【よう実】篠原さつきはどのようなキャラ?池と恋愛に発展するのかも調査
『よう実』の篠原さつきについて解説します。大人気ラノベ『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』で、「ブス」と呼ばれることもある篠原さつきの活躍についてまとめました。また、彼女と池寛治との恋愛関係や、アニメ版キャストの情報についても併せて紹介します。
目次
【よう実】篠原とは?
世界中で人気を得ているライトノベル作品『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』には、主人公・綾小路清隆を取り巻く人物として多彩なキャラが登場します。その中で話の進行と共に次第に存在感を増してくるのが、「篠原さつき」です。作中では「ブス」とも呼ばれ、喧嘩仲間である池との関係も気になる篠原ですが、まずは彼女のプロフィールなどについて見ておきましょう。
篠原さつきのプロフィール
『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する篠原は、フルネームを「篠原さつき」と言います。所属はDクラスで、主人公の綾小路清隆や喧嘩仲間の池寛治とはクラスメイトの関係です。髪は青味がかったショートで、どちらかというとおとなしめな外見となっています。社交性は並み以上ながら、学力や身体能力に関しては、あまり高いとは言えません。
ようこそ実力至上主義の教室への概要
ブスとも言われる篠原が登場する『ようこそ実力至上主義の教室へ』は、衣笠彰梧原作のライトノベルシリーズです。略称は「よう実」で、ジャンルは学園を舞台とするサスペンス群像劇になります。2015年から現在(2023年6月)までに25巻刊行されており、電子版含めた累計発行部数は840万部を突破しています。コミカライズもされているほか、2017年からはテレビアニメの放送も始まっており、現在2期まで制作されています。
ようこそ実力至上主義の教室へのあらすじ
篠原なつきが登場する『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』は、「東京都高度育成高等学校」という進学率・就職率ともに100%を誇る進学校を舞台とする物語です。主人公の新入生・綾小路清隆らが所属するDクラスの面々は問題児ぞろいで、恵まれた待遇に甘えて自堕落な学校生活を送っていました。しかし、入学後しばらくして彼らに告げられたのは、その学校が極端な実力主義を布いており、このままでは希望の進路は叶わないという事実でした。
【よう実】篠原はどのようなキャラ?人物像を紹介
『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場し、徐々に存在感を増していく篠原ですが、一体どのようなキャラクターなのでしょうか。詳しい人物像や、「ブス」という容姿の評価についての実情などが知りたいところです。ここではその点について掘り下げてみました。
篠原はブス?
『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』の作品内では、篠原は池や小宮からのアプローチを受けており、異性に人気がないわけではありません。しかし、周囲の同性からの評価では、時に「ブス」と呼ばれることもあるようです。実際のところどうなのか、作中での彼女についての具体的な意見をチェックしてみましょう。
考察①松下の意見
『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』作中では、篠原は軽井沢恵や松下千秋らと一緒に過ごす姿がよく描かれます。その松下は、以前は衝突していた篠原と池が1年生の後半で急接近したことに気づき、2人の関係についてストレートに質問しました。これに伴い松下は、スペックの点では共に下位に位置する2人を「お似合い」だと評価しています。
考察②櫛田の意見
続いて櫛田桔梗の篠原に対する意見を見てみましょう。2年生篇での「満場一致試験」において、櫛田はその傲慢で利己的な性格をあらわにし、篠原について本音を曝露します。それによると、女子たちは篠原を「特段可愛くなく」「どっちかというとブスより」で「ブサイクな男子しか言い寄ってこないのがウケる」と認識しているということでした。このあからさまな発言に対し、さすがに篠原は傷ついてしばらく学校を休む羽目になっています。
篠原の能力や実力
『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』における篠原の能力や実力はどの程度のものなのでしょうか。作中で導入されている評価基準「OAA」の項目を見てみると、「学力」D+、「身体能力」C-、「機転思考力」C+、「社会貢献性」B-で、総合評価はCとなっています。学力と身体能力は明らかに能力が不足しており、機転思考力と社会貢献性に関しては、並みかそれより少し良い程度です。全体としては、いたって平凡な実力と言えるでしょう。
篠原は軽井沢と仲が良い?
上で見たように、篠原さつきは『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』においてあまり突出した能力を見せない代わりに、社交性は高めとなっています。その彼女と作中で仲が良いことが示唆されているのが、軽井沢恵です。軽井沢恵はクラスのカースト上位に位置する生徒で、女子をまとめる立場にあります。その恵とつるむことが多い篠原も、クラス内では比較的強い発言権を持つようです。
【よう実】篠原と池は付き合う?活躍や恋愛関係を考察
ここまで『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』の篠原について、ブス説の真相や実力のほどを見てきましたが、別の視点からも考察してみましょう。続いては篠原の『よう実』作中での活躍や、池との恋愛関係に着目して解説していきます。
関係①篠原は池に助けられる
『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』における篠原の活躍や恋愛関係ですが、この点で重要なのが、クラスメイト・池寛治の存在です。篠原と池は最初喧嘩を繰り返す仲でしたが、クリスマスを目の前にしたある日の出来事で関係が一変します。ちょっとしたことで上級生にしつこくからまれていた篠原を、池が助けたのです。この活躍を見て、篠原は池を意識するようになります。
関係②篠原にアプローチする小宮
上の一件を経てお互いを恋愛相手として意識し始めた篠原と池ですが、そこへ伏兵が登場します。龍園クラスの小宮は篠原と親しい関係で、彼女に好意を抱いていました。そして、サバイバル試験(『よう実』2年生篇)で篠原を誘い、彼女と同じグループになります。篠原と池は当初一緒に行動する予定でしたが、これによって引き離されてしまいました。
関係③サバイバル試験で篠原を助ける池
『よう実』における篠原の活躍と恋愛関係、続いてはサバイバル試験中の展開ですが、池の頭の中は篠原と小宮のことでいっぱいでした。ところが、そこで小宮が崖から転落する事件が起きます。これにより篠原は孤立無援となりますが、池がさりげなく彼女をフォローしたおかげで、無事試験を乗り越えられたのでした。
関係④池が告白し篠原と付き合うことになる
引き続き『よう実』の篠原の恋愛関係について見ていきましょう。前述のように、上の出来事での池の活躍により、篠原は無事試験を乗り切ります。船へ戻る際池は篠原に告白し、彼女もそれをOKしました。晴れて篠原とカップルになった池は、小宮の元を訪れてそのことを報告し、篠原を大事にすることを誓っています。
【よう実】篠原の声優
『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』の篠原について、ブス説の背景や作中での活躍・恋愛関係などを考察していますが、ここでまた視点を変えてみましょう。以下では、アニメ版で篠原を演じている声優の情報を紹介していきます。
篠原の声優は「香田沙織」
アニメ版『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』で篠原さつきを演じているのは、香田沙織です。彼女は高知県出身、1991年生まれの俳優で、主に舞台で活動しています。
香田沙織のプロフィール
上記のように、香田沙織は1991年に高知県高知市で生まれました。所属事務所は、「プロダクション・タンク」になります。特技はクラシックバレエやヒップホップなどのダンス、新体操、水泳、歌、ピアノ、書道などとなっています。
香田沙織の主な出演作品
『よう実』で篠原さつきを演じている香田沙織の他の出演作(舞台)は、『笑劇 妖怪たちの夜ー高尾山荘の悲劇』(そねみ)、『三浦佑介のMIU-LABO #1「らぶこめならぼきゅんきゅんするらぼ』」』(タミ)、『ドリームレスキュー言うことナース!エピソードゼロなのですぅ~』(エッグ・プラント)などとなっています。
【よう実】篠原に対する世間での評判や人気
『よう実』で池との恋愛関係がクローズアップされている篠原さつきですが、彼女に対する一般的な印象はどういったものなのでしょうか。作中ではブスなどと言われてしまった篠原の人気ぶりについて調べてみました。
こちらは「『よう実』にブスはいない」「篠原も顔は整っている」という意見です。作中での「ブス」発言は悪意に満ちたものであり、一般的に見れば篠原はまずまずの容姿というのは、公平な意見に思われます。
こちらも篠原がブス呼ばわりされることについて違和感を示しているツイートです。『よう実』の世界は基準が高すぎるのであり、印象的には「世話好き学級委員長感」があるというのは、何となく納得できる意見です。
最後の意見も、篠原をブスと呼ぶ『よう実』の世界に異を唱えるものです。もちろん二次元の存在だからということもあるでしょうが、このルックスをブス呼ばわりするのは、やはり少々難があるように感じられます。
【よう実】篠原はブスという声もあるキャラだった
『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』の篠原さつきについて紹介してきました。このように、篠原さつきは『よう実』作中で「ブス」と呼ばれてしまったことのあるキャラですが、実際には2人の男子に想いを寄せられる魅力を備えています。そのうちの1人である池寛治とは無事両想いとなり、クラス内で初の純粋なカップルが成立しました。
また容姿についても、実のところいたって普通で、周りが飛びぬけているため低く見られがちというにすぎません。「ブス」発言も悪意から出た歪んだものであり、客観性はないというのが実際のところです。彼女を助けて活躍した池との関係を含め応援するファンも多いので、『よう実』における今後の彼女の存在はますます注目されるところです。
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だいじろう
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