や手首・裾に金の刺繍がなされています。男子の制服は「イートジャケット」と呼ばれている、モデルとなったイートン校の制服と用いられる制服に近いデザインとなっています。女子の制服はワンピース型で女子のみ帽子が存在します。
イーデン校の校章
イーデン校の校章のモチーフは「りんご」となっています。配色も青とオレンジ色で、元ネタであるイートン校の配色と似ている作りです。さらに校章に刻まれている「E」と「C」のアルファベットは、「イーデン・カレッジ」の略と推測できます。
【スパイファミリー】イーデン校に対する世間での評判や人気
イーデン校での面接試験のシーンは、スパイファミリー作中でも人気が高い場面の一つとなっています。前半はコメディや校訓でもあるエレガント要素が詰め込まれ、後半は作品のテーマの一つでもある家族愛を見られます。スパイファミリーならではのストーリーが多くのファンを感動させました。
イーデン校の制服のデザインはかなり人気が高く、コスプレしているファンも多くいます。コスプレ用の衣装は販売もされていますが、中には自作したいと言うほどにデザインに惚れ込んでいる人もいました。
「プロジェクト アップル」とは、かつて東国で行われていた研究です。旧政権が計画の途中で崩壊したため半端な結果で終わったとされています。フォージャー家でこの計画に関わっているのは『ボンド』と、アーニャも関わっていた可能性もあります。イーデン校の校章はりんごでありプロジェクトと何か関係があるのかと疑う人もいます。
【スパイファミリー】イーデン校はアーニャ達が通う名門学校
この記事では作中で名門と言われている「イーデン校」について解説してきました。イーデン校は規模も大きく、通う生徒も上流階級の家庭の子供が多く、名門と言うには相応しい学校です。アーニャはスパイファミリー単行本10巻現在では星1つを獲得したとはいえ、雷を2つも獲得しています。成績での星獲得がほとんど期待できないアーニャが、どう活躍して星を集めていくのか注目しましょう。
この記事のライター
kaewru
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この記事へのコメント
何か、デミトリアス·デズモンドとアーニャ·フォージャは兄妹の様な感じがしてきた。 ドラマ、赤い運命や赤い疑惑的な赤いシリーズ系???